休日とスクイズのクロスネタ。
今回の主人公は00年代に有名になった知ってる人は知っているクズ野郎マコトくんです。
マリーに一目惚れして玉城と引き剥がそうとしてきた彼の運命やいかに。
マコトくんがこんな感じの男だったのかは残念ながら覚えとらんのでキャラ変わってるかもしれん。そこは大目にみてくだしあ。
マコトくんがマリーベルに惚れたようです。
俺が街を歩いていたときだった。目の覚めるような美女を見つけた。
頭の左側側頭部で束ねられた赤い色をしたサイドポニーの長い髪を揺らしながら嬉しそうに歩く美女。
抜群のプロポーションにモデル顔負けの美麗な容姿。
横顔を見つめても凄い美人だと分かったし、後ろ姿からも十分以上な眉目秀麗さが窺い知れた。
そんな美女の隣を歩いているのは如何にもな不良そうな男で、あの美女と全然釣り合ってない。
その男には見覚えがあった。昔俺と肩がぶつかったときに、お、ごめんよわりーなと、悪びれた様子もなく謝ってきた男だ。
別の意味でも知っている、確か俺の高校の近くの高校の六か七つくらい上の先輩で、悪い意味で高校時代に目立っていた不良崩れだ。
確かそう『アホのたまきん』とか呼ばれていて、その変なあだ名が今でも不良学生の間で知れ渡っている。
こちらも悪い意味で。勉強をさぼりすぎるとアホのたまきんみたいなアーパーになっちまうぞといったようにして。
そんな奴の隣を物凄い美女が連れ立って歩いている。
多くの女の子を知っている俺でも見たことのないような美しい女性に、俺は一目で惚れていた。
あんな美人は俺みたく真面目な奴の傍にこそ相応しいんじゃ無いか。
俺は二人の後をそれとなく追いかけ、二人が離れる時を待った。
間もなくだ、不良崩れは少し用事があるとか周囲に聞こえる大声で話して美女を一人置いて一軒の店の中に入っていった。
スーパーだ。一緒に入店すれば良いのに、あんな美女を一人で置いていくなんて噂通りのクズ野郎だな。
俺はその隙に一人待たされ建物に寄りかかりながら立っていた美女に声を掛けた。
「やあ、こんにちは」
「はあ、ご機嫌よう・・・・どちら様でしょう?」
青い目の色をしている。
髪の毛の色も目鼻立ちもそうだけどブリタニア系の人なのかな。
しかし息をつくくらいに美しい。
「君、あのさっきの男の人と知り合いなの?」
「不躾に失礼な方ですわね。知り合いだとしたらどうしたというのです?」
途端不機嫌になる彼女。
その不機嫌な顔もまた綺麗で俺の欲をかき立てる。
「あのさ、あの人、あまりいい人じゃないよ?俺の近くの高校に通っていた不良でさ、噂では何人もの女の子を泣かせてきたとか、暴力事件を度々起こしてたとか、よくない噂でいっぱいなんだ」
そこまで噂は酷いわけじゃない。真実じゃ無い話が多分に混ざってるだけでアホのたまきん伝説の一つとして素行不良の生徒の間で少し話題になっていただけだ。
だから俺は嘘を言っていない。こんな美しい人があんな不良上がりと一緒に居るなんて間違ってると思ったからこそ忠告したんだ。
「貴女のような綺麗な女性があんな不良崩れと一緒に居たりなんかしたら何された物か分かった物じゃ」
俺がそう言いかけたとき。
「黙りなさい下郎」
彼女は凄い目つきで俺をにらみながら、同時に何の興味も無いゴミを見るかのような色をその深い色をした青い瞳に浮かべていた。
怖い・・・・。
脚が震えた、その一喝で俺はとんでもない相手にとんでもないことを滔滔と語ってしまったのではないかと感じさせられたんだ。
この華奢で眉目秀麗な一見力なんてなさそうな雰囲気の女性が、今は獰猛な猛獣のように思えて恐怖が込み上げてきた。
「黙って聞いていれば兄様に対しての悪口雑言、その汚い口より零れ出す言葉の一つ一つが汚れた欲望に満ちていて聞くに堪えません」
「で、でも君のような女性があんなのと一緒に居るなんて何をされるか俺心配で」
手を伸ばして彼女に触れようとした時だった。
軽やかなステップで身を翻し、長いサイドポニーの赤い髪を空中で舞わせたなびかかせつ。
「ひざまずきなさい」
ぐいっと腕をひねり上げられた俺はその場で跪かされてしまった。
「下郎、今一度その侮辱発言を口にしたときは、その細いそっ首、わたくしが跳ねて差し上げましょう」
「死にたいのですか?」
物凄い力で腕をひねり上げられながら吐き捨てられた。
「うがああっ!」
あまりの痛さに悲鳴まで漏れた、このか細い腕の何処にこんな力があるのだろうか。
この女性は一体何者なんだろうか。怖い、怖いよ。なんで俺がこんな目に。
世界・・・・言葉。
彼女たちよりもずっと綺麗なこの女性が、あんな不良崩れと楽しそうにしていることがつい腹立たしくて。
この女性とお近づきになりたいなと思っただけなのに、どうして俺がこんな目に遭わなくちゃならないんだ。理不尽だ。理不尽すぎる。
「下郎、何も言わずにわたくしの前よりその薄汚い思考に塗れた顔を消すか、あくまでも兄様を侮辱しわたくしの手で手折られるか。それとも兄様に対し謝罪をなさるのか・・・・・三つの中より選ばせて差し上げましょう」
女性のキツい物言い、命令するような高圧的な言葉遣いが俺の耳にたたき込まれる。
話し方からして身分の高い人間なのだろうか。俺が声を掛けるべき相手じゃなかったのか。
だとしたらそんな身分の高い女性がどうしてあんな不良崩れなんかと。
ぐるぐる回り出す思考に俺の視線は彼女の瞳からそらすことを許されなかった。
怒り、蔑み、無価値。そんな感情がその深い青の目には浮かんでいる。
俺のことなんてまるで虫けらかのようにしか見ていない、こんな目をした人間に出会ったことがなかった。
だから殊更以上の恐怖を感じるんだ。この俺を、沢山の女の子から愛されている人格者な俺を道端の石ころとしか思っていないような彼女の目に。
「ああー、悪ィ悪ィ、マリー。待たせちまったみてーだな、ってどしたよおい」
あの不良崩れが店から出てきた。なんてタイミングなんだろう。
不良崩れの声を耳にしたらしい俺を跪かせている女性、彼女は嬉しそうにサイドポニーの髪を勢いよく揺らしながら後ろを振り返り、待ち人へと声をかけていた。
「兄様、お買い物は終わったのですか?」
「ああ、まあ・・・ちょっと女のお前には見せられない買い物だったからさ・・・・」
ぽんぽん、っと。
女性の頭を軽く叩いて彼女の赤いサイドポニーの髪をそっと撫でながら、不良崩れが俺のことに目を向けた。
その間際だけ女性の頬がわずかながらに色付いて、男への想いを第三者の俺にまで見せつけてくれる。
「つかなに、それよりこいつどうしたのよ?間接キマッちまってんぞ大丈夫か」
不良崩れな男が俺を心配してくる、なんでこんな奴に心配されなくちゃならないんだろう。
「この下郎、薄汚い目と思考をしております。兄様にとり悪影響かと思われますのであまりお構いにならないよう進言申し上げますわ」
「いや、別に普通のガキじゃね? ってかこいつ、マコトじゃねーか」
え、なんで。なんでこの不良崩れが俺のことを知っているのか。
確かに高校は近所だったけど、噂になるくらい変だったらしいこの不良と俺は六つか七つほど年が離れてるのに。
顔を合わせたり知り合うような接点はないはずだ。なのにこいつは俺を知っていた。
「この下郎を御存じですの兄様」
「ああ、近所じゃ有名なヤリガキだ。女とやりまくって噂になってるくらいにな。爛れた淫猥学生だってうちの近所のババア共が噂してたぜ・・・・確かマコトって名前だったはずだ」
「なるほどそれは汚れた視線を感じるわけですわね」
「お前、なんかされたの?」
「いいえ、この下郎が兄様を侮辱したので懲らしめていたところですの」
「お前の方が怖いわ。よおよお、マコトくんよお。お前手ェ出す女のヤバさくらい見抜いとけよ。あっちこっちで見境無く女引っかけてる間に女への嗅覚が鈍ったんじゃね?」
俺を見下げて話をする女性と不良崩れ。
どうもこの女性にとってこの不良崩れはとても大切な男らしい。
間違ってるよ。こんな美人がこんな男を好きだなんて。
それとこの不良崩れの話では俺は爛れた女性生活を送っている学生との噂が流れているらしい。
違う、俺は彼女たちみんなが好きなだけなんだ。そしてこの女性のことも好きになった。
俺には女を満足させる甲斐性があるんだ。こんな不良崩れとこんな美人が一緒に居ていいわけないんだ。
「この下郎の考えが透けて見えますわね。まるでわたくしのことを自分の都合の良いようにできる女だとでも考えている。女は全て自分の物、自分の良いようにできてしまうなってしまう物と考えている。貴方を囲う女性たちの耳障りの良い惹句に思い上がり、自ら考えることを放棄し、爛れた生活をただ良しとして受け入れてしまっている・・・・・下郎、やはり貴方の首はこの場で跳ねてしまった方が世の女性たちにとっての幸せに繋がるのかも知れません」
「おおーこえー女だわ。その超上から目線のお言葉。俺の耳にもすげー痛く響いてくるからさあ」
「兄様は良いのです。わたくしは有りの儘の兄様をお慕いしておりますので。それに・・・・兄様の瞳はこの下郎のように濁ってはおりません。もしも兄様がその様な殿方だったならばわたくしのこの手で兄様を誅し、永遠の良き思い出として胸に秘めておくところでしたわ」
「だから一々こえーんだよ。冗談でも言って良いこととわりーことがあってだなあ」
不良崩れへの説教の時、俺の腕をひねり上げている女性の腕の力が緩んだ.
「くっ、離せっ!」
振りほどく。力一杯に。
女性から逃れるために。
「あっ」
「おっ」
一瞬のことで対応の遅れた女性と不良崩れから、俺は逃げ出すことに成功したのだった。
でもあの女性はとても美しかったな。怖いけどその怖さもまた美しさに磨きを掛けていた。
いつか必ずあの女性ともう一度出会い、今度こそあの女性を抱いてみたいと思わされるほどにあの女性の印象が俺の中に根付いていた。
※※※
「あーあ、マコトくんに逃げられちまったよ」
「油断いたしました。あの下郎には兄様への謝罪を行わせるつもりだったのですが」
「謝罪なんかいらん、どうでもいいよ。ああいうやつは俺と別の方面でのろくでなしだ。逃げようがどうしようがこの先ろくな目に合わんだろうしな」
「兄様、あの様な下郎にまで寛容であられるとは。心の広い殿方ですね」
「もっと褒めて良いぜ。って、んなことよりマコトくんマリーのことターゲットにしたんじゃね。あぶねーぞ」
「ふふふ、兄様。あの様な下郎にこのわたくしがどうこうされるとお思いなのですか?」
「いやま、ねーな。返り討ちに遭って終わりだろ。お前俺より喧嘩ツエーんだし。可愛い顔して恐ろしいやつだよマリーはさ」
ぽんぽんっ。
玉城がマリーの頭を二回、三回とはたいてやると。
マリーは言葉少なげに嬉しそうにしていた。
982:名無しさん:2022/09/10(土) 18:20:16 HOST:p854254-ipngn200709kobeminato.hyogo.ocn.ne.jp
終わり~。まあ玉城にラブラブなマリーjの前で玉城を侮辱したらどうなるかってやつやね。
980踏んだからスレ立ててくるわ。
どのカップリングの恋愛が見たいですか?(いずれもそれぞれに書いております・また書いていきます。新しいカップリングも増える可能性あり。
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