Next0羽 プロローグじゃない、プロだ。
「見つけたドン!あんたが噂の「魔王」様ザウルス?」
「えっ?」
それは、突然の邂逅だった。
彼女・・・・見た目だけは中学生の藍神セラ(半分偽名)は新学期最初のこの日、なんやかんやで気に入ってしまった友人達、遊城十代らレッド寮の面々に久しぶりの挨拶向かおうと女子寮を出立した。
一応、天上院明日香にも声をかけようと思いはしたが、どうせ十代君の近くに潜んでいるでしょう。
そう考えやめといた。
それはともあれオシリスレッド寮に向かう道中で突然みたこともない、語尾が意味☆不明の筋肉マンに絡まれたのだ。
黄色い制服を着ているからイエローの新入生だろうか?
「ひ、人違いじゃないでしょうか・・・・なんですか「魔王」って」
「いいや、あんたに間違いないドン。この前の学園祭の動画でやたらピックアップされてた人ザウルス!「魔王セラ様」・・・・いや、藍神セラ先輩!」
「ええ~・・・・あの学園祭デュエル、動画上がってるんですか、肖像権侵害で訴えても良いですか?」
とゆうか
そんな台詞を吐きそうになったが、相手は新入生で理解できないだろうしやめておいた。
とゆうか自分も兄である
「兎に角、カイザーやキング不在の今、魔王であるあんたを倒せば俺が一躍この学園のトップになれるドン!さぁ、デュエルを受けるザウルス!!」
「ハッ、入学初日に我らが「魔王」セラ様に楯突こうなどとは」
「随分思い上がった一年だな・・・・」
「餓鬼が図に乗るなよ?貴様の相手など我らがセラ様親衛隊で充分だ!」
草むらからなんだか見おぼえのある、レッドやイエローの生徒達が現れセラを庇う。まぁ問題はそんな事ではなく
「あの、貴方達何時からいたんですか?私一人でレッド寮に向かってたハズなんだけどなぁ・・・・」
彼女はその合法(?)ロリの容姿と「魔王」と揶揄されるモンスターのセンスとのギャップからか、あの明日香並に学園内でのファンが多いのだが・・・・何故かこんなのばかりである。
「ハン、剣山をなめない方がいいぜ先輩方よぉ!」
「「ブルーに入れなかった腹いせドン!」といいながら、送迎の船上で行ったデュエルは20人抜き!」
「入学初日にして我ら一年の筆頭格となった、叩き上げよぉ!!」
ザウルス君の後ろからも、なんだか取り巻きっぽいのが多数出現。
どうやら彼は剣山と言う名前らしい・・・・それよりこの学園の生徒達はなぜ、草むらだったり木の上からだったり突然現れるのか、新入生もこんなのばかりでこの先大丈夫なのだろうか。
そんな事を考える
「だから誰が魔王様ですかっ!とゆうかさっからナレーションやってるの誰ですか鬱陶しい!!」
《ド☆ン》
「バトルドン!《
「きゃあああああっ!?」
セラLP2000➡100
「セラ様ァァァァ!」
「馬鹿なっ、セラ様がここまで追い詰められるだと・・・・」
「かの伝説の、開闢の使者より緩い召喚条件で攻撃力3500・・・・インチキ効果も大概にしろ!!」
結局その場を納めるのが面倒になったセラ様はなんだかんだで剣山君とデュエルを行ったが、想像以上の実力に圧倒されていた。
「ギリギリ仕止め切れなかったザウルス・・・・俺はこれで、ターンエンドン!」
ターン5
剣山 H1 LP3200
《ドラゴニック
《エヴォルカイザー・ドルカ》(攻)
《
セラ H3 LP100
「みたか先輩共ぉ!これが剣山の実力よ!!」
「最新の超強力エクシーズモンスター・エヴォルカイザーシリーズに加え、あのプロデュエリスト・ダイナソー竜崎すらもってない、恐竜族最強レアカード《究極伝導恐獣》の所持者!!」
「それに比べ何が魔王だよ、そっちは
力の差は圧倒的、はたから見ればそうであろう・・・・だがインチキ効果祭りと化した恐竜に対し、意味☆不明なデッキ構築でここまで対抗するセラちゃんもまた、確かな実力者であるのだが・・・・
「そうゆう言い方は辞めるザウルス!!自分で戦っているわけでもないのに・・・・」
「「「スッスンマセン!!」」」
「(けど、「魔王」って崇められるくらいだからどんな化け物気味た強さかと期待してたのに・・・・少し拍子抜けドン)」
「御託は・・・・これくらいでよろしいですか?」
「えっ?」
「「魔王」だとかセラ様とか・・・・イチイチイチイチ面倒だから、この際派手にやられてこの不本意な称号を返上しようかと思いましたが・・・・私なら兎も角、兄さんから預かった大切な方界モンスターまで侮辱するなんて・・・・気が変わりました。私の、ターン!!」
「ちょっ・・・・俺が言った訳じゃないドン!?」
「魔法カード《悪夢再び》!墓地の守備0の闇属性モンスター、《方界胤ヴィジャム》と《暗黒方界神クリムゾン・ノヴァ》を手札に戻す!!そして手札のヴィジャム、《方界波動》、《方界帝ヴァルカン・ドラグニー》を公開し特殊召喚!光を喰らい、世を眩ませ!!《暗黒方界神クリムゾン・ノヴァ》!!」
『ヴォオオオオッ!!』
《暗黒方界神クリムゾン・ノヴァ》☆10 ATK3000
「学園祭で使ってた・・・・こっ、こいつはおっかないドン!」
「けっ、けど攻撃力3000じゃねーか!剣山の究極伝導恐獣には届かないぜ!」
暗黒方界神クリムゾン・ノヴァ、異質な方界モンスターのでも中でも更に異質な、神を冠する最上級の悪魔である。
闇のデュエルでもないのに相手プレイヤーに与えるダメージがヤバいので、
「なるべく使わない方向で」
と念を押されているのだが・・・・頭に血が昇って忘れているようだ。
「なら届かせるだけ、魔法カード《方界波動》。クリムゾン・ノヴァの攻撃力を倍にして、貴方自慢の究極伝導恐獣の攻撃力を半分にする」
《暗黒方界神クリムゾン・ノヴァ》 ATK3000➡6000
《究極伝導恐獣》ATK3500➡1750
「あ、あの・・・・」
「さぁクリムゾン・ノヴァ、あの恐竜さん達を絶滅させてあげなさい!究極伝導恐獣に攻撃!!」
「ぐわああああああっ!?」
剣山LP3200➡-1050
まるで隕石のような火力で最強の恐竜すら蒸発、あーこれは絶滅しますわ・・・・
「「「ケッ、ケンザーンッ!!?」」」
「まだです!クリムゾン・ノヴァは相手モンスターを破壊した時、もう一度モンスターに攻撃でき、自分の攻撃力以下のモンスター効果を受け付けない!エヴォルカイザー・ドルカを攻撃!!」
「ぎゃああああああっ!?」
剣山LP-1050➡-4650
WIN セラ様
「追討ちかけて2回キルしたーっ!?」
「な、なんだよあの先輩・・・・見た目可愛いのに反しておっかなさ過ぎるだろ!」
「にっ・・・・逃げろーっ!!」
剣山君の取り巻き?達は、セラ様のあまりのおっかなさに、白目を剥いて泡吹かしてる剣山君を置いて逃げ帰ってしまった。まったくぅ、白状なコ達だねぇ。
「はぁ~・・・・また
「「「ハッ、ハイ!?」」」
「悪いのですが、この一年生・・・・剣山君?を保健室までお願いできますか?私の力じゃ運べそうもないので・・・・」
「「「セッ、セラ様の仰せのままにぃ!」」」
ス○ーカー、もとい親衛隊(笑)の生徒達に非力な女性を語って、ついでに厄介払いまでを済ます。流石魔王様あざとい。
「あざとくないですし!人聞きの悪いナレーションやめてもらえませんか!?まったくもぅ・・・・さ、気を改めてレッド寮まで行きますか」
ようやく一人に戻り、彼女は本来の目的に戻ろうとした・・・・その時だった。
「見つけたぞ・・・・お前が「転生者」か!!」
「・・・・えっ?」
「「転生者」ならば僕が相手だ!!」
「てっ、テンセー車?ちょっと言っている意味がよく・・・・大体貴方誰なんですか?また新入生ですか?」
「フン、惚けるなよ。「転生者」ならば僕の事を知らないはずはないだろう・・・・この僕、「エド・フェニックス」をな!!」
つ、続いてしまったーっ!!
そんなわけでまた始まってしまいました、
新章タイトルが自分の中でスッキリしてないので変わるかも。
相変わらず更新は不定期になりそうですが広い心でよろしくお願いします。