脳内作戦会議『赤いカタツムリをどうにかしまショー』
敵データ
名称:不明(仮に赤いカタツムリ、以下赤さん)
形状:体が溶岩(?)で出来た巨大カタツムリ
敵の武器:恐らく炎の技を用いてくる、溶岩の体
弱点:水、地面、岩
『さあ、会議を始めようじゃないか俺』
『議長、俺の意見としては降参するのが得策と思われます!!』
『せやな』
『待った!! 降参の意思を示せるのか?
俺は咳き込みボイスしか出せないし、基本的に無表情なんだぞ!?』
『少年の後ろに隠れれば流石に大丈夫だろう!!』
『どうかな?あの赤さんを見て俺を出したのは多分少年だぞ?』
『なん…だと…?』
『大人しく倒す方法を考えようか』
『お腹空いた』
『赤さんは見た所カタツムリ、動きは相当鈍そうだ
なら開幕はかいこうせんで倒せないだろうか』
『耐えられた場合そこで試合終了じゃないか?』
『ドヤ顔ではかいこうせん撃った後
まさか耐えられて反動で動けないうちに
バースデーケーキのロウソクみたいにされるビジョンしか浮かばない』
『ご飯まだ?』
『そうだな、はかいこうせんは撃つとしても
確実に倒せる状況で撃つ、それか安全な状況から撃つのがいいだろう』
『議長、それなら穴の中から発射するのはどうでしょうか?』
『お前天才だろ』
『まて、入った穴から溶岩ダバーッされる可能性があるぞ』
『なにそれこわい』
『今日の晩御飯は何かなー』
『と言うか俺よ、お前がメインなんだから真面目に考えてくれ
下手すればこれから一生御飯食べられないかもしれないぞ?』
『それは困りますね、ではこうしましょうか
先ず使うのは『すなかけ』と『すなあらし』と『すなじごく』の三つです。
この三つはすなかけ以外効果こそ未知数ではありますが
共通点があります、それは三つとも砂を用いた技である事』
『これらをフィールド一体に撒き散らしたあと
赤さんとトレーナー(あと多分少年も)が混乱するでしょう
その隙に『あなをほる』を使い地中に隠れます』
『あなをほると直ぐに砂が入ってくるでしょうが、私たちは問題ないでしょう
寧ろ、そのお陰で赤さんに何処から入ったのか分からなくさせられます
後は先ほどの策と同じく地中から『はかいこうせん』ですね』
『問題点としては、砂がないのに砂の技が使えるかですが
生物が口から質量保存無視して炎や水を吐き出す世界ですし
フィールド一面の砂くらい大丈夫だと思います
他に何か質問はありますか?』
『『『『俺たちの存在価値とは一体なんだったのか・・・?』』』』
『無いならそれで決定ですね、あーお腹すいたー』
作 戦 決 行
「ナックラー、噛み砕くだ!!」
「ガッフェッ!!」
少年よ、あんなの噛み付いた瞬間歯が溶ける
俺は少年を無視して赤さんの目に向かって砂をかけたあと
『あなをほる』のとき何時も感じていた
体内に眠る不思議パワーを使って、『すなじごく』と『すなあらし』を放つ
「ギュル!!? ゴッ!! ゴボボッ!! ギュピェェエエ!!!!」
砂かけに怯む赤さん、効果の分からないすなじごくとすなあらし
しかしそんなの確認している場合じゃない、とにかく物量だ
「ガッッッフェェェェェェエエエエエエエッッッ!!!!」
辺りからは渦巻く砂の音しか聞こえない、今の俺にはこの上なく心地よい音だ
それにしても全力で叫んでも咳き込みしか出ないとか締まらないな
約一分間、遂にPP切れで砂がでなくなる
作戦は今のところ成功しているらしく、予想外の出来事は起こっていない
次の作戦に移るため、俺は穴を掘って地中に潜る
ザザザーッ 掘り進む傍から軌跡が砂に沈む音に消える
これならば赤さんも俺を見つけられないだろう
赤さんの居場所は・・・直ぐに特定できた、丁度俺の真上に居るらしい
俺は割と硬い地面の場所で口を開き、照準をセットする
赤さんよ、正しくお前は強敵だ
そのマグマの体の前には並みの物理攻撃は通じないだろう
だから、お前に今から見せてやろう、俺の全力全開!!
最強のロマン砲 『
『マグカルゴ戦闘不能!! 勝者ナックラー!!』
その一言、それだけで現状の全てを理解した
赤さんの本名がマグカルゴであること、これがジムリーダー戦であること
赤さんことマグカルゴが何時の間にか戦闘不能になっていたこと
・・・・・・・・・ あるぇー?
この時代はまだシャドーボール(物理)でほのおのパンチ(特殊)です。
連投疲れた