Sonic And Shadow In Phantasm World 作:シャイニングピッグEX
多分短くなるかもです。
翌朝、ソニックとシャドウは三つ目のカオスエメラルドを聖にみてもらっていた。
「どうだ、聖?何か分かりそうか?」
「・・ふむ、どうやらカオスエメラルド一つ一つに妖気が取り憑いているようですね。」
「どうすればその妖気は取り除けるんだ?」
「基本的にはこれを持っている方から奪い返せばその方は解放される筈です。そしてカオスエメラルドを私の元へ持ってきて下さい。そうすれば私がその妖気を取り除きましょう。」
「じゃあ早速。」
「ええ。」
聖はカオスエメラルドに何か術をかけ、そしてカオスエメラルドに何かを唱え始めた。
そして、それが全て終わる頃には妖気が取り除かれ、カオスエメラルドは元の輝きを取り戻した。
「おおー!」
「じゃあ早速他の四つも探しに行こう。」
「今日は休まれてはいかがですか?毎日連戦となっては身体ももたないでしょうし、たまには幻想郷を巡るのもよろしいでしょう。」
カオスエメラルドを探しに行こうとした二人を聖は引き留めた。
「う~ん、シャドウはどうする?」
「僕はどっちでもいい。」
「じゃあたまにはちょいと休むか。ここの事はあまり知らないしな。」
「一応お金を渡しておきます。ご自由に使って下さい。」
聖は二人にいくらかのお金を渡した。
「長くなって申し訳ないのですが、この間ようやく病気から復帰した妖怪がいるので紹介しましょう。」
聖が呼ぶと、犬のような耳をした女の子が入ってきた。
「幽谷響子です。宜しくお願いします。」
「既にあなた達の事はお話ししてあります。」
「それじゃ、宜しくな、響子。」」
「・・宜しく頼む。」
「ところで、何の妖怪なんだ?」
「彼女は山彦の妖怪です。言葉は大体返してくれますよ。」
「へ~え。ま、これから改めて宜しくな。」
ソニックとシャドウは響子と握手を交わした。
「では僕達は行ってくる。」
ソニックとシャドウは命蓮寺を出発した。
「さて、何処に行く?シャドウ。」
「僕は何処だって良い。君の行きたい所に行けば良いじゃないか。」
「じゃあ、最初は人里へ行こうぜ。前は暗い時に行ったからさ。」
「分かった。」
ソニックとシャドウは人里に向かった。
そして、少しして人里へ着いた。
「着いたようだな。」
「ああ。やっぱり、人がいると良いもんだな。」
「とりあえず、様子を見ていこう。」
「ああ。」
ソニックとシャドウは人里の中をブラつく事にした。
少し歩くと、一人の男の子が数人の男の子に暴力を受けているのが見えた。
「・・ん?」
「ソニック、助けるのか?」
「生憎、困ってる人は見捨てられないんでね。」
ソニックはその集団の元へ近寄った。
「おい!何やってるんだ!」
「何って、コイツが生意気言うから!」
「・・・はぁ~、これだからガキは困るぜ。」
ソニックは額を押さえ、ため息を吐いた。
「コイツが弱いからいけねえんだよ!」
「弱いのはお前達のほうじゃないのか?今お前達が苛めてる奴の目を見てみろ。弱い者苛めしてるお前達なんかよりずっと強い目をしてるさ。集団でしか何も出来ない奴と、一人で行動出来る奴。どっちの方が強いかは火を見るより明らかだ。」
「・・・うるせぇっ!」
「やっちまえ!」
二人の男の子がソニックに攻撃を仕掛けたが、ソニックは二人の拳を受け流し、二人の顔にぶつけさせた。
「な?言ったろ?お前達は弱いってな。」
「う、うわあああっ!」
「逃げろおぉっ!」
一人の男の子を苛めていたいじめっ子達はその場から逃げ出した。
「俺から逃げ出せると思ったら大間違いだぜ?ちょいと待ってな。すぐ捕まえてくるぜ。」
ソニックは男の子にそう告げた次の瞬間、音速で走り、十秒と経たない内に子供達を捕まえてきた。
「さて、コイツらにはよーく言い聞かせないといけないな。君、何処かいい場所知らないか?」
ソニックは苛められていた子供に聞いた。
「今日は無いですけど、僕達は毎日寺子屋に通っています。」
「Thank you。俺達はまあ、見ての通り別の世界から来たからさ、場所を知らないんだ。教えてくれないか?」
「あ、はい。こっちです。」
ソニックは子供達が逃げないようしっかりと掴みながら子供に付いていった。
シャドウもその後を追った。
そして、数分後に寺子屋と呼ばれる場所に付いた。
「ここか。おーい、誰かいるか?」
ソニックは寺子屋ち向かって呼び掛けた。
「開いている。入ってきてくれ。」
中から声が聞こえ、ソニックと男の子、そしてシャドウは中に入った。
「少し待ってくれ。今書類を片付ける。」
そして少しして一人の女性が姿を現した。
「おっと、これは急な来客だな。で、一体何の用で来たんだ?」
「いや、コイツらが俺の隣にいるこの子を苛めていたもんでね。軽く捕まえて懲らしめてやっただけさ。」
「そうだったか。私が後でキツく言っておく。君達は向こうで待っていてくれ。」
「ああ。分かった。」
ソニックは子供達を女性に預けた。
「さて、怪我はないか?」
「あ、はい。先程はありがとうございました。」
「お、偉いじゃないか。きちんと礼が言えるなんてな。」
「いえ、そんな事ありません。」
「で、何故あのような事をされたんだ。話してみろ。」
「はい、僕は元々体が弱くて、一応友達はいるんですけど、運悪くさっきの子達に会っちゃって・・。さっきの子達は悪い子とかの集まりで、僕が標的にされちゃってて・・。
「それでか・・。」
「僕は体が弱いから喧嘩も出来ないし・・。」
「走る事は出来るかい?」
「え、はい。」
「だったら逃げた方が良いさ。寺子屋がある日は友達と沢山いるようにして、休日は友達と遊ぶなりして会わない様にしてさ。そうすればアイツらも勝手に諦めるさ。」
「え、でも、皆塾とかで・・。」
「じゃあその塾にかよっちまえよ。そうすれば時間がないとか塾へ行くからとか言ってキッパリ断ればいいんだ。簡単だろ?」
「・・はい!」
そして、少しして先程の女性と泣いている数人の子供達が出てきた。
「コイツらにはよーく言っておいた。もう苛める事もないだろう。」
「もし次やられたらその時は俺を呼びな。いつでもきてやるぜ。俺は最速だからな。」
「はい!えっと・・」
「ソニックでいいさ。じゃあな。気を付けて帰れよ。」
「はい!」
男の子は走って行った。
「あの、先生。僕達は?」
「お前達は夜まで自習だ。それとももう一度私の頭突きを喰らうなら今すぐ返してやってもいいぞ?」
「うわああああっ!」
子供達は先程の部屋に戻った。
「さて、ソニック、と言ったか。あの子を助けてくれて本当に感謝している。」
「どうって事無いさ。俺はああいうのが見捨てて置けないもんでね。」
「まあ、立ち話もなんだ。二人とも中に入ってくれ。」
ソニックとシャドウは女性に言われ、中に入った。
「で、お前達は何者なんだ?」
「人に名前を聞く時は自分からだろ?」
「すまない。私の名は上白沢慧音。ここ、寺子屋の教師をやっている。」
「俺はソニック。ソニック・ザ・ヘッジホッグだ。」
「僕はシャドウ・ザ・ヘッジホッグ。」
「で、何故ここに来たんだ?」
「ま、向こうで色々あってね。こっちにとばされちゃったのさ。」
「そう言う事だったか・・。で、あの子達を見つけたのは何故だ?」
「ここを適当にブラつこうと思ったら出くわしたもんでね。少しお仕置きをして捕まえたんだ。」
「あの子達には私も手を焼いていたんだ。本当に感謝する。」
「ま、良いさ。ところで、ここの良い場所知らないか?今日は観光に来たんだ。」
「ふむ、そうだな・・。」
慧音は顎に手を添えて考えた。
「・・永遠亭へは行ったか?」
「永遠亭?・・って何処なんだ?」
「迷いの竹林と呼ばれる場所の奥にある病院のような家だ。私の友人が竹林の道案内をしているから、連絡を入れておこう。」
「おう、ありがとな。じゃあ、行こうぜ、シャドウ。」
「ああ。」
ソニックとシャドウは竹林へ向けて歩きだした。
結局長くなりましたね。すいません。
次回はこの続きからやっていきます。