明日こそ本編だ!
乳上の中の人が兜の騎士ことモードレッドに転生。
生まれて早々にメンヘラまっしぐらの母の戯言「お前はアーサー王を殺し、この国の王になるのよ」を聞いて、即効で「あ、これアカン奴や」と悟る。
しかもスペック高いけど20行かずに死ぬ可能性が高いと聞いてしまい絶望。
以後、己の命への関心が極端に低くなる。
更には予言の子だとされ、マーリンにより条件に該当してしまった国中の赤子と共に船で海に流される。
どう考えても国力・求心力下げる下策だよなぁ…と思いつつ、自分だけ生き残ってしまう。
その後は基本教会に匿われて過ごし、母から魔術や礼装作成に政治、母が連れてきた教師から剣や戦い方を学び、いい加減どれか一分野に集中したいなーと思ってた所、キャメロットで騎士になれと送り出される。兜付きで。この時、御年10歳(外見年齢十代半ば)。
何とか叙勲できたものの、兜のせいで不審者扱い(+モルガンの子への監視)であり、ストレスで胃がギシギシ。
数少ない世話になったランスロ(最初に世話になった)やケイ(尊敬できる人)、ベディ(円卓随一の良心枠)相手に感謝しつつ、文官よりの騎士として仕事(治安維持、戦争、文官の各種ヘルプ)を頑張るが、余りに文官よりな思考と働きにより、余計に他の騎士との軋轢に拍車がかかる。
そこで騎士王の仕事ぶりを見るのだが…(アカン)の一言だった。
確かに統治能力、カリスマ、武力のどれを取っても人並み外れて優れている。
だがしかし、そもそも当時十代半ばの小娘しか王たる資質が無い次点でブリテンは終わっている。
取った手段とかは問題無いのだが、鞘が無ければ明らかに暗殺されて終わりそうである。
前世知識で鞘が無くなればヤバい事も分かってるので、ケイに継承者の指名とか世継ぎとかどうなの?と遠回しに聞くのだが、黙って頭を振るケイ。
これにより騎士王への失望が募った。
明らかに滅亡フラグに目の前が真っ暗、元々そこまでメンタル頑丈じゃないので胃に穴が空きそうになり、もう付き合っていられるかと蛮族戦線行きを希望、半ば流刑地扱いの戦線に行く。
そこでヒャッハーし合ってる敵味方に更にメンタルを削られつつ、頑張った。
具体的には礼装作成しまくり、ちょっと前線の砦や拠点を近現代的な感じの装備(対空連装砲、榴弾砲、機関砲)を取り付け、伝令代わりに通信礼装を配布して味方間の情報伝達を強化した。
とは言え、逆らう連中も多いが、其処ら辺は実力と前世からの趣味である料理で懐柔した。
ブリテンと言えば雑な飯なので、美味い料理を量産して兵士の士気を上げ、それを餌に(功績ある者にはデザートや特別メニューを提供)自分に従う様にした。
また、希望者には料理を教え、一緒に礼装の使い方(重火器やキッチン道具)を教えて戦力や人手も確保した。
だが、そこまでやっても蛮族の上位指揮官=上位の戦士相手には食い破られかねないので、自身の戦力アップも欠かさず、鎧(2m半の魔術式パワードスーツ他オプション)も作り、戦績の優れた兵士には礼装(魔剣や盾等の比較的一般的な代物)をオーダーメイドして、戦力を上げ捲った。
結果、戦線を押し上げ、蛮族による被害を激減させる事に成功、そしてうっかり前線組の兵士達から王へのそれよりも高い忠誠心を獲得してしまう。
これに頭を痛めつつ、蛮族戦線での功績で円卓の騎士への出世が決定、その関係でキャメロットに一旦戻った時、純潔の騎士ことガラハットに遭遇する。
少し見て分かった、こいつ絶対悪人に騙されて死ぬ奴だ。
兜は余りの純潔の世間知らずさと人の良さにまた頭が痛くなった。
しかも情報を集めてみると、自分と同じ様にホムンクルス(短命だけどハイスペック)と言う。
こいつ詰んでると確信した兜は、何とかこいつ延命できんかと頭を悩ませ始める。
幸い、蛮族戦線が安定したので色々と動くのだが…うっかり水浴びしてたのをガラハットに見つかってしまった。
停止した空間で、直ぐに動いたのは兜だった。
これ以上この国に厄介事を増やしてはならないと口封じを試みた(裸のまま)。
だがしかし、相手は円卓最強のランスロを超えるスペックを与えられたガラハットである。
赤面しつつも何とか説得しながら回避するガラハット、そして殺す気で襲うモードレッド(全裸)。
半刻程の膠着状態の後、何とかガラハットの説得によって衣服&仮面を纏ったモードレッドが一部の事情(ホムンクルスで母親の命令で顔を隠している)と説明。
勿論、王とそっくり&モルガンの風評を知っているのでガラハットは大体の事情を察したが追求もせず、秘密を洩らさない事を約束した。
ガラハットも自分の事情(ホムンクルスで聖杯獲得のため作成された)を説明し、互いに実家のせいで苦労するなぁ…と同情し合う二人。
以後、何だかんだとつるみ始めた二人は一緒に遠乗りしたり、料理したり、稽古したりと仲良く過ごした。
が、勿論そのまま済む訳もなく、ガラハットが王の決定(+漁夫王一派の圧力)により聖杯探索に向かう事になった。
史実より、大事な友人が生贄として生み出され、使い捨てられる事を予想していた兜、盛大に漁夫王&騎士王に怒りを募らせた。
ガラハットが「帰ってきたら君に伝えたい事があるんだ」と爽やかな笑顔で盛大なフラグ建てをする様を引きつった笑みで見送った後、兜はどげんせんといかんと発起、色々調べた末に、母モルガンの工房を襲撃、ホムンクルス関連の研究資料の奪取に成功する。
しかしここで蛮族戦線に異常発生、連日の徹夜と成果の無さにキレてた兜、フル装備の上で蛮族のブリテンにおける最大拠点を強襲、壊滅させる事で大いに褒められる事となった(本人的には黒歴史の模様)。
この時の様子が余りにも逝っちゃってたので、ここでまさかの狂適正を獲得する。
そして、何とか方法を見つけたので、慌ててガラハットを追うも、其処には既に聖杯を見つけたものの瀕死のガラハットがいた。
最早悠長に代わりの身体を作る時間も無かったので、止むを得ないとガラハットを逆レ、精子と共にその魂を採取し、己の胎で代わりの身体、普通の人間としての身体として産み育てる事とした。
なお、聖杯は湖の従兄弟であるボールズに任せ、漁夫王の元に届けられたという。
そして十月十日の後、モードレッドは自領の屋敷で男子を出産、口の堅い乳母と共に子育てを開始した。
だが問題が発生していた。
一つは出産を考えていなかった兜の身体を調整して無理に出産したため、寿命が更に短くなった。
更に無理な調整のためか、この赤子、ガラハットの記憶と精神を継承していた。
だと言うのに、告白しようとしてたあの子に羞恥プレイを強要される事態に絶望する羽目に。
しかもこの時、両者とも意図しない所で、兜の予言の子としての運命が、赤子の方に移ってしまっていたのだ。
これが後に悲劇を呼ぶ。
そしていよいよ寿命が後数年と言う所で、マーリンに相談した。
自身が予言の子である事をばらし、反乱を未然に防ぐのではなく、反乱分子を焙り出すのに利用できないかと持ち掛けたのだ。
元々20まで生きられないのに、子供まで産んだ事で更に短くなった寿命を効率よく国のために使いたいと言う説得に、マーリンは折れた。
本音は我が子の生きる国が少しでも平和にしたいという、実に個人的な動機だったりする。
最大の障害たるモルガンを史実よりも早く痴情の縺れを利用して排除し、一年で反乱分子候補を纏め上げた。
これにより、鞘が盗まれる事も無く、騎士王勝利フラグが確定した。
ただこの時、兜の旗下とも言える対蛮族戦線の蛮族騎士達を誘わずにいた事が後の悲劇となる。
そして止めに事前に湖と王妃に説明の上、不倫の暴露騒ぎを起こした。
事前説明のおかげで、湖は仲間の騎士を殺す事なく王妃と共に自領に逃げ帰った。
騎士王と円卓その他、国を兜に任せてフランスまで湖を追っていくが、「どうして此処でオレみたいなのに任せるかな…」と一時的に宰相に任じられた兜は騎士王の政治家としてのアレぶりに悲しくなってしまった。
フランスで王と円卓VS湖とその一派と言う構図で戦になったものの、双方のトップのやる気の無さにより一応和解が成立、帰国の途に就いた。
そして帰国早々、帰ってみたら兜が反乱分子を率いていてびっくり。
親しい面々は何かの間違いかまた突っ走ったかと判断したが、反乱は反乱であり、兜とその一派の討伐が決定した。
だがしかし、この時の兜は既に割と限界ギリギリだった。
鎧のアシストで辛うじて戦闘出来ると言う状態だったのだ。
それでもまだ動けるため、確実に負けるために指揮を取った。
数を生かした消耗戦を実行し、騎士王らに消耗を強いて、突破してこようとする円卓や有力な騎士を抑え込みつつ、更に旗下の騎士や兵士を削り、このまま行けば勝てると言う所まで行った。
だがしかし、ここで兜にとっては予想通りの事が起こった。
和解してフランスにいる筈の湖の騎士が旗下の騎士達を率いて加勢に来たのだ。
これにより包囲網が崩れ、反乱分子側が瓦解、次々と参加した領主や諸侯が討ち取られる中、兜は和解した湖と太陽と言う円卓最強タッグを相手にする羽目になった。
無論、まだ死ねないので空戦機動で回避と牽制に徹するが、激戦の果てに何と湖の投石により墜落、太陽にぶち殺されそうになった所を騎士王が乱入、湖&太陽に手出し無用と命じ、偶然か歴史の修正力かカムランの丘で湖&太陽に見守られながら一騎打ちになった。
何故こんな事をしたと問い詰める騎士王に対し、兜はあくまで自分のため(本音)と言うが、騎士王はふざけるなと激昂、追い詰めるも、後一歩を詰め切れない。
斯く言う兜も既に限界ギリギリ、鎧も損傷し、陸上の白兵戦しか出来ない状況で鞘持ち騎士王相手では結果は見えている。
なので舌戦に移った。
騎士王の政治的な問題についてねちっこく指摘しまくったのだ。
王妃の不倫の事、一部家臣に寵を傾ける事、奔放な騎士(失笑)への躾、跡継ぎの作成に後継者の指名等etcetera…。
円卓最強二人が顔を引きつらせ、騎士王があのその…と言い訳を重ねるが、それすらも叩き潰される。
んで、言いたい事は全部言った後、「所詮、若造一人しか王の適正の無い国等、滅んで当然だ」と兜が告げると、騎士王は毅然と顔を上げ「だがそれでも、私は王であり、ブリテンに平和を齎す義務がある」と言った。
半ば以上動作しない鎧を纏ったまま、兜は最後の突撃を開始した。
握った武器は最後に残った普通の騎士剣、叙勲の時に騎士王から貰ったもの。
そして騎士王はそれを真っ向から迎撃、兜の剣を折り、聖剣で袈裟懸けに斬った。
「まぁ順当な結末だな…。」
「モードレッド、貴方は最初から…。」
無論、唯の剣で聖剣と打ち合える筈もなく、最初から死ぬつもりだった。
そもそも鎧ありきでやっと円卓勢に対抗できる兜がただの剣を使って聖剣に勝てる道理もなければ、全機能の7割が停止したスクラップ同然の鎧でまともに動ける訳もない。
「あぁでも、もう少し長生きしてみたかったかな?出来ればアイツともう少し…」
それだけ言って兜は息絶えた。
そしてその顔から、ポロリと仮面が落ち、素顔が晒される。
騎士王そっくりの顔、そしてこの状況で三人は漸く彼が予言の子、アーサーの不義の結実である事を知った。
己の子を斬り捨てた事に顔を青ざめる騎士王に対し、二人は兜を普通に裏切者として処理する事にした。
最も、湖は純潔の事やそれなりに親しくていた兜の末路に思う所はあったようだったが。
こうして何とか反乱は終了し、ブリテン国内からは不穏分子が一掃されたかに見えた。
だがしかし、此処で忘れてはいけない。
記憶を継承した純潔は兜の死を悟ると、騎士王と円卓、ブリテンへの復讐を誓った。
とは言え、未だ彼は普通の幼児であり、兜の私生児扱いの彼には何の権力も無い。
しかし此処で彼は対蛮族戦線の騎士達と出会ってしまう。
兜が何故か反乱を起こし、しかも自分達を呼ばない事に不信に思った彼は独自の行動を開始し、兜の自領の屋敷で育つ元純潔に行き当たった。
当初は乳母から話を聞くつもりだったのだが、年の割りに不自然な程聡明な元純潔の話を聞き、騎士達は憤った
ハイスペックだが短命なホムンクルス。
しかも王への反乱のために作られ、しかしそれに逆らった事。
赤子を産んで更に短くなった寿命で出来る最後の御奉公として、反乱分子の旗頭となるのを選んだ事。
凡そ全ての事がばらされてしまった。
これを聞き、彼らは騎士王への憤りを隠せなかった。
また、元純潔も彼らに負けず劣らず激怒していた。
元々母であるエレイン姫に「父の様になれ」と病的にまで言い含められて育った純潔にとり、初めてのまともな友人にして初恋の人、そして初めてまともに愛情を注いでくれた母でもある兜を失った事は、彼に聖人の属性を捨てさせるには十分だった。
彼らは騎士王への復讐、兜の仇討ちで結託し、以後、10年をかけて復讐の準備を始めた。
そして10年後、彼らは兜の残した礼装を発展・量産させた軍備を持って、騎士王に戦いを挑んだ。
だがしかし、精強な円卓の騎士団と外人部隊みたくなってしまった元純潔一派の間には何時までも決着が付かず、子々孫々と争いは続いたと言う。
その後の長く続いた乱により、ブリテンはローマ系の本島と独立色の極めて強いアイルランドに分かれ、20世紀現在になるまで統一出来ていない。
モードレッド(中の人は乳上)
性格…割り切りの良いリアリスト。但し、感情もあるため、身内には優しく、しかし割り切りが良すぎるため、自分の事すらも割とあっさり斬り捨てもする。
恋や愛が分からず、純潔の事も友情の延長だと判断している。
その生まれから根本的に自身への配慮が欠けており、結果的に常に他者を優先する。
そのため、他人からは遠回りな自殺志願者、又は死にたがりに見えてしまう。
本人はそれ以外が常識的なので、その異常を意識できず、死後もその在り方は変わらない。
実直な物言いと仮面から慇懃無礼と思われがちだが、仮面さえ外せば目が死んでる無表情な金髪碧眼少女(ショートポニテ)になる。
鎧無しの服装は主に動きを阻害しない程度の黒のハードレザー状のジャケットとズボン、偶に追加でサーコート。
常に仮面で顔を隠すが、それが原因で怪しまれる事を気にしている。
能力…道具作成と作戦立案・実行に優れており、こいつの残した書物で軍事史が数百年進んだ程。
多くの礼装や兵器、計算法(アラビア数字の採用・土地面積の計算)、農法の開発、蛮族戦線や反乱時の活躍、事務処理等、多方面に活躍できる。
そのため、時間と資源さえあれば、ドンドン自陣を強化できる。
逆に、道具の少ない状況では本来の力を発揮し切れない。
どちらかと言うとアサシンやアーチャー的な戦闘を得意とするが、その前に「敵よりも優勢な戦力を整える事」に腐心しており、騎士と言うよりも軍師や魔術師的な働きをしている。
また、自己改造でスペックを向上させる事も可能。
自身の作った装備は一通り扱う事が出来るため、多方面な活躍も出来る。
だがしかし、根本的にやり込みが足らないので生かしきれず、器用貧乏の典型とも言える。
そのため、スペックに優れるも、それに頼るよりも装備に頼った戦い方をする。
頑張ればギルガメッシュ的な戦闘方法も可能。
ステータス
筋力B 耐久B 敏捷B 魔力A 幸運E
スキル
騎乗A 対魔力B 直感B 戦闘続行A 魔力放出A(雷) カリスマB-
道具作成EX 陣地作成A
宝具
鎧…雷吐きし護国の鎧(ガーディアンオブライトニング)
対人宝具 ランクA レンジ1~99 対象個人
兜の騎士の仮面に並ぶ代名詞である全身甲冑、全長2m半もの大きさを誇る。
名称は兜の魔力放出を使用した際の姿から。
重量も相応だが、装備すれば各種アシストにより、元の値から幸運値を除いた全ステータスが向上する上、内蔵された魔力炉心4基により、真名解放と弾薬が保つ限りは戦闘続行できる。
全身に設けられたスリットからより効率的な魔力放出が可能であり、生身で行うよりも燃費が良い。
また、魔力放出も防御・攻撃・推進と使い分ける事が出来るため、応用性も高い。
なお、待機形態はホバーバイクとなり、騎乗する他、遠隔操作も可能。
地上での直線における最大速度はマッハ0.8である。
デザインはマブラヴの武御雷とFSSのレッドミラージュを足して二で割った感じ。
細長い手足に妙に大きな肩部装甲が特徴的。
カラーリングは白を基調に赤が入っているレッドミラージュ風。
多数のオプションで外観や戦闘方法も大きく変わるが、これを基本に装備をつけ足していく。
不貞隠しの兜
大体原作同様だが、ステータスやスキルも隠す事が出来る。
その上、これを装備した状態でのみ、気配遮断Aが使用可能になり、非攻撃時のみアサシン並の隠密能力を得られる。
我に栄光は無く(ノーグロウリートゥーミー)
道具作成の逸話から発生した伝承宝具。
いわば道具作成EXとも言えるもので、作ったものは何であれ最低でもDランクの宝具となる。
また、作成の際、手間と時間の殆どを省略でき、材料と魔力さえあれば宝具クラスの物品を量産できる。
これは自身は勿論、味方に譲渡して使用させる事も出来る。
時間が無い…そして連日の残業で疲れたお…