帝都の休日 短編連作群保管庫   作:休日

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モニカは不思議な夢を見た

 

 

 

モニカは不思議な夢を見た。

それは、嶋田さんと夜戦を終え眠っていた時だった

 

 

 

 

 

 

 

気が付けば、殺風景で何もない荒野の場所に立っていた。

「ここは・・・?」

 

モニカが周りを見回していた時だった

『ようやく会えました』

「・・・っ!誰ですか!?」

 

振りむいたモニカは驚いた。

そこにいたのは

 

『初めまして、私はモニカ・クルシェフスキー。あなたが私の中に入った人です』

「え・・・・わ・・・・私?」

もう一人の自分がいた。

ただし、もう一人の自分はとてもくたびれており、悲しい目をしていた。

 

 

落ち着きを取り戻したモニカはどうしてそのような目をしているのかと訳を聞く

 

『・・・・私はあなたがフローレンスを操り、叛逆の騎士が乗るランスロットアルビオンとの戦いを

中から見ていました。とても見事な腕で私では到底及ばない領域でした。まるで伝説の騎士がその場に蘇ったかのようでした。

そして、記憶の一部も拝見させていただきました。守るべき人もいる。

 

だから、私は悔しくて修行を積み、ランスロットアルビオンとの仮想シミュレーションも繰り返した。

・・・しかし、私は腕が上がらなかった。何度もやっても秒殺で終わってしまいます。ジノやアーニャは数分戦闘出来たというのに・・・

 

私は落ちこぼれで、皇帝すらも守れなかった騎士です。

あなたが・・・・あなたが・・・・!!とても羨ましくてたまらない!!

守るべき人もいて、強いあなたが!!どうして!!あなたばかりが!!』

とうとうモニカは泣き崩れ墜ちた。

 

 

それを聞いたモニカは�壓太郎に出会う前の自分のように見えた。

かっての自分はクルシェフスキー家の騎士として育てられ

虐待とも見られる教育を受け、仮面をかぶるようになった。

騎士の義務感と貴族の矜持だけで生き、多くの人を傷つけた。

無表情で機械のような自分。

 

そんな自分の凍てついた心を解かし、自分を本物の騎士へと連れてってくれた。

そして、勝手な騎士の誓いも�壓太郎は受け入れてくれた。

 

 

だから、私は強くなれた。

�壓太郎を守りたいから

 

 

 

 

「立て」

私はもう一人の自分に声を掛けます

 

「立て。剣を取れ」

この私の殻を破壊するために

 

513: 483 :2018/05/30(水) 22:35:27

 

 

 

数時間後、二人のモニカは対照的だった

一人は地面に倒れ、一人は立っていた

 

『はぁ・・・・はぁ・・・・・』

「・・・これほどですか?あなたの剣は」

 

 

モニカは激怒した

これほどまでに情けない自分がいることにだ

 

 

「あなたの剣は軽すぎる!!力も技術も!!なにより信念がない!!

だから、あなたは弱いままなのよ!!」

『好き・・・・・勝手に・・・・言ってくれるわね・・・・』

もう一人のモニカがえづきながら言う

 

『私だって・・・・信念はあった!全てを・・・・・皇帝陛下をお守りするという信念が!!』

「違う!それは周りからの押し付けた信念だ!!あなた・・・自身の心からの信念じゃない!!」

モニカは剣を突き付け

 

「あなたも信念は持っていたはずです。弱者を守りし、降りかかる災厄を自分の身でもって守ると

小さなものであっても、見つけて来なさい。例え笑われるような物でも私が全力で肯定します。

自分の心に従って見つけなさい」

『あなたは・・・・』

もう一人のモニカが言う

 

『見つけたのですね、その答えを』

「ええ。�壓太郎と共にいます。例え祖国が敵になろうと彼と共に最後まで騎士としてあり続けると」

『私にも・・・見つかりますか?』

「さあ?こればかりは運命としか言いようが無いでしょう。

ですが、誰かが自分を必要とするこそ、この世に生まれ、生きている。

だから、あなたも見つかるでしょう。運命の主を」

 

 

モニカは剣を収めながら背を向けて歩き出す

 

 

「行きなさい。答えを見つけたらもう一度手合わせしましょう。

それまでに私は楽しみに待ってます」

『・・・・・ええ!待ってなさい!その首を洗っててな!』

「いい宣言です。もし、私に勝ったら・・・・・」

 

 

モニカが何かを言ったが、それが覚える前に

夢は唐突に終わり、新しい一日が始まるのだった・・・・・

 

 

 

 

 

その後

モニカは目覚めたかのように腕前がメキメキと上がり

フジ決戦でこれまた鹵獲されたアレクサンダリベルテを

第八世代機までに改修されたフェンリルで駆け抜け

 

多くのエースを落とし、スザクとの一騎打ちも長時間に及び

最終的には撃破されるも、ランスロットアルビオンの大部分を破壊し

カレンとの戦いを完封に持ってきた要因となる

 

 

 

 

 

 

 

おまけ

ナナリー皇帝の騎士モニカの傍らに日本人と思しき男性と

付き合っているという情報がミレイに捕まり

毎日、ドタバタ騒ぎをしているという

 

 

 

おまけその2

どこかのラーメン屋で顔がそっくりな金髪女性二人が

ラーメンをモリモリ食べていた。

 

514: 483 :2018/05/30(水) 22:36:14

終わり

ちょっとモニカがモニカと出会ったらどうなってたんだろうなあと思って。

もう一人の自分との会話って意外に難しい。

 

なにかいいさくひんあるかな?

 

どのカップリングの恋愛が見たいですか?(いずれもそれぞれに書いております・また書いていきます。新しいカップリングも増える可能性あり。

  • 嶋田繁太郎×モニカ・クルシェフスキー
  • 嶋田繁太郎×ユーフェミア・リ・ブリタニア
  • 山本五十六×リーライナ・ヴェルガモン
  • 南雲忠一×ドロテア・エルンスト
  • 玉城真一郎×クララ・ランフランク
  • 玉城真一郎×マリーベル・メル・ブリタニア
  • 澤崎敦×井上直美
  • レオンハルト×マリーカ・ソレイシィ
  • 原作ルルーシュ×シャーリー・フェネット
  • ルルーシュ(休日)×ミレイ
  • オデュッセウス×皇神楽耶
  • ジェレミア×ヴィレッタ・ヌゥ
  • 枢木スザク×ナナリー・ランペルージ
  • コーネリア・ランペルージ×ギルフォード
  • 高麗大佐×奥様(書けたら(-_-;)
  • 鳩川雪夫×ストーカー女(書けたら(-_-
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