帝都の休日 短編連作群保管庫   作:休日

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玉城「ロケット飛ばせる中華とEUがなんで弾道ミサイル持ってねーの?」

 

 

 

甘いのに挑戦続くしてみたがこれはミサイルの疑問から思いついた。

 

 

 

 

 

 

玉城「ロケット飛ばせる中華とEUがなんで弾道ミサイル持ってねーの?」

 

 

 

玉城真一郎 ブリタニアファミリーの日本での拠点であるファミリー家長VVの屋敷に入り浸るダメニート。

最近では就職するかいっそ店でも開こうかと思い巡らせては食費の節約にVV宅で晩飯を喰う図々しい男は今日も今日とて晩飯と風呂に有りつくと 帰るどころか座敷に寝そべってテレビをつけていた。

 

「明後日まで生テレビ司会の権田原総一郎です 今夜はミサイル問題をテーマとしていますがさっそくですが大壁さん」

 

軍事評論家の大壁いさく氏に質問が飛ぶ。

 

「つい先日も中華連邦とEUがロケット発射実験を行いましたね?」

 

「はい」

 

「ロケットといえば大気圏外まで物を運ぶ宇宙開発になくてはならない技術ですので我が国含む列強の間で開発競争が激化していますが 衛星打ち上げ用の大型ロケットは兵器転用も可能です」

 

まあそうだろうなと何とはなしに玉城は同意した。

 

「EUが使う大型ロケットを使用した敵地後方への強襲輸送技術なんかもそうです」

 

権田原が説明したのはKMFのような陸戦兵器をロケットに搭載して敵地後方に送り込むEUの無茶苦茶な戦法。

初めて観たときは宇宙旅行できるんじゃね?と玉城は考えた物だ。

 

「そこでお聞きしたいのがこれは疑問を感じていらっしゃる方が多いかとは存じますが なぜ大国中華とEUに弾道ミサイルがないのか これについてどういった見解をお持ちですか?」

 

ほかに大型ロケット転用の兵器といえば代表的な物として弾道ミサイルがある。

これは多段式のロケットを用いて一度大気圏外まで本体を上昇させたあとに弾頭部に搭載した飛翔体を切り離して大気圏に再突入させ目標目掛けて放物線落下させるといった まあ簡単にいえばそんな代物。

玉城の残念な頭では打ち上げて敵に落とすといった程度の理解できないがそれもまた正解だ。

しかしこの弾道ミサイル技術を保有しているのは現代のロケットやミサイルの基礎となる奮進弾や推進機構を開発した技術超大国日本と 日本に遅れながらも開発したブリタニア 両国を猛追するオセアニアのたった三ヵ国だけ。

 

「そうですね まず第一に固体燃料の開発に手間取っていることがあげられるでしょう」

 

「お兄ちゃんど~ん!」

 

「ぐべっ!」

 

固体燃料ってなんだと説明を聞き入っているところを背中にから押し潰された。

腹這いで寝そべっていた玉城の背中にクララがダイブしてきたのだ。

小柄ながら女子高生 数十キロの体重が一点に掛かればダメージもデカイ。

 

「なにすんだーーっ!」

 

「図々しくもこんなところに寝そべってるお兄ちゃんが悪いんだよ このあいだルルお兄ちゃんに邪魔だって蹴り飛ばされてたのに学習力ないんじゃないの?」

 

自分の家じゃなくよそ様の家でやたらと態度がでかく図々しい玉城はこの家の人間になにをされても文句は言えない立場だというのを忘れている。

クララはそのまま玉城の背中でオンブバッタの子のようにして寝そべってしまった。

 

「重いんだよさっさとどけこのクソガキ」

 

「うわぁ 相変わらず口悪~いし顔もわるっ」

 

「よけいなお世話だバカ野郎!」

 

クララは梃子でも動かない。

両手で玉城の肩を掴み猫の子のように擦り付いている。

 

「おっぱい当たりまくりだぞ」

 

だからいやらしいことを言って退かせようとした玉城であったが。

 

「お兄ちゃんにだけ特別サービス クララちゃんのおっぱいを思う存分味わいなさい」

 

退かないばかりか胸部に力を入れて押し込み胸の膨らみを態と押し付けてくる。

 

「やめろよおい!」

 

クララは玉城真一郎の好みのタイプではない。

彼はコーネリアみたいな年上のお姉さまが好みなのだ。

妹属性のクララには荷が重い。

しかしそんな彼女も女子高生となり出るところも出てきたので多少彼の理性を揺さぶれるようになっていた。

 

巨乳には遠いが確かな膨らみを二つ背中に感じる。

 

(ううん やわらけェ)

 

クララの白いブラウスの下には膨らみ始めた実がなっていて。

 

「そ それよりもテレビだテレビ」

 

だんだん理性が負けてクララを退かせることを諦めるより背中に擦り付けられる柔らかい膨らみを堪能したくなってきた玉城はテレビをみることで誤魔化した。

 

「次ぎに費用対効果でしょうね いくら長射程の弾道ミサイルを開発したところでミサイルだけで敵国との戦争に勝利することは不可能です あれは広範囲破壊兵器とセットになって初めてその真価を発揮できますのでこれを持たない中華やEUには莫大な費用を費やしてまで導入するメリットが無いのでしょう」

 

でもでも頭の悪い玉城には軍事評論家のお話しを聞いてもちっともわからない。

 

「な なあクララ 広範囲破壊兵器ってなんのことだ?」

 

そこで名門校に通うクララに聞いてみることにした。

柔らかいもののぬくもりにちょっとよろしくない心境になってきたのは内緒にして。

 

「広範囲破壊兵器ね~ 大量破壊兵器のことだよ」

 

「・・・・・タイリョウハカイヘイキッテナンデスカ?」

 

「ニュークリア バイオロジカル ケミカル」

 

「・・・・クララセンセイ ニホンゴデオネガイシマス」

 

「ねえお兄ちゃん本当に高校卒業したの?」

 

「なんだそのアホの子を見つけたみたいな言い方は!」

 

高校は卒業している。

成績良くないし低ランク高校だったが。

 

「まあいいや 原子力兵器と細菌 う~んお兄ちゃんには病原菌兵器といったほうがわかりやすいかな?それと化学兵器は毒ガスとかそういうの」

 

「毒ガスはわかるけど病原菌ってインフルエンザみたいなのか?あんなの兵器になるのかよ?」

 

「なるよ ボツリヌス菌 天然痘 炭疽菌 強毒性で人人感染を容易におこなえるよう改良したインフルエンザなんかもそう 感染力殺傷力ともに強力だから都市部でばらまけばその威力は絶大 風邪って人から人に移るよね?お兄ちゃんだって経験あるでしょ?」

 

「人に移されたことはあるな」

 

「うん じゃあそうやって簡単に移る風邪で致死率50%以上ならどうなると思う?東京やペンドラゴンでばらまかれたりしたら」

 

「感染者続出で学級閉鎖だ」

 

「50%の致死率なんだからそんなので済むわけないでしょ 東京とペンドラゴンには軽く1000万を超える人が住んでる 単純にその半分が死ぬと考えたらいいよ」

 

両都市を取り巻く経済圏を考えればさらに人口は多くなる。

 

 

「やべえなそれ」

 

「うんやばいよ でもま避難したり隔離されたり細菌兵器そのものの効力についても不確定要素が多いから実際の死者数はもっと少なくなるかもだけど」

 

それでもスペイン風邪や香港風邪での死者数を考えれば病原菌の力は馬鹿にできない。

 

「じゃあさ原子力兵器ってのは?」

 

「ちょっと説明しづらい」

 

「なんでだよ」

 

「説明はできるんだけどお兄ちゃんに話しても理解できないと思うから」

 

「お前やっぱりオレのことアホの子だと思ってんな!」

 

「思ってないってば でも核分裂とか物体消失とか話してもわからないでしょ?」

 

「?? ???」

 

「ほらわかってない それじゃあ簡単に説明するわ 原子力兵器っていうのはもの凄い威力の爆弾のこと」

 

「なんだそのテキトーな説明」

 

「実際には使われたことないし実験も非公開だから不明な点が多いの そして弾道ミサイルはこの原子力兵器と組み合わせることでもっとも強力な抑止力になりえる」

 

そこでクララは肩を掴んだ手に力を入れて体を少し前方へと持ち上げ玉城の肩越しにひょっこり頭を出してきた。

 

「じ じ じゃあ なな なんでEUは弾道ミサイルを開発できないんだ」

 

「専門家じゃないからよくわからないんで燃料と技術の問題としかいえないね~」

 

左肩に出した顔をぺたっとくっつけてくるクララに玉城の心拍数は増大中。

 

(か・・・顔が近い つーか顔くっついてんじゃねーかよ)

 

緊張からどもってしまう玉城にクララはす~りす~りと猫みたいに顔を擦り寄せていた。

その拍子に流れたさらさらの髪の毛が首にまとわりついて肌とすれぞわっと鳥肌が立ち興奮の度合いが増す。

悪気なくいつもみたく懐いてくるだけなのに体勢が手伝ってよくない感じだった。

 

「きっと弾道ミサイル用の固体燃料がそれだけ作るの難しいんだよ 液体燃料ロケットは弾道ミサイルに不向きだし生物化学兵器は使い勝手悪い EUや中華に原子力兵器はないし開発の目処も ふ~っ」

 

耳元で答えながら息を吹きかけてくる。

クララ本人は悪戯気分でも玉城にはたまったもんじゃない。

 

「ふああっ!な なな なにしてんだ!」

 

「耳にゴミが付いてたから吹き飛ばしてあげたんだけど なになに?ひょっとしてそんなクララちゃんに興奮しちゃったのー?」

 

「お お~お~乳臭いガキの分際でなにいってやがるんだかねェこのお子ちゃまは これだからガキは困るんだよなあちょっとしたことで勘違いすっから」

 

強がる玉城の暴言。

 

「うわっ ちょっとムカーってなっちゃった!」

 

これに怒ったクララは玉城の耳に齧り付いた。

 

「痛ってェェェェェーーーー!」

 

 

 

 

顔をくっつけられて首に髪がまとわりついて背中には柔らかい膨らみが押し付けられて耳に息まで吹きかけられて噛まれた。

 

(こ これで相手が年上のお姉さまだったらオレの理性は完全崩壊していた)

 

相手によって接し方を変えてくるクララは親しい相手には子供っぽいのでクララといえば子供のイメージがあり結果として助かったわけだ。

 

(クララ相手に欲情したら負けだよな~)

 

欲情していたのに認めない玉城はクララを背中に乗せたオンブバッタの体勢のまま明後日まで生テレビを視聴。

ミサイル談義に興じるのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

原作EUの弾道ミサイルモドキはどうなってるんだろ あんな技術あるならって思ったが燃料の関係で弾道ミサイルとしては使えんのかね?

なにが原因であんなイミフな使い方をしてるんだ。

休日の弾道ミサイルはなにを燃料にしてんのかも気になる。

 

オズを読み返してからこちら休日の玉城×クララに嵌りすぎてつらい。

脱出の名手って以外うざいだけの玉城とギアス持ちの暗殺者クララのカプなんてよく思いつかれたもんだと脱帽。

最終更新:2015年06月14日 16:08

 

 

どのカップリングの恋愛が見たいですか?(いずれもそれぞれに書いております・また書いていきます。新しいカップリングも増える可能性あり。

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