とある科学の無能力者【完結】   作:ふゆい

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 『とある科学の超電磁砲S』が面白すぎて最近幸せです。
 それにしても、『超電磁砲』や『禁書目録』を見るたびに思うのですが、ウチの佐倉は上条さんに比べて主人公補正と戦闘力が異常に低いなぁ。同じ無能力者なのにこんなに境遇が違うというのはどういうことなのでしょうね。
 ま、本作品のコンセプトは『無力な主人公が残酷な現実の中を泥臭く生き抜いていく』ですので、栄えある主人公と比べるのがそもそもおかしな話なのですが。

 ちなみに佐倉は禁書で言うところの『主人公』ではありませんので、あしからず。




第二十話 最後の平穏

 八月三十一日。

 学生達の癒しである夏休みの最終日。真面目な生徒は最後の休日を謳歌し、不真面目な学生は仲間を集めて宿題との格闘を開始するだろう日だ。今頃は万年補習組のウニ頭も宿題に追われているのだろうなとか考えると、不思議と苦笑を浮かべてしまう佐倉である。

 現在佐倉は、常盤台中学女子寮の入り口で御坂美琴と待ち合わせをしていた。白い半袖シャツに黒の薄手パーカーを羽織り、灰色のジーンズを穿いている。相も変わらず普通な着こなしなのだが、彼が立っている場所が立っている場所なのでいやに周囲の注目を浴びてしまう。女子寮の窓から興味本位で顔を出すお嬢様方が「誰誰誰!? 誰の彼氏なのでございますか!?」と空前絶後の大騒ぎを起こしているのは、おそらく佐倉の気のせいではあるまい。頭上から降り注ぐ奇異の視線にちょっとだけ帰りたくなる。

 

(まぁ、常盤台の女子寮にわざわざ出向くようなモノ好きは珍しいだろうしなぁ)

 

 学園都市内で五本の指に入ると言われる名門校。強能力者(レベル3)以上でなければ一国の姫様でも叩き落とすとまで噂される究極のお嬢様学校。世間一般的に見て、佐倉のような凡人が関われるような学校ではない。金持ちと貧乏人とか、そういった格付け以上の何かが確かにそこにはあった。

 こんな自分が常盤台の学生、それも最強クラスのエースとお近づきになれたという事実に感謝するしかあるまい。

 頭の後ろで両手を組み、柱に寄りかかって美琴を待つ。

 それから二分ほどが経過すると、女子寮のドアが恐る恐るといった様子でゆっくりと開かれた。そこから気まずそうに姿を現した美琴を見て、やれやれと嘆息する。

 

「……ご、ごめん。待たせちゃった……?」

「いんや、今来たところ」

『キャァァァアアアアアアアアアアアアアア!! みみみ、御坂様のお連れの方ァアアアアアアア!?』

「……そんなに騒ぐようなことかねぇ」

「うん、なんか……ホントごめん」

 

 もはや芸能人が来日した際のオバちゃん軍団の如き歓声をあげる常盤台のお嬢様方。いくらなんでも声の密度が高すぎやしないかと頭上を仰ぐと、なるほど、女子寮の全部屋の窓が開かれているではないか。

 窓部屋ではない部屋の生徒達も騒ぎを聞きつけて駆け付けたようで、明らかに二人部屋の窓から一部屋当たり四、五人の生徒達が佐倉達の方を覗き込んでいた。向けられている顔には例外なく興奮の感情が浮かび、動物園で初めてライオンを目にした時のような輝きが讃えられている。

 多少覚悟していたとはいえ、これはあまりにも予想の遥か斜め上を通過している。学園都市のお嬢様事情に軽く戦慄を覚える佐倉に、身内の恥を晒した気持ちの美琴は珍しく素直に謝罪の言葉を口にしていた。彼女的にも些か引いてしまうレベルだったらしい。

 

「……俺の抱いていたお嬢様像が音を立てて崩れ始めているっつう事実についてどう思う? 御坂よ」

「もともと存在しないような偶像を浮かべていたアンタが悪い」

「悪いか。清楚で美しいお嬢様ってのは男が願う最高の女性像なんだぜ?」

「知らないわよそんな妄想……」

 

 理想と現実のギャップに『夢』という言葉が若干信じられなくなってくるが、既に御坂美琴というお嬢様イメージから最も遠いところにいる女の子と知り合っている佐倉がそれ以上の絶望を抱くことは無かった。スカートの下に穿いている短パンに気付いた時に比べれば、これくらいのことはなんでもない。

 雑念を振り払うように頭を振ると、改めて美琴の方に顔を向ける。

 

「それじゃ、行くとするか」

「……えぇ」

 

 佐倉の呼びかけに応じる美琴。しかし、彼女が浮かべている表情は決して純粋な喜びなどではなかった。

 

 

 

 

 

                      ☆

 

 

 

 

 

 垣根との戦闘によって闇の世界へ足を踏み入れることになった佐倉は、この四日間を美琴と二人っきりで過ごすことを決めていた。

 垣根の提案を承諾した直後に泣きながら激怒されたことを覚えている。「何考えているの!」と胸倉を掴まれ、凄まじい剣幕で詰め寄られた。『絶対能力進化実験』という地獄を乗り越えた彼女は、少しではあるが学園都市の闇について知っているつもりだった。

 笑顔も光も一切存在しない、血と硝煙の臭いに包まれた絶望の世界。終わりを感じることはできず、どこまでも続く闇の中を手探りで進んでいかなければならない感覚。美琴が触れた少しばかりの闇でさえ心が壊れそうな程に恐ろしかったのに、佐倉はそれ以上の暗黒に身を浸そうとしている。それも、美琴を守りたいという信念に駆られて。

 

『なんでよ……なんで、私の為にそこまで……!』

 

 自分のせいで誰かが犠牲になるのは、もう見たくは無かったのに。

 一万人以上の『妹達』が殺されるきっかけを作ってしまった過去を持つ彼女だからこそ、誰よりもその願いは強い。目の前で無残に肉塊と化す犠牲者を目の当たりにしてきた美琴は、これ以上友人が自分のせいで何かの食い物にされるような事態は避けたかったのだ。

 

『どうして……どうしてよ……!』

『……強くなりてぇんだよ、俺は』

『え……?』

 

 だが、佐倉の服を掴んだまま泣き続ける美琴に彼がかけた言葉は、あまりにもシンプルなものだった。

 「強く、なりてぇんだ」もう一度だけその言葉を口にすると、美琴の頭に右手を乗せる。きめ細やかな髪を梳きながら向けられる彼の表情はどこか辛そうで……それでいて、どこか穏やかな輝きを湛えている。

 佐倉望は無能力者だ。学園都市にはごまんといる、何の力も持たないありきたりの学生だ。

 能力至上主義の学園都市においては常に見下される存在で、高位能力者からは下等生物を見るような視線を向けられる。学園都市内で何かの利益を生み出すわけでもない、ただそこにいるだけの普通の人々。

 佐倉は、自分達に向けられる軽蔑の感情に耐えられなかった。一方的な嫌悪に耐えられるだけの精神を持ち合わせていなかった彼は、救いと居場所を求めて武装無能力者集団の一員となる。同じ悩みを抱えた、同じ苦しみを分かち合うことができる仲間を求めて。

 あらゆることで敗北し、諦めるしかなかった佐倉。そんな彼の言葉だからこそ、美琴は表面上の意味以上に彼の真剣な想いを感じ取った。

 

『一方通行の時は上条が来てくれなかったら死んでいた。今回だって、垣根が条件を提示してくれなかったら二人とも殺されていたと思う。俺の力じゃあ、いくら足掻いても命を守ることはできねぇ』

 

 今の自分がどれだけちっぽけな存在かなんて、佐倉が一番分かっている。どれだけ贔屓目に見たとしても、彼が超能力者達に勝利を掴むことは逆立ちしても不可能だ。それは敵が大能力者や強能力者でも変わりはしないだろう。あくまでも、今の彼は学園都市の最下層で無様に泥を啜る無能力者でしかない。

 ……しかし、

 

『垣根は俺に可能性を示してくれた。無力な俺が強くなれる道を与えてくれたんだ』

 

 最初は自分の命を狙う憎き襲撃者だったかもしれない。美琴を傷つけ、殺そうとした彼を許そうなんて思ってはいない。佐倉はそこまで善人ではないし、美琴至上主義である以上彼女に手を出す無礼者は死んでも許さないと決めている。

 だが、許す許さない以前に、佐倉は心のどこかで垣根帝督と言う存在に憧れを抱き始めていた。

 

『自分でも馬鹿な話だとは思うけど、アイツなら俺を強くしてくれると思うんだ。よく分からねぇけど、垣根に付いていけば俺は変われる。無力で泣き叫ぶしかなかった【佐倉望】を、叩き直してくれる気がするんだ』

 

 それがたとえ絶望への誘いだったとしても、新たな力を掴めるのならば構わない。払えるだけの代償は、惜しみなく払うつもりだ。才能も人脈もない自分が強くなるには、犠牲を恐れてはいけない。

 己を、信念を突き通すためなら、人生の一つや二つ捨ててやる。

 

『……だから、さ。後悔がねぇように、残りの四日間を一緒に過ごしてくれねぇか?』

 

 その時彼が浮かべた表情を、美琴は忘れることができない。

 表面上は笑顔でありながらも、佐倉がその瞳に讃えた疲弊と悲嘆、懺悔の感情を、美琴は確かに目にしていた。

 怒りと悲しみとか、そういった余計な想いを抱く余裕を美琴から奪い去るような笑みを浮かべた彼の頼みを、今の美琴が断れるわけがなかった。

 返事をしようと思っても、喉が機能しない。怒鳴ってやろうと思っても、歯の根が噛み合わない。

 今の彼女にできるのは、佐倉の為に涙を流すことくらいだった。

 

『うぁ……うぁぁあ……!』

『……ごめんな、御坂』

 

 子供のように泣きじゃくる美琴を愛おしく抱き締める。ちっぽけな彼女の温もりを覚えておこうと、佐倉は無我夢中で美琴を胸の中に抱き寄せた。

 ――――その時彼が浮かべた表情を、美琴は忘れることができない。

 

 

 

 

 

                     ☆

 

 

 

 

 

 二人で平和に過ごせる最後の日だからと言って、別に何か特殊なことをするわけでもない。

 セブンスミストで洋服を見て、ゲコ太グッズを買い漁り、ファンシーキャラのアニメ映画を二人で見る。昼飯は有名ファストフード店で取り、午後からは目的もなしに第七学区を歩き回る。

 傍から見たら時間を浪費しているだけのように見えるだろう。最後の一日なのだから、もっと有意義な時間に充てるべきだという意見も分かる。告白するなりなんなりして、二人の関係に決定的な変化をもたらした方がいいのではないかと考えた時期もあった。明確な言葉として伝えていないので確信は持てないが、二人は普通の友人関係以上の気持ちをお互いに対して抱いている。それが恋なのか愛なのかは分からないが、佐倉も美琴もなんとなくではあるがそのことを感じ取っていた。

 だが、二人がこの四日間で新たな関係を結ぶことは無かった。いつものように軽口を叩き合い、いつものように笑い合う。あくまでも『友人』として、『親友』として、二人は残り少ない平穏を謳歌していた。

 

「ほらよ、アイス買ってきたぞ」

「ありがと! やっぱり苺とバニラの組み合わせは至高よねぇ」

「何を言う。マンゴーとカボス以上のベストマッチがこの世界に存在するはずがねぇだろう」

「なによそのゲテモノコンビ。趣味悪ーい」

「短パン女に趣味をとやかく言われる筋合いはねぇな」

「よぉーし美琴さん本気出しちゃうぞー。丁度いいところにゲーセンのコインがあったから、久しぶりに【超電磁砲】の対人実験やってみるかぁー?」

「すみません、調子のりました。誠に申し訳ございません」

「素直でよろしい」

 

 笑顔で額に青筋浮かべる超能力者なんてどういうギャグだ。全然笑えねぇ。

 アイスの組み合わせ議論の末に武力投入によって敗北を喫した佐倉は悔しさを隠すことなくちびちびとアイスを舐め続ける。「美味しいのに……」と思わせぶりに愚痴ることも忘れない。だが、器の小さい男だと馬鹿にすることなかれ。彼はあくまでわざと邪険に振る舞っているのであって、内心では議論の勝敗云々関係なしに美琴との会話を楽しんでいるのである。決して、自分の推奨するアイスコンビが無残に踏みにじられたからと言っていじけているわけではない。

 「にしし」と嫌らしく舌を出して小馬鹿にしてくる美琴から目を逸らしつつ、黙々とアイスを舐め進めていく。トリプルアイスを買ってきたのだが、残暑厳しいこの気温の中だと溶けていく速度が尋常ではない。必死に舌を動かすが、ゴールはいっこうに見えてくる様子は無かった。欲張って大きいの買うんじゃなかった、と何気に後悔する佐倉。

 そんな彼を苦笑気味に眺める美琴であったが、ふと何やら思いついたらしく、不意に頬を赤らめると思わせぶりにちらちらと佐倉の顔を盗み見るように覗き込んでいる。

 

「どうした、御坂?」

「えっ!? あ、その……うぅ」

 

 彼女の様子を怪訝に思った佐倉が尋ねるが、その返事は要領を得ない。頬を赤らめたまま、美琴の視線は佐倉の顔と手元を行き来している。恥ずかしげに、遠慮がちに送られる視線は、どう考えても佐倉が持つアイスクリームに向けられていた。

 なるほど、そういうことか。彼女の視線の意味に気付き、思わず顔が綻ぶ。

 佐倉はその顔に意地悪な笑みを浮かべると、口の端を吊り上げながら「にひひ」と声に出して笑い、

 

「人のアイスを欲しがるなんて、そんなにお前は俺と間接キスがしてぇのか? 純情そうに見えて、意外と積極的なんだな」

「~~~っ!?」

 

 ボン! と一瞬で顔全体を沸騰させる美琴。頭頂部から湯気が出ているように見えるほど顔を朱くした彼女は、恥ずかしさのあまりマトモに言葉を発することさえできないようだった。「あ、うぅ……」と擦れたように声を漏らしながら俯く姿になんだか性的興奮を覚えてしまう。これが『萌え』と言うヤツか。

 普段ツンツンして暴力ばかり振るってくる美琴の意外な一面が垣間見られた気がして、ちょっとだけ得した気分になる。中学生にしては大人びた発言や行動ばかりする美琴が不意に見せた年相応の羞恥心に、思わずガッツポーズを決めた佐倉を誰が責められようか。世の中の男性ならば誰しも理解できるであろう感情に従って、彼は内心の喜び隠すこともせずに美琴の顔をニヤニヤと眺めていた。

 口元に手を当ててそっぽを向く美琴に見惚れる自分をなんとか押し留めつつも、呆れた風情で右手に持ったアイスを彼女の方に差し出す。

 当然、目を丸くする美琴。先程とは別の意味で、視線が佐倉の顔と手元を往復する。

 

「え、いいの……?」

「違う味が楽しみてぇってのは別におかしなことじゃねぇだろ? 俺ァお前に食われたところで気にしねぇし、アイス一個をケチるような小せぇ人間でもねぇんだしよ。それぐれぇの頼みなら喜んで聞いてやるさ」

「あ、ありがと……」

「でもその代わり、お前のアイス貰うかんな。俺だってそっちの味を食べてみてぇし」

「ぅ……それは構わないけど、恥ずかしいというかなんというか……」

「ぶつぶつ言ってねぇで渡した渡した」

「うぅ……」

 

 このままだと美琴が決心する前にアイスがコーンの上から消滅してしまうので、半ば畳みかけるようにお互いのアイスを取り換える。されるがままにアイスを渡す美琴だが、間接キスなどと言われた手前結構恥ずかしさを感じているらしい。もはや顔を上げる余裕もないと言った様子でもじもじと足元に視線を送り続けている。顔真っ赤だな、と思うものの、照れが臨界点を軽く突破している今の彼女に余計な軽口を送ろうものなら一瞬で消炭にされる可能性が非常に高い。

 

(黙っとこ)

 

 背中にうすら寒いものを感じながら、美琴のアイスを食べていく佐倉であった。

 ちなみに、佐倉がアイスを舐めた瞬間に、正気を失った美琴がパニクって電撃を撒き散らしたというのは全くの余談である。

 

 

 

 

 

                    ☆

 

 

 

 

 

 夕暮れに染まる第七学区。夏休み最終日ということで結構な数の学生達で溢れていた大通りからはだんだんと人気がなくなってきている。夏休みの終わりを名残惜しむように友人達に別れを告げる生徒達を目にして、もうそんな時間かとようやく日暮れに気付く佐倉達。腕時計を確かめると、時刻はもうすぐ六時を迎えようとしていた。

 そういえば、常盤台中学の女子寮は他の学校よりも人一倍門限に五月蠅いという話を聞いたことがある。完全下校時刻を破って帰寮したものには、鬼よりも怖い寮長から文字通り地獄の制裁を食らうことになるとか。以前美琴が顔を青ざめてそんなことを話していたような気がする。

 彼女が星座の一つを飾る前に、早く寮に帰した方がいいだろう。

 丸一日連れ回してしまった罪悪感を地味に感じている佐倉は、隣で歩みを進めている美琴に向けて声をかけた。

 

「じゃあそろそろ帰るか。寮まで送っていくよ」

「……うん」

 

 おずおずと首を縦に振る美琴だが、その表情は優れない。先程までは結構明るく楽しんでいた様子だったのに、どうしたというのだろうか。今日一日の行動を振り返ってみるが、彼女の気を悪くするようなことをした覚えはまったくない。逆にいっそ清々しい程心当たりがなかった。

 「あっれー?」うんうんと首を捻りながら熟考するが、いっこうに答えは出そうもない。そもそも原因や理由が皆目分からないのだから、どのような答えが正解なのかすら理解していない。考えたところで答えが出るはずはないのである。

 思考の堂々巡りにひたすら嵌り込む佐倉だった。

 ――――そんな彼に、美琴が不意に声をかける。

 

「……ねぇ、佐倉」

「あれじゃねぇ、これじゃねぇ……んぁ? どうしたよ御坂」

「いや……」

「なんだよ、はっきりしねぇなぁ」

 

 歯切れ悪く言葉を濁らせる美琴に怪訝な表情を向ける。普段から直球で誤魔化すなんて対応はほとんどしない彼女らしくない態度だ。ちらちらと目線を泳がせ、両手を腰の辺りでギュッと強く握りしめている。まるで、何かを我慢しているかのように。

 それから何度も口を開こうする度に踏み止まる美琴だったが、時間が経ったことでようやく決心がついたらしい。遠慮がちに佐倉の顔を覗き込むと、消え入りそうな程小さな声で囁くように言葉を発する。

 

「アンタは……アンタは、明日になるのが怖くはないの?」

 

 

 

 

 




 垣根戦翌日から美琴とデートできる佐倉の肉体回復力に脱帽。



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