魔法少年マジカルアスラン 作:仙儒
買い物に来ている。
事の発端は、今度の休みの日に皆でプールに行くとかなんとか。
もっと早く言ってよ~と言うテレビCMが頭をよぎった。
最も、皆、水着が無くてこうしてリニスが引率として来ている。
俺は早々に黒いトランクス型の水着を買ってしまっている。
問題なのは、
そう、問題なのはなぜ俺が女性用水着売り場に居るかだ。
アリサのお見合い事件以来アリサ自身が俺の婚約者を自ら率先して名乗り出た時以来、すずかもなのはもより、俺へべったりしてくるようになった。
何でもアリサの父親と父上が俺らが産まれた時にもう、許嫁にしていたらしい。
まぁ、あれだけ親しそうだったからな。有り得ない事では無い。
あのお見合い自体は俺に会うためのフェイクだったらしい。
それだったらもっとストレートに呼び出せば良いのに。そうすればアリサが泣くことは無かった。
と言うかアリサよ。許嫁に成るのが嫌で泣いていたのではないのか?
一々これはどうだ、こうだと聞いてくるのでそれぞれに合うテーマを決めた。
なのははピンク。すずかはブルー、アリサはオレンジ、といった具合だ。
リニスはなのは達で決めてくれるように頼んだ。だって、俺ファッションやなんかには疎いし。それに元が良いので相当変なのを着ない限り、何でも似合うだろう。
リニスは遠慮していたが、プールには水着でなくては入れないと言っておいた。闇にお前も道連れだと言っているのだが。
そう言えばリニスは猫が素体だから水は苦手なんだっけ?
まぁ、関係ないけど。地球に居る以上は経験して貰いたい。海とかも行くだろうし。
ミッドでは体験できなかったことだろうしな。
後、皆大人っぽい水着を選び過ぎだ。
そう言うのはリニスのように凹凸がはっきりくっきりしてから着ろ。
それからリニス、恨めしそうにこっちを見るな。念話を飛ばしてくるな。
それにしても、小学三年生とは言え中身を合わせると20越え、そうでなくても、女性もの水着売り場に一人取り残される気分は慣れないな。
幸い、まだ小さいおかげか、店員さんに白い目で見られる事は無いが。
もう、この際、逃げ出して迷子を装うか?迷子センターからの呼び出しの方が此処に居るよりもずーっとましなんだが…、駄目だ。後でなのは達に何を言われるかわからない。
それにしても長いな~女性との買い物は。
最終的には選んだ水着は秘密で当日のお楽しみだそうだ。
何だそれ?俺が此処に来た意味ないじゃん。
その後、それぞれが好きな事をして解散となった。
すずかとアリサは迎えのリムジンが来た。
俺たちは歩いて帰る。
帰る途中に見知らぬ女性から話しかけられる。
それにはリニスが対応する。
モデルの仕事をやってみないかと言うスカウトだ。
実の所、こういったことは今回が初めてではない。今までも何回も色んな所にスカウトされている。
今回はリニスも一緒にスカウトされたみたいだ。断ったのだが、気が変わったら電話して下さいと何枚目になるかわからない名刺を貰った。
艦これ改に時間ガガガ…、
すいません。
次回は水着会です。