遊戯王GX レイヴンズ-鳥使い共   作:トランス・D

21 / 83
12羽 真のヒロインとは、ヒーローが助けてくれるまで微動だにしないモノである

前回までのあらすじぃ・・・・

 

粉砕★玉砕★大喝采。

 

 

 

「あ~・・・・いぎがえる~・・・・」

「ヨミガエルぅ~・・・・まちガエルぅ~・・・・引きガエルぅ~・・・・《マスドライバー》・・・・」

「ふ、二人とも重傷ね?」

 

 

突然ですが・・・・デュエルアカデミア女子寮のお風呂内部よりお送りします。師匠が〈アルティメット・バーストォ!!!〉で散ってから約10日、私とももえもんは権力者達に拘束されデータをとるって名目でただひたすらにデュエルに明け暮れる結果となったのだぁ~。ようやく闇次元の解放されて学園に帰ってきたら夜。心身供に疲れはてた私達はとりあえず疲れを癒すために夕飯がっついて風呂にダイビング祭りして、今此処にいたりまする。

 

 

「だって~・・・・あの人達容赦ないんだよ~・・・・容赦なくボケまくるんだよ~・・・・」

「ツッコミがジュンコさんだけでしたものね~・・・・まさか会長様の側近お二方まで天然かましてくるとは予想外でしたわ」

 

 

しかも双子コントだぜ・・・・社長がその場を去ってもツッコミ切れなかったわ。ししょー復活したあと1度過労で倒れたくらいだからね?私。

 

 

「デュエルで疲れたんじゃないの?!なにをしに行ったのよ貴女達!!」

 

「フフフフフ、今度拉致られる時は明日香も道連れよ。ももえすらボケを遠慮する混沌を体験させてあげるわ・・・・」

 

「うっかりシンクロ渡した友人がいるって紹介しましたからね・・・・翔君と明日香様、ジュンコさんの三段構えでいきましょう」

 

「おまっ・・・・ちゃっかりあっちに回る気だな、この裏切り者ォ!」

「待ってくれきりゅー!俺は裏切ってなんかいない!」

 

「と、とりあえず大変そうだったのは理解したわ。ところで兄さんは?何故か一所に連れていかれたのでしょう?」

 

「え、えっとー」

 

「会長様達にすっかり気に入られてしまいまして、アメリカまで連行されていきましたわ」

 

「嘘っ?!兄さん何やらかしたのよ!!」

 

 

実はこれは嘘である、連日のデュエル祭りに限界を向かえた私達を見かねた師匠が「僕が残るから二人は解放してやって欲しい」と言い出したのだ。どうにか聞き入られたので私達は解放してもらえました、ししょー・・・・あんたのことは忘れないわ。まぁ「弟子の不始末を正すのも師匠の役目だ。折角だし、こちらの環境を出来る限りぶっ壊さないように口出ししまくってやるさ」とか親指立てながらぬかしてたので大丈夫だろう。

 

 

「まぁ~、どうせ留年は確定だからちょっとくらいいなくても平気とかいってましたし」

「会長に携帯買ってもらって「毎日明日香にラブコールするよっ!」とか言ってたから、あがったら確認してみたら?メールは1日10回までにしとけつっといたけど」

 

「10回もくるのね・・・・それより、二人は兄さんのこと《師匠》とか言って随分親しげに話してたようだけど。いつの間にそんな仲になっていたの?」

 

 

げっ、ついに聞かれてしまった!どうするモモ!!

 

 

「・・・・中等部1年の頃、デュエルに全然勝てなかったわたくし達をこっそり指導してくれたのが吹雪様なのですわ。「僕はすぐ卒業だから妹を頼むよ」と。お陰様で随分とデュエルに強くなれましたの、師匠と呼ぶのはその頃のなごりですわ」

 

 

流石はモモ!私に出来ない嘘を平然とかましてみせる、そこに痺れる憧れるぅ!!

 

 

「兄さんにそんな甲斐性があったなんて。でもあの頃二人とも・・・・言い方悪いけどそんなにデュエル強かったイメージなかったんだけど」

 

「そ、それは」

「そんなことよりぃ!うちらが居ない間、なんか変わったことなかった?!」

 

「え?!う、うーん・・・・今日万丈目君が、三沢君と寮の入れ換えデュエルをして敗北したくらいかしら」

 

ザッバァ「なっなんだってー?!」

   「なんですって?!」

 

「ど、どうしたのよ二人共!!」

 

「どうしたもこうしたもないわ!」

「のんびり湯治してる場合じゃありませんわ!!では明日香様、おやすみなさいまし!!」

「また明日ねっ!!」

 

 

ポツン「え、えー・・・・」

 

 

 

 

 

 

《さらばだ、デュエルアカデミア・・・・》

《何て言うと思ったか!お前はまだまだだ!!》

《?!》

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

翌日~万丈目君を探しにいくと言って授業を脱出した十代と翔君をつけていった私達から。

 

 

「十代!授業さぼって何をしているの?」

 

「げっ、明日香!と・・・・ジュンコ!!」

「ジュンコさん、帰って来てたんスね?」

 

「何よ?私が帰って来てちゃわる・・・・」

「うぉ~!!ジュンコォ~!!」

 

 

へ?

 

十代<ギュッ

 

 

「この感触!ほっそりしてんだけどどこかやんわりしてて・・・・なんかくせになるこの感触!本物のジュンコだ!!」

「そうそうパッと見スラッとしてんだけど芯はがっしりしてるこの十代の・・・・ってあほおおおおおお!!再会早々何すんのよアンタは!!」

 

 

十代、は、ハグを使った!

ジュンコは、混乱、している!!

 

 

「わ、悪い悪い。久々にジュンコの顔見たらジっとしてらんなくてさ~!すっげー心配したんだぜ?!」

 

「ぐぬぬぬぬぬぬぬぬ」

「明日香さん、怖いッス」

 

「心配されるようなことは一切なかったってのっ!いい加減離しなさいよッッ・・・・」

 

「えー、久々のこの感触をもっと楽しみたいのに・・・・」

「私をなんだと思ってんのよ!そんなくせになるほど触らした記憶はないわ!!」

 

 

ばーろー私の理性が吹っ飛ぶわ!人の見てない所でお願いします!!じゃなくて!

 

 

「ジュンコさん顔がにやけてるッスよ・・・・」

 

「ウォッホン!!・・・・じゅ~だい?今ここにいる目的はなんだったかしら?」

 

 

怖っ?!明日香怖!!だがこのポジションは譲らん!

 

 

パッ「おっと、そうだったそうだった。万丈目を探しにいくんだったな、再会がうれしくてすっかり忘れてたぜ」

 

チッ「そうそう、ちゃっちゃといくわよ!その為にわざわざ授業脱け出して来たんだから」

 

「そうッスね、あれ?そういえばももえさんはドコに?ジュンコさんがいるなら一緒だと思ったのに」

 

「そういえば・・・・あのコも朝から見てないわねぇ、ジュンコと昨日張り切ってたけど何か知ってる?」

「え、全然・・・・」

 

PDA<♪そ~之舟ェを漕いで逝けェ~♪

 

「あ、メールだ。この着信音はモモからね」

「なんで着信音ソラ●ネ?!」

 

 

えー、なになに?

〔ちょっと駆け落ちしてきますわ。ジュンコさんはジュンコさんで頑張って下さいまし(^o^)/byももえ〕

 

「・・・・・・・・」

 

「ももえ、何だって?」

 

「何やっとんじゃおのれはー!!!」

「うぉっ?!びっくりした~!」

 

 

アホか!「ちょっと駆け落ちしてきます!」じゃねーよ自由過ぎだろ!!これ万丈目君に無理矢理ついてったパターンでしょーがいい迷惑だろ!!

 

 

「フゥ・・・・ちょっと体調悪いから休むってさ」

「いや、明らかに体調不良に対するツッコミじゃなかったよな」

 

「世の中にはね、気にしない方がいいこともあるのよ?」

「よーするに探るなってことッスね・・・・」

「まーいいわ、ほっといて万丈目君探しましょ?」

 

 

そうそう、それでいいのだ。そうしてくれないと私の計画が・・・・

 

 

 

 

 

 

 

《計画って?》

《ああ!》

 

 

 

 

 

 

 

「万丈目く~ん!!」

「お~い万丈目~隠れていで出てこいよー!!」

 

「万丈君!デュエルに負けたくらいで雲隠れなんて情けないわよ!!」

 

「「「よ、容赦ね~・・・・」」」

 

 

その時!近く茂みから物音が!!

 

 

「万丈目か?!」

「いや、野生動物かよ万丈目君・・・・」

 

 

「ウキー!!」

 

「さ、猿ゥ?!」

「サルね」

「さっさと禁止になれ!腐れエンタメ猿(EMモンキーボード)ゥ!!」

「ジュンコ、何言ってんだ?」

 

 

野生?のSALが現れた!色んな機器装備してる時点で野生には見えんか・・・・お察しの通り、今日はSAL回の日である。ぶっちゃけ原作知識(笑)とかもうかなり曖昧だけど・・・・私、枕田ジュンコが公式で十代に助けられるという一大イベントのため鮮明に覚えていたのだ!!この時の為に昨日から準備しといたのよ、さぁサル!どっからでもかかってらっしゃい!!

 

 

「ウキキー!!」

「キャア?!何すんのよ!(棒)」

 

「じ、ジュンコォ!?」

「あの猿、ジュンコさんを持ち上げたっス!凄い力だ!!」

「ツッコむ所はそこじゃないわ翔君!待ちなさいサル!ジュンコは危ないから誘拐するなら翔君にしときなさいよ!!」

 

「ウキキ?!」

「それどーゆー意味よ明日香ァ!十代助けて~!!」

 

「ジュンコ、ジュンコォォォォォ!!」

 

 

 

クククククク、自然な流れで誘拐されることに成功したわね?流石は私。あとは捕らわれのヒロイン感を演出するだけよ!

 

 

 

 

 

「ジュンコ・・・・」

「十代!ぼさっとしてないで追いかけるわよ!」

「そうっスよアニキ!早くしないとサルがえらい目に逢わされるよ!動物虐待だよ!!」

 

「そうだな・・・・あのサル、折角再会出来たジュンコを俺の前から連れ去るなんて・・・・」

「じ、十代?」

 

「ただじゃ済まさねぇ・・・・!!」

 

 

 

 

 

 

 

《ぶっ壊しても!ぶっ壊しても!!》

 

 

 

 

 

 

 

しっかしこのサル、翔君も言ってたけど力凄いわねー。私の体重よんじゅ・・・・ゲフンゲフン、そこそこ軽いとはいえ持ち上げたままこんなに軽快に動き回れるなんて。

 

『ジュンコ殿余裕ですな・・・・』

 

「あ、ライキリじゃん。なんか久しぶり?大丈夫よ、十代がすぐ助けにくるから」

「ウキキ?」

 

『つまり我には手を出すなよと・・・・』

 

「わかってんなら宜しい、てか物理的に干渉とか出来るの?アンタら」

猿手<ムニッ

 

「ってギァアアアアアアア?!どこ触ってんだこのエロ猿ゥゥゥゥゥゥゥ!!」

「ウッギャァー?!」

 

猿LP4000→0

 

Win ジュンコ

 

『か、かかと落とし・・・・』

 

 

 

《さ、猿撃破!?》

 

 

 

「全く、アンタって奴はレディの扱いが全くなってないわねぇ・・・・誘拐するならするで、もっと丁寧に扱いなさいよ!」

 

正座「ウキィ・・・・」

 

「ウキィ、じゃない!反省してんのかエロ猿!!」

「ウギギ?!」

 

『さ、猿に説教しておられる・・・・』

 

「あーもうらちがあかないわね!ちょっとライキリー?通訳しなさいよ通訳!何言ってんだかさっぱりだわ」

『いやジュンコ殿、流石に我も猿の言語はちょっと・・・・』

 

「はぁ?猿、犬、鳥はズっ友でしょーが。動物は精霊と心通じやすいとか言ってた気ィするし~なんとかなるわよ」

 

『そんな桃⚫郎規準で考えられても・・・・まぁ挑戦はしてみまする』

「わかりゃーいいのよ、頑張ってね♪じゃーアンタ、なんで私を誘拐したの?他にも女子は二人いたのに」

『(し、翔殿が女子にカウントされている・・・・!)』

 

「ウキィ、ウキキィー!ウキッ!!」

 

『えーなになに?小さいのは自分の好みじゃなかった。金髪は自分より大きすぎて扱える自信がなかった。人質として貴女が一番丁度良かった』

 

「丁度良さで選ばれたわけ?猿の好みとかどうでもいいけどムカつくわね・・・・ってか普通に通訳出来てんじゃん」

 

『なんとかフィーリングとボディーランケージで・・・・』

 

 

「ふーん、やるじゃん。人質を取ってまで逃げ出したかったわけね?何かから」

 

ウキィ(そうです)・・・・」

 

 

まぁ、動物実験を仕掛ける研究所からってのは知ってるけども。細かいことは忘れた、私の管轄外だ。

 

 

「なら私はアンタに協力してあげる」

『ちょっ、ジュンコ殿?!』

 

ウキキキキ(ほっほんとうですか)?!」

 

「アンタはデュエルが出来るのよね?私のピンチを演出し!あとから来る私の友人と、このカード達をデッキに入れてデュエルしなさい!」

 

キッキィ(なっなんですとぉ)!?」

 

 

フフフフフ、頑張ってもらうわよお猿さん?私がヒロインとして輝く為に・・・・。

 

 

 

《ひ、ヒロインはそんな腹黒い笑いはしないかと思われまする・・・・》

 

 

 

 

 

 

なんやかんやで崖っぷち(GX本編13話参照)

 

 

「追い詰めたぞサル!ジュンコを離せ!」

 

「そうだ!早くしないと痛い目に遭うぞ!!」

「あれ?あの猿の頭にタン瘤があるような」

 

「ごちゃごちゃ言ってないで早く助けてよ~!!」

 

すでに痛い目逢わせてたりして・・・・

 

 

「あっ、あのサルデュエルディスクしてる!」

 

博士登場~

S

A

L

のくだり

 

 

「なら、俺とデュエルしろ!!俺が勝ったらジュンコは返してもらう!!」

「負けたら?」

 

「・・・・好きにしな、そこの研究員にも手は出させない」

「ウキ」

 

 

あれっ、十代がちょっと怖いような・・・・怒ってる?って逃げ出さないように崖っぷちの細木に座らせるのやめてくださいリアル怖いです。

 

「いくぞサル!懺悔の用意は出来ているか!!」

 

 

「『デュエル!!』」

 

 

「先行はもらったぁ!ドロー!!」

 

「アニキ、なんか余裕ないッスね?」

「むぅ・・・・」

 

 

「《バブルマン》召喚!2枚ドロー!!《沼地の魔神王》を捨て、融合を手札に加えて発動!!手札の《シャドーミスト》と融合!!来い!蒼ざめし永久氷結の使徒!《E・HERO アブソルートZero》!!」

 

『せやぁッ!!』

 

《E・HERO アブソルートZero》

融合・効果モンスター

星8/水属性/戦士族/攻2500/守2000

「HERO」と名のついたモンスター+水属性モンスター

このカードは融合召喚でしか特殊召喚できない。

このカードの攻撃力は、フィールド上に表側表示で存在する

「E・HERO アブソルートZero」以外の

水属性モンスターの数×500ポイントアップする。

このカードがフィールド上から離れた時、

相手フィールド上に存在するモンスターを全て破壊する。

要するに鬼畜である。

 

 

 

い、いきなりZeroですか十代さん。動物相手に容赦ないわね・・・・それだけ私を助けたいってことでOK?思い込みかなぁ。

 

 

「《シャドーミスト》の効果で《エアーマン》を加え、カードを2枚伏せてターンエンドだ!!」

 

十代 H4

フィールド現状

《アブソルートZero》(攻)

セットカード×2

 

『私ノターン、ドロー!』

 

「シャベッタァァ?!」

 

博士ェ<「フハハハハ!デュエルに関する原語はインプットしてあるのだよ!!」

 

 

もっと力を注ぐべきポイントは他にあったのでは・・・・・いや、あえて何も言うまい。今の私はヒーローの助けを待つ、捕らわれのヒロインなのだから!(願望)

 

 

『私ハ、《天使の施し》ヲ発動。3枚ドローシ2枚捨テル。永続魔法《一族の結束》ヲ発動、ソシテ《魔獣の懐柔》ヲ発動!!』

 

「ム?あんなカードらをデッキに組み込んだ覚えはないが・・・・」

「《魔獣の懐柔》・・・・知ってる?翔君」

「いえ、さっぱりっス」

 

 

『相手フィールドノミモンスターガ存在スル場合、デッキカラ獣族・レベル2以下のモンスターヲ3体特殊召喚デキル!!《おとぼけオポッサム》《スレイブ・エイプ》《ダーク砂バク》ヲ召喚!!』

 

「な、なんじゃそりゃー?!強くないッスかそれ!!」

 

 

《魔獣の懐柔》

通常魔法

(1):自分フィールドにモンスターが存在しない場合に発動できる。

カード名が異なるレベル2以下の獣族の

効果モンスター3体をデッキから特殊召喚する。

この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化され、

エンドフェイズに破壊される。

このカードの発動後、ターン終了時まで

自分は獣族以外のモンスターを特殊召喚できない。

 

 

 

ごめん、私類人猿系モンスターあんまり持ってなかったのよ・・・・改造がシンプルでごめん。頑張れ猿!十代を追い詰めるくらいの気合いを見せて見なさい!!

 

 

『《おとぼけオポッサム》ト《ダーク砂バク》ヲ生ケ贄ニシテ、《エンシェント・クリムゾン・エイプ》召喚!!《一族の結束》ノ効果ニヨリ、攻撃力が800ポイントアップスル!!』

 

『ウッホァァァァァァァァァァ!!』

 

 

《エンシェント・クリムゾン・エイプ》

効果モンスター

星7/光属性/獣族/攻2600→(3400)/守1800

自分フィールド上に存在するモンスターが

破壊され墓地へ送られた時、自分は1000ライフポイント回復する。

 

 

 

「攻撃力3400?!最上級モンスターをこんな簡単に!」

「素晴らしい!まさか我がSALにこんな実力が隠されていたとは!!」

 

 

『バトルフェイズ!《エンシェント・クリムゾン・エイプ》デ・・・・』

「面倒だ、リバースオープン!《亜空間物質転送装置》!《アブソルートZero》をゲームから除外する!!」

 

『ピピッ!自ラカラモンスターを除外?理解不能、理解不能』

 

 

意外ね、こりゃまたなっつかしいコンボを・・・・モモがよくやってきたっけ。

 

 

《亜空間物質転送装置》

通常罠

自分フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体を選択し、

このターンのエンドフェイズ時までゲームから除外する。

 

 

「この瞬間《アブソルートZero》の効果が発動!フィールドを離れたことで相手モンスター全てを破壊する!!〈インブレンス・エンド〉!!」

『?!』

 

「出たぁ!《Zero》のインチキ効果ッス!!」

「あれ本当に鬼畜よね、条件緩すぎないかしら」

 

 

猿!氷塊に死す!!ってそう簡単な話じゃないのよねぇこれが・・・・

 

崖下スタンバイ『ジュンコ殿?あまり楽しそうだと演技だとばれますぞ』

 

 

『獣族モンスターガ破壊サレタ時、ライフヲ1000ハライ墓地ヨリ《森ノ番人グリーン・バブーン》特殊召喚!!』

 

『オーオ、オー!!』

 

SAL LP4000→3000

 

 

《森の番人グリーン・バブーン》

効果モンスター

星7/地属性/獣族/攻2600→(3400)/守1800

(1):このカードが手札・墓地に存在し、

自分フィールドの表側表示の獣族モンスターが効果で破壊され墓地へ送られた時、

1000LPを払って発動できる。

このカードを特殊召喚する。

 

 

「ッ!《天使の施し》で捨てていたモンスターか!」

 

『バトル続行、相手プレイヤーにダイレクトアタック』

 

「グアッ・・・・・!」

 

十代 LP4000→600

 

「あ、アニキィ~・・・・猿なんかに負けないよね?」

「十代!しっかりなさい!!」

 

『リバースカードヲ2枚セット、ターンエンド』

「・・・・エンドフェイズに、《アブソルートZero》は戻ってくる」

 

SAL H1 LP3000

フィールド現状

《グリーン・バブーン》(攻)

《一族の結束》

セットカード×2

 

 

「もう、終わりか?」

『??』

 

「だったら終わらせる!俺のターン!リバースカードオープン!《リビングデッドの呼び声》!《シャドーミスト》を特殊召喚!そして《エアーマン》召喚!!」

『ハアッ!!』

 

「召喚に成功した時、第2の効果を発動。フィールドの《エアーマン》以外のHERO数だけ、貴様のセットカード2枚を破壊する!!〈エア・ブレイド〉!!」

 

『ピピッ!《バーサーキング》・《次元幽閉》ガ破壊サレル!!』

 

「《サルベージ》!《沼地の魔神王》と《バブルマン》を回収!!再び《魔神王》で《融合》をサーチする!《シャドーミスト》と《バブルマン》で《融合》!!暗黒の淵よりいでよ《E・HERO エスクリダオ》!!」

 

『堕チヨ・・・・』

 

《E・HERO エスクリダオ》

融合・効果モンスター

星8/闇属性/戦士族/攻2500/守2000

「E・HERO」と名のついたモンスター+闇属性モンスター

このカードは融合召喚でしか特殊召喚できない。

このカードの攻撃力は、自分の墓地に存在する

「E・HERO」と名のついたモンスターの数×100ポイントアップする

 

 

「まだだぁ!《シャドーミスト》で《ネクロダークマン》をサーチ!《融合回収》!!《バブルマン》と《融合》回収!《融合》!《エアーマン》《ネクロダークマン》融合!!風神招来!《E・HERO Great TORNADO》!召喚時に相手モンスターすべての攻守を半分に!〈タウン・バースト〉!!」

 

『セイヤァァァ!!』

 

 

《グリーン・バブーン》(攻3400→1700)

 

「《エスクリダオ》は墓地の《E・HERO》の数×100ポイント攻撃力がアップする〈ダーク・コンセイトレイション〉!」

 

《エスクリダオ》(攻2500→2900)

 

『上級融合モンスター3体!危険!危険!』

 

「アニキ・・・・凄いッス!!」

「リバースカードも無し、モンスターの総攻撃力も圧倒的・・・・決まったかしら」

「むぅ、捕獲の為だ仕方ないな」

 

 

「覚悟は出来たか・・・・バトル!!《アブソルートZero》で《グリーン・バブーン》を攻撃!Freezing at moment(瞬間氷結)!!」

 

 

vs《グリーン・バブーン》(攻1700)

 

『ウボオオオオオ・・・・』

『!!?』

 

SAL LP3000→2200

 

 

結局瞬殺かー、味気ないけど仕方ないわね。ライフは追い詰めたしよしとしましょ、御愁傷様!

 

 

『手札カラ《森の狩人イエロー・バブーン》効果発動!墓地ノ《ダーク砂バク》《スレイブ・エイプ》ヲ除外シ《イエロー・バブーン》特殊召喚!!』

 

『ウッホウッホォ!』

 

「なんだと?!」

 

まじで?!思ってたより粘るわね・・・・

 

 

《森の狩人イエロー・バブーン》

効果モンスター

星7/地属性/獣族/攻2600→(3400)/守1800

自分フィールド上に存在する獣族モンスターが

戦闘によって破壊され墓地へ送られた時、

自分の墓地に存在する獣族モンスター2体をゲームから除外する事で、

このカードを手札から特殊召喚する。

 

 

『サラニ除外サレタ《ダーク砂バク》効果!墓地カラ《森の聖獣カラントーサ》ヲ特殊召喚!!』

 

『キュキュキュッ!!』

 

 

あえて言わせてもらうわ!可愛い、まじ可愛い。

 

 

『コノモンスターガ獣族ノ効果デ特殊召喚サレタ時、相手カードヲ破壊スル!《エスクリダオ》ヲ破壊!!』

 

「んなっ?!あのサル、見た目と違って渋いコンボを!」

 

 

《ダーク砂バク》

効果モンスター

星2/地属性/獣族/攻1100/守 300

このカードがゲームから除外された時、

自分の墓地に存在するレベル4以下の

獣族モンスター1体を選択して特殊召喚する事ができる。

 

《森もりの聖獣 カラントーサ》

効果モンスター

星2/地属性/獣族/攻 200/守1400

このカードが獣族モンスターの効果によって特殊召喚に成功した場合、

フィールド上のカード1枚を選択して破壊できる。

 

 

「いい加減・・・・目障りだ!!さっさとジュンコを返してもらう!速攻魔法《瞬間融合》!!破壊対象の《エスクリダオ》と《アブソルートZero》を融合!!2体目の《アブソルートZero》!!そして《Zero》がフィールドを離れたことで、再びお前のモンスターを全て凍結させる!!」

 

あ、あれ・・・・《アブソルートZero》2枚も渡したっけ?

 

『ピピッー?!シカシ、再ビ《グリーン・バブーン》ノ効果!ライフ1000ハラッテ復活!!』

『グギャアォォォォ!』

 

SAL LP2200→1200

 

《グリーン・バブーン》(攻3400)

 

 

「速攻魔法《融合解除》!!《Zero》を融合デッキに戻す!!何度でも出てくるなら、何度でも破壊してやる!凍り付け〈インブレンス・エンド〉!!」

 

『ウ、キ・・・・』

 

「万策尽きたようだな・・・・終わりだ!《Great TORNADO》のダイレクトアタック!〈スーパーセル〉!!」

 

『キィィィィィィィィィ?!』

 

SAL LP1200→0

 

WIN 十代

 

 

「俺の勝ちだ。約束通りジュンコを返しな」

 

「ウキィ・・・・」

 

「早くしろ!!」

 

 

猿ったら怯えちゃってるわ、無理もないかも・・・・あんなに怒ってる十代初めて見たわ。

 

 

「もういい、自分でやる。・・・・ほらジュンコ、手ェ伸ばしな?」

 

「う、うん・・・・」

 

「手が震えてるな。そんなに怖かったのかよ、もう大丈夫だぜ?」

 

 

いやその、貴方が怖かったんですけど・・・・なんて言えないわよね。

 

 

「では約束通り、SALは我々が連れて帰るぞ」

「好きにしろよ。そんな奴さっさと俺の前から消してくれ」

 

「ち、ちょっと待ってよ!」

「?」

 

 

また連れ戻すなんて可哀想、なんて言えないし・・・・

 

 

「ウキィ」

「ウキッ」

「ウキッキー」

 

「こいつらは?!」

「仲間がいたんスか?」

「皆の所へ帰りたかっただけなのね」

 

 

お仲間達登場!これで十代も事情を察して・・・・

 

 

「・・・・知ったことかよ」

「えっ?」

 

 

「人の大事な仲間を連れ去っておいて、自分は仲間の元へ帰りたかっただけだった?都合が良すぎるんじゃないか?」

「そ、そんな言い方ないんじゃない?!」

 

「真っ直ぐに仲間の元に向かえば良かったんだ!ジュンコを危険な目に合わせる必要はなかった!!」

「それは、そうだけど・・・・」

 

「なんで猿なんかの肩持つんだ。情でも移ったのか?・・・・あんな目にあったのによ」

「アンタこそ・・・・なんでそんなに怒ってんのよ。今日の十代おかしいわ」

 

「俺は!お前が心配で!!」

「ッ!だからって・・・・」

 

「ちょ、ちょっと二人共?!」

「喧嘩は止めるッス!」

 

 

「なにやら揉めているようだが・・・・何、このSALに寂しい思いはさせんさ。お仲間も全員ひっとらえてやれ!研究材料は多いに越したことはないからなぁ!!」

「「はっ!」」

 

 

黒服達が銃口を猿達に向ける、十代は我関せずの態度だ。

 

 

「やっ、やめなさいよ!」

 

 

「ファラオ~?」

「ナァー!!」

 

「ぐわっ?!なんだこの猫!!」

 

「ファラオ?!」

「「だ、大徳寺先生!」」

 

 

猫パンチ強っ?!助かった~、てか先生地味に初登場ね。

 

その後、なんやかんやで先生が博士達を説得(脅し)して、SALは無事野生解放されることになったのだけど・・・・

 

「元気でねー!」

 

「もう捕まるんじゃないッスよー!!」

 

 

「・・・・フン」

 

「ムゥ・・・・」

 

 

「な、なんだか険悪なムードですニャ?」

 

「「別に?」」

 

皆が猿を笑顔で見送る中、私と十代だけこんな感じである。はぁ、どうしてこうなっちゃったんだろ。ただ助けてもらえるだけで良かったハズなのにな・・・・

 

 

「どーでもいいさあんな奴達、さっさと万丈目捜そうぜ」

 

「好きにしたら?私、もう帰るわ。明日香あと宜しくね」

 

「え?ええ・・・・」

 

 

「ちょっと待ってほしいニャ枕田さん」

 

「なんですか?」

 

 

大徳寺先生、私とほぼ接点ないくせに何よ・・・・

 

 

「天上院君・・・・明日香さんのお兄さんと話をしたんですよね?私のコトを何か言ってなかったかニャ?」

 

「別に?ししょー・・・・吹雪様は、ただ私とももえに説教しただけですよ。自分が一番自重してないくせにね」

 

「自重?そうですかニャ、なら良いんですが」

 

 

・・・・?話が見えないわね

 

 

「じゃあ帰ります。どうせ見つからないだろうけど、精々頑張って探せばいいわ」

 

 

「ッ!?・・・・」

「なんだよ、その言い方!」

「ジュンコ?どうして見つからないって言い切れるのよ!」

 

「・・・・フン!」

 

 

 

皆の言葉を無視して、私はそのまま帰路についた。

 

思えばこの辺りからだろう、私達が・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『続きまする?』




猿がどこを触ったのかはご想像におまかせします。しっかし十代がおかしいぞ今回・・・・・



  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。