白い砂浜に青い海の広がる南国のようなビーチに赤毛でメガネを掛けている少年がいる。 その少年の名前はネギ・スプリングフィールドであり、まだ10歳という少年でありながら3―Aの担任をしている魔法使いである。 そのネギはその手に自分の身長よりも長い杖を持って始動キーという、言葉としては意味を持たないパスワードのような言葉を唱え出す。
「ラス・テル・マ・スキル・マギステル」
今までに何十回、何百回と唱えてきた始動キーを滑らかな口調で唱えると、次にネギは魔法を放つための呪文を唱えていく。
「来たれ雷精 風の精!! 雷を纏いて吹きすさべ 南洋の嵐」
呪文が唱えられていくにつれて、ネギの体にある魔力が強力な旋風と稲妻となってネギの手に集められていく。
「雷の暴風!!!」
そして、最後の呪文と共に放たれた雷の暴風が海水を蒸発させて、海の一部を干上がらせるが、その魔法にかなりの魔力を籠めたのかネギはその場に倒れ込む。
魔力を一気に消費した影響で苦しそうに呼吸をしながらも、体育館で見た魔法使いたちとメガトロンの戦いの映像が頭の中で再生される。
「僕が……守らないと……」
魔法使いとして自分の生徒や他にも大勢の人々が住む麻帆良を守らなくてはならないという使命感から、ネギは苦しいのを我慢して杖を支えに立ち上がり、杖を構えて再び始動キーを唱え出そうとする。
「ラス・テル・マ・スキル・マギス、うわぁ!!」
始動キーを唱え出すネギだったが、急に頭を上から押さえつけられて途中で中断してしまう。
「そこまでよネギ」
「……アスナさん」
頭を押さえつけていたのはネギが担任を務める3―Aの生徒であり、ネギの
「手をどけて下さいアスナさん!」
「いやよ、今だって倒れたばっかなのにまた魔法使おうとしてたでしょ。 そんな無茶なことさせないんだから」
「ですけど、麻帆良が襲われるかもしれないのに、じっとなんてしてられません!!」
「その気持ちもわかるけど、それでアンタが倒れたりしたら意味ないでしょ!」
ネギはまだ幼い頃に故郷の村を悪魔たちに襲撃され、その時に村の人を石にされている。 だからネギは超の話を聞いていてもたってもいられずに、無茶とも思えるやり方で少しでも早く強くなろうとしており、その時の記憶を魔法で見た明日菜もネギの気持ちは理解できるが、それでも手をどけることなくネギを叱りつける。
「それに、アンタは一人じゃないんだから……少しは私たちを頼りなさいよ」
ネギは10歳でありながら天才的な技術と並の魔法使いでは比べ物にならない程の魔力を持っており麻帆良の魔法使いの中でも実力は上位ではあるが、たとえ実力があったとしてもまだ10歳の子供が戦うのに自分は何もしないなど、そんなことは明日菜には出来なかった。
「明日菜の言う通りだよネギ先生!!」
明日菜の言葉に同意する元気な声が聞こえてネギと明日菜は声のした方へ振り向くと、そこには魔法の存在を知る3―Aの生徒たちが集まっていた。
「明日菜の言う通りネギくんは一人じゃないんやえ!!」
「そうです、それに私たちや他の魔法使いの人たちも一緒に戦いますから安心して下さい!!」
「それにワタシたちだっていつも鍛えてるから大丈夫アルヨ!!」
ネギの生徒であり、学園長の孫でもある近衛木乃香が明日菜と同じようにネギは一人ではないことを言うと、同じネギの生徒であり神鳴流の剣士である桜咲刹那が野太刀の夕凪を握りしめ、中国武術の使い手である古菲が笑顔でネギと共に戦う意思を伝える。
「わ、私は他の人たちのように戦うことは出来ませんけど、それでも私のアーティファクトを使えば力になれます!!」
「それに超さんが対ディセプティコンの兵器を作っていますし、みんなで考えれば何かいい作戦も浮かぶはずです」
「私はアーティファクトは持ってないけど、それでも私に出来ることがあれば力になるよ!!」
自らは戦う力を持たない宮崎のどかと綾瀬夕映に朝倉和美だが、それでも彼女たちは彼女たちなりに自分に出来ることを考えてネギに力になろうとしていた。
「……みなさん」
強大な敵が相手にもかかわらずに一緒に戦おうとしてくれる明日菜たちに、ネギの目に涙が浮かぶ。 いくら天才で、魔法使いとしての実力があろうともネギはまだ10歳の少年である。
戦いに対する不安は当然あり、無茶とも思える訓練をしようとしたのもその不安を誤魔化すためであった。
「みんなもこう言ってるんだから、遠慮なんてしないの!!」
「そうだぜ兄貴! みんなで力を合わせりゃ、あんなロボットなんて敵じゃないぜ!!」
「……カモくんまで」
ネギの使い魔であるオコジョ妖精のカモもネギの肩に飛び乗ると、その小さな前足を器用に曲げてガッツポーズをとる。
自分の生徒である明日菜や使い魔のカモの励ましを受けて、ネギは目に浮かんでいた涙を拭う。
「ありがとうございます! 相手はとても強くて、本当だったらみなさんを戦いに巻き込むべきではないのかもしれませんけど、それでもお願いします! 麻帆良を守るためにみなさんの力を貸して下さい!!」
そう言ったネギには少しの迷いもなく、麻帆良を守りたいという強い意志がネギの目に宿っており、それを見た明日菜たちは自分たちのよく知るいつものネギの姿に安心の笑みをこぼす。
「力を貸すなんてあたりまえじゃない! あんなロボットなんかに麻帆良を好きにはさせないわよ!!」
「そうやえ! 麻帆良を守るためならなんだってするえ!!」
「おまけに強い相手と戦えるから一石二鳥アル!!」
「ちょっと古菲ちゃん、麻帆良の危機なんだから真面目にやってよね!」
明日菜と木乃香が麻帆良を守ると決意し、強敵との戦いに胸を躍らせる古菲に朝倉が突っ込みを入れる。
ディセプティコンという恐ろしい敵が麻帆良に攻めて来るというにも関わらず、みんなで力を合わせて麻帆良を守るという決意の元に、ネギたちは一つに纏まろうとしていた。
「麻帆良を守る? 止めておけ、お前たちには無理だ」
そんな温かな空気を断ち切るように、無情なまでの言葉が放たれる。
ネギたちがその言葉の聞こえた方を見ると、そこにいたのはストレートの金髪に透き通るような白い肌をしたまるで西洋人形のような姿の少女だったが、そのは魔法世界でも最強とされるの吸血鬼の真祖であり、ネギの師匠でもある魔法使いエヴァンジェリン・A・K・マグダウェルだった。
「ちょっとヱヴァちゃん、私たちには麻帆良を守れないってどういうことよ!?」
麻帆良を守れないというヱヴァの言葉に明日菜が怒りの声を上げ、口には出さないもののネギや他の生徒たち、そして温厚な性格であるのどかでさえヱヴァを睨み付ける。
「ハッ、そんなこともわからないお前たちだから麻帆良を守れないと言っているんだよ」
だが、ネギたちの抗議の視線を受けながらも、ヱヴァはまるで気にした様子も無くネギたちを嘲笑う。
「麻帆良を守れないなんてそんなことありません!! たしかに相手はとても強いかもしれませんけど、それでもみんなで力を合わせれば」
「勝てるとでもいうつもりか? 言っておくがお前たちの力を合わせたところで何も変わらん。 それどころかむしろ足手纏いだ」
「足手纏いなんて、いくらなんでも言い過ぎよ!!」
「たしかにそうだな、今のは私の言い方が少し悪かったよ少し訂正する」
足手纏いという容赦ない言葉に明日菜が怒りの声を上げると、ヱヴァは面倒臭そうな顔をしながら謝罪する。
「ここにいる奴で戦力になるのは坊やに刹那、それと微妙なところだが古菲くらいだ。 あとの奴はいるだけ邪魔だ」
ヱヴァの謝罪の言葉にネギたちが僅かに安心する間もなく、容赦のない言葉が放たれた。
「た、たしかに私たちはネギたちよりは弱いかもしれないけど、アーティファクトもあるんだし戦えないことはないわよ!」
「そうやえ! うちのアーティファクトならどんな傷だって治せるし、のどかのアーティファクトは相手の考えていることが分かるから役には立てるで!!」
明日菜と木乃香の言う通り、ネギと仮契約をしている彼女たちはアーティファクトを持っている。 木乃香は3分以内に受けた即死以外の怪我を完治させるコチノヒオウギというアーティファクトを、のどかは相手の思考や情報を抜き出すことの出来るいどのえにっきというアーティファクトを持っているため、彼女たち自身は戦う力を持っていないが、サポートに関しては他の魔法使いに負けてはいない。
「たしかに近衛と宮崎の持つアーティファクトは強力だが、それでも今回の戦いでは役には立たん」
ヱヴァも木乃香とのどかの持つアーティファクトの力を当然知っており、それが戦闘でどれほど役に立つかは十分理解はしているが、それでも役には立たないと迷うこと無く言い切った。
「役に立たないって、そんな訳ないでしょ!!」
「そうですよ師匠! 木乃香さんのアーティファクトも宮崎さんのアーティファクトも役に立たないなんてことはありません!!」
「どんな傷も治れば傷ついたって戦いに復帰できるし、相手の考えが読めれば戦いを有利に進めることが出来るから役に立たないなんてことはねぇとおれっちも思うんだけどよ」
役に立たないという言葉にネギと明日菜が真っ向から否定し、ネギの肩に乗っているカモもアーティファクトの能力の重要性を考え、冷静に反論する。
カモの言った通り、傷が治り戦いにすぐに復帰することが出来れば負傷などでの戦力の減少を防ぐことができ、相手の考えが分かれば次に来る攻撃を躱すなどの対処が容易に可能となるだろう。
「……まったく、お前たちも体育館での映像を見ていたのなら分かるはずだ。 今回の相手はお前たちとの相性が最悪だということくらいな」
「あの映像は私たちも見ていましたから相手がかなり強いことは分かっていますが、いくらなんでも相性が最悪なんてことはないと思いますが……」
「そうです、それに相手は電気に弱いらしいことは分かっていますし、それに超さんが対ディセプティコンの兵器を作っているとのことですから相性が最悪なんてことはないと思うです」
ネギたちの反論にヱヴァは呆れた様子にヱヴァに、戦闘の経験が豊富な刹那がヱヴァの様子に若干戸惑いながら言い、ゆえも映像から得た情報と超が兵器を作っている情報を聞いており、ヱヴァの言葉を否定する。
刹那と夕映の言う通り、体育館での映像は麻帆良を襲撃したロボットを破壊こそできなかったものの死者はおろか怪我人も出ること無く、おまけに相手は電気の攻撃に弱いらしいことも分かっているので、なぜ相性が最悪なのかと刹那やネギたちもあまり分かってはいない様子だった。 しかし、ヱヴァの言葉を聞いてその理由を考えていたカモが納得したように言葉を発した。
「……あ、こりゃ確かに最悪かもしれねぇ」
何かに気付いたようにつぶやいたカモの言葉にネギたちの視線が集中する。
「カモくんまで最悪って、一体どうこと!?」
「そうよ! あんたたちばっかり納得してないで、私たちにも分かるように説明しなさいよ!!」
戸惑う様子のネギたちをよそに、明日菜が我慢の限界とばかりに大声を上げてヱヴァとカモに説明を要求する。
「それじゃあ説明してやるとだな、宮崎のアーティファクトは相手の名前が分からなければ使えんし距離もそんなに離れられはしない。 近衛も同じで対象となる相手からそんなに離れられん以上常に危険に晒される。 だからそんなお前たちでは役には立たんし、足手纏いだ」
ヱヴァの言う通りのどかのアーティファクトのいどのえにっきは対象となる相手の名前を知る必要があり、有効範囲も約7.4メートルであり木乃香も癒す対象が重傷であった場合はその相手に触れなければならないため、戦う力を持たない二人は普通の魔法使い以上に命の危険が大きい。
「それでしたら大丈夫です! 僕たちが敵の攻撃から宮崎さんたちを守ります!!」
「そうよ! 私たちが木乃香たちを守ればアーティファクトは使えるし、傷ついたって木乃香のアーティファクトがあるから平気よ!!」
「そうネ! 木乃香たちはワタシたちが守るアル!!」
木乃香たちを守ると言うネギに明日菜と古菲も同じように声を上げる。 木乃香たちはネギにとっては自分の生徒で、明日菜と古菲にとっては自分の友人であるため、守るということに反対は全くなかった。
「守ると言っているがお前たち程度で本当に守れると思っているのか?」
大切な仲間を守るというネギたちのそんな思いすらヱヴァはあっさりと切り捨てる。
「映像を見たのなら相手がどんな攻撃をしてくるのかも分かっているはずだ。 機銃やプラズマの乱射をお前たちでは防ぎきれんし、近衛たちを抱えて攻撃を避ようが相手とは違ってこっちは一発でも喰らえばお終いだ」
1秒間に何十発も乱射される機銃を防ぐことは魔法使いだったとしても難しく、それを飛んで躱そうにも人間という種族であるが故に、銃弾を一発でも掠ってしまえば致命傷ではなかったとしても、確実に重傷は負ってしまう。 魔法使いたちですらそうなのだから、一般人より身体能力が良いだけの明日菜たちでは間違いなく死んでしまうだろう。
「いくらお前たちに麻帆良を守る意思があろうとも今回だけは足手纏いだから戦いには参加するせずにおとなしく待っているんだな」
「あ……ち、ちょっと待ちなさいよ!」
「……師匠!」
そう言ってヱヴァはネギたちの声を無視して別荘にある屋敷へと向かう。 別荘の屋敷にいる主に家事などを行う人形たちを無視して別荘の部屋に入る。
ヱヴァが入った部屋には透明な球体のガラス球が置いてあり、その中には麻帆良の学園都市が再現されていた。
「ケケケ、コイツハナカナカスゲェジャネェカゴ主人」
「……チャチャゼロか」
ヱヴァが自ら作り出した最初の人形であり、闇の福音としてのヱヴァと共に100年以上も戦って来た従者でもあるチャチャゼロが酒瓶を片手に持ちながら部屋へと入って来る。
「コンドノ戦イデ使ウツッテ作ッテタ奴ガコレカ?」
「ああそうだ、今度の戦いではこの新しく作ったこれにジジイが転移の魔法で麻帆良の住民をここに避難させるようになっている」
超がヱヴァのために茶々丸を製作した見返りに依頼したのが、麻帆良の町を再現したこの巨大なダイオラマ魔法球の製作である。
ダイオラマ魔法球はその中に町や南国の島などを再現することができ、物によっては魔法球の中での一日が外では一時間ということも出来るが、今回ヱヴァが作ったこのダイオラマ魔法球は町の再現を中心に製作しているためにそこまでの機能は備わってはいない。
「シカシ、ゴ主人ニコンナモン作ラセルカラナニヲシデカスノカ楽シミニシテタンダガ、マサカ宇宙人ト戦ウタメダッタトハナ」
「まったくだな……」
ヱヴァはチャチャゼロの言葉にため息を吐くように答えた。 超に茶々丸を作った見返りにこのダイオラマ球の製作を依頼された時は、超が何に使おうが関心は無く、むしろ超が騒動を起こしてくれた方が自分に掛けられている封印を解きやすくなると喜んでいた。
だが、実際はディセプティコンという宇宙からの侵略者との戦いの為に住人を非難させるためだったのを知り、どこか安心している部分があった。
「ソレニシテモ、アノ主人ガ随分ト優シクナッタモンダナ」
「ふん、自分でもらしくないと自覚はしているさ」
愉快そうに話すチャチャゼロの言葉にヱヴァは少し不愉快そうに鼻を鳴らす。 いくら子供とはいえ魔法の存在を知っており、かつ戦いの役に立つであろう能力を持っている人間に危険だから戦うなと忠告をするなど、かつての自分ではとうていありえないことだった。
「チャチャゼロ……今の私をお前はどう思う?」
今の自分の姿を見て、共に戦って来た自分の従者が何を感じているのか少しだけ気になり、ヱヴァは足元のチャチャゼロにそう訊ねる。
「別ニイインジャネェノカ。 マ、普段ハ全ク動ケネェノト、長イコト戦ッテネェノハ何トカシテモライテェナ」
チャチャゼロはどうでもよさそうにそう言うと、手に持っていた酒を飲む。 今はこうして動いて酒を飲んでいるチャチャゼロではあるが、ヱヴァの魔力によって動いているチャチャゼロはまったく動くことが出来なくなってしまう。 だが、それにも関わらずチャチャゼロは別にいいと言った。
普段から全く主を敬わない自分の従者ではあるが、だからこそこの言葉はチャチャゼロの本心であるとヱヴァは受け取った。
「ふむ……たしかに普段は全く動けないのは私もどうにかしてやりたいとは思ってはいるが、封印が解けるか弱くならない限りそれは無理だろう」
「マ、ソウダロウナ」
ネギの父親であるナギがその膨大な魔力を使って出鱈目いかけた封印は、300年を生きて魔法を扱う技術では並ぶ者はいないとさえ思われるヱヴァでもどうすることも出来なかった。 そして、それを知っているチャチャゼロだからこそ、ヱヴァの言葉にあっさりと同意した。
「だが、戦いなら近い内に思う存分戦わせてやる」
「ソイツハ本当カ、ゴ主人?」
「ああ、私がお前にこんなつまらない嘘をついてどうする」
戦うことが出来るという事実にチャチャゼロはヱヴァに確認し、ヱヴァはあっさりとそれを肯定する。
「シカモ近イ内ッツーコトハアレカ? 例ノ宇宙人ト戦エッテコトカ?」
「そうだがどうした? まさか怖気ずきでもしたか?」
さらに確認を取るチャチャゼロにヱヴァは挑発するようにニヤリと笑う。
「ケ、ケケケ、ケケケケケケケケケ!!」
ヱヴァの言葉にチャチャゼロは全身を震わせながら大きな声で笑いだす。
「怖気ズク!? ソンナ訳アルカヨゴ主人!!」
その目に戦いの狂気を宿しながらチャチャゼロは笑いながら大声で叫ぶ。
「人間ガ相手ナノモ最近ハ少シ飽キテキタ所ダ! イイゼ、近イ内ニ麻帆良ヲ襲イニ来クルッテイウソノ宇宙人トヤラヲオレガ殺シテヤルゼ!!」
傍から見れば狂っているとしか思えないチャチャゼロにヱヴァは満足そうに口の端を吊り上げる。
「ディセプティコン共、お前たちがどれ程の力を持っているのか知らんし興味もないが、私たちを相手にしたんだ。 カケラも容赦はせんぞ」
笑みを浮かべながらどこにいるかも分からない哀れなディセプティコンたちに向けて言葉を放つその姿は、魔法世界において闇の福音と恐れられた姿と全く同じであった。