ゴーイングメリー号
~ホノカside~
「ルフィ!ゾロ!ホノカ!」
「何だお前らそのケガ!?何があった!?」
「ホ、ホノカちゃん!!何てことだ!!」
あの後酒場でべラミー達にボコボコにされてメリー号に帰るとみんなが驚く。てか、サンジさん大げさすぎですよ。
「い、い、医者ー!!」
「お前だろ!!(バシッ」
チョッパー・・・落ち着いて。
「ずいぶん荒れてどうしたの?」
「あ、ロビン。」
私達がチョッパーの治療を受けているとどこかに行ってたロビンが帰ってきました。どうやら服の調達と空島への情報を集めてくれてたみたいです。
ロビンが言うにはこの島のはずれにジャヤのはみ出し者、夢を語ってこの町を追われた「モンブラン・クリケット」という人がいるらしいです。さすがロビン、仕事が早いですね。
「よし、行くぞ!!」
そんなこんなで私達麦わらの一味はクリケットさんに会いに出発!
途中にまた変なサルに出くわしたことを除けば無事に私達はクリケットさんの家に到着しました。
「あれがそいつの家か!?」
「すっげー!お城じゃん!!」
そのお家はまあ立派なお城でした。・・・正面から見れば。
「お兄ちゃん、横から見てみて下さい。」
「げっ!!ただの板!?」
そう、そのお城は横から見ると小さな家にハリボテのお城をくっつけてただけでした。。ずいぶんと見栄っ張りな人なんですね。
その後クリケットさんの家で寛いでいると
「てめぇら誰だ!!」
頭に栗を乗っけた男の人が海から飛び出してきました。この人がクリケットさんでしょうか?
「狙いは金だな?死ぬがいい!(ブンッ」
「っ!!」
そう言ってクリケットさんは一番近くにいた私に蹴りかかってきました。私は一瞬遅れますがなんとかしゃがんでよけます。
シュッ!
ですがクリケットさんも手強く、しゃがんだ私に左手で手刀を繰り出してきます。私はゾロやサンジさんのように体力があるほうではないのでこれはよけられません!
「想起『モクモク』!」
スカッ!
「!?」
咄嗟に私は体を煙に変えて手刀を受け流します。そしてそのままモクモクとクリケットさんの背後に回りこんで
「想起『ゴムゴム』!」
グイーーン!
ゴムゴムの能力で腕を伸ばして吹っ飛ばそうとしますが
バタッ!
「ハァ!・・・ハァ!・・・」
突然クリケットさんが苦しそうに倒れこみます。
「おい!おっさん!?」
「大丈(ボカッ へぶっ!」
「あ、ごめんなさい。」
伸ばした腕の勢いが止まらず、クリケットさんを狙ったパンチはウソップに直撃してしまいました。ありゃりゃ。
チョッパーによればクリケットさんは「潜水病」という病気みたいです。どうやらクリケットさんは何故か毎日毎日無茶な潜り方をしてこの病気が持病になってしまってるんだとか。
「「おやっさんっ!大丈夫か!!」」
「「「ん?」」」
私達がクリケットさんの看病をしていると海であったサル二匹が家に飛び込んでくる。静かにして下さいよ。
「てめぇら!ここで何してる!?」
「おやっさんに何をした!?」
「お二人共、静かにしてくれませんか?今クリケットさんの看病をしてるんです。」
「バカ!話なんて聞いてくれるか!!窓から逃げるぞ!」
ウソップが怒る二匹のサルに怯える。でも・・・
「「いい奴らだな~。」」
「聞いてるよ!!」
話は聞いてくれてるみたいです。
その後気がついたクリケットさんに詳しい話を聞くとクリケットさんは大昔にここに山のような黄金があるとウソをついたモンブラン・ノーランドという人の子孫で、そのせいでクリケットさんは笑い者にされて生きてきたみたいです。
そしてクリケットさんは黄金を見つけ、ノーランドと決着をつけるために毎日潜り続けてるみたいです。
「よし!おめぇら!どうしても空島へ行きてぇのか?」
「ああ!もちろんだ!」
クリケットさんの問いにお兄ちゃんが気合いバッチリで答える。あぁ、お兄ちゃん。そんなあなたが愛しい❤
「ふんっ!ならよ、俺達が手を貸してやるぜ!」
「まじか!!おっさんありがとー!!」
クリケットさん達が私達に協力してくれるみたいです。お兄ちゃんの勇ましさに心打たれたんでしょうね。