面倒くさがりな直感系決闘者がゆくARC-V物語 作:ジャギィ
……正直、出すべきかどうかすごく悩みましたが、とりあえず決めてる話だけでも進めていきます
それでは悩みに悩む第10話ドーゾ
そこは、コンクリートで囲われた部屋
鉄格子がつけられた小さめの窓が唯一外を覗ける場所であり……オベリスクフォースの男は、そこから漏れる明暗を頼りに昼夜の変化を感じながら数日を、エクシーズ次元のレジスタンスの捕虜として過ごしていた
無論、普通ならばただ漫然と過ごすなど彼の環境からしてあり得ない。最初から捕まらないようにはもちろん、仮に捕まったとしても自力で逃げ出すくらいの教育がアカデミアの人間には施されており、それを実行に移すだけの身体能力も知能も持ち合わせていた。目の前の鉄製の扉を破って脱出など造作もないはず。…しかし……
「…………」
無気力で、無言。彼は生きる喜びと目標を見失って、心あらずといった状態だった。1日に3回運ばれてくる簡素な食事も、殆ど手に付けていなかった
彼をこのような状態にした原因を問われれば、真っ先に白星風斗という人物の名前が挙がる。やったことは、オベリスクフォース…いや、アカデミア兵たちの行動を非道な行為と指摘しただけである。その後捕虜として生かされた彼はレジスタンス基地の牢のような部屋で軟禁される状況に至ったわけだ。ただ勘違いはしないでほしい。風斗は断じて追い詰めるために彼を生かしたわけでもない
窓から外の様子を見る。無邪気に走り回っている子供達が楽しそうに笑っている。その顔を見ると、彼はより自分の心に影を落とした。自分たちのやったことは、あの笑顔を奪うことだったのか?次元を統一させるという、赤馬零王…プロフェッサーの言葉は嘘だったのか?それとも必要な犠牲?分からない、分からない……
「俺は、何をすれば良いんだ……?」
涙を流しながら後悔をした彼は、己自身に問う。これから自分のすべきことは何なのか……
重みのある懺悔が、薄暗い部屋で反響した
「……分からん……」
トーストにバターを塗りながら、僕は脳みそをフル回転させる。しかし、結果はまさに空回り
「分からん分からん分からん分からん分からーーん!瑠璃助ける為でも平和の為でもなけりゃ、一体全体何のために僕は戦ってんだよ!?」
「師匠、静かにしてください。周りの人に迷惑です」
「アッハイ」
休暇も兼ねて療養している弟子に怒気の込められた声で注意され、思わず反射的に答えてしまう。12歳とは思えない威圧感にビビらずにはいられなかった
現在食堂にて僕は飯を食いながらちょいと独特な悩みの解決法…というか答えを必死に考えていた。周囲の突き刺さる視線を無視しながら、おにぎりを頬張る弟子…暗斎の挙動を確認する。………ンン……
「なぁ暗斎。本当に何ともないんだよな?」
「師匠、その質問今日で7回目ですよ。どれだけ過保護なんですか?」
「過保護ってお前なぁ…あれだけのことがあったんだぞ?それの心配をしない奴は師以前に人としてどうかしてんだろうが」
…暗斎が死にかける事態が起きた日から3日経った。もうこの世界に来て3ヶ月に差し掛かろうとしていた。あれから暗斎の身体を精密検査したところ、身体の内部……僕が特に懸念していた内臓や脳などのダメージは殆ど見当たらない、との結果が出てきた。きっとそれを聞いて1番安心したのは僕であろう。デュエルを教えた結果、その弟子が死ぬ、あるいは生きるのが困難な怪我をした……何てことになったら、きっと僕は罪悪感で生きるのが辛いことになるだろう。それか全て忘れて平然と生を謳歌するか。どっちにしろロクなことじゃないのは確かだ
「……結局、章吾さんたちにもお前を頼むって言われたからな…」
「あ……あの…父さんたち、何か言いましたか…?」
「そりゃあもう。お前が強くなったことには感謝してたし、無茶な修行やらせてたことは注意されたよ…」
何より辛かったのは……暗斎が仮死状態(おそらく)になったことを自分の口で伝えることだった。手足は震えたし、歯もガチガチ鳴らした。それでも、正直にことの顛末を言い切った。言い切ったあとは殴られる覚悟で歯を食いしばった。きっと怒鳴り散らされて、「迅を返してもらう!」…くらいは言われると思っていた。愛する息子が死にかけた…何て言われて冷静でいられるはずはない……そう思っていた
けど、章吾さんは僕の肩に手をポンっと置いて、「君は最善を尽くしたのだろう?」…と聞いてきた。答えはもちろんYesだ。それだけははっきり答えると、「息子はそういう危険な目に遭う覚悟して君に弟子入りしんだ。私たちもそんなあの子の意思を尊重して君に託した。君が迅のために必死に戦ったというのなら、君に言う文句なんてないよ」なんて言ってきたのだ
申し訳ない気分になった。瑠璃のことで自己嫌悪に陥って、そのせいで息子の命を危険に晒した僕を、きっと許してくれたのだと思う。普通ならもう僕は弟子などいない状態だっただろうに、それでも僕を信じてくれている。もしかしたら、明日には消えていなくなるかもしれないのに……
「……あんなにいい人たちは、とても裏切れないよ…」
「師匠…?」
だけど、本音を言えばその全面の信頼が少し問題なのだ。この先スタンダード次元に行くことを考えれば、きっと暗斎を置いていく…いや、置いていくつもりだ。他に気にかけなければいけないことが多い以上、別のことにリソースを割くわけにはいかない
しかしそうなれば、確実にこのバカ弟子はついてくる…間違いなく。そうなれば、ランサーズに入る予定の僕に合わせて必ずランサーズに入る。そうすればシンクロ次元での……さらにその先のアカデミアとの苛烈な戦いが待ち受けることになる。そうなれば、今度こそ命を落とすかもしれない。…いや、落とすと考えなければならない
今、秤に乗せられた2つのうちどちらかを選ばなければならない。瑠璃を自ら助けるために暗斎の命を抱いてスタンダード次元に向かうか、ユートと黒咲に全てを託してエクシーズ次元に残るか
「…だけど、その前にこの悩みも解決しときたいしなぁ〜…どうしよう……」
「悩み?なにか悩んでるんですか?」
「ちょっとね…自分で解決しときたいから置いといてくれる?」
「ハァ……」
瑠璃は助けに行きたい。あの時救えなかった贖罪のつもりでもあるし、いい加減今の時系列をハッキリさせておきたい。よく考えれば瑠璃が攫われてから…だけでは、どの辺りからARC-Vのストーリーが始まるのか正確には分からない。榊遊勝の失踪はストーリー開始時の3年前…榊遊勝が失踪して1年か2年か、それが分かれば……。…いかんいかん、色々ありすぎて少し混乱しているみたいだ…何をすべきなのか一旦整理しよう
とりあえずまずはスタンダードに行くかエクシーズに残るか、を決める。正直な気持ちスタンダードに行きたいが暗斎への安全ゆえに最終的な決断が下せない…といったところか。時間軸に関してはスタンダードに行けたら分かる…程度で考えておこう。そこはそもそも主人公の榊遊矢とかに関わらないと関係のない話だし
……で、ある意味1番の問題が、僕の理性(仮)が言ってきたあの言葉……
「……なぁ、暗斎」
「ん?」
「お前は、何のためにアカデミアと戦っているんだ?」
自分で考えると入ったものの、このままじゃ埒があかないから暗斎に質問の意図をぼかして聞いてみる。……別に参考程度ならいいと思うんだよ、僕
「なんですか、急に?」
「いや、ちょっとね…答えられる範囲でいいから…な?」
急な問いかけに疑問符な弟子だが、特に何も聞かずに答えた
「最初にも言いましたけど、俺は父さんや母さんたちを守る為ですね。その為に、師匠に弟子入りしましたし」
「…そうかぁ……」
そういやそうだった。…だけど、実にシンプルだ。何というか暗斎らしい
こいつはまだまだ子供だ。大きくなれば自然と見えてくる凄まじい人間の醜さを知らずに生きてきたからこそ…いや、きっと分かった上で暗斎はみんなを守るって言ってるんだろうな
人の気持ちなんざ誰にも分からんが、こいつの自分の大切なものを守ろうとしている必死さだけは僕でも分かる。アカデミアからもそういう悪意からも、子供心ながら傷つけない為に戦おうとしている。1人でオベリスクフォース3人に挑んだ時もきっとそういう気持ちだったと思う。汚れきった
「……何の為に、アカデミアと戦おうと思ったのかなぁ…」
その理由は2ヶ月半も前に抱いた感情だ
今の僕には、とても思い出せなかった
いつもの訓練所のアリーナ。デュエルディスクを僕が構えると、向こう側の黒咲もその腕から青の光をブーメラン状に伸ばした
「……何故俺を誘った?」
難しそうな…いや、どこか自分を追い詰めた表情でこちらに問いかけてきた黒咲
「…何故って言われてもな……」
「俺以外にも、光磁やお前の弟子…他の奴もいただろう。何故わざわざ俺を指名した?」
「暗斎は怪我治してんだから無理…お前を誘ったのは、お前と戦いたかったからだよ」
「それだけか?」
黄色い眼光が僕の身体を射抜き、固まらせる。…こいつ相手に嘘はつけないなぁ…
「……ちょっと、分からなくなってな…」
「何がだ?」
「僕がアカデミアと戦う理由」
「戦う理由だと?」
「あぁ……待て、身構えるな。別にアカデミアと戦いたくなくなったとか、そういうんじゃない。…今ある気持ちよりも、もっと何かあったはずなんだよ…戦おうと思ったキッカケが」
瑠璃を救いたいのも、融合次元を倒して平和な世界にしたいのも…きっと本心のひとつだ
だけど……後からついてきた理由ではないはずなんだ、キッカケは。あの白タイツマンが言ったように……本当に、単純な理由で戦おうと思ってた気がする
「それを思い出す為にも、お前とデュエルしようと思ったんだよ。誘った理由は……何となくお前がいいな〜…って、思って…」
黒咲を見る。より強い視線を放つ目と僕の目があってしまい、思わず目をそらす。なんか雰囲気がヤバい。もしかして怒らせてしまった…?
「…………」
「…………」
長い、沈黙
「……そうか」
そして何を察したのか、一瞬だけ瞳を閉じ…ディスクを構え、こちらに語りかける
「俺もお前とのデュエルで確認しておきたい。…来い!」
「…すまんな……」
どうやら、向こうはこっちの申し出を受けてくれるみたいだ。確認したいというのが何かは分からんが……全力でいこう
「「デュエル!!」」
白星 風斗 LP4000 手札 5枚
VS
黒咲 隼 LP4000 手札 5枚
さてと…先行後攻は自動的に決まるし、初手がどんなものか確認して……ア゛ッ……
「……ヤッベェ……」
思わずそんな一言を吐いてしまう。いや、初手が酷いわけではない。至って普通…というか、そこそこ回せる分いい手札と言えるだろう。だが違うんだ、問題はそんなことじゃない。ちょっとした、好奇心で作ってしまった
いや、今からでも遅くはない!早いうちに……
「……あの、黒さ…」
「先行は俺だ!俺のターン!」
遮られてしまった。これはもう無駄としか思えない…
「手札から「
何の前触れもなく現れる機械のような2体の鳥類。1体は輪のような脚を持った緑の鳥、もう1体は羽根を幾つも周りに浮かせた細長い青の鳥だった
レベル4 ATK1300
レベル4 ATK1800
「「
回る回る、ガンガン回る。もしかしたら黒咲本人だけではなく「
「「
レベル4 DEF1500
「俺はレベル4の「
「バニシング・レイニアス」と「ファジー・レイニアス」は流動する紫の球体となり、銀河のような渦に飛び込んでゆく
「冥府の猛禽よ、闇の眼力で真実を暴き、鋭き鉤爪で栄光をもぎ取れ!エクシーズ召喚!飛来せよ、ランク4!「
そして、渦から人間大くらいの青と茶の混じり合ったフクロウが飛来してきた。頭頂の部分に「
ランク4 DEF2500
「「
レベル4 DEF100
「レベル4の「
巨大な翼を広げて現れる2体目の猛禽。青い脚の爪が光を反射させる
ランク4 DEF2500
「「フォース・ストリクス」の効果!
白星 風斗 LP4000 手札 5枚
VS
黒咲 隼 LP4000 手札 4枚
ランク4 DEF2500
ランク4 DEF2500
伏せカード 1枚
「フォース・ストリクス」2体かー……まあ伏せも1枚しかないし、3体じゃないだけマシと思おう
「僕のターン!ドロー!」
……さて、と
「黒咲、先に謝っとく。ゴメン」
「…?何故謝る?」
「すぐに分かるよ……」
間違いなくこのカードを使えば黒咲はキレる。けどこのデュエルは僕の今後を左右するかもしれないある意味分岐点のような戦いだと捉えている。…だから、怒られるのも覚悟で使わなければならない…!
「僕は、「
「?!なんだと!?」
何もない空間から、大型犬よりさらに一回り大きい機械でできた猟犬「
レベル3 ATK1000
「風斗!何故お前がアカデミアのカードを!?どういうことだ!?」
「あぁ、それは……待て!お前の気持ちが分からないわけでもないが、とりあえず落ち着け!」
僕が召喚した「
「僕がこのカードを使ったのはアカデミアの対策の為だって!お前が考えてるようなことはしてない!」
「アカデミアの対策だと?」
とりあえず話は聞いてくれるのか、歩くのを止めてその攻撃的な気配を収める。…けど、黒咲の
「アカデミアだって対策を取られて放置するほどバカじゃない。だけどあいつらがどんな対抗策を取ってくるのか、僕らは確信の持てない予想しかできない。だからもっと別の弱点はないのかって探そうと思ったんだよ……僕、カードとか使わないと明確にデッキを理解できないから」
この先立ちはだかる敵は、たくさんの知らなく強力でインチキなカードを使うことだろう。僕が知っているのはあくまでシンクロ次元編中盤くらいまでのストーリーの流れとカードだけだ。まだ知らないことやカードもあるわけだし、僕が未来予知を出来るわけでもない…。新しいデッキに丸々変えられたら全く意味をなさないが、それでも出来る限りのことを知っておいたほうが先の為にもなるし…
……あと半分くらいの理由を言うと、集団用のデッキをどこまで自分の武器にできるか…って楽しみがあることも否定はしない。OCGじゃこの「
「……どうやってそのカードを手に入れた?」
「この前解析班に渡したアカデミアのデュエルディスクあったろ?あれに付けられてたやつを頂戴しただけだ」
まだ使えるやつは1つだけ取っているけどな。解析班に渡したやつは壊れているやつだったが、それでも解析して融合次元の技術をデュエルディスクに組み込むことは可能だそうだ。けどそれでも時間はかなり掛かるらしいから、スタンダードに行くとしたらこのタイミングだろう
それと捕虜のデッキは大切にとってある。どれも同じ内容のデッキとはいえ、向こうからして見れば思い入れのある大切なデッキだろう。尋問の際に返すつもりではある
「……お前の言い分は分かった。…よく考えてみれば、お前はそういう奴だったな……」
黒咲は眉間に皺を寄せまくるが、それもやがていつもの仏頂面に戻った
しかし「そういう奴」ってどういう意味だ?なんだかバカにされてるようでされてないような言い方だな…言ってて意味が分からなくなってきた。考えても仕方ないのでデュエルを再開する
「んじゃ、「
僕の指示とともに「
黒咲 隼 LP3400 手札 4枚
「くっ…」
「そして「
ピシッ!
「
それは鉄と木で作られた犬であった。「
「
カラクリ守衛
レベル4 DEF1800
「チューナーだと?まさか……」
「そのまさかよ。だがその前に、「アイアンコール」を発動!自分の墓地のレベル4以下の機械族モンスターを1体特殊召喚する!「
レベル3 DEF1000
「そして相手の場にモンスターがいて攻撃力1500以下のモンスターが特殊召喚に成功した時、速攻魔法「地獄の暴走召喚」を発動!僕は特殊召喚したモンスターを攻撃表示で、相手は自分のモンスター1体を対象にしてそれらの同名モンスターを手札・デッキ・墓地から全て特殊召喚するが…」
「……俺の場にはエクシーズモンスターの「フォース・ストリクス」のみ、よって俺は効果が使用できない…」
「僕はデッキから2体の「
僕のフィールドに、3体の機械猟犬が揃う。ここまでは回せるんだよなぁ…
レベル3 ATK1000
レベル3 ATK1000
「2体の「
「グゥ…!」
黒咲 隼 LP2200 手札 4枚
「僕はレベル3の「
「
「
空から、塊が落ちる。それは黒ずんだ鎧を着込んだカラクリであった。内の歯車を噛み合わせ、それが回ると黒い鎧と角がついた兜をガチャガチャ音をたてながらこちらを見据える。その右手には赤い軍配団扇を持ち、顔面の四方4つに付けられた丸い目が青い色を発した
「シンクロ召喚!大局を動かせ、レベル7!「カラクリ将軍
カラクリ将軍
レベル7 ATK2600
「シンクロ召喚…」
「シンクロ召喚に成功した「カラクリ将軍
どこに仕舞っていたのか懐から機械で出来た角笛のようなものを「
法螺貝を鳴らしたような気の抜けた音を何度も吹いていると「
カラクリ守衛
レベル4 DEF1800
「これは…」
「レベル3の「
カラクリ将軍
レベル7 ATK2600
「「
樽に手足の生え、少し持ち上がった樽底から黄色いライトを光らせたカラクリが現れた。前に留め金でぶら下がっている木版には達筆な字で「真九六」と書かれていた
カラクリ樽
レベル2 DEF400
「レベル3の「
2つの輪になった「
「全てを切り裂く
その出で立ちは、まさに武者武士。黒を基調とした身体には鋼鉄の和服を身に包んでおり、黄色い帯を腰に巻き草履を履いている。黒い鞘をX字に背負って、その両手に鋼の刀が1つずつ握られている。頭部の後ろ髪を1本に縛るような形で付けてある機械から、命を燃やすように激しく火花を散らしている。その火花が結った髪のように見える
「シンクロ召喚!出陣しろ、レベル5!「超重剣聖 ムサーC」!」
超重剣聖 ムサーC
レベル5 DEF2300
「シンクロ召喚に成功した「ムサーC」の効果で、墓地の機械族モンスター1体を対象に発動!僕は「
「…ッ!」
カラクリ将軍が、その軍配団扇を前に向かって思いっきり扇ぐ。すると強風が「フォース・ストリクス」の体勢を崩す。必死に持ちこたえようと翼をばたつかせるが、このままでは墜落すると判断したのか、地に足をつけその翼で風をガードする。とても強い風だったのか、黒咲の髪と服を後ろに揺らす
ランク4 ATK600
「まだ1体残ってる!「
再びフィールドを蹂躙する、将軍の暴風
ランク4 ATK600
「バトルフェイズ!「カラクリ将軍
「リバースカード「
「あ!…クッソ!攻撃続行!やれ、「
どうせ「レディネス」を放置しとくのもまずいしな!
「
本来ならばここで戦闘ダメージが発生して黒咲に大ダメージを与えることができる……しかし、そうは問屋を下さないのが黒咲
「墓地の「
先ほど発動し墓地に送られたカードを再度使用し、ダメージを回避する黒咲。まあ「レディネス」使った時点でこうなるとは思ってたけどね……
しかしさすがの黒咲も「レディネス」の墓地効果も使わされるとは思ってもいなかったのだろう。「
「メイン2!僕はレベル7の「カラクリ将軍
「何!?」
「
「空を支配せし竜を模す機械よ!己が分身たる幻影を携え、制空圏より舞い降りろ!」
空から突如、白い飛行機が飛来してくる。背の部分に小鳥のような薄い青緑色の小型ジェットを乗せながら、左右それぞれ3つのジェットエンジンから6つの飛行機雲を伸ばしている。滑走のための車輪みたいなものは見当たらない
やがてフィールドにまで降りてきた飛行機の下が開き…車輪の代わりに出てきたのは、3つの爪がついている4本の腕と…竜の顔の形をした頭部だった。頭の口の中にはバーナーのような噴射口があり、その蒼眼で辺りを見渡した
「エクシーズ召喚!ランク7!「幻獣機ドラゴサック」!」
幻獣機ドラゴサック
ランク7 DEF2200
「シンクロから、エクシーズだと」
「「幻獣機ドラゴサック」のモンスター効果!
「ドラゴサック」の斜め左右後ろに不思議な光が照射される。するとその光が次第に大きくうねり…「ドラゴサック」そのものに変わっていった。その透けた姿形はまさに瓜二つ…いや、背中の小型ジェットだけが存在してなくて、それが本物と幻影を区別する唯一の違いだった
幻獣機トークン
レベル3 DEF 0
幻獣機トークン
レベル3 DEF 0
「自分フィールドにトークンが存在する限り、「幻獣機ドラゴサック」は戦闘・効果では破壊されない。そして、自分の「幻獣機」モンスター1体をリリースして「ドラゴサック」のもう1つの効果!フィールド上のカード1枚を選択し、それを破壊する!「幻獣機トークン」をリリースして「
「ドラゴサック」を模した「幻獣機トークン」が、強いジェット噴射を噴き上げながら「フォース・ストリクス」に突撃する。実体のないそれはやがて全身を炎で包みあげて…直撃した「フォース・ストリクス」もろとも爆散した。機械めいたフクロウの羽根が光の粒となり消え、爆風が地を揺らした
「ウオォっと…!これで僕はターンエンド」
白星 風斗 LP4000 手札 3枚
幻獣機ドラゴサック
ランク7 DEF2200
幻獣機トークン
レベル3 DEF 0
超重剣聖 ムサーC
レベル5 DEF2300
VS
黒咲 隼 LP2200 手札 4枚
ランク4 DEF2500
「フォース・ストリクス」が1体残ったか…手札には「トリビュート・レイニアス」もいたはずだから「
しかし「
「俺のターン!」
考え事をしている間にも、ターンは進む
デッキトップに指を置き、カードをドローする。そのカードを確認した黒咲は、すぐさま行動に移した
「「
レベル4 ATK1300
「「バニシング・レイニアス」の効果発動!召喚・特殊召喚に成功したターンのメインフェイズに1度、手札の「
レベル4 ATK1800
「「
「「スキップ・フォース」ゥ!?このタイミングで!?」
つーかそれってシンクロ次元編で使い始めてなかったっけ!?「スキップ・フォース」ナンデ!?
「これにより俺の「
流石に予想外のカードの登場に混乱してしまう。しかし現実は無情なり。「フォース・ストリクス」は
「誇り高きハヤブサよ。英雄の血潮に染まる翼翻し、革命の道を突き進め!」
ありったけの酸素を使いながら黒咲の後ろで激しく燃え上がる炎が…爆ぜて、搔き消えるように吹き飛ぶ。その中心に、黒きハヤブサが翼を広げ佇んでいた
その脚は存在せず、代わりに巨大な剣のようなものがついており、10のエンジンを動かしながらその黒翼を翻す。前部分に突き出た胴体の先にはその巨体に見合わない小さな頭があり、しかしそこから湧き上がる雰囲気は…まさに歴戦の勇士そのものであった
「ランクアップ・エクシーズ・チェンジ!現れろォ!ランク6!「
ランク6 ATK2000
「「レヴォリューション・ファルコン」のモンスター効果!
ヤバい、マジヤバい。あれだけ手札あるからエクシーズ召喚しても「ライズ・ファルコン」…最悪「ブレイズ・ファルコン」までだと思っていたのに、まさかのレヴォリューションからの革命ですかいお兄さん
…いや、「レヴォリューション・ファルコン」で全部のモンスターを攻撃してもダイレクトアタックできるのは攻撃力1300の「バニシング・レイニアス」と1800の「トリビュート・レイニアス」……次のターンまでは耐えれるから
白星 風斗 LP4000 手札 3枚
幻獣機ドラゴサック
ランク7 DEF2200
幻獣機トークン
レベル3 DEF 0
超重剣聖 ムサーC
レベル5 DEF2300
VS
黒咲 隼 LP2200 手札 3枚
ランク6 ATK2000
レベル4 ATK1300
レベル4 ATK1800
「バトルだ!「
「レヴォリューション・ファルコン」が、空高く飛び上がる……いや、どちらかというと浮遊している感じだろうか。そんなどうでもいいことは頭の片隅に押し込み、顔を上にあげ「レヴォリューション・ファルコン」を見据える。照明器具が眩しく発光する中、その翼の骨組みに取り付けられた何かが開く音がした
「敗れた者たちの意志を継ぎ、全ての敵を殲滅しろ!「レヴォリューショナル・エアレイド」!!」
その音は、空襲などに使われたミサイル形状の爆弾を格納していたもののハッチが開いた音。続けてヒューー……と気の抜けた音と共に大量の爆弾が空から降り注がれる。あぁ、そういやこんな攻撃だったな〜…。攻撃が行われている中、
炸裂する爆弾。「幻獣機トークン」、「ドラゴサック」、「ムサーC」の順に爆裂していく僕のモンスターたち。周囲を覆う黒煙。……そして何故か
「ギャアアアァァァァァーーーーーッ!?」
爆風で身体を勢いよく宙に吹き飛ばされ地面に激突。予期せぬ攻撃で頭の中をシェイクしてしまい意識が朦朧としてくるが、それでも僕まで巻き込まれた事態に…理不尽に怒りを感じずにはいられなかった
なんで僕まで攻撃されてんの!?全部のモンスター守備表示にしていたのに!どう考えてもおかしいだろコレ!?
白星 風斗 LP4000 手札 3枚
VS
黒咲 隼 LP2200 手札 3枚
ランク6 ATK2000
レベル4 ATK1300
レベル4 ATK1800
「「
クソッ!しっかりしろ!意識がボーッとしていたけどすぐに頭ん中をハッキリ…
「グェッ!?」
煙の中から突撃してきた「バニシング・レイニアス」の攻撃を腹で受け切ってしまう。その後ろから「トリビュート・レイニアス」が浮かせた羽根の先端からレーザー光線を四方八方から掠めるように当ててくる。ファンネルみたいな攻撃だなオイ!
後ろ向きにぶっ飛びながらも体勢を整え綺麗に着地。「バニシング・レイニアス」の突進のおかげで逆に意識が覚醒した結果であった。出来りゃもっとゆっくり優しく覚醒したかったけどね!
白星 風斗 LP900 手札 3枚
VS
黒咲 隼 LP2200 手札 3枚
ランク6 ATK2000
レベル4 ATK1300
レベル4 ATK1800
「いったァッ!ホンット痛い!」
けど、これで黒咲は全部のモンスターで攻撃した!「トリビュート」で「
「「
………え?
「ハァッ!?」
「デッキからリリースした鳥獣族と同じレベルの鳥獣族を特殊召喚する!「バニシング・レイニアス」はレベル4!よってデッキから同じレベル4の「
緑の鳥が光の粒へと変化して霧散し……散らばった粒子が1つに繋がり、朱色のキツツキのような鳥が新しく生まれる。ハサミを形取った脚が、カチャリと不穏な音を鳴らせた
白星 風斗 LP900 手札 3枚
VS
黒咲 隼 LP2200 手札 2枚
ランク6 ATK2000
レベル4 ATK1700
レベル4 ATK1800
「ウソーン……」
この土壇場で、まさかの僕のあげたカード大活躍。…まぁ使いこなせてるみたいだし、僕の実力不足による敗北と受け取ろう
「「
「インペイル・レイニアス」が、頭…というより嘴を前面に向け身体を細く捩らせる。その姿は少し大きめのダーツの矢に見え、その姿勢のまま一気に距離を詰めてくる
カクカクと飛びながらも方向を急に変えていき、その方向は次第にドリルのように旋回しながら僕に猛スピードで迫って……身体に走る衝撃と同時に、僕は大きく仰け反った
「グワァッ!!」
ふと、振り向いた先には……無機質だが、どこか無邪気にも感じた鳥がエメラルドの瞳でこちらを見つめていた
白星 風斗 LP 0 手札 3枚
VS
黒咲 隼 LP2200 手札 2枚
ランク6 ATK2000
レベル4 ATK1700
レベル4 ATK1800
「…クッソー、あそこで「スワローズ・ネスト」かー……。耐えれたら勝てる自信あったんだがなー……」
そんなことを愚痴りながら僕は左手に持っている……「
僕の墓地には黒咲によって送られた「ドラゴサック」や「ムサーC」の他にエクシーズ素材となった2体の「
そうすれば、4種の「
「……まぁでも負けたわけだからな〜……」
たらればの話をしても仕方がない。重要なのはこのデュエルでは勝てなかった、という事実だ。実際に使うのはともかく、これはまた調整の必要がありそうだな……
やっぱり「一族の結束」が必要か。あれがあれば大体の「
「………風斗」
「……ん?…黒咲?なに?」
次の構築に関して考え込んでいると黒咲が険しい表情で話しかけてきた
「もしかして「
「……いや…」
「そっか、それは良かった。さすがにこれ使うな、なんて言われたらヘコむとこだったわ。頑張って作ったし、カード使われないなんて勿体無いしな」
ホント、OCGじゃ出てないんだよねARC-V仕様の「
「…風斗。今のお前とのデュエルで、感じ取ったことがある」
「感じ取ったこと?」
「今のお前には、デュエルに対する情熱が感じられない」
…………。デュエルに対する、情熱……
「……唐突だなオイ」
「お前が何を考えて今の状態に至ったのかは俺には分からん。ただ言えることは、今のお前のデュエルは鉄の意志や鋼の強さ…そしてそれらをも溶かす熱い心がない」
勝手な言い分だ。急に今の僕には何かが足りないと何も分からず曖昧なそれを指摘し、デュエルには熱い心とやらがないという…本当に勝手な野郎だ
……けど、それはきっと…僕自身が感じ取って、理解している事柄だろう。熱い心、か……
「…俺から言えるのはそれだけだ。あとは自分で考えろ」
そう言うと、背を向けどこかに行こうとする。そこに制止の声をかける
「待った黒咲!」
「…なんだ?」
「……色々ありがとう、お前のおかげで少し気が楽になった」
感謝を伝える。こいつに掛けられた迷惑は数知れないが、それ以上に僕は助けてもらっているのだ…黒咲にも、瑠璃にも
だから、この気持ちを今しっかりと言葉に出しておく。必ず瑠璃も助けよう。そして、謝ってから…礼を言おう……
「………フッ…」
きっと僕の気持ちは…礼は、通じたのだろう
ぶっきらぼうに笑う黒咲の横顔を見て、そう思わずにはいられなかった
「入るぞー」
冷たいドアノブを回し、グッと力を入れる。頑丈な鉄製扉は嫌な金属が擦れる音を鳴らしながら徐々に奥に開き、その真っ暗…ではなく、月明かりだけが照らしつける部屋に廊下の光が差し込む。月光が届かない部屋の奥隅には簡素なベッドがあり…そこに、仮面の男が寝転がっていた。ベッドの脚元近くの床には食べ残しのご飯が乗せられた鉄の盆が放置されていた
仮面の男…オベリスクフォースはこちらを見ると、あからさまに顔を強張らせた
「…お前は……」
「ドーモ、こんばんわ、オベリスクフォース=サン。尋問のお時間だ。だがその前に……」
扉を開け放しにし、カツカツとシューズを鳴らしながらオベリスクフォースに詰め寄り……
「ウグゥッ?!」
「食え」
手に持っていた一口サイズのコッペパンを口に突っ込む。ついでにアイアンクローの要領で口をふさぐ。これで嫌でも食わざるおえない……喉を詰まらせたくなかったらな
それはこいつも理解できたのか、最初は必死に手を引き剥がそうとしてたのを次第に諦めてゆっくり咀嚼し始める。ゴクリッ…と、パンが喉を通過したのを確認してから手を離す。弾かれるようにオベリスクフォースは後ろに仰け反り、息を荒げながら文句を言ってくる
「いきなり何をする!?咄嗟に食わなければ喉を詰まらせるところだったぞ!?」
「食わせるためにやったんだろうが。テメェの足元にある飯だって必死に僕が探してきた奴だし、
言ってることは暴君そのものだが、聞きたいこともある以上こいつに餓死なんてしてもらっちゃ困る。……別に飯残された腹いせとか、残飯処理するハメになったストレスとかぶつけたわけではない
「…とりあえず食え。あとのことはそれからだ」
「…………」
「オイ、無視すんな」
下を俯いたと思ったら、そのまま飯にも手をつけず黙りこくるオベリスクフォース。また無理矢理食わせるか?
「……俺は………」
「…ん?なんか言った?」
「…俺は……どうしたらいい……?」
……こいつ、何言ってんだ?
「人の話聞けよ。とりあえず飯食って話を…」
「アカデミアのやってたことは、間違っていたのか?プロフェッサーは、俺たちを騙していたのか?俺は…どうすれば良いんだ…?」
「…………」
…なるほどな、自分の行動をこいつは悔いていたが……
「…お前、自分のしたことが間違っていたと思っているのか?」
「……分からない……いつも、プロフェッサーの命令通りに動いていた……命令通りにすればいい…そう、アカデミアで教えられた…」
……ハァ、紫雲院といいこいつといい、なんで命令通りに…って考えが先に出るのかね…?いや、紫雲院は自己がある分まだいい。こいつは、文字通り
「…少なくとも僕は、アカデミアのやり方は間違ってると思うね」
「ッ!」
「だって急に侵略仕掛けてくるわ、基本3対1の物量で戦うわ、負けたらカード化戦えない奴もカード化……どう考えても頭にシロアリ湧いてるとしか思えない考え方してんだろ」
「…………」
唇を噛み、歯をくいしばり、手を力一杯に握るオベリスクフォースの男。自分の拠り所を、人生のすべてのようなものをボロクソに言われたのだから当然の反応だろう
「…だけど、結局のとこ決めんのは本人だろ」
「……え……?」
どこかで聞いたことのあることの1つに、正義の敵は別の正義…なんてのを聞いたことがある。確かにアカデミアはすべての人間に敵と断じられるほどの非道を行っているだろう…だが
「間違ってるって言われてそれを正せるのは素晴らしいことだと思うよ?…けどさ、赤の他人…他人じゃなかろうと
「何故だ…?アカデミアが間違ってると言われるのは、他の人間が正しいからなのだろう?」
「何言ってやがる。正しいことなんてこの世にはない。……きっと他の奴の
「ッ?!」
「……と言うのが、僕の持論だ。結局のとこ、正しい正しくないのを決めれるのは自分だけだ。…だから僕は赤馬零王を否定する。自分の目的の為だけに味方も敵もその人生を踏みにじる奴を…僕は絶対に許さない」
僕の人生だってそうだ。本来ならあそこで終わる僕の生…だけど未練はあれど最後にとった行動は何1つ後悔はない。あるわけが、ない
何の因果か、その喜びと怒りと哀しみと楽しみに満ちた人生を再び歩んでいる僕だからこそ、僕の大事な存在の未来への決定権を奪うアカデミアは……まごう事なき敵なのだ
「…………」
「…ま、結局はこんな考えすらも否定する人間は必ず出てくる。万人受けの価値観なんざ100%存在しねえんだからな。つーか、結局僕もその他人の人生とやらを奪った奴の1人なんだから、偉そうに説教垂れても何の重みもねえよ」
そうだ、それだけは断じて忘れちゃいけない。僕は聖人君子どころかみんなで楽しむカードゲームで人の命を屠った畜生以下なのだ。赤馬零王やその他もろもろの奴も、必要な事と命を切り捨てる奴はロクデナシだ、死で償うべきなのだ
だからって抵抗するな、とは言わない。みんなやりたい事だってあるし、死にたくはない。みんなそうだ、僕もそうだ。だから生きる。生きて生きて、クソどもの全てを踏みにじって、必死にできることをする。それが僕の贖罪…勝手極まりないな……
「だから自分で考えろ。後悔して苦しいなら何度だってやり直せる…僕でもやり直せるんだ、お前ならすぐにやり直す事はできると思うぞ」
「……お前も、苦しいのか…?」
「…ほれ、何度も言うが食え。生きないと、そうやって悩む事もできねえぞ」
……けれど、ワガママだけど……自分の罪を、少しの間くらい忘れたっていいんじゃないだろうか?
「……ありがとう……」
「どういたしまして」
どうせ、いつかまた思い出す。その時に、盛大に苦しむだろう……
「ムグッ…アグッ……」
「…やっぱ腹減ってたんだなお前。そんな意地張ってもろくな事ないぞ?」
だから…精一杯、大切な奴も知らない誰かも助けるから……
「そうだ、食い終わったら尋問ついでにデッキ回し手伝ってくんね?」
「…デッキ回し?」
「デュエルしてくれって意味だよ。ほら、お前のデッキ」
「あ……いいのか?俺にここまでの事をして…」
「ここまでって何だよ?デッキ渡したくらいで脱獄は出来ねーっての。さあデュエルデュエル。お前、テーブルデュエルって分かる?」
ーーーー今くらい、楽しく生きたっていいだろう?
月夜の空に、小さい笑い声が響いた……
と言うわけで、主人公初の黒咲戦敗北です
一応フォローしておきますが、ユートや黒咲などの実力者が勝てないのは、風斗が本気でやらないと勝てないと判断してガチデッキで挑むゆえです(無言のEM竜剣士)
少し投稿が遅れて申し訳御座いません。実は春頃に引越しをしますので、それの下準備等で遅れてしまいました。あと単純に書けなかったのもあります。出来るだけ…最悪、2週間に1度の頻度で投稿出来るようには頑張ります
あと小説の説明文のラストを「お楽しみは、これまでだ!」に変更しました。どうでも良かったら流してください、ハイ
今回結局出せなかった彼は、果たして今度は出るのでしょうか!?それではまた次回!
お楽しみは、これまでだ!