どうやら魔法のある世界に来てしまったようだ   作:神無月

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初めましての方は初めまして、久しぶりな方は久しぶり。
にじファンから移ってきた夜笠改め神無月と申します。
この作品は以前書いていた『原作?知らんよそんなもん』を修正&新しく書き直したものです、更新は遅くなると思いますがよろしくお願いします。
では本編をどうぞ。



第0章 空白期 [新暦76年]
第01話 「I can fly」


拝啓 今は亡き父さん母さん元気でしょうか?…ぶっちゃけ亡くなっているのに元気でしょうかとか意味不明だよね?でも何となくやってみたかった、後悔はしていない。

今の俺は何をしているのかって?星が点々と輝く綺麗な夜空を見ています。しかも地上で見るよりも近くから見ているからなんとなく迫力もあるような気がしないでもない。

ちなみにどこから見ているのかと言うと飛行機などの航空機の窓から見ているのではなく、パラシュート無しの生身で空から地上落ちながら見ています…ははは。

 

「どうしてこうなったぁぁぁぁぁああーーーーー!?」

 

落下する事による強風に髪と服をパタパタとなびかせ、ドップラー効果を含む絶叫を出しながら地面へと落ちていく。

 

どうしてこんなことになったのかそれは数週間前まで遡る。

 

 

 

 

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学校、それは教育のための建物であり少年少女達に対して教育が行われる場所である。

その学校の一角、黒板や机が並ぶ教室に一人の人物を見てみよう。容姿としては日本人特有の黒い髪に黒い瞳、顔つきは中性的で制服が男子用だからこそ男に見えるが、もし女子用の制服なら女としか見えない顔立ちだ。

チャイムが鳴り一人ひとり教室から出て行く中、Clock Up(クロックアップ )と呟くと同時にもはや目で追う事すら出来ない早さで走り出す者もいる。ドアから飛びだした瞬間「足攣った―!」という声が聞こえたのも、大丈夫だ問題ないと言う声が聞こえたのも気のせいだろう。というか大丈夫なのかじゃないのかどっちなんだよ。

今の時間帯は12時過ぎ、午前中最後の授業である4時限目が終わったため購買にパンや弁当を買いに行ったのだろう。屋上や庭などに弁当を食べるために行ったのだろうが少年は教室から出ていかない。

 

「弁当を食べるとするかね」

 

誰に聞かせるためでもなく呟くと机の横に掛けてあるカバンに手を伸ばす。

 

『テステスマイクテス感度良好問題なし、ワークシート風に言うならば教壇から向かって2列4行目にいる3年2組出席番号二番の葵要今すぐ進路相談室に来い』

 

「何で知ってんの!?今日席替えしたばかりなのに!?」

 

『勘だ』

 

「勘なのに正確に当ててくるとかヤバいんですけど!?って言うか返事返してきたし!?」

 

予想外な事によりカバンに伸ばしていた手が止まる。

4時限目の授業は「ぶるあああぁぁ」と若本ボイスが特徴的な先生が英霊狩りに行ってくると連絡があったため、授業が補習となり何もする事がなかったため席替えをしたのだ。そのため俺達生徒が教えない限りすぐに知るはずがない。と言うか紅葉狩りならともかく英霊狩りってなんぞや?

 

「だが俺は行かん!何故なら弁当を食べるのだから」

 

『後20秒以内に来なかったらお前の頭に向けてチョークを投げつけて木っ端微塵にしてやる』

 

「行ってきまーす!」

 

先程の決意は何だったのかと言わんばかりの態度の変化だったがそんな事は知らんとばかりに冷や汗を掻きながら廊下に向かってではなく窓に向かって走り出す。

そして勢いをつけながら窓の外にジャンプした。

ちなみに要のいた教室は三階であるため窓から外に向けてジャンプするとか誰がどう見ても自殺行為としかみれないのだが、この学校に在籍する複数の人間には当てまはらない。

要はその複数に含まれる人物である。

高い所からのジャンプよる浮遊感を感じながらも冷静に次の足場である木の幹を蹴りつけ反対側の学校の壁に向かってジャンプする。

そして同じように壁を蹴り木の幹向かってジャンプするという行動を2、3度繰り返しながら地面へと着地した瞬間、右足首からグギっと嫌な音がたった。

あまりの痛さからか右足首を抑えながら地面をゴロゴロと転がった。

突然空から降ってきた少年の起こした光景に近くにいた数人の生徒は驚きの表情をうかべたが、誰なのかを知ると何だお前かと納得し歩き去っていく。

 

「ぐう…泣いてない…泣いてないんだからね!……でもこれで間に合うなぁぁぁあああーーーー!?」

 

三階から飛び降りるというショートカットにより右足首のねんざと言う痛い代償を払うものの、目的地までの時間短縮が出来た事に安堵するのもつかぬま、突如横から悪寒を感じ急いで仰け反ると先程まで頭があった場所に白い物体が飛んでいくのを視界に捉えた。

 

「ちょっと空先生危ないじゃないですか!」

 

「三階から飛び降りたお前の方が危ないだろうが」

 

白い物体が飛んできた方向を見ると、とある一室の窓に立っている青い髪に丸い眼鏡をかけた人物に対し抗議した。しかし俺は悪くないという態度で返す。

まあどこをどうみても三階から飛び降りた要が悪いのだが…。

 

「空先生が20秒以内に来いなんて無茶を言うからでしょうが!」

 

要の言う通り教室は三階進路相談室は一階にあるのだが、昼食時間は移動する者で廊下がごった返しているためとても20秒ではたどり着けないのだ。

 

「そんな事俺の知った事か」

 

「最悪だこの人!」

 

あまり横暴ぶりに頭が痛くなりそうだ、これでもこの学校の教師だと言うのが普通の人なら信じられない。

 

「それに先生の投げるチョークは洒落にならないんですよ!?あれを見てください!」

 

先程飛んでいった物体を指差す、そこには木に突き刺さっているチョークがあった。

考えてもみてほしい。普通の人が太い木の幹にチョークを投げつけても弾かれるし強い力で投げたとしても幹の硬さに突き刺さる事なく砕け散ってしまうだろう。

しかしこの教師の場合は例外である。

実際にチョークは弾かれる事も砕ける事もなく原形をたもったまま木の幹に突き刺さっているのだ、突き刺さっているのだ!大事な事だから2度言った。

 

「あんなもの人間に対して投げるとかどう考えても間違ってるでしょうが!」

 

「問題ないそして『俺は悪くない』」

 

「球磨川みたいに『』づけしても駄目ですからね!」

 

「ギャーギャーうるさいなお前は、どうせお前は頭をグシャッと潰されても生きているような人間だからいいだろうが」

 

「それはもう人間として扱ってないだろ!」

 

お前何言ってんの?的な感じで言われた事にショックをうける要。

 

「まあ人間でないというのは嫌だが譲るとして」

 

「そこは何が何でも人間である事を主張するべきだろ」

 

人外であることを認める要にたいして、人としてあるならば譲るべきではない事だろとあきれた表情をうかべていた。

まあそう言われても仕方がない事をしているからしょうがないんだけどね。

 

「空先生が言ったんでしょうが…まあもういいですが少なくてもチョークは俺にじゃなくてあの全裸に投げてください」

 

「あの全裸か…あれの場合だとギャグ補正がかかって刺さるんではなく衝撃で吹っ飛ぶだけだからな」

 

「むしろギャグ補正のおかげで流血事件ざたにならないからいいとは思うんですけどね」

 

空先生は苦虫を潰したような表情をし要はもうあれはどうしようもないとばかりに溜息をつく。

 

授業中や休憩時間、昼食の時でさえ全裸でいるという変態の中の変態。

しかもたまに女装もするためもう何がしたいのかがまったくもって理解できないししたくもない。

まあ必要最低限に男にとって大事な所をモザイクで隠しているのが幸いであるのだが、どんな力を持ったらそんな事ができるのかと一時期考えた事もあったが考え続けると全裸の事で他の事に考えが回らなくなるという一種の恐怖状態に陥ったためもはや考えないようにしている。

 

「この学校があいつの入学を受け入れた事にびっくりですよホント」

 

「頼むからその事は言わんでくれ、あいつの事を考えるたびに胃に穴が開きそうなんだよ」

 

「ご愁傷様です」

 

「人事だからと思って軽く言いやがって……ところで要気付いていないのか?」

 

「何がですか?」

 

「気付いていないのなら言ってやる」

 

「何を言うのかはわかりませんが簡単には驚きませんよ」

 

「お前の頭にチョークが一本刺さってるぞ」

 

「えっ?」




3000字は無理だった、書いてる途中に心が折れたよ。
そしてまったく本編に入っていない事に絶望した。
いつになったら入れるのか自分でもわからないよ。
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