Sonic And Shadow In Phantasm World 作:シャイニングピッグEX
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メタルソニックとの戦いが終わったソニックはシャドウの元へ戻った。
「よし、シャドウ。」
「ああ。究極の力、見せてやろう。フェイクには負けない。」
シャドウはソニックにカオスエメラルド2つを預けた。
『シャドウ、メタルシャドウ。スタート位置に付いて下さい。』
一人の河童がアナウンスを流した。
「時間のようだな。」
「ああ。」
シャドウはソニックとハイタッチし、スタート位置に着いた。
にとりも既にメタルシャドウを起動させていた。
『位置について・・よーい、スタート!」
その合図と同時にシャドウとメタルシャドウは動き出した。
「はぁっ!」
シャドウは横に来たメタルを思いっきり蹴っ飛ばし、転ばさせ、差を広げた。
「早めに決着をつけさせて貰う!」
シャドウはカオスコントロールで自身を加速させた。
このカオスコントロールはソニックのブーストように、移動速度が早くなるものである。
少し走ると、ソニック同様にトゲトゲ地帯に着いた。
「ふん。」
しかしシャドウは動揺せず、山の壁を走り、トゲトゲ地帯を抜けた。
メタルも後ろから姿を現した。
「やはりただのフェイクではなさそうだな。だが!」
シャドウはソニック同様にメタルに体当たりを仕掛け、その後両足で踏みつけ、メタルの足を止めた。
シャドウはニヤリと笑い、そのまま走り去った。
・・しかし。
「・・さて、そろそろ頃合いかねえ。」
にとりはポケットからスイッチのような物を取り出し、そのボタンを押した。
「・・メタルオーバーロードシステム、レース後起動。」
そして、シャドウはカオスコントロールで差を広げていた。
そして、次は妖精や妖怪達の弾幕が待ち受けていた。
しかしシャドウはものともせず、カオススピアで爆発を起こし、煙を出した。
妖怪達は煙でシャドウの姿が見えなくなったのか、弾幕を放つのを止めた。
シャドウはその隙に先に進んだ。
しかし、メタルは姿は現さなかった。
その事をシャドウは気にも留めず、先へ進んだ。
次は赤外線レーザー地帯が待ち受けていた。
シャドウは気にせず通り抜けた。
勿論の事レーザーがシャドウを襲ったが、シャドウはレーザーを全て避け、罠を通り抜けた。
そしてまた少しして、今度は左右に砲台がズラリと並んでいた。
そしてその砲台の下には立ち塞がるようにしてレーザーバリアが幾重にも重なって張ってあった。
「この程度!」
シャドウは砲台が設置された柱を一瞬にして貫通して行き、そしてそのまま走り去った。
そして、メタルの姿が見えないまま、シャドウはゴールした。
『勝者、シャドウ・ザ・ヘッジホッグ!』
一人の河童がアナウンスし、周りから歓声が上がった。
「やったな、シャドウ。」
「ああ。」
「さて、にとり、俺達にカオスエメラルドを・・っていない!?」
ソニックとシャドウは辺りを見渡した。
しかし、どこにもにとりの姿は無かった。
「何処に行ったんだ?にとりの奴。」
「こっちにも居なかった。」
すると、辺りから地響きが起き、青いドラゴンの様な巨大ロボットに乗ったにとりが姿を現した。
「なっ!?」
「なんだあれは!?」
ソニックとシャドウは構えた。
そして、ロボットの中からにとりの声がした。
「私の超最高傑作、メタルオーバーロイドに勝てるかしら!?」
「やっぱり、そう簡単にはいかないってか。」
「待て、ソニック!」
ロボットに向かおうとしたソニックをシャドウが止めた。
「彼女は恐らくカオスエメラルドに取り憑かれている。ただロボットを壊せば良いと言うものではないだろう。」
「何!?何でそんな事が!?」
「それは僕にも分からない。が、今はこいつを倒そう。まずはにとりを助けるんだ!」
「分かった!」
ソニックとシャドウは左右に別れ、それぞれ攻撃を始めた。
しかし、装甲が硬く、ダメージを与えられていなかった。
「くっ!なんて硬い装甲なんだ!」
「だが何処かに弱点があるはずだ。とにかくそこを探せ。」
「よし!」
ソニックとシャドウは再び二手に別れ、弱点を探した。
すると、一ヶ所、にとりの乗っている場所から煙があがっているのを見つけた。
「あったぞ、ソニック!」
「本当か!?」
「ああ。彼女のコクピットの後ろから煙があがっている。そこを攻撃すれば彼女を助け出せる筈だ。」
「Allright!」
ソニックはメタルオーバーロードの後ろにまわった。
シャドウはにとりの注意を引き付けた。
「・・駄目だ、ジャンプが届かない!」
「くっ、どうすれば・・!」
その時、一人の人間がソニックとシャドウを呼んだ。
「ソニック!シャドウ!」
「ん?」
「咲夜!?」
「一旦こちらへ!」
ソニックとシャドウは攻撃を避けながら咲夜の元に行った。
「お嬢様とパチュリー様から二人へお届け物です。」
二人の前に二つのボードと二つのリングが置かれた。
「このボードはカオスボード。その名の通り、後ろのこの空間にカオスエメラルドを入れると起動し、任意のスピードを出せます。そしてこの腕輪はカオスリング。こちらもカオスエメラルドを付けると思った通りの弾幕を撃てるのですが、今回カオスボードにだけ先にエネルギーを充填しておきましたので、カオスボードはいつでも発進できます。」
「Thank you、咲夜!」
「すまない。」
「いえ、構いません。」
「行くぜ、シャドウ!」
「ああ!」
ソニックとシャドウはカオスリングにカオスエメラルドを付けて装着し、カオスボードに乗り込んだ。
するとカオスボードは起動し、浮き上がった。
そして、二人はメタルの前に戻ってきた。
「へっ、どれだけ凄そうなロボットでも、壊せば意味ないぜ!」
「スクラップにしてくれる!」
「メタルオーバーロードを舐めないで!」
メタルオーバーロードは二人に向けてレーザーを放った。
二人はそれを避け、ソニックは先程の様にメタルの裏に周り、シャドウはにとりの注意を引き付けた。
ソニックはボードでロボットより高い位置に移動し、そこからホーミングアタックで突撃し、にとりをコクピットから連れ出してボードに戻った。
「大丈夫か?にとり。」
「ん・・ここは・・?」
「大丈夫みたいだな。今地上に降ろすぜ。」
ソニックは地上に降り、咲夜ににとりを預けた。
「にとりを頼むぜ。」
「分かりました。」
ソニックは戦いに戻り、咲夜はにとりを横にした。
「シャドウ、後はこいつをぶっ壊すだけだ!」
「分かった。」
ソニックは今なおも動き続けているメタル攻撃をカオスリングから出たシールドで防いだ。
「こいつシールドも出せるのか!結構良いもん貰ったぜ。」
シャドウはカオスリングからレーザーを放ち、メタルの片腕を断ち切った。
「中々の物だ。」
「シャドウ、このロボットの何処かにエメラルドがあるはずだ。そいつを探すぞ。」
「ああ。」
ソニックとシャドウはメタルの関節を破壊しながらカオスエメラルドを探した。
そして、カオスエメラルドを発見し、ソニックはそこにホーミングアタックで突っ込みカオスエメラルドを強奪した。
そして、ソニックとシャドウは同時にレーザーを発射し、メタルオーバーロイドを破壊した。
夕方、戦いが終わったソニックとシャドウはカオスエメラルドを回収し、にとりの元に駆け寄った。
「大丈夫か?にとり。」
「にとりさんの治療はあらかた終わりました。彼女ももう既に状況を把握しています。
「そうか。」
「いや~、本当ゴメンね?まさか操られているとは思わなくて。」
「俺達は大丈夫さ。まっ、改めて宜しくな!」
「ああ。宜しく。」
ソニックとにとりは握手をした。
「咲夜もありがとね。」
「いえ、私はソニックさんとシャドウさんにお届け物をしたついでなので。」
「ところで咲夜、このボードは小型化出来ないのか?」
「いえ、この下のボタンを押して貰うと。」
咲夜の指示に従い、ボタンを押した。
するとボードは縮小、変形し、一つのリングへと姿を変えた。
「この様に腕輪になります。」
「おおー!」
「しかし、どうやったんだ?」
「そこはパチュリー様の魔法で。」
「すげえな・・。じゃあ、俺達は三つ目のカオスエメラルドもゲットできたし、命蓮寺に戻るぜ。」
「命蓮寺?」
「暫く僕達の面倒を見てくれるそうだ。」
「そう言う事でしたか。ではお気をつけて。」
「おう。じゃーな。」
そう言ってソニックとシャドウは命蓮寺へ向かった。
二人は薄暗い森の中を歩いていた。
「ソニック、僕達がここへ来た時の事を覚えているか?」
「あ、ああ。」
「あの時、君はカオスエメラルドを7つ全て持っていた筈だ。なのにここに来た時には一つしかなく、しかもここの至るところに散らばっている。おかしくないか?」
「た、確かにそうだ。だとすれば・・!」
「今回の件の事も踏まえて察するに、何者かがカオスエメラルドに何か仕掛けたらしい。何故かは知らないが一つだけ僕達の所にあった。僕達に集めさせているのだろうかは分からないが、何かまた大変な事が起きそうだという事は言える。」
「ふーん、ま、良いんじゃないか?それに・・。」
シャドウの前を歩いていたソニックがシャドウの方へ振り向いた。
「簡単な冒険なんてつまらないだろ?」
ソニックは笑いながらシャドウにウインクをした。
「フッ、君らしいな。」
「ヘヘッ。」
「何が起きたって乗り越えられるさ、シャドウ。それに、俺達は一人じゃないぜ。ほら。」
ソニックは前方を指差した。
その先には命蓮寺のメンバーが二人を待っていた。
「お帰り、ソニック、シャドウ。」
「お帰りなさい、二人とも。」
「ただいま、皆。」
今回はこんなところです。
メタルオーバーロードはソニックヒーローズのメタルオーバーロードのお腹辺りにガラスをつけてその中にコクピットをつけてそして本体が2倍の大きさになったような物です。
次回は・・未定!