ルフィの妹兼副船長   作:グランド・オブ・ミル

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お気に入り、感想ありがとうございます!それでは第2話どうぞ!!


第2話

それからのメリー号は実に慌ただしかった。ガレオン船が降って来たと思ったら、指針が空に奪われてガレオン船からは"空島"の地図が見つかり、沈んだガレオン船をサルベージしようとしたらサルが登場し、船を引き上げ、今度は船を丸ごと食べる巨大カメがでて、突然夜になって巨人の何十倍もの大きさの人影を見た。

 

・・・・・・うん、実に慌ただしかった。

そしてここまで苦労した収穫はというと・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ナ「何のために海底へ潜ったのよあんた達!!!!」

 

ナミの前には、ボロボロの鎧、錆びた剣、古い食器・・・見事なまでのガラクタの山。

 

ナ「空への手掛かりなんて一つもないじゃない!!」

 

ゾ「だから、なかったんだ何も!」

 

サ「ああ、ホントなんだナミさん。あの船は明らかに荒らされた後だった。でなきゃ、内乱で殺しあったかだ。」

 

ナ「だったら尚更情報が必要じゃない!いい!?もし私達が空へ行くならあの船に起こった事は私達にも起こるかもしれないの!!"情報"が命を左右するのにこんなガラクタばっかり!!必要なのは日誌とか海図とかなの!!」

ホ「そのヨロイかっこいいですねお兄ちゃん!」

 

ル「ホノカもそう思うか?男のロマンだよな~!」

 

ホ「私、女の子ですけどね。」

 

ナ「船長と副船長!!なにほのぼのしてんの!!この船は今行き先を失ったのよ!?」

 

ホ「あぁ、それなら心配いりませんよ。ほら。」

 

ナ「え?それ、"エターナルポース"!?」

 

ホ「一応ロビンと一緒におサルさん達の船からくすねたんです。」

 

ナ「・・・うっ!!・・グスッ・・・私の味方はあなた達だけ!!」

 

ロ「航海士さん、相当苦労してるのね。」

 

ホ「・・・申し訳ないです。」

 

こうしてメリー号は"ジャヤ"へ向けて進みだす。ルフィはどうしても空島に行きたいようで、一時反対したが行き方が分からない以上人に聞くしかなく、ログが書き換えられる前に島を出るということで妥協した。

 

ホ「・・・・・・・・・・・・」

 

ウ「?何してんだホノカ?」

 

ホ「あ、いえ、何も。」

 

ウ「?」

 

ホ(どうやら、分身は無事たどり着いたようですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

モビー・ディック号に・・・・)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~モビー・ディック号~

 

かつて、海賊王ゴールド・ロジャーと唯一互角に戦った"世界最強の男白ひげ"ことエドワード・ニューゲートが乗るこの船ではちょっとした騒ぎが起きていた。

 

「おい!!てめぇ何者だ!!?」

 

「船がどこにも見当たらねぇ・・・こいつどうやって・・・?」

 

「あいつさっきから浮いてるぞ・・・」

 

「マルコ隊長!!あいつ銃弾が効きません!!」

 

船員の一人が隊長と呼んだパイナップルのような髪型の男は突然の事態にも冷静に指示をとばす。

 

マ「慌てるなよい!間違いなく何かの能力者だ!ロギアかもしれねぇ!若ぇ衆は下がってろい!!」

 

彼は白ひげ海賊団一番隊の隊長であり、これくらいの対処はお手のものだった。そしてそんなマルコ達の前には・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

ホ?「だから言ってるじゃないですか。私は挨拶をしに来ただけですって。」

 

ホノカそっくりの少女がふよふよと浮いていた。

 

「このやろっ!!(バァン!バァン!」

 

船員の一人が銃をうつが・・・

 

スッ・・・スッ・・・

 

「なっ!!!」

 

「やっぱり効いてねぇ!!」

 

銃弾は少女をすり抜け、向こう側の壁に当たる。

 

ホ?「"幻"に銃弾なんて効きませんよ。(クスクス・・・」

 

マ「幻?・・・!!?まさか!?」

 

白「グララララ、オレに挨拶だと?くそ生意気な。」

 

ホノカそっくりの少女に白ひげが話かける。三日月のようなひげが特徴の大男だ。

 

ホ?「ええ、あなたがエドワード・ニューゲートですね?うちの兄がお世話になってます。」

 

ホノカのような少女は白ひげの前にふよふよと移動し、ペコリと可愛らしく頭を下げた。

 

白「兄?エースのことか?小娘、何者だ?」

 

ホ?「申し遅れました。私は麦わら海賊団副船長のフレイム・D・ホノカです。と言っても今あなたが見ているのはロシロシの実の力で作った分身なんですけどね。」

 

白「!?」

 

全-白、ホ『!!!?』

 

マ「やっぱりかよい!?」

 

「ロシロシの実だって!?」

 

「親父とロジャーが昔、探し回っても結局見つけられなかったあの!?」

 

ホノカの分身から出た「ロシロシの実」という言葉に船員達はどよめく。

 

白「ロシロシの実・・・今、確かにそういったのか?」

 

ホ「ええ、すみません。本当なら本体が来るべきなのでしょうが、麦わら海賊団はアラバスタで手がはなせなかったもので・・・」

 

白「まぁいい。それにしても"フレイム・D・"か・・・その名には聞き覚えがあるな。」

 

ホ「じゃあ、この名にも聞き覚えがあるのでは?"アルザス・D・キルト"。」

 

白「!?・・・ほぅ、そういうことか。お前ぇあのガキの娘か。その紫の髪は間違いねぇ。チビなのは母親譲りか。」

 

ホ「むっ、小さいのは気にしてるんです。私だっていつかお姉さんみたいな"大人な女性"になるんです!」

 

そう言ってホノカは白ひげの側でカルテをつけるナースを指さす。

 

ナ「あら、嬉しいこと言ってくれるじゃない。頑張ってね。」

 

ホ「はいっ!!えへへ~~//」

 

ナースに応援されて照れるその姿は低い身長もあって子どもにしか見えない。

 

白「"麦わら"か・・・そういやそいつもエースの弟らしいな。」

 

ホ「はい!お兄ちゃんは海賊王になる男です!!まだあなたには敵いませんが、いつかあなたを超え、ワンピースを手に入れてみせます!!」

 

マ(親父相手にここまで言うとは・・・さすがエースの妹、肝っ玉が違ぇよい。)

 

白「グララララ、くそ生意気な。どうだ?折角来たんだ。船でも見ていくか?」

 

ホ「わぁ!いいんですか!?こんな大きい船を探検できるなんてわくわくします~♪」

 

マ「こっちに来いよい。色々見せてやるよい。」

 

ナース達『ホノカちゃ~~ん!私達と一緒に行かない?』

 

気が良く、肝も備わっているホノカは白ひげ海賊団に気に入られたようだった。

 

白「グララララ、野郎共~~!!宴だ~~~!!」

 

全『おおーーーーーー!!!!!』

 

その間ホノカの「第3の目」はじっと白ひげを見続けていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~ゴーイング・メリー号~

 

ホ(ぐっ!来た!!これが世界最強の男の能力"グラグラの実"ですか。これは制御するのが難しいですね。ん?分身がまた能力を?これは・・・"不死鳥マルコ"ですか。グラグラの実だけでも収穫できれば万々歳でしたが、分身は上手くやってるみたいですね。それにしても白ひげ海賊団の皆さんと仲良くなれたのは嬉しいですね。父の日記にあった通り、気のいい人達ですし。)

 

ホノカはアラバスタでエースにあったときから白ひげの居場所を能力で探し、分身を飛ばしていた。エースが世話になっている挨拶という目的もあるが、一番の目的は"グラグラの実"の想起であった。

 

ホ(それにしても"黒ひげマーシャル・D・ティーチ"ですか・・・何が目的か知りませんが要注意ですね。エースや白ひげさんの心を読んでも得体の知れない男ですし・・・

本当なら協力したいですが、ここはエースに任せるとしましょう。でも、もし会ったら欲しいものですね・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

"ヤミヤミの実"・・・・)

 

 

 

ホノカはルフィのために静かに着々と力を蓄えていた。

 

 

 

 

 

 

 

 




ホノカの紫の髪は父親から、チビは母親から譲り受けてます。ホノカは身長が低いことを気にしていて、理由は「お兄ちゃんに似合う女になりたい。」らしいです。
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