鎮守府警備部外部顧問 スネーク   作:daaaper

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・・・そんなことか

あいつら、自己満足を説きながら、自分たちのことを棚上げにしたか

……いや、棚上げにはしてない、認識してないだけか

 

「で、未だに決着がついて無いのか?」

 

「ええ、双方共に観察していると色々勉強になりそうですけど……」

 

「介入したら、コッチが怪我しそうですから」

 

「……あいつらが自衛官に手を出したら言え、俺から指導する」

 

「いえいえ、そこまで頭が悪く無いのはわかってます……けど、怖いのは確かです」

 

まあエアーとマーリンは戦闘力が高い

エアーの方は潜入任務を扱い、マーリンの方は正面から撃ち合う。

死角からの攻撃と、正面からの睨み合い

それぞれ分野は違うが、女で男相手に負かすだけあの2人には技術とオーラがある。

……関わりたいモノでは無いのは確かだ

 

「それで、4人はどうしてる?」

 

「フォレストさんは工廠にしばらくいた様ですが、すぐにマーリンさんと合流したみたいで……」

 

「他の2人は全くわかりません」

 

「……どうしますBOSS?」

 

「……ひとまず怪我人が出てないなら良い。

1日動きまわったところで明日の訓練に支障を出すほどの連中じゃ無い。

一応、工廠で話を聞くが、終わったらお前は部屋に戻って寝る以外無いだろう」

 

「BOSSは?」

 

「……俺の寝床に近づいて来たら拘束しておく」

 

そんなヘマをする連中じゃ無いが、拘束しても問題は無い

……今日中に作戦の話をするつもりだったが、明日にするしか無い。

 

「なんかあったら知らせてくれ」

 

『了解』

 

「ついで、お前に1つ頼みたい」

 

「なんですか?」

 

「工廠に行った後、中隊長の所へ行け」

 

「……なぜですか?」

 

「発砲の許可をもらえ」

 

「……まさかティムを撃つんですか」

 

「仲間に向かって銃とナイフを向ける事はするなと言ってるだ、もしヤルなら俺がやる。

だがそんな乱暴な話じゃない。明日ティムの仕事が増えるだけだ、誰にもバレずに桜を狙撃しろ」

 

「さくら?………ああ、アレですか」

 

「そうだ、出来るか?」

 

「BOSSを仕留めるより楽勝です」

 

「……なら工廠に行くぞ」

 

大方、アレさえ落としてしまえばティムは捕まるだろう……ひとまず工廠で夕張から話を聞くか

 

 

 

 

 

 

ー工廠ー

 

「……また襲われるんじゃないだろうな……」

 

「またって、BOSSはそんなに襲われて無いでしょう?」

 

「……そうだな」

 

少なくとも2回は艦娘から奇襲をかけられた……戦闘を含めれば3回か

少ないのは確かだが、後始末がどれも面倒だった。

 

「あれ?スネークさんにウェーバーさん?もう戻って来たんですか」

 

「ああ、ついさっきな。ついでにティムが逃げ回ってるとも聞いたんだが……」

 

「……もう知ってるんですね」

 

「それで、夕張さんはいつもここに居ますね?

詳しい話と今どうなってるか教えて欲しいんだけど……」

 

「あー、いまティムさんがどうなってるのかは知らないですけど、

事の経緯はですね____

 

 

・・・夕張説明中・・・説明中・・・説明中・・・

 

 

「……それならあの2人は容赦なくティムを拘束しますね」

 

「まあ、長引くと警備にも影響が出るかもしれん、さっさと撃ち落とした方がいい」

 

「え!撃ち落しちゃうんですか!?」

 

「ああ、それが一番いいだろう。

明日まで長引けば俺が動かざるをえない、提督が居ない状況で問題ごとが起きるのは俺の責任だ、

恥にもなる。あいつらの中だけで落とし前をつけるのがベストだ」

 

「それに、説明したい事もあるし」

 

「……アレ?提督は一緒に帰って来てないんですか?」

 

「提督はやるべき事とやりたい事があるらしい、明日には戻るそうだ」

 

車内でも考えたが、やりたい事が何なのか……全く見当がつかない。

やるべき事は艦娘を守る事なのは確かだ。

奴は艦娘を守るのが自分の仕事だと思っているらしい アレだけ熱意を帯びている彼の姿は初めて見た

……まあわからなくも無い、あまりにも世間では彼女たちの認識はヒドいだろう

 

「そうですか……じゃあ明日は1人で来るのかな……」

 

「なんか言ったか?」

 

「いいえ!じゃあ私はこれで」

 

「これでって、やる事無いんですか?」

 

「も、もう昼間のうちに終わりましたし、開発も提督の許可なしにはできませんしね」

 

「そうか……邪魔したな」「じゃあ失礼します」

 

「どうも〜」

 

手を振る夕張を背に工廠を後にする

 

 

「じゃあ次は中央庁舎ですね」

 

「ああ、そしたらお前は仕留めといてくれ」

 

「ええ……BOSSは?」

 

「俺は寝る、さすがに突入したあと横になっただけだとキツい」

 

「了解です、ならさっさと済ましますか」

 

「ああ」

 

さっさと済ましまして、明日が来るのを待つか

……昨日から今日にかけて妙に長い、長すぎる、まるで3週間以上かかっているみたいだ…………

 

 

 

 

「以外とあっさり許可をもらえましたね……」

 

「ああ、俺は渋るかと思ったんだがな」

 

「まあ音を立てないってのが良かったんですかね?」

 

「さあな、とにかくさっさと仕留めといてくれ、俺は寝る」

 

「了解です、では幸運を、BOSS」

 

「ああ、そっちもな、ウェーバー」

 

そう言って、ウェーバーは自分の寮に向かった。

寮にあいつは銃を置いてるのか……管理できてるんだろうな?

まああいつの事だから何かしら対策してるんだろう。

…………俺は寝る

 

 

 

 

 

 

 

安全装置よし、弾込めよし、サプレッサー装着よし、ナイトビジョン起動……クリア

桜は…………いたいた、ありゃバレないなぁ、よく改造したもんだ。

そういえば、あいつはキッドナッパーもイジってたか?

自衛隊もあいつにドローン改造させて正解なんだろうが……もはやモノが違うだろうな

昨日見た時は録画用のカメラしか付いてなかったが、今わかっただけでも7.7ミリとサーマルが追加されている。あいつの事だから他にも追加要素はあるだろう、高度も800メートルはある。

落下地点は…………陸風も吹いているから鎮守府外に堕ちることはないな。

 

「……まあBOSSからも許可は得ているしな」

 

別にあいつに文句を言われる筋合いは無い、1発で仕留める

……フゥ

 

 

 

 

スゥッ・・・・・・・・・・・・・・・・今

 

 

 

 

 

よし、ダウンした

 

落下ちてn——————————————–海上

 

……まあいい、俺は知らない、さっさと部屋に戻った方がいい、川内にバレれば面倒だ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あ!?

ヤられただと!?

マジかよ、こりゃ早々にフォレストと講和結ばないと面倒になる……殺されるな……

ん〜と、明日の5時まであと7時間はかかるしなぁ……

メタルギアは部屋で待機してるし、あの2人に投降したら何されるか分かったもんじゃないし、

朝礼で話をつけるしかないか……じゃ工廠でしのぐかな、もうドローンは1から作った方が良いし

 

 

……どうかあの2人に遭遇しません様に!!今の俺には確実に回避出来る確証は無い!!!

 

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