ライザー=フェニックスの日常   作:兵太郎

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『ハイスクールD×D NEW FIGHT』サービス終了がショックです……結構古参だったのに……
とりあえずフェニックス眷属のコスプレだけでもスクショしておきたい……

さあ、投下!


ねこねこパニック2

ライザーの夜はそこそこ早い。道場修行の時に以下略。

ライザーはその日も、再び閉じようとする眼を必死に開く。とは言っても、昨日は早く寝たためいつも以上に睡眠が取れている。そのおかげか、比較的早く意識がハッキリとした。

しかし、目の前は真っ暗のままだ。

ライザーは(あれ、目は開いてるよな?)と思い、眼を擦ろうとして手を顔の前で何かにぶつけた。そこでライザーは、自分の顔に何かがくっついていると気づくと、顔からそれを引き剥がして確認する。

「……ZZZ」「……ん?この前の猫?」

顔にくっついていたのは、この間家の中で見つけて、汚れているからと風呂に入れてやった赤毛の猫だ。気持ち良さそうに眠っている。

ライザーはそれを見て、起きないように力加減を考えて首の下を撫でてやる。猫はくすぐったそうに身をよじらせたが、またすぐに眠りについた。

「外に出してやるか?」

そうした方が良いかな、とライザーは思い、猫の首根っこを掴む。すると、猫も起きた様で、ライザーと眼を合わせると「にゃっ!?」と鳴き声を上げる。

 

--その時、ライザーの睡眠から十二時間が経過した。

「……ん?」

ビクン!と一瞬猫が手の中で震えた。ライザーは猫を両手で持ち上げ、その姿を凝視する。

「どこか悪いのか……?」

ライザーが見ていると、猫はだんだんと大きくなっていく様な気がした。

「……って、え?大きくなってる!?」

様な気がした、ではなく猫は本当にだんだんと大きくなっていく!

「て、手が疲れてきた…どうなってるんだこれは……うわ!」

ライザーは上に伸ばしていた手が疲れてきたので、一回猫をベッドに置こうとベッドに後退しようとしたが、散らかっている(昨日リィが入って来た際にタンスから床に落ちた)ノートを踏み、滑って転ぶ!

「うわ!あぶね!……あ!猫!」

ライザーは転んで尻もちを打つ。だが、ライザーはその前に猫を空中で手放してしまった。ライザーは猫をキャッチしようと上を向いたが、

「へ?ぬご!?」

そこから降ってきたのは、人型の足だった--

 

 

--(しまった!変身が解けるのにゃ!)

そう気づいたリィは逃げようとするが、寝起きで力が入らない。そのままライザーに持ち上げられてしまう。

(にゃ!このままじゃ、本当の姿を見られてしまうにゃ!……え!?)

不意に、リィはライザーの手から解放され、空中に取り残された。

「にゃっ!?」

ここでリィの変身も解ける。リィにとっては非常にまずい展開だ。猫の状態なら余裕で受け身を取れるが、人型だとそうはいかない。空中でリィは考える。

(そうだにゃ!コイツを踏み台にすればケガしないし、うまくいけばコイツを気絶させられるのにゃ!)

そう思ったリィは、ライザーの身体の上に着地地点を定める。ただ、

「へ?ぬご!」

ライザーがこちらを向いたのは想定外だった。

 

想定ではライザーの頭の上に肩車の要領で乗っかり、ライザーを衝撃と首折りで気絶させた後、ゆっくり降りようと考えていたリィは、その顔面に足から落ちてしまう。

そして、リィは彼の顔面の上に着地した。

 

「……にゃ?」

リィは自分の股に違和感を感じる。そちらを見ると、ライザーの顔面が下敷きになっていた。

「ふごごごご、ががが!」「ふにゃっ!?」

ライザーが何かを喋る、と同時にリィの全身に電撃が走った。

(にゃ!?私の股間に、コイツの息が当たってるのにゃ……はぁん!?)

「ふごごごご」

ライザーは再び閉ざされた視界を開こうと、手足をジタバタさせ、何かを叫ぶ。その声は空気の振動となって、変身の為に裸になっているリィの股間に直接響いて来るのだ。

更に、ライザーは顔の上に乗っている物をどけようと、顔も左右に揺らそうとする。

「にゃっ…動く…にゃあ……」

リィは必死で彼の動きを止めようとするが、止めようとすればするほどライザーは激しく抵抗する。

「ぶももももも!」「にゃっ…しゃべるの…やめてぇ……」

だんだんとリィの全身に玉のような汗が浮かんできた。このままではマズイ、とリィが思った直後、

 

「ライくーん?起きるの遅くなーい?」

誰かがドアをノックした。リィの注意がそちらに逸れる。そして、まるでそのタイミングを狙ったかのように、

 

「ごごごごごご……がああああ!」

ライザーはこれまでで1番の全力を出して、叫ぶ!

「へっ?

 

にゃっ……にゃはあああああああん!」

 

僅かなタイムラグの後、リィは嬌声を上げて全身を震わせた。そして、へなへなとライザーの身体の上に倒れる--

 

 

--「ライ君!?何今の声!?入るよ!?」

そう言って部屋に入っていったユーベルーナが見たのは、なぜか幸せそうに倒れている裸の女性と、その下敷きにされて動かないライザーだった。

 




まだまだネコの脅威(笑)は終わらない!

今回も読んでいただき、ありがとうございますm(_ _)m
これからもよろしくお願いします!
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