幸せを求めた少年の目録   作:らーゆ★

4 / 7
DOG DAYS大好きです。
ほんと面白いですこれ。めちゃオモロー!
ちなみに私はユキカゼが1番ですね。くのいち最高!
え?聞いてない?そんな!?(2度目)

やっぱりキャラ作りって難しいですよね。
作家の凄さを改めて感じます。
それでは本編どうぞ!!


その2 波乱の予兆

ミルヒオーレ姫の宣戦布告受諾から4日後。

両国の知らぬ土地にて一人の青年─レンが人の地を求めて旅をしていた。

正確にいえばもう1匹いるのだが。

とりあえずハンニバルの説得によって死ぬのは考え直したレンはハンニバルとこの世界について色々と考察していた。

 

「なぁハンニバル」

 

『なんだ相棒』

 

「相棒て…。お前とそんな仲良くなった覚えはないぞ?」

 

そうは言いつつ満更でもないレン。本当に直前まで死のうと思っていた人間ではないくらいに精神的に元気になっていた。

 

『まぁそう言うな。こんな知らぬ土地ではそんな隔たり何でもなかろう。この不思議な土地ではな』

 

「まあな。だってお互い腹減らないだもんな(・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・)

 

そうなのだ。何故かこの2人?はこの土地に飛ばされてから全く空腹を感じておらずこの4日間まったくの飲まず食わずで過ごしている。

 

『全くだ。オラクル細胞の塊である私はまだ理解できるが相棒までとはな』

 

「いやいやいや、お前も全く理解出来んわ。だってこの土地、オラクルが全く感じられないんだぞ?だから俺なんか『コイツその内腹減って俺喰うんじゃね?』とか思ってたからな」

 

『私もそう思っていたんだがな。』

 

「え?まじ?」

 

『冗談だ。』

 

「だ、だよな。安心し『多分』たぜ…って、え?」

 

『フッ、冗談さ。だが本当に不思議だ。しかも未だに他のアラガミとは出会っておらんしな。もしかしたらここは最早時空を超えての別世界かも知れん…』

 

「こ、こえーよ……。てかいきなりスケールでかくなり過ぎだろ!」

 

『まあお互い空腹にならないってのは有難いな。食に困らん』

 

「お、おう。華麗にスルーしたな今」

 

この1人と1匹は意外と相性がいいのかもしれない。ハンニバルの方はその事にどことなく気づいている。

 

『相棒は食も大事だが偏食因子の方は大丈夫なのか?』

 

これはレンにとっての大きな問題である。

本来ゴットイーターは定期的に偏食因子を取らなければいけず、もし怠ると生死に関わる事となるのでゴットイーターにとっては寝たり食べたりするのと同じくらい大事な事だ。

しかしレンの体に未だに異変はない。

 

「んーそれなんだが今の所何ともないな。でもまだ4日目だしなんとも言えないとこだな」

 

『そうか…。まあ何かあったらその時は私を使えばよかろう。そんな事より相棒、気づいてるか?』

 

「使うってどう使うんだよ…。気づいてるってなんにだ?」

 

突然、ハンニバルがかなり真剣そうに語りかけた為レンもそれに答えて真剣になる。

 

『分からんか?お互い以前より仲良くなってると思わんか?』

 

ズルッ。

 

「そんな事かよ!?まあそりゃお互いこんな見知らぬ土地で喋るやつもいないしな!そりゃ嫌でも仲良くなるだろ!?」

 

『そうか。それは何より。あと一つ気づいたことがあるのだが』

 

ハンニバルは再び真剣モードにはいる。

 

「またしょうもない事だったら俺死ぬから」

 

『重いな……。本当に自覚ないのか?』

 

「何をだ?」

 

『お互いの力も以前より上がっておらんか?』

 

「…なに?」

 

『例えば私だったら自在に姿を変えれるようになったぞ』

 

「へぇー。例えば?」

 

『まぁ主に自分の記憶にあるものだけだな。色々な種類のアラガミだとか様々な神機の形にだとかだな』

 

ハンニバルのこの力は最早無敵と言える。状況に合わせて様々なアラガミへと変わりいざ戦闘となれば常に有利に戦えるという事である。そして武器に変わることによって人の目や敵の目を欺く事も可能だろう。

 

「なにそれ。めっちゃ凄いじゃん!」

 

『そうだろう?私もびっくりしている。だがお前から感じるオラクルもだいぶ強化されている』

 

「と言うのは?」

 

『恐らく全体的な身体能力の強化とブラットアーツの取得だろうな』

 

「ブラットアーツ?何それ?」

 

『相棒は知らんのか?本部のGODEATER達が使う必殺技のような物だ。血の力に目覚めることによって個人によって能力は異なるのだが色々な攻撃に強化を加えることも出来る。アレにはだいぶ苦戦を強いられたものだ』

 

ちなみに身体能力の強化のレベルとしては以前よりも格段の攻撃力強化と体力の上昇。そしてスタミナの倍増により回避やジャンプ、全力攻撃の連続や回復が格段に強くなった。おまけに回復力も超過し最早自己再生が可能なレベルだ。

言うなれば最早人の域を超えた存在と言える。

この事にレンたちが気づくのは時間の問題だ。

 

「それはすごいな。ちょっと試してみたいな」

 

『まあいずれな。…それより相棒、近いぞ。』

 

「近いって、何がだよ?」

 

『人の気配だ。これは3万…いや、4万は下らんか?』

 

ハンニバルは強化された鼻と耳、そして五感から人の気配を感じ取っていた。最早それは武器の状態でも何の問題もないレベルに。

 

「そんなに?国が近いのか?」

 

『いや、国とは違う雰囲気だ。これは…なにかの試合か?』

 

「試合?そんな大人数でか?」

 

『うむ。恐らく国対抗でなにかしているのだろう。しかしそれと別になにか邪悪な気配がしている』

 

「なに?」

 

レンはハンニバルの嫌な予感とやらに敏感に反応する。

 

『これはアラガミとは違うな……。なんだこの禍々しい気配は?』

 

「なんだか天気も怪しくなってきたしな…」

 

『雨天の場合はまかせたまえ。私がもとの姿に戻って雨避けとなろう』

 

「……なあハンニバル」

 

『なんだ相棒?』

 

「いや、今更なんだがお前元の姿に戻れるなら俺を背中に乗せて移動してくれればこんな何日もお前を持って移動しなくても良かったんじゃないか?」

 

『…』

 

「…」

 

『……』

 

「…おまえって、結構馬鹿だな」

 

『………喰うぞ』

 

「あい。ごめんなさい」

 

本当に気の合う2人なのかも知れない……?

 

 

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 

 

 

─ビスコッティ共和国国境付近。

 

今日は遂に隣国『ガレット獅子団領』との大戦の日だった。

 

戦が始まり早数時間。太陽は空の頂点を超えて午後になり日が少し傾いたぐらい。遂にお互いの兵士がぶつかりあっていた。

そして両国の様々な作戦や戦術を駆使した戦いはビスコッティ側の若干有利のまま、終盤にへと差し掛かっていた。

 

勇者シンクと親衛隊隊長エクレールが率いる第二部隊は遂にガレットの本拠地でもある『砦』への侵入を遂げているのだった。

 

「おいへっぽこ勇者!まだまだ力は有り余っているだろーな?」

 

「モチロン!まだまだ元気いっぱいさ!あとはそのヘッポコはやめて欲しいな…」

 

「ふん。事実なのだからしょうがないだろう?」

 

「ひどいよエクレぇ。」

 

ちなみに今侵入したこの一同は階段を駆け上がりながら会話している。

 

「ふふ。本当に2人とも仲がよろしいですね♪」

 

「「よろしくありません!!!」」

 

「あら、それは失礼しました…」

 

しゅん……

 

「ひ、姫様!?違うんですこれは!?…おい勇者!姫様が落ち込んでしまったではないか!」

 

「ええー!?僕が悪いの!?ご、ごめんなさい姫様?」

 

「ふふっ、冗談です♪それよりそろそろ着きますよ?」

 

遂に一同は砦の最上階にある闘技場に登るためのエレベーターまえにたどり着くのだった。

 

一同は知らない。これから起きるとてつもない波乱と地獄を……。




なんか姫様違う?
なんかおかしかったら指摘してね♪(投げやり)
それにしてもシンクが羨ましい。
私だってハーレムがほし…ゲフンゲフン!なんでもないです。

また早めに投稿できるよう頑張ります!
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