Sonic And Shadow In Phantasm World   作:シャイニングピッグEX

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今回は命蓮寺編です。

一度やって見たかった話なので誰得かもしれませんので、ご了承お願いします。


寅丸の落とし物

ソニックとシャドウは三つ目のカオスエメラルドを探して野原を歩いていた。

 

「カオスエメラルドの事についていくつか分かった事がある。」

 

「?」

 

「一つ目はカオスエメラルドを使った技を使う時には二つないと能力が発揮出来ないこと。」

 

「それで?」

 

「二つ目はカオスコントロールによる時間移動は出来ないと言うことだ。」

 

「何で出来ないんだ?」

 

「ここに張られている結界が特殊なものだからだ。カオスエメラルドのエネルギーの質と結界の質は違っていて、かき消そうにもかきけせない。」

 

「・・・えっと、つまりどういう事だ?」

 

「例えるなら材質の違う木材どうしをぶつけるようなものだ。」

 

「つまりは、エネルギーの種類が違うから単なるエネルギーどうしの衝突では消せないという事か?」

 

「そんなところだ。」

 

二人がそんな話をしていると、一人の女性が寺から追い出されている光景に出くわした。

 

 

 

「ご主人!一体何回宝塔を無くせば気がすむんだ!」

 

「本当にすみません。ナズー、また探して貰えませんか?」

 

「いや、私にも用があるんだ。いい加減たまには自分で探してくれ!」

 

そう言ってナズーリンは寺の扉を閉ざし、寅丸星を寺から出した。

 

「うう・・しかし、一体どうした物か・・。」

 

 

二人は寅丸の元に近寄った。

 

「Hey!どうしたんだ?」

 

「ええ、実は・・ってええ!?」

 

「何だよ、そんな驚かなくても良いじゃん。」

 

「あの・・あなた達は・・?」

 

「俺はソニック。ソニック・ザ・ヘッジホッグだ。」

 

「僕はシャドウ・ザ・ヘッジホッグ。」

 

「私は寅丸星と申します。実は大切なものを無くしてしまって・・。」

 

「何を無くしたんだ?良ければ俺達も手伝うぜ。」

 

「良いんですか?」

 

「ああ。問題ないさ。」

 

「すみません、ありがとうございます。」

 

「で、一体何を無くしたんだ。」

 

「宝塔と呼ばれるお宝です。あれはこの寺にとっても大切なものでして、いつもは私が持っているのですが、いつも無くしてしまいまして。大抵はナズーリンに探して貰っているのですが、そのナズーリンも怒って探してくれないのです。」

 

「成る程な。大体の事情は分かった。じゃあ、早速探しに行こうぜ。」

 

「ええ。すみません、初対面の人にこんな事をお願いしてしまって。」

 

「良いぜ、別に。」

 

「だが、時間は無さそうだ。急いで探した方が良いだろう。」

 

「そうですね。早速行きましょう。」

 

ソニック、シャドウ、星の三人は宝塔を探しに出掛けた。

 

 

 

「で、どこで無くしたとかあてはあるのか?」

 

「今日は人里で買い物をしたり、お茶したりと、その他にも用事で色々な場所へ行っていたので・・。」

 

「・・こりゃあ、時間がかかりそうだな。」

 

「そのようだな。」

 

三人は人里へ着いた。

 

夕方だからなのか、人の姿はあまり無かった。

 

「まあ、人目に付かれて騒がれるよりは良いでしょう。」

 

「とにかく、さっさと探そうぜ。本当に日がくれそうだ。」

 

三人は人里の中を探し始めた。

 

「最初は何処へ行ったんだ。」

 

「最初は買い物をしにこの店へ入りました。」

 

「ここか。鈴奈庵?」

 

「中は本屋のようだ。ここの店主に聞いて見よう。」

 

三人は店の店主に話を聞いた。

 

だが、宝塔についての事は聞けなかった。

 

「ここにはないみたいだな。」

 

「次の店に行こう。」

 

「ええ。」

 

三人は次の店を目指した。

 

「で?次は?」

 

「次は香林堂という古本屋です。少し遠い店ですが。そこにも行きましたので・・。」

 

「よし、何処にある?」

 

「ここをまっすぐ行った所ですが・・。」

 

「よし、少しとばすぜ。しっかり捕まってな。」

 

ソニックは寅丸を抱き抱え、音速で走った。

 

シャドウもその後を追った。

 

そして数秒と経たずに香林堂へ着いた。

 

「着いたぜ。ここで合ってるか?」

 

「え、ええ。」

 

ソニックは寅丸を下ろした。

 

そして、三人はこの店の店主にも話を聞いたが、そのような物はないと言う。

 

「困りましたね、これ以上は私もあまり覚えていなくて・・。」

 

「そりゃ困ったな。覚えていないとなると探すのが大変そうだな。」

 

「こうなれば片っ端から探していこう。ソニック。」

 

「ああ。星、その宝塔とやらの形を教えてくれ。」

 

「四角錐の下に丸い真珠のような物があり、そしてその下に縄のようにねじれているのがくっついているものです。」

 

「分かった。ここで待ってな。すぐに戻ってくる。」

 

そう言うとソニックとシャドウは音速で駆け出し、幻想郷中を駆け回り、数分と経たない内にソニックとシャドウは宝塔を持って戻ってきた。

 

「これか?」

 

「それです!これで命蓮寺に帰れます!」

 

「良かったな、星。」

 

「ありがとうございます、ソニックさんにシャドウさん。」

 

「礼は良いさ。」

 

「しかし、ソニック。僕たちの寝るところはあるのか?」

 

「あ。」

 

「良かったら家で泊まりますか?宝塔を探して貰いましたし、そのお礼もしたいですし・・。」

 

「・・そうだな。お言葉に甘えさせて貰おうぜ、シャドウ。」

 

「ああ。」

 

「では早速帰りましょう。」

 

三人は命蓮寺に帰った。

 

 

命蓮寺の門は閉まっていた。

 

星は門を叩き、中に入れてくれるよう頼んだ。

 

門は開き、三人は中に入った。

 

「で?その宝塔はど・・こ・・に・・。」

 

星以外の命蓮寺の視線がソニックとシャドウに集まった。

 

「・・星、あんた召喚の術使えたっけ?」

 

「それとも宝塔のせい?」

 

「違う違う!俺達は訳あってこっちに来ちゃったんだって!」

 

「なんだ、そうでしたか。夜には妖怪などがでるので、ここに泊まっていって下さい。」

 

「Thanks!」

 

「星もお疲れ様。」

 

「次から無くさないでよ?」

 

「すみません。以後注意します。」

 

そして、一同は寺の中へ入った。

 

 

 

「で、あなた達は一体何処から来たのですか?名前も教えて頂ければ。」

 

「俺はソニック。ソニック・ザ・ヘッジホッグだ。」

 

「僕はシャドウ・ザ・ヘッジホッグ。」

 

「俺達はグリーンヒルって言う所から来たんだ。何て言うか、その・・。」

 

「時空を越えてしまったんだ。」

 

「なるほど、そう言う事でしたか。ところで、その宝石は?」

 

一人の女性はソニックの持つエメラルドを指差した。

 

「これか?これはカオスエメラルドって言うんだ。この世界にもあと五つあるはずなんだが、知らないか?」

 

「いえ、見たことありませんね。」

 

「そう言えば、君達は何者だ。」

 

「失礼しました、自己紹介がまだでしたね。私の名前は聖白蓮。ここの僧侶をしています。」

 

「私は村紗水蜜。船幽霊で、船長でもあるのよ。」

 

「船長?」

 

「一時期船になった事があったのです。」

 

「なるほど。」

 

「私は雲居一輪。宜しくお願いします。」

 

「私はナズーリン。多分ご主人から紹介があったと思う。」

 

「私は封獣ぬえ。宜しく。」

 

「OK。宜しくな。」

 

「てかさ、ナズーとソニック達って似てない?」

 

「なんでさ?」

 

「いや、ナズーはネズミだし、ソニック達もネズミでしょ?」

 

「おっと、俺達はハリネズミだ。そこら辺は間違えないでくれよ?」

 

「ごめんごめん。でも結構似てるしさ。」

 

「ま、いいけどな。」

 

「聖、この二人をここに泊めていってもよろしいでしょうか?彼らの手伝いがあって宝塔が見つかったので。」

 

「・・ふむ、彼らに泊まる場所はありますか?」

 

「客間があいてんじゃない?」

 

「そうですか。星、あなたは彼らを客間に案内しなさい。」

 

「ありがとうございます!」

 

星はソニックとシャドウを客間に入れた。

 

「もう少しで夕飯が出来ると思いますので出来たらお呼びしますね。」

 

「All right!」

 

そう言って星は戻って行った。

 

「さて、シャドウ。俺達も少し休もうぜ。」

 

「そうだな。」

 

ソニックとシャドウは横になった。

 

そして数十分後、星がソニック達を呼びに来た。

 

「ソニックさん、シャドウさん、夕飯が出来ましたよ。起きて下さい。」

 

星はソニックとシャドウを揺すり起こした。

 

「ん・・」

 

「もう出来たか・・。」

 

「ええ。行きましょう。」

 

「OK。行こうぜ、シャドウ。」

 

「ああ。」

 

二人は星についていき、食堂に入った。

 

「どうぞ、好きな所へ座って下さい。」

 

「と、いってもほとんど埋まってるけどな。」

 

ソニックとシャドウは食卓へ付いた。

 

「では、食べましょう。」

 

一同は食事を始めた。

 

「どうですか?お口に合うと良いのですが。」

 

「Delicious!」

 

「旨い。」

 

「それは幸いです。」

 

ソニックとシャドウは食事を終え、客間へ戻った。

 

 

 

 

 

 

 

 




今回はとりあえずここまでです。

次回は今回の続きです。
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