帝都の休日 短編連作群保管庫   作:休日

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1月終わりの深き愛

 

 

さてそれでは嶋田さんとユフィの短い濡れ場だけどもちろんR16ながら際どいです

そしてあと14日後にはブラックレインが降りますね

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1月終わりの深き愛

 

 

 

 

 

 

 

 

時は1月。新年の月終わり

 

「んっ・・・っ・・・」

 

帝都東京中枢より少し離れた住宅街。多きな門構えの邸宅が軒を連ねる一角にある嶋田邸内はその寝室に

 

「んっ・・・・・・あぁ・・・っ」

 

常の声質からして高い声音の女性が精悍な体つきをした中年過ぎの男性と真正面から抱き締めあい、男性を受け入れながら、常よりもさらに高い声音をあげていた

 

上気した肌は白から赤に染まり

潤む瞳の端からは涙が一筋流れ落ちる

 

男性の押し込みを受けると、膝裏まで届かん桃色の長い桃色の髪が波打つ

頭の高くで緩やかにもしっかりと束ねられたポニーテール風の髪束が大きく揺れる

 

「ユフィ・・・、ユーフェミア・・・」

 

男性の囁きが右の耳に入る

 

「シゲ、タロウ・・・」

 

男性シゲタロウ。嶋田繁太郎の耳も彼女ユーフェミアの、ユーフェミア・リ・ブリタニアの高い声音にくすぐられる

 

しっかり抱き合う二人の腕は双方の腰に回されて離す事なく互いを引き寄せ

 

嶋田は揺ったりとした浴衣着。ユーフェミアは白いタイトなスリットスカートに、ピンクの腰羽根スカートが付いたワンピースタイプの公務用衣服を共に着崩す事なく互いを正面にとらえて向かい合い

 

熱くも静かな逢瀬を交わしていた

 

667: 名無しさん :2018/01/31(水) 19:49:47

 

事の始まりは温かく

 

事の最中には熱く

 

事が終われば脱力を

 

「道理なのかな?」

 

嶋田に抱き寄せられながら、髪を手櫛で撫でられていたユーフェミアは彼の呟きに反応する

 

「道理、ですの?」

 

まだ体は火照り気だるさを残している

 

「愛し合えばこの留められた髪の束のように緩く」

 

大きな髪止めで大きく緩く結わえられた桃色のポニーテールを触り撫で

 

「静かな夜のこの部屋のように静寂を纏いながらも温かく始まり」

 

差し入れた指を毛束の中ですきおろして

 

「中場に入れば汗も滴り落ちるほどに熱く」

 

彼女の髪の流れを通り抜けた先でそのたおやかな腰を手に抱く

 

「終わりを迎えてしまえば祭りのあとの熱気を残しつつも」

 

そしてユーフェミアの唇へ一つ唇を重ねて離す

 

「名残惜しさと寂しさだけが残される」

 

668: 名無しさん :2018/01/31(水) 19:50:30

 

変わらず着衣の乱れはない。着衣を乱さぬように静かにいながら熱く体で語り合っていたゆえに

 

脱げばいいじゃん

 

どこぞのデリカシー無きバーテンなら無遠慮にも余計な一言を付け加えそうだ

 

ブリタニア本国への出張。といえばブリタニアの姫君にはおかしいが。本国へと数日間帰国していたユーフェミアは、日本到着と大使館でのお仕事を終わらせたその足で着替えもする事なく専用リムジンを嶋田邸に走らせたのだ

 

"愛は止まることを許さずとはよく言うがおまえも嶋田卿もよくやるな"

 

リムジンにひとり残された駐日大使にして第二皇女コーネリアは、妹であり第三皇女でもあるユーフェミアを嶋田邸に預けたまま大日本帝都での拠点にして、我が家。VVの邸宅へと去っていった

 

そして残されたユーフェミアは数日振りの再会と逢瀬を嶋田と交わしていたわけである

 

寝室で床につこうとしていた彼を引き留めて。嶋田邸の家人は就寝につく旦那様には知らせずにユーフェミアを通していた。この家はユーフェミアにとっても自分の家であるのだからと

 

「ええ、確かにシゲタロウがいま仰られましたように寂しさも名残惜しさも残されてしまうものでしょうね。それはいつもの事ですもの」

 

道理だ。ひとは愛に愛を重ねる為にお互いを掻き抱き情愛を交わさん

しかして後に残されるのは愛の分だけの寂しさ。愛するがゆえの儚さ

 

669: 名無しさん :2018/01/31(水) 19:51:05

 

「ですけれども、それで愛の炎が消えてしまう。そんな道理はありません。愛と愛。二人の愛を一つにすれば自然のままに熱く激しく燃え上がります。いま、残された寂しさに身を晒しながらも私たちの炎が大きくなっているように」

 

「ユフィ・・・」

 

「うふふ、まるでお米を炊いているような道理ですわね」

 

「ああ、ふふ。確かにな。炊き始めは冷たく、中場になれば温かく、炊き上がれば熱く柔く、美味しく食べてしまえば空の茶碗。しかし体の熱量となり生きるエネルギーに変わる。ユフィに注ぎ、俺に注がれくるユフィからの愛はまさにそれに似ているな」

 

「お食べになりますか? お代わりは如何ですかシゲタロウ」

 

「・・・・・・温かく美味しい料理に腹中半な俺がいただかない道理はないかな」

 

「わかりました。それでは旦那様、どうぞ舌鼓を」

 

今度はきちんと剥いてからだがね

 

言うと嶋田はユーフェミアの髪留めをぱちんと外して広がり散る桃色の流れを目にしながら、彼女を布団へ横たえた

 

布団や枕に大きく広がる桃色の長い髪

 

20にもならないというのに熟した美しき肢体

大きな二山を抱き、なだらかな曲線を描きながらすらりと伸びた手足はしっかり成熟した大人の体つきをしていた

 

腹中半

腹半分

 

愛のお腹はまだ愛を欲している

 

それはユーフェミアとて変わらずに

 

「私もまだ腹八分にはほど遠いですわシゲタロウ。数日何も口にしておりませんもの」

 

数日、シゲタロウの愛をいただいてはいない

 

言葉を交わす程度で空きっ腹が満たされるものか

 

触れあうだけでお腹はいっぱいになるわけがない

 

一度のお食事で餓えはしのげやしない

 

それで充分なのは普段から口づけを、普段から触れ合いを、普段から言葉を交わし顔を合わせて生活をしているから

 

数日離れて愛の栄養分が不足したこの心も体もまだ愛を欲している

 

「なるほどね。愛の栄養が足りないから愛の栄養を補給したい。これもまた道理かな?」

 

「シゲタロウよりの愛に限ります」

 

「わかってるさ。俺もユフィからの愛に限るからね」

 

話はここまで。次の瞬間には二人静かに体を重ねて頬を合わせながら互いに互いへと口づけていた

 

670: 名無しさん :2018/01/31(水) 20:01:35

嶋田さんとユフィのえちーは掲示板ネタと別物なのでwiki掲載いいですよ

 

ただwiki纏め人さんでしたか?

 

あの方昔自分の書いたSSをwikiに掲載していいですか?と訪ねてこられたので良いですよとお返事したのですが、後々になり掲載されなくなられたので正直信用してません

 

wiki纏め人さん?wiki管理人さん?申し訳ありませんが、掲載する気がないなら一々掲載許可なんて聞きに来ないでください

 

 

 

どのカップリングの恋愛が見たいですか?(いずれもそれぞれに書いております・また書いていきます。新しいカップリングも増える可能性あり。

  • 嶋田繁太郎×モニカ・クルシェフスキー
  • 嶋田繁太郎×ユーフェミア・リ・ブリタニア
  • 山本五十六×リーライナ・ヴェルガモン
  • 南雲忠一×ドロテア・エルンスト
  • 玉城真一郎×クララ・ランフランク
  • 玉城真一郎×マリーベル・メル・ブリタニア
  • 澤崎敦×井上直美
  • レオンハルト×マリーカ・ソレイシィ
  • 原作ルルーシュ×シャーリー・フェネット
  • ルルーシュ(休日)×ミレイ
  • オデュッセウス×皇神楽耶
  • ジェレミア×ヴィレッタ・ヌゥ
  • 枢木スザク×ナナリー・ランペルージ
  • コーネリア・ランペルージ×ギルフォード
  • 高麗大佐×奥様(書けたら(-_-;)
  • 鳩川雪夫×ストーカー女(書けたら(-_-
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