ありじごくなう   作:あんにん

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あれなはなしそのよん


ゼニガメとドガースをたして2で割った様な奴

 

 

 

 

 

少年は見た! この『赤さんうっかり殺人(人?)事件』の顛末を!

 

 

何でも原因は俺の乱発した『すなじごく』のせいらしい

あの技、実は攻撃力が『あなをほる』よりも強い

その上、相手は炎、と言うか溶岩

そんな奴に上下から大量に砂を浴びせればどうなるか

当然水を被るより酷い事になる

 

何より後々知ったことだがレベル差も酷かった

こっちは60、対する赤さんは精々35程度

例えるなら俺とエ○ァンゲリオン位の戦力差だ、言いすぎた

 

 

 

「良くやったナックラー!帰れ!!」 カチッ

少年が俺にモンスターボールを向ける

 

「ガッフェ!!」 バシュゥン!! 「かわしただとっ!?」

カチ 「ガッフェ!!」 カチ 「ガッフェ!!」

「くっそー、どうしたんだよナックラー・・・」

 

ははは、そうなんどもやられてたまるか

あのボールの中だと状況を掴みにくいんだ

今回もそのせいでひどい目にあったしな

 

「あのー、ひょっとしてナックラー・・・

 モンスターボールの中が嫌いなんじゃないですk、じ、じゃないか!?」

その通り、流石ジムリーダーだ、口調が安定しないけど

 

 

「そうなのか?」「ガッフェ」

表情が読みにくいらしいから首を振った

責めて手足がもう少し細ければ字が書けが出来ないものは仕方がない

「そっか、今まで無理やり入れてて悪かったな」

気にするな少年、侘びなら今日のお昼ご飯で払ってもらうから

 

 

「それにしてもマグカルゴがやられるなんて・・・

 私も全力で行きます!! 出てきて、来やがれコータス!!」

 

ジムリーダーがモンスターボールを投げると

中から赤いゼニガメもどきが出てきた

 

「コォォォォォオオオオオオオ!!!!!」 ボシュルル!!!

「けほっごほっ!! 煙幕か!?」

訂正、ゼニガメとドガースをたして2で割ったような奴が出てきた

亀だし水、煙幕も出したから水と毒タイプだろうか、何処ぞのクラゲみたいだな

と言うかこのジムは何タイプで統一してるんだ

「頼んだよコータス!!」

「コォッ!!」

「コータスか・・・行けるなナックラー!!」

え、相手多分水と毒タイプだろ

毒なら地面二倍だけど相手は水を使えるわけで「行け、ナックラー!!」

 

だめだこの少年、俺の言い分なんて聞きやしない、そもそも聞こえてないか

さてどうしたもんか、意外とすごい技だったすなじごくはもうPP切れてるし

まともにダメージ入りそうなのって後はあなをほるくらいか・・・

まぁ死ぬわけじゃない、水を被ったらどうなるのか知りたいし

やるだけやってみるか

 

「ナックラー、破壊光線だ!!」

はかいこうせんは安全地帯から撃つもの(キリッ

取り敢えずはまだ砂もある事だしさっきの作戦を応用

穴に入ると同時に砂が入った穴を塞いで行くように掘っていく

 

 

「気をつけてコータス!!地面から来るわよ!!」

「コォ!!」

亀が首を伸ばして地面を警戒している、その汚い首を吹っ飛ばしてやるぜ!!

喰らえ!!

 

対ポケモン宝具『海龍放つ  殲滅の百五十(はかい  こうせん)』!!!!!

 

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!!!!! 俺の宝具が高速で地面へと突き進む

 

 

 

「何か来る!!? コータス!『こらえる』よ!!」

「こ、コォォォォオオオオオ!!!」

 

こらえる?そんな根性論で俺の一撃が防がれてたまるか

破壊光線が地表を突き破り、亀が光の奔流に吹き飛ばされる

序でに上にあった天井も吹き飛んだ、スイーツ

 

 

「や、やったか!!?」

やってないの? いやいや、あんなの直撃して倒れないわけ

「こ、コォォ・・・」 なん・・・だと・・・?

「コータス!! 火炎放射よ!!」「コォ!!」

亀が口から火炎放射を俺に飛ばす

だがモンスターボールの光線を躱せる俺に隙はなかった

 

それにしてもタイプ不一致とは言えアレに耐えるとは・・・

ひょっとしなくてもあの亀相当レベル高くないか?

でもまあ既に虫の息だし、このまま接近戦で噛み砕いてくれるわ

 

 

「ガッフェ!!」「チャンスだナックラー!!かみくだくだ!!」

珍しく意見が合致したな、まぁあの亀なら喉笛でも食いちぎれば戦闘不能だろう

 

 

 

「コータス!! 『じたばた』 !!」

 

 

 

亀の目が光り輝き、悪あがきのように手足を振り回す

 

次の瞬間、俺は穴のあいた天井から外へ吹き飛ばされ、地面に激突していた

 

 

 

これで三回目だがあえて言わせてもらおう   ――――解せぬ

 

 

 




窮鼠猫を噛むって言うけど
残りHP1って普通噛む気力すら残ってないと思うんだ。
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