問題児たちが異世界から来るそうですよ?~私は科学者です~ 作:東門
一夜明け、今日行われるゲームに参加するジン、飛鳥、耀。
そして黒ウサギと十六夜、シュタインに三毛猫がゲームの行われる“フォレス・ガロ”の居住区へと向かった。
途中で“六本傷”のカフェの店員がやって来て、シュタインたちに今回のゲームがゲームを行う為の専用区画でなく居住区画で行われるという話をした。
部下の者たちまで放り出してのゲームらしく、意図は読めないがなにかを企んでいることだけはわかる。
「あ、皆さん!見えてきました……けど、」
“フォレス・ガロ”の居住区はとても人が住める様な状態ではなくなっていた。
居住区は鬱蒼と茂った木々に占拠され、その姿を豹変させていたのだ。
「……。ジャングル?」
「虎の住むコミュニティだしな。おかしくはないだろ」
「獣たちの住む場としては正解だな。これも文化の違いか」
なにやら納得する問題児たちだったが黒ウサギがその可能性を否定する。
ガルドたちも平時から獣の姿をしているわけではなく、普段は人の姿で普通の居住区で生活していたらしい。
シュタインがなにかに気づいたように生い茂った木の枝の一本を手に取る。
「ジン、これはどういう現象だい?」
「これは――――鬼化してる?こんなことができるのは……」
二人がこの状況を考察していると飛鳥が門に今回のゲームの内容を記した“契約書類”が貼ってあることに気づく。
『ギフトゲーム名“ハンティング”
・プレイヤー一覧 久遠飛鳥
春日部耀
ジン=ラッセル
・クリア条件 ホスト本拠内に潜むガルド=ガスパーの討伐。
・クリア方法 ホスト側が指定した特定の武具でのみ討伐可能。指定武具以外は“契約”によってガルド=ガスパーを傷つけることは不可能。
・敗北条件 降参か、プレイヤーが上記の勝利条件を満たせなくなった場合。
・指定武具 ゲームテリトリー内に配置。
宣誓 上記を尊重し、誇りと御旗の下、“ノーネーム”はギフトゲームに参加します。
“フォレス・ガロ”印』
「ガルドの身をクリア条件に……指定武具で打倒!?」
「こ、これはマズイです!」
どうやらこの条件は“契約”という箱庭のゲームのルールによってガルドの身が守られるというものらしい。
ルールに書かれている指定武具以外では飛鳥の“威光”はもちろん、あらゆる攻撃が聞かないというものだそうだ。
「解せんな、どう思うジン」
「……ガルドの性格からしてこのゲームを彼が用意したとは思えません」
シュタインもジンと同じ考えを持っていた。
あくまで聞いただけだが、ガルドは基本小悪党で勝ち目のないゲームにむざむざ挑むような奴では無い。
まして勝つために自分の命を賭けることなど決してしないだろうと予想していた。だからこそ箱庭から逃げる可能性を第一に考え、シュタインはゴーレムに都市の出入り口の全てを監視させていたのだ。
「どういうことだ御チビ?」
「このゲームはガルド以外の誰かが用意したゲームでしょう。ですがガルドが自分の全てを賭けたゲームメイクを他人に任せるとは思えない」
十六夜の問いにジンが答える。どうもこの状況に納得が言っていない様子だ。
「つまり、ガルドの意思を無視した誰かが勝手にゲームを用意したというの?……人のゲームに勝手な横槍を入れるなんて……!」
「……考えてもしょうがない。とにかく、勝つ」
耀の身も蓋もないが的を射た発言にこの話は中断される。
ゲームの難易度は高く、指定武具も何かわからない。条件はかなり厳しいが、必勝同然のゲームをやるよりはこのぐらいのスパイスがあった方がゲームとしておもしろい、と自らを鼓舞する。
「………ええ、そうね。寧ろあの外道のプライドを粉砕する為には、コレくらいのハンデが必要かもしれないわ」
十六夜とジンそしてシュタインは昨夜、それぞれの話した思惑を再確認する。
十六夜はこのゲームを“ノーネーム”再建の足がかりとする策を練っていたようで、ジンへ必ず勝つように言い含める。
「もし負ければ俺はコミュニティを去る。予定に変更はないぞ。いいな御チビ」
「なんだそんな話になってたのか。まあ、大丈夫だろう、今日のゲームに関してはさんざん話し合ったからね」
「はい、絶対に勝ちます」
十六夜の話にシュタインは多少の驚きを示したが、言葉の通り昨夜彼とジンは今日のゲームについて話し合い、シュタインの手からジンへいくつかの策とアイテムを渡されている。
ジンも覚悟と自信を持ってこれから“リーダー”であることを認めさせる十六夜にも、自分を認め手を貸してくれたシュタインにも無様な姿は見せられないと必勝を誓う。
「なんだ、昨日と随分違うじゃねえか。ってかお前もなんか企んでんのか?」
「企むとは人聞き悪いな、謀ると言え。まあ見てからのお楽しみだな。楽しみにしてろ」
「――――行ったか」
三人が“フォレス・ガロ”の門をくぐり、鬼化した木々が入口であり出口でもある門を完全に塞ぐ。
事前に聞いていた内容よりも随分大掛かりで、黒ウサギは三人の身柄を心配し十六夜は中で展開しているゲーム内容に興味を示している。
「しっかし、前評判で聞いてたより随分と面白そうなゲームみたいだな。見に行ったらマズイのか?」
「お金をとって観客を招くギフトゲームも存在しておりますが、最初の取り決めにない限りは駄目です」
「何だよつまんねぇな。“審判権限”と、その御付きって事にすればいいじゃねぇか」
「だから、駄目なんですよ。ウサギの素敵耳は、此処からでも大まかな状況が分かってしまいます。状況が把握できないような隔絶空間でもない限り、侵入は禁止です」
ゲームの公平さを考えればその理屈はわかるが、それで納得する問題児ではない。
「……貴種のウサギさん、マジ使えね」
「せめて聞こえない様に言って下さい!本気でへこみますから!!」
「ならばこれを使おう」
いつからあったのか一台のテーブルの前に立ち、懐から奇妙な材質の銅鏡のようなものを取り出しそこに置く。
「なんだそれ?」
「遠見の鏡だ、これをこうして――――」
興味を惹かれてやってきた二人がシュタインの両隣へやって来る。
銅鏡の鏡面にシュタインの取り出した宝石から射出された光が当てられるとそこに全く別の場所、おそらくは“フォレス・ガロ”の居住区の内部の映像が映し出される。
そこには――――今まさに死を孕んだ咆哮を放とうとする双頭の巨躯の怪物が写っていた。
ゲームが開始された。
飛鳥、耀、ジンが“フォレス・ガロ”の門を潜ると鬼化しているという木々が門を塞ぐ。退路は絶たれたが、もとより退く気などない。
樹海同然の状態となった居住区は、ガルドがどこから来るのか全くわからなくなっている。
しかし耀は動物の様々な能力をギフトによって得ているので五感が常人より遥かにに優れており、近づいてくればわかるという。その彼女が――――
「――――居る」
短くそう呟いたことでその場の緊張が一気に高まる。
未だ彼女たちは鬼化した樹海の中を進んでいる最中であり、指定武具とやらを手に入れていない。今出会っても攻撃手段が存在せず一方的に攻撃を受けてしまう。
故にどうにかしてガルドに気づかれないようにその場を離れ、指定武具を手に入れに行かねばならない、が。
相手も獣であり耀同様こちらの存在に気づいている。逃れることなどできるはずはなく、木々をかき分け
ガルドの、巨体が、その姿を現す。
ガルドが全容を現すが、三人はその場を動くことができなかった。
ガルド=ガスパー。昨日噴水広場で諍いを起こした相手であり、今日のゲームの主催者である、はずだ。
ガルド=ガスパー。人化の術を覚えた虎が悪魔に魂を売ったことで人狼に近い系譜を持つワータイガーとなった存在、のはずだ。
しかし彼女たちの前に現れた“ソレ”は彼女たちの知るガルドとはかけ離れたモノだった。
体長二m程だったその身は五m以上の巨体へと変貌しており、二足歩行の獣人だった筈の姿は四足歩行の本来の虎の姿だ。
しかしその変貌すら些細なことと言える変化こそが三人の動きを止めた。
ガルドの首の根元に、巨大な蛇の頭が生えて意志を持って動くというありえない異形の怪物へと変貌していたのだ。
その姿は二つの首を持つ獣となっており、まるでギリシャ神話に登場する双頭の魔犬のようになっている。
虎の姿となったガルドはどこか虚ろな状態のようで、三人を視界に収めていても認識はしていないらしくその場から動かない。
その一方で、体の主導権を持たないらしい二頭の蛇はしきりに首をジンたちへと伸ばし、その開いた口からドロドロとした液体を地面へと垂らしている。その液体は何らかの強力な毒性を持っているのか地面に落ちると同時に紫煙を上げ、周囲の植物を涸らしていく。
「――――逃げましょう」
ガルドの姿を見てしばらく固まっていた三人だったが、ジンがひどく平坦な声で逃走を提案する。
しかし断じて冷静なわけではなく、単にあまりにも想定外の状況に感情が麻痺してしまっただけだ。
ジンの提案に、プライドの高い飛鳥も負けん気の強い耀も一瞬の躊躇もなく了承しその場を全速力で離れようとする。それほどに眼前の怪物は危険だった。
「GIIYAAAAAAAAAA!!」
その姿に初めてガルドがジンたちの姿を認識したように激しい雄叫びを上げる。
それに呼応するように蛇がその剣呑な気配のする口から濃厚な瘴気を放ち始め、毒蛇は逃走しようとする獲物目掛けて万物を死滅させる魔毒のブレスを吐き出した。
三人は後方から迫る“死”を感じ、一切の思考を捨て全ての機能を逃走に注ぎ込む。
死を運ぶブレスは周囲一帯の生物をたちどころに全滅させ、 走る三人の後方でありとあらゆる生命が死んでいく音が生々しく聞こえていた。
ボロボロと草花が朽ち、 しゅわぁと瑞々しい青樹が枯れ落ちる。 毒風に巻き込まれた野鳥が地上に墜落し、生きたまま腐っていく正真正銘の地獄の具現。
そしてその地獄が、三人の背を捉え、飲み込んだ。
「あ……」
その光景を遠見の鏡で見ていた黒ウサギの口から絶望的な声が漏れる。
魔王の配下によって仲間を殺される、それはかつて魔王によって仲間と“コミュニティ”のすべてを奪われた黒ウサギの最大のトラウマを思い出させるものである。
「おいおい……」
十六夜が呆れたような冗談めかしたように言うが、その表情は決して穏やかとは言えない。
しかしシュタインは特に感慨をもっっている様子もなく銅鏡を手元に引き寄せる。
「いや、まだ終わってないようだぞ」
二人が銅鏡に再び視線を戻すと、鏡面に映った映像の視点が変わって空中にジンと飛鳥を抱えた耀が浮かんでいた。
三人の中で最も野生のカンとも言うべきものが効くのが春日部耀だ。
故に、後方からやってくる驚異がこのまま走って逃げるだけでは到底逃れられないものだと直感で理解した。だからこそ毒のブレスに先駆けて他の二人を抱え上げて全力でグリフォンのギフトによって上昇したのだ。
結果、それはこの場において唯一の正解であった。
空中から見た森の情景は耀の予想を裏付けるものだった。
ガルドの前方から、扇状に数十メートルの範囲の鬼化した木々がドロドロに溶けて海を構築している。
その場に残った毒素だけでも立ち入った生物の肉体を破壊するのに十分すぎるものであり、毒のブレスそのものの威力の凄まじさを物語っている。
耀たちはとにかくその場を離れることを優先し、ジンの指示で“フォレス・ガロ”の本拠方面へと向かう。
ガルドの追撃を警戒したが、ガルドは何かを厭うような素振りを見せて三人のことを見送ることとなる。
三人はある程度離れたところで地上に降り立ち、心中穏やかではなかったが表面上それを取り繕える程度には落ち着いてる。
「……あれは、ガルド?」
沈黙を破ったのは耀だ。確認が必要なほどにガルドの姿は変わり果てていた。
「はい、姿は変わっていますがあれがガルドです」
「何故あんな姿に……あれもギフトによるものなの?」
「恐らくは……ですがただギフトを受け取っただけではあんな姿のなるはずはないんですが……」
「……考えていても仕方ないわね。とにかく指定武具がなければ始まらないし、そこから探すことにしましょう」
「そうだね。指定武具は本拠にあるの?」
「それはわかりませんが、可能性は高いと思います」
なんのヒントもなく鬼化した森の中を探すよりまず本拠に行ってみるという方針で進む。
途中、ガルドの襲撃を想定していたが奇妙なことにその予想は外れることとなった。
本拠もまた完全に鬼化した樹木に覆われており、かつての栄華は見る影もなくなっている。
しかしそれ以上に三人の心を揺さぶったのは本拠の内部の惨状だった。
「そんな、どうして……」
「………」
「……これは、まさかガルドが?」
内部は巨大な何かが暴れまわったように壊されており、そしてそれ以上に所々に散らかされたしたいが目を引く。
恐らく死体はガルドの部下のものだろう。壊された壁や死体をジンが調べる。
「本拠の破壊はガルドの手によるものでしょう。ですが、ガルドの部下たちは別の何者かのよって…殺されたようです」
「何者か――ね。それが私たちのゲームに勝手に介入した黒幕、ということでいいのかしら?」
「二人共、こっち」
二人が話している一方で耀は屋敷内を探索していたようで、指定武具らしきものを見つけたようだ。
二階の一室、壁は破壊され残った床は血の海という惨状だがかろうじて残った調度品と部屋の位置からここが執務室でありガルドの私室だったことがわかる。
その部屋の中央に鎮座するように一本の剣と弓が置かれている。剣には九つの首を持つ蛇の彫刻が柄に彫られている。
「これが指定武具なの?」
「これは……ヘラクレスの武具!?」
「ヘラクレスって……ギリシャの?」
「はい。本物ではなく幾度も複製された劣化品のようですが、それでもかなりの力を持ったギフトです。
しかし……ヘラクレスの武具とガルドの姿、それと毒蛇……まさかこのゲームはヘラクレスの伝説!?」
ギリシャの英雄ヘラクレスの最も有名な伝説、十戒の試練(実際は12)。
エウリュステウスがヘラクレスに命じた仕事のことであり、この仕事には『レルネーのヒュドラー』『ゲーリュオーンの牛』というものがある。内容を簡単に言うと、
レルネーの沼に住む“九つの首と強力な毒を持つ水蛇ヒュドラ”を退治する。
“双頭の魔犬オルトロス”が守るゲーリュオーンの飼う紅い牛を生け捕りにする。
そして今回のゲームの相手であるガルドの姿は“強力な毒蛇の頭を新たに得た双頭の魔獣”だ。
この関連性は指定武具のヒントとして十分なものだ。
とはいえ喜んでばかりもいられない。現状のガルドは神話の魔獣もかくやというほどに強力な力を持っている。
そしていつまでも逃げ続けることもまたできない。
「――――っ! 来た」
耀が緊迫した様子で声を上げる。
崩れた壁から外を見ると、ガルドの巨体が覚束無い足取りでヨタヨタと本拠へ近づいてくる。
「――――とにかく、指定武具ならあの外道を倒せるのよね?」
そう言って飛鳥は弓を構える。ジンは一瞬嫌な予感を感じたがあの様子のガルドに奇襲を仕掛けられる機会をみすみす逃すワケにはいかなかった。
弓に矢はなかったが、飛鳥が構えることで虚空から矢が現れ弓につがえられる。
少しづつ近づいてくるガルドに身長に狙いを定め――――射った。
原点に比べて劣化しているとは言え大英雄の所有した武具、弓から放たれた矢は閃光となってガルドの身へと飛来する。
「GEEEEYAAAAAaaaaaa!!!!」
ガルドの身体に矢が命中し、周囲に絶叫が木霊する。「やった!?」と二人の声が重なる、が。
「GE……GA、AAAAAAAAAA!!!」
ガルドは生きていた。本来ならば多少霊格が向上したといってもガルド程度ならば確実に貫ける威力があったはずだ。
しかし矢はガルドの皮膚に阻まれ、内蔵にすら届かないまま突き刺さっている。
「そんなッ……!」
「これは、まさか……」
「非常に言い難いが、実力不足だ」
「……YES、今の飛鳥さんでは、レプリカとはいえヘラクレスの武具の性能を完全に引き出すことはできないようです」
飛鳥はギフトの力は大したものだが、身体能力は並みの人間と同じだ。
また、ジンや耀であっても武器の力を十全に引き出すほどの経験と技術は持っていない。
「ってことは、あの弓じゃあの虎を殺せないってのか?」
「いや、頭部に当たればその限りじゃないだろう、それにまだヒュドラ殺しの剣もある。しかし……あの蛇、私の予想が当たらなければいいのだが」
「な、なんのことでございますか?」
三人のゲームの行く末が心配なのだろう黒ウサギは銅鏡から目を離さないままシュタインに問いかける。
「なに、ガルドとあの蛇は―――――
同一の存在なのかね?」
耀は駆けていた。飛鳥の放った矢はガルドの身体を貫き絶命させる威力はなかった。
そしてこれ以降、手負いの獣を相手に有効打を与えるのは格段に難しくなることを耀は本能で知っていた。
いままで何らかの理由で意志薄弱だったガルドもここからは自身にとっての驚異を全力で排除しに来るだろう。
故に、今この瞬間をおいてガルドに二ノ太刀を加えることができるのはこの時をおいて他にない。
だからこそ耀は一人剣を取り、ガルドの注意が二階の飛鳥たちに向いている間に階下へ全速力で降り、ガルドへと斬りかかった。
「はあああああっ!」
拙い剣技だが耀はグリフォンのギフトで宙に舞い上がり、象から得た重量で落下し、ガルドへと剣を叩きつける。
武器の力は使いこなせなくともこれならば単純な威力と重圧でガルドの身体を引き裂くことができる―――筈だった。
キィンッ!
金属同士がぶつかりあった様な、澄んだ音が辺りに響く。
耀の振るった剣は
“契約”の力によって
阻まれた。
「――――え?」
「GYYYAAAAAAAAAAAAA!!!」
一瞬。秒にも満たないほどの時間、ありえぬ状況に耀の思考に空白の時間ができる。
しかしそれは苦痛と怒りに燃えるガルドを前にあまりに致命的な隙だった。
あとがき
改め、言い訳。
どうも、作者の東門です。……どうなんですかねこの話?
いや、初めてのあとがき…っていうか言い訳でいきなりこんな話するのもなんか変なんですけどね?
オリジナルっぽくしたかったんですけどゲームの内容的にどうなんですかね。
なんかルール上問題ありそうな展開になっちゃったんですけど……これ苦情とか来るんですかね?
これでも内容二回書き直したんですよ?
最初はガルドに神格与えて調子こいたガルドが三人にコロシアムでデスマッチ挑んで後一歩ってところまで追い詰める内容があったんですよ。
……でも書いてるうちにガルド無双になって耀と飛鳥が……!
オリジナル展開の難しさを感じましたね。
まあ、そんな感じなんで多少の矛盾は笑って許してくれるとありがたいです。SSだしね。
……そういえば原作五巻で出てきた鵬魔王って白夜叉の言ってる内容からして迦陵頻伽のことですよね?
知らない人はWIKIで調べてください。まあ、原作読んで「これどう言う意味だ?」と思って調べた人ならとっくに知ってる内容でしょうがね。言い訳だけでおわるのもアレなんでちょっとした知識を披露してみました。
ではまた次回会いましょう。
……オリ展開チョームズイ。