帝都の休日 短編連作群保管庫   作:休日

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791 :二二三:2013/07/25(木) 04:44:31
唐突で意味不明で訳わからないタイムスリップネタ~



弘安4年1281年

 

弘安4年1281年

 

九州大宰府で行われていた日本の運命を左右する二つの会談

 

一つは日本を代表する皇家と、遥か東欧まで広大な領域を支配する中華の皇帝が書いた書簡を持参して訪れた使者の協議

こちらは使者を斬り殺した後に「帰って皇帝に伝えよ!日の本は中華に屈さず徹底抗戦であると!」と日本の意思を使者の配下に伝えて追い返し、交渉決裂という結果に終わった

惨い仕打ちと言えなくもなかったが、前回と此度、二度に渡る大陸の皇帝よりの書簡が侮蔑に満ちた内容であり、到底受け入れられるものではない

要約すれば日の本は我が国の属国となれという屈辱的な命令なのだ

なぜ日の本が大陸の風下に立たなければならぬ。これが皇家と日本が出した当然の答えであった

 

 

そしてもう一つ、日の本の人間も大陸の人間も、誰も名前を知らないであろう男たちの会談

皇家と皇帝の使者の会談とは違い差ほどの重要性も意味もない男たちの話し合いであったが、実のところそうではない

本当は此方の会談こそが日の本の、そして世界の歴史と未来を根底から覆してしまう可能性を秘めているのだ

 

792 :二二三:2013/07/25(木) 04:45:39

「それでは単刀直入に申し上げよう。我々が欲しているのは富士山だ。それ以外に興味などないし、悪戯に日本を侵略しようとも考えてはおらぬ」

 

口火を切ったのは50代と思わしき細目の男

 

「この提案を受け入れてもらえるならば東路・江南両軍を引き上げさせるよう中華の皇帝に取り合ってやる」

 

既に皇家と皇帝の使者の会談は決裂し、後は戦端が開かれるのを待つばかりであるにも関わらず、大陸の属国であり奴隷でしかない高麗人の男は自信ありげに唇を歪めている

自分ならばどうとでもできるという自信の表れ

 

「それはありがたい申し出だがお断りさせて頂こう」

 

戦争を止めるよう皇帝に掛け合うとの申し出を蹴ったのは60代と見られる坊主頭の男

 

「この戦争は日の本の勝利で終わる戦争だ。故に貴殿の申し出は受け入れるに値しない。そして富士山をくれてやる義理も道理もない」

 

「ほ~う?これはまた随分と大きく出たものだな海軍大臣殿?」

 

(元、だがな)

 

海軍大臣と口走った細目の男に心中で返す坊主頭の男

 

「なるほどなるほど、確かに貴様の言う通りだろう。大陸の原始人どもは負ける。この国に伝わる神風というものに叩き潰されてな」

 

まるでこの戦争の結果を知っているかのように話す二人であったが、事実知っているのだから冗談では済まない

大陸からの侵略者が神風によって壊滅する。これは歴史の必然であり、確実に起こることなのだ

但し

 

「但し、我々がいなければの話だが」

 

793 :二二三:2013/07/25(木) 04:48:18

男が言う我々とは自分たちのことを指し示していた

つまり、彼等がいる以上神風が吹いたところで負けると言うのである

 

「確かに貴様たちならば神風が吹いたところでやりようはあるだろう。だが、大陸側に貴様らが付いているように日本にも我々が付いている」

 

「ふん、そちらの戦力が補給艦と中型揚陸艦の2隻だけなのはとうに知っている」

 

補給艦・揚陸艦というのは戦う為の船ではない。細目の男が持つ戦力からすれば話にもならない

 

「対して此方は巡洋艦2隻。大日本帝国海軍を率いていた貴官ならこの戦力差が何を意味するのかわかるはずだが?」

 

護衛の無い中型揚陸艦と補給艦など話にならない

 

「それはどうかな?」

 

「強がってみたところでこの戦力差では勝負にもならんぞ?」

 

「そうやって自己を過大評価するのは高麗人の悪い癖だなカン・チョクジン艦長」

 

「なにィ」

 

一触即発の空気になるも、二人が腰の拳銃を引き抜くことはなかった

 

「ちっ まあいい。そっちがその気なら乗員纏めて海の底に沈めてやる。それまでせいぜい首を洗って待っていろ山本五十六」

 

 

◆◆◆

 

 

「終わった?」

 

細目の男高麗巡洋艦艦長カン・チョクジンが出て行くのと入れ替わりで入ってきたのは20代に見える長い金髪の女性だった

 

「どうでした山本さん」

 

「失礼します」

 

女性に続いてやはり20代の栗色ショートの女性と目つきの鋭い青年の二人が入ってきた

 

「あれはダメだな、何が何でも富士山を取る気だ。おそらく高麗半島にはサクラダイト精製施設と集積所も転移しているんだろう。大陸を原始人と言ってるところから、大陸相手に砲艦外交的なこともする腹積もりだ」

 

「そして当面動くのに困らないだけの弾薬とサクラダイトはある……放っておけないわね」

 

「無論放っておくつもりはない。おそらく高麗艦隊の2隻は中華の九州上陸を支援したあとは一直線に京へ向かい海上から京の都を狙うはずだ。対して此方は日本海側で待ち伏せ」

 

「腕が鳴るわグラウサム・ヴァルキリエの名は伊達じゃないってところたっぷり見せてあげる」

 

「リーライナ先輩は妊娠中なんですから無茶しないでくださいっ」

 

「そうですよヴェルガモン卿。ここは僕とマリーカさんに任せてください」

 

「わかってる、だから自分なりのペースで戦うわ」

 

「本当に無茶はせんでくれよ?」

 

「いっくんまで……みんな心配性なんだから」

 

「とにかく、奴らはまだ此方にグラウサム・ヴァルキリエのヴィンセント・カスタム4騎とレオン君のブラッドフォードがあるのを知らない。これを最大限に生かすんだ!」

 

794 :二二三:2013/07/25(木) 04:50:32

終わり~。ギアスで元冠あったのか元のポジションになる国があったのかは不明なので中華帝国みたいになってます

あと自分でも意味不明な話になってるからタイムスリップのきっかけは想像にお任せ~

最終更新:2013年09月15日 15:35

 

 

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