瞳の色と髪の長さ
瞳の色と髪の長さ
玉城真一郎。
一見すると眼付きの悪そうな不良にしか見えないこの男は、いまとても親しい友人である女の子。
クララ・ランフランクの体を嘗め回すように見ていた。
「な、なあにお兄ちゃん??クララのことジロジロ見ちゃって???」
おもむろに手を伸ばした玉城。
「痛たッ」
彼の手はクララの長いピンクの髪を引っ張っていた。
なんという乱暴な行為か。
女の子の髪を引っ張るなどと。
「なにすんのよお兄ちゃん!痛いじゃない!?」
髪を触られるのはいい。
玉城に髪を触られることはむしろ好きだから。
愛する彼に触られるならいつでもいい。
でも無遠慮に引っ張るなんてのは女に対して失礼極まりない行いだ。
「あッ、わ、わりーわりー、ちょっと気になったもんで」
「クララの髪を触りたいなら触ってくれてもいいけれど、そんな強く引っ張ったりしないでよもう!女の子の髪を何だと思ってんの?!」
「い、いやちょっと確認をと思ってよ」
「なんの確認なの!?」
クララはご機嫌斜めだ。
優しく触ってもらえるのなら嬉しいがこんな触り方はない。
でもこれには理由があるという。
それは。
「カツラぁッ?!」
「い、いやそんな怒んなよ」
「なんでクララの髪がカツラだなんて!?」
「いや、あのな。今朝町でお前によく似た女があるっててよ、そんでそいつの髪腰までの長さだったからついもしかしてなんて……」
「クララもっと長いよ!?」
「ああ、わかってるよ。膝の裏まで届いてるってのは」
「そうだよ!前からお兄ちゃんにはクララの髪触らせてあげてたでしょ!長さだって知ってるくせにどーしてこんな酷いことするの?!」
「いやいや、だからわりーって、それと目の色……」
反省の色なしの玉城は今度はそう言って髪から手を放してクララの両瞼を抑えた。
「きゃッ、やだなにすんのさ!」
「いやな、目の色」
「痛い痛いッ、クララの目の色はピンクだよぉ~~ッ!うわ~~んッッ!!」
目が痛いし髪は引っ張られて痛いしで。
とうとうクララは泣き出してしまった。
愛するお兄ちゃんにならなにされてもいい。
しかしまるで珍獣や物扱いなこの一連の行為は酷すぎて悲しくなってしまったのだ。
「うわ~~んッ!うわ~~~んッ!お兄ちゃんのバカぁぁ~~ッ!パパに言いつけてやるもんッ、うわ~~~ん!!!」
これには慌ててクララを抱きしめながらさっき引っ張った髪の毛をやさしくなで始める玉城。
そんなことをしても遅い。
酷いことをした事実は変わらないのだから。
「ごめんッ、わるいごめんってッッ!だから泣くなって!」
「うわ~~~ん!!!」
クララは泣いた。
大好きなお兄ちゃんに物扱いされたことがショックで。
そんな夏の午後だった。
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