帝都の休日 短編連作群保管庫   作:休日

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ハニワ氏原案仮称ゲート南天ルートの最初期こんなんかな?な予想図SS。

 

 

 

 

 

ハニワ氏原案仮称ゲート南天ルートの最初期こんなんかな?な予想図SS。

 

 

 

それは一方的だった。

戦いにすらなっていない。

 

「ははっ、なんだよおい。この世界のブリタニア人形共はいくら何でも弱すぎるだろう」

 

KMFレイス、第五世代機に該当するフロートユニットを搭載したある下級兵が乗る機体は、敵軍のあまりものもろさに肩すかしを食らっていた。

自身が撃破しているのはヴィンセントウォードだ、皮だけなら間違いなくあの機体なのだ。

第七世代機に当たるそれを第五世代機のレイスで撃破できている。

 

「これがあのブリタニアの人形と同じ種族だって?人形以下だろこんなもん。ユーロピアのジャンク共といい勝負じゃねえか。はははっ、また一機も~らいっと」

 

他、両機として投入されている第七世代機や第八世代機に該当する機体に乗る連中は、鴨打よろしく次々と敵機を撃墜しているのだ。

特別な訓練に耐え抜いて選びぬかれたエース中のエースなどが乗る第九世代機に至っては面制圧すらこなしている。

 

「な、なんだこれはっ?何処の国のKMFだっ、っああああ!」

 

「こ、こんな、こんな馬鹿なっ、我々は世界に冠たるブリタニア軍の精鋭なんだぞっ、こんな、この様な一方的にやられるなどあっていいわけがっぐあああ!」

 

ブリタニア軍兵士の断末魔が破壊されたコックピット内に響いては一つ、また一つと消えた。

 

空を見れば第五.五世代機の統合打撃戦闘機群による狩りが行われている。

ハドロン砲や荷電粒子砲に加え、この世界の機にはほとんど搭載されていないミサイル兵器を使った殺戮劇。

こちらも正しく狩りだった。戦うかまたは逃げ惑うかする敵機の第五世代機があまりにも弱すぎて勝負にすらなっていない。

 

一方的だった。

蹂躙劇であった。

 

二線級の部隊でこれなのだ。一線級である懲罰艦隊の七天を加えた南天条約機構本軍が到着すればもうお話にならないだろう。

 

「総員侮るな。敵機が弱くともこれは盟主よりの天命である。この世界をあまねく南天の空の下とするべくに各々の定められた使命を果たせ」

 

旗艦空母サディケルのCICに立つ指令から全軍に通達される。

敵を侮ることなかれ。北側を相手に戦っていることと同じ意思を持て。

この作戦は南天盟主、我らが唯一神クリエイターL直々の勅命なのだからと。

 

「「「「はっ、全天に美しき世界の実現の為にっ」」」」

 

この世界の技術が遅れている。少なく見積もって一〇年以上の技術差があるのではないか?

 

合衆国オセアニアとニュージーランドの近海に、突如として海の中から出現した巨大な楕円形積乱雲。

海中まで伸びたそれの調査に当たっていたオセアニア軍の艦艇が、雲の向こうに出たところ、そこはオセアニアが喉から手が出るほどに欲する神根島近海であったのだ。

 

その神根島。どうやらブリタニア軍の旧世代の艦艇とよく似た艦艇や、自分たちの与り知らない戦艦なのか空母なのかよく分からない汎用性に乏しい艦艇が存在し。

空には大型から小型までの各種浮遊航空艦艇までが展開しており神根島はブリタニア軍に占領されているらしかった。

 

急な接触に敵対意思はないと告げ、接触時刻のすりあわせを行った時だった。

 

皇歴二〇一八年。

 

現代よりも五年以上前の時間帯。

しかもブリタニア軍は日本軍と敵対しているらしく、日本はブリタニアの制圧下にあるらしい。

こちらの所属を問われたがオセアニアと発言したところで先方よりそれは何処の国だと返された。

 

このことから、この世界は全く異なる別の世界だとオセアニア軍は感知し、謎の雲が異界と現世を繋ぐ扉であると判断したのだ。

 

 

 

日本が旧式部隊を使った異界のブリタニア軍に占領されている。

 

それも異界ブリタニア軍の艦艇の一隻一隻それぞれが旧式艦艇ばかり。

航空機も旧式。ならばとKMFの性能、世にありふれているらしいその情報を聞き出したところ。

現世世界の旧式である第五世代機でも戦えそうなほどに弱い戦闘力しか無い事が判明した。

 

異界のブリタニアとの接触の後、敵では無いというのならただちにこの海域より退去せよという勧告に従ってオセアニア艦艇は雲の中へと戻っていった。

雲の調査は向こう側でも行われているらしかったが、神根島のことがあり些事であるとあまり調査は進んでいない様子だった。

 

情報はただちに南天盟主創造主クリエイターLの元へと届けられた。

Lは異界のブリタニア軍のお粗末な軍事力を聞き及ぶに至り、異界という広大なる新天地を神である自身の下へと置こうと考えた。

 

「雲の向こうにはなにがある。それは空だ満天の空だ。空は我がものでなければならんのだよ君ィ~。私の下で管理されてこその空なのだよ。その空を我が南天の下に下すのだぁ~」

 

即座に招集動員が開始された南天条約機構。

しかしその総兵力は通常最大動員の五〇〇〇万ではなく、三〇〇〇万ほどの動員数に満たない。

その気なら八〇〇〇万の動員も可能としながら、動員数を大幅に減らした理由は現世世界で北側に察知されないため。

せっかく見つけた新世界。北側・・・日本・ブリタニアに邪魔をされては元も子もないと。

 

その先発隊として戦闘群一〇個艦隊百数十隻。航空機二〇〇〇機。浮遊航空艦隊三〇余隻からなる大規模部隊を第一陣として異界の扉へ送り出したのだ。

南天防衛には当面八個艦隊あればなんとかなる。秘匿兵器も無数に保有しているので中華連邦ごとき弱小国程度が相手ならば地図上から消し飛ばしてやっても良い。

 

Lの命令はただ一つ、神根島の奪取。異界の人形共には過ぎたるおもちゃを我が手中にせよ。それだけだった。

 

後続としては懲罰艦隊七天と自身の私兵軍。これに南天の巨大戦力を送り込み一気に異界日本を制圧中の異界ブリタニアを排除せよと下命した。

 

戦闘は一方的だった。

 

わずか一時間足らずで神根島周辺の異界ブリタニア軍を殲滅したのだ。

数の差、質の差、物量、神に命を捧げるべく戦うという戦意、全てに勝る南天軍の前に。

異界ブリタニア軍は撃破、撃沈、撃滅され、神根島は南天の空の下に治まった。

 

異界の扉を通じて第二陣の七天を加えた艦隊一二個群と巨大なる輸送船団が到着。

先発の一〇個群と合流を果たした計二二個群の巨大空母戦闘群は、幾つかの艦隊に別れて日本本土各地へと散っていった。

 

異界ブリタニアの魔の手からの日本解放。

 

これを叫び実行に移し、成果という形を出して各地のブリタニア軍を駆逐していく南天軍の圧倒的な強さ。

南天の兵は真摯だった。あなたにも神の施しがあらんことをと、各地で傷付いていた者。

ゲットーで助けを待っていた日本人達に慈愛の眼差しと救いの手を差し伸べたのだ。

 

それはまるで神の御使いのようで、疲弊していた日本人に希望を取り戻させていた。

 

そうして本当に自分たちを解放してくれるのかという期待も伴い、日本各国で南天軍は解放軍であると歓迎を受けた。

 

付けられている仮面の意味さえ知らぬまま。

 

 

 

初期作戦として位置づけられた日本解放作戦こと日本制圧作戦に投入された作戦機は一〇〇〇〇。

KMFも同じく一〇〇〇〇。艦艇は輸送船団まで合わせると一〇〇〇余隻に上り。

 

更には秘匿兵器ことフレイア弾道ミサイルを満載した戦略型潜水艦も数十隻と投入していたのだ。

南天は神根島とフジサン周辺区域を制圧した後に必要とあらば異界日本を地図から消してしまうという選択肢も用意していた。

異界日本だけに留まらない。邪魔となればあらゆる物を浄化する作戦も実行に移すだろう。

 

異界では第二次トウキョウ決戦と呼ばれる戦いの直後に辺り、疲弊していたブリタニア軍は片っ端から撃破されていき。

トウキョウの鴨打と南天から揶揄されるに至る戦闘を終え。

 

「つまらんな、人形劇の人形以下だ。ハエを叩き潰しているような気分だよ」

 

「ハエは生き物ですが異界のブリタニア人形は人形以下です、ジャンクですな」

 

「まったく、貴官の言うとおりだ。まだ現世ユーロピアのジャンク共のほうが・・・・いやどっちもどっちか。ゴミには違いない」

 

そして日本全土で異界ブリタニア軍と交戦し撃滅した南天軍は、あらためて技術力の差と自軍の優位性を知るに至り。

それ以下と考えられる超合集国という国家連合を形成していた異界日本と、異界ブリタニアの停戦派や旧皇帝派を含めた行政府との接触を図る。

 

「初めまして超合集国の皆様方。そして平和を望む皆様方。我々は異世界の地よりあなた方の苦境を知り、力少なくながらもお力添えになりたいと参上した者でございます。ご挨拶が遅れました。私は合衆国オセアニア南天条約機構軍異界救出艦隊司令の――」

 

甘い仮面と笑顔を貼り付けて、その本心を隠しながら。

 

 

 

 

 

 

 

終わり~、南天側が近未来ということで建造中だった艦艇や第九世代機も量産配備している状況で~す。

このため原作世界側に送り込まれた南天軍は作戦機一〇〇〇〇機、KMF一〇〇〇〇機、戦艦、空母、巡洋艦、駆逐艦、潜水艦、輸送艦艇、揚陸艦艇、補給艦艇等の艦艇一〇〇〇隻余。

これに当然機甲戦力も持ち込まれており動員兵力は三〇〇〇万と仮定しておりま~す。もちろんフレイヤ弾もダモクレス真っ青な数を用意しております笑い。

Lは本気で世界一つを手に入れるようです。

 

 

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