城下町のAGITΩ   作:オエージ

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今回はラストに『あいつ』が出てきます。
それではどうぞ!


第6話 王子の休日

「G3の戦闘記録、見せてもらったぞ」

 

昴が人生最大の危機に陥っていたのと同時刻、白井は電話である人物と会話していた。

G3の装着者だ。

 

「やはり、GM-01とGG-02の強化は不可欠だな、アンノウン相手にも通じるように改造しておこう」

 

『あの・・・』

 

G3の装着者が質問する。

 

『あの金色の男についてだが・・・』

 

「あぁ、アギトの事か、」

 

『!?、知っているのか、彼の事を、正体を!?』

 

「知っているとも、身長2メートル、体重150キロ、岩をも砕く肉体とコンピューターの頭脳を持つ男だ」

 

『・・・嘘ではないよな?』

 

「だとしたらどうする?私を締め上げて答えを聞き出すのか」

 

『そう言うわけでは・・・いや、分かった信用しよう。私にはそれしか道はないのだから』

 

そう言って装着者は電話を切る。

 

「信用しよう・・・か」

 

聞き慣れない言葉に白井は思いを巡らせる。

 

「私はそれに足る人物ではない、決してな」

 

白井は目を瞑り、過去の記憶を辿る。

 

 

 

 

 

3年前

 

「咲子、ここがお前の新しい家だよ」

 

「そう、ここはあなたの大好きだったおばあちゃんが研究に使っていた別荘なの、今日からあなたはここで暮らすのよ」

 

両親の言葉は上っ面だった。体のいい厄介払いだ

 

彼女は幼い時から天才だった。だがそれは好奇心が人形や絵本よりも機械やその仕組みに向いただけに過ぎなかった。

家中の機械でお医者さんごっこをし、寝る前に機械工学の本をせがむ娘の姿を両親は不気味がったが、祖母は違かった。

祖母は有名な機械工学の博士だった。孫に素質があると見るや否や自分の持てる知識を彼女に与え、彼女もそれをものにした。

祖母が実質家の舵を握っていたので両親も内心億劫な心を隠して娘を優しく接した。

 

しかし、その祖母も中学に入学したばかりのころ、死んだ。

両親はすぐに家から追い出し、祖母の別荘へと娘を捨てた。

 

だが、彼女は捨てられた事を決して悲しまななかった。それほどまでに肉親にドライな感情しかなかった。

 

そうして、その洋館の中にある資料を読み漁っていると隠し扉を見つけ、中へと入った。

 

そこには青い鎧のようなスーツとそれに関する資料があった。

かつての未確認生命体事件の時、祖母が未確認に対抗するためにこのスーツ、G3システムを作った。しかし、過剰戦力だとして起用されず、試作型が倉庫の中に眠っていたのだ。

未確認殲滅後も独自で研究を続けていたらしく、この資料は回収されず、残っていた。

実は白井は昴から話を聞く前から未確認のことを知っていたのだ。

それから彼女は超次元現象的なものにも興味を持ち始め、アギトに変身する少年に出会ったのもその一年後だった。

 

 

 

 

「私が彼に協力を申し出たのは正義感ではなく彼やアンノウンに対する興味だけだった」

 

白井は部屋から夜空を見ながら独白する。空の浮かぶ月は孤独な彼女を表してるようにも感じられた。

 

「G3を差し向けたのも人がどこまでアンノウンと渡り合えるか調べたかっただけだ。そんな私に信用するなど・・・」

 

自分でもよく分からない感情が彼女の中で渦巻いていた。

祖母の事は尊敬しているが、人の心についてまったく教えてくれなかったことを今恨めしく思った。

 

「ふっ・・・私らしくもない」

 

考えるのを中断し、ベッドの中に潜りこもうとする白井だが、携帯の着信を聞き、それを手に取る。

性格上、彼女に親しい友人はいない、両親にいたってはあれ以来一度も顔を合わせてこなかった(とはいえ生活費等は自分の口座に振り込まれているようなので完全に敬遠というわけではない)。

不審に思いながら白井は着信相手を確かめた。

 

(櫻田茜だと?)

 

そういえば今朝、成り行きで彼女と番号交換したのを思い出した。

メールの内容は

 

[週末空いてる?ショッピングモールで一緒にお買いものしませんか?昴も連れて行く予定だけど]

 

そのメールを見て白井は思わず吹き出す。

 

「変わった兄妹だな、私に進んで近づくなんて・・・」

 

まぁ、暇つぶしにはなるか

特に予定があるわけでもないので返事をメールで返し、白井は床に就いた。

 

 

 

週末

 

茜は昴を連れてショッピングモールへ向かっている途中だががやはり人見知りなので昴を壁にして進んでいた。

 

「ねぇ、今のところ目立ってないよね?」

 

「いや、めちゃくちゃ目立ってるぞ」

 

「えぇ!?折角変装もしてきたのに!」

 

「その変装が目立ってんだよ!」

 

現在の茜はサングラスにマスクという不審者スタイルでなお昴にびっしり引っ付いているので否応にも周りの目が向いた。

 

「なんだあれ?」

「隣にいる人は昴様だよな?」

「もしかして昴様の恋人かな」

「いやよく見たらあの人茜様だ!」

『アッカネサマー!!』

 

完全にバレたようだ・・・

 

「ひゃい!?もぉー、昴が変装しないからバレちゃったじゃん!」

 

「いや、お前のその変な変装でバレたんだろ」

 

「そんなぁ!?」

 

「そんな不審者みたいなサングラスよりも胸に肉まん詰め込んだほうがよっぽどバレねぇだろうよ」

 

「・・・バカにしてるの?」

 

「いや割とマジでいけるんじゃね?」

 

「・・・」

 

茜はしばらく考え込んだ後、最寄のコンビニへ向かった。

 

「ホントに行くのか・・・」

 

 

 

ショッピングモール

 

何とか無事に昴と茜(E 肉まん)は入ってすぐに白井と合流する。

 

「やぁ昴・・・隣に居るのは・・・あっ、櫻田茜か!」

 

「・・・う、うん」

 

肉まんを装備して以降、全く気付かれなかった。嬉しいは嬉しいのだが、自分は胸とパンツで認識されているのかと思うと複雑な感情になった。

 

「プププ・・・」

 

「昴今笑ったでしょ!」

 

「わ、笑ってないよ・・・」

 

「じゃあなんで目が泳いでるの!」

 

「櫻田茜、それは受け狙いではなかったのか?」

 

「白井さんまで!?」

 

 

 

 

 

店内の中で歩く三人

 

「そういえばお前、いつも同じ服だけど、洗濯どうしてんだ?まさかしてないのか」

 

(いつも!?そんなに頻繁に会ってるの?!)

 

「失礼な奴だな、3着あってそれをローテーションしているのだよ」

 

(なんでアニメキャラみたいに同じ服持ってるの!?)

 

「なんでアニメキャラみたいに同じ服持ってるんだよ?」

 

(反応被ったー!?)

 

「むかしから着てた服を使ってるだけだ、選ぶのめんどうだし」

 

「じゃあさ、これから新しい服買わない?」

 

「君が選んでくれるならいいさ」

 

そう言って一同は女性服店へ向かった。

 

「あ、昴は待ってて」

 

「あ、何で?」

 

「昴はセンスが無いし・・・」

 

「ああ、たしかにな」

 

「納得すんなよ白井!」

 

そのまま店に入る二人。

とりあえず近くの椅子に座り、ゲームでもして待つか、と携帯を開くが

 

「・・・充電するの忘れてた」

 

まぁすぐに来るだろうと思い昴は気長に待つことにした。

しかしその時昴は気付かなかった、女子の服選びとはとても長いものだと・・・

 

二時間後

 

「遅いよ!」

 

「普通でしょ!」

 

「まぁ、二人共よしたまえ、次は君が行きたい場所を選べばいいじゃないか昴」

 

「じゃあゲーセン行こうぜ」

 

「え~」

 

「え~じゃねぇよ、どんだけ待たされたと思ってんだ、今度は俺に付き合ってもらうぜ」

 

「しょうがないなぁ」

 

 

ショッピングモール内のゲームセンター

 

「あっ、昴、白井さん、見て見て!」

 

茜はUFOキャッチャーの景品に指を指す。そこにはいつぞやの番組で使われたダンディ君人形があった。

 

「ダンディ君か、そういいえば家にもあったよな」

あの後記念に一つもらい、現在は栞がよく抱いている。

 

「有名なのか?」

 

「よく分からないけど、それなりにはあるんじゃねぇの」

 

「ふむ、中々可愛いな・・・」

 

「えっ?これ可愛いのか?」

 

白井が指を指したのはレアなタイプのダンディ君だ。

身体こそ他のダンディ君と変わらないのだが顔はとても渋いので昴はがっかりグッズとして認識していた。

 

「何を言っている。このアンバランスさがよいのだろう」

 

「え、普通に可愛いのでよくね?」

 

「媚びたような可愛いさに私はなびかない」

 

「お前と出会って二年くらいになるが全然わかんねぇな、お前の美的センス」

 

(中学生の時から知り合いだったの!?)

「それなら取ってあげようか、私こういうの得意なんだ」

 

そう言い茜は機械に百円を入れクレーンを動かす。

クレーンを落としダンディ君を抱きかかえるように掴むが持ち上げた途端、ズルリと頭から抜け落ちた。

 

「あれぇ!?」

 

「へったくそだな、ちょっと代われ」

 

次は昴の番だ。

 

「こういうのは、頭をガシッって掴んだ方が安定するんだよ」

 

アームがダンディ君の首あたりに差し込み持ち上がる。

 

「なんかダンディ君かわいそう」

 

「う、うるさいな、ダンディ君だってこんな箱から出たがってるだろうよ」

 

順調にクレーンはダンディ君を運んでいく。

しかし、途中でアームが滑り、落ちてしまった。

 

「なぬっ!?」

 

「昴も人の事言えないじゃん」

 

「ち、違う!途中までは完璧だった。ちくしょう店員の野郎わざとアームをゆるく設定してるんだな。こうなったら兄貴を呼んで根こそぎ取ってやる!」

 

「昴それ泥棒!」

 

「うるせぇ、いたいけな人形を閉じ込め、あまつさえそれを救おうとする人から金を巻き上げる・・・ぜってぇ許さねぇ!」

 

「怒ってるのそっち!?」

 

「そのいたいけな人形なら今救助したぞ」

 

「茜!お前の携帯で兄貴に電話して・・・ってアレ?」

 

白井の腕にはダンディ君が抱えられていた。

 

「お前、どうやって?」

 

「君が落としたのをもう一度拾っただけだ」

 

「お、おう・・・」

 

(え、何この空気?)

 

 

 

その後も様々なゲームで満喫した一向は昼食に向かう。

 

「白井さんここの喫茶店のパンケーキ美味しいよ」

 

「はぁ?パンケーキで腹が膨れるかよ。ラーメンにしな」

 

「もう、昴は本当に女心が分からないよね。そんなだからモテないんだよ」

 

「なっ!?今関係ないだろ!第一気にしてないし!兄貴に先越されたことなんて全っ然悔しくねぇし!!」

 

「すごく分かりやすいよ昴」

(白井さんが彼女じゃないってのは本当なんだ)

 

「なぁ、話している所を悪いのだが私はどうしても行きたい店があるのだがそこで昼食で構わないだろうか?」

 

「まぁ白井さんが行きたい所なら」

 

「なるべくたらふく食えるところならな」

 

「その点は心配いらない、私の行きたい店はあれだ」

 

白井が指を指したところを見て思わず二人はえっ?、となった。

指を指した先にあったのは、

 

 

焼肉店 牛べぇ

 

 

ジュウジュウといい音を鳴らして焼かれる肉を三人が囲っていた。

 

「なぁ、俺達高校生だよな」

 

「うん・・・」

 

「なんで高校生がこんなビールの種類がバカに多い飲み屋も兼ねてるであろう店で休日の昼飯くってんだよ・・・」

 

「まぁ、白井さんのリクエストだからね」

 

周りにはほとんど人がいない、やはりこの店の売り上げは夜に集中してるのだろう。

バイト店員の「三人盛り1丁入りましたー!」の声が動揺でかなり裏返り、吹き出しそうになった。

 

「どうした?食べないのか?」

 

そんなことを気にせず白井は焼肉を食べている。

 

「ってかなんで焼肉?」

 

「好きだからだよ、嫌いだったのか」

 

「嫌いではないけどさ・・・ってそれ俺が焼いてたヤツじゃねぇか!」

 

白井の箸には昴が焼いていた肉がつかまれていた。

 

「それはすまなかったな、名前が書いてなかったから気が付かなかったよ」

 

「名前なんて書くわけないだろ!」

 

そう言ってしれっと、茜の肉に箸で掴もうとするがそれに気付いた茜に止められる。

 

「それ私の!」

 

「だったら名前書いとけ!」

 

「じゃあ昴のをもらうから」

 

「いや、そこは流れ的に白井のを・・・ってさらっと俺の奪うな白井!お前は焼肉のルールを知らんのか!」

 

「これが焼肉の醍醐味だろ」

 

「わかってやってたのかよ、だったらこっちも容赦ナシだっ、ここからは一口も食えると思うなよ!!」

 

「もぉー!暴れないで仲良く食べようよ~」

 

こうして王子と王女と天才少女は油とアルコールと肉の焦げる匂いのする店で貴重な青春のひと時を過ごした。

 

 

 

 

 

ショッピングモールで白井とわかれ、二人は帰路についている。

 

茜は今日のことを考えていた。

 

(結局、白井さんとの謎が深まるばかりだったなぁ)

 

一応、服屋でも昴の事を聞いてみたが白井は「あいつとの関係?恋人ともでも言えば面白いか?」と茶化され答えは聞けなかった。

 

(思えば昴には分からないことが多すぎる)

 

しばらく前の突然ナーバスになり、突然立ち直ったこともあるがそれより前からも彼には不思議な点が多く有った。

急に走りだし、どこかに怪我を負って帰ってきたり、夜中こっそり家を出ていたり、選挙も理由を言わないがかなりの熱意を持っている。

何度か問い詰めようとした時もあったが、基本ジョークで誤魔化され、さらにしつこくしても「お前には関係ない」とつっぱねられてしまう。

 

(別に隠し事が悪いことじゃない思うけどさ、私には少しだけ教えてもいいのに・・・)

 

それは彼女が昴と双子だから感じたことだろう。

彼の事を一番近くで見ていたのは自分のはずだ。何せ生まれる前から隣にいたのだから、だからこそ彼女は昴にはまったく遠慮なく向き合えるし昴だってそうなはずである。

でもどこか昴は心の内を隠してるように感じる。

それが茜には気になってしょうがないのだ。

 

「?何見てんだよ」

 

昴の声で茜の意識は現実に戻った。どうやら考え込む内に昴の顔を見ていたようだ。

 

「もしかして、どの角度の俺がかっこいいか調べてたのか?」

 

「うん、どの角度もかっこわるいってことが分かったよ」

 

「マジかよ・・・」

 

ガックリと肩を落とす昴。

 

(その自分を飾ろうとするのがとてもかっこわるいんだけどね)

 

それさえなければ今頃モテモテだっただろうに、ようするに昴は『残念なイケメン』なのである。

と頭の中で評価してると目にある光景が写る。

 

前の交差点を風船を手に持った子供が横切っている。しかし奥に走っているトラックは止まる様子がない、赤信号になってるのにだ。よく見たらトラックの運転手は居眠りしているではないか

 

(まずいよあれ!!)

 

子供は風船に気を取られ迫るトラックにまったく気づかない、このまま行けば子供はトラックに轢かれてしまう。

茜は助けるべく、能力を発動させようとする。しかしそれよりも先に昴が走り出した。

 

「昴っ!?」

 

 

 

 

 

「間に合え・・・・!」

 

昴は全速力で走り、子供を歩道に押し出すことには成功した、だがすでにトラックは目の前に迫っていたのだ。

 

(変身すれば・・・いや、止めた反動で今度は運転手が)

 

そう判断し、昴は変身を断念した。そして・・・

 

 

 

 

昴は宙に浮く感覚を感じていた。痛みはなくただ自分がスローモーションに浮いてる不思議な感じだ。

 

(俺、死んだのか?)

 

何かに抱かれ自分を呼ぶ声がする、これが天使というものだろうか

 

「昴っ!昴っ!」

 

「へぇ、天使って俺の妹に似てるんだな」

 

「本人だよ!!」

 

「ああ、通りで似て・・・え・・・」

 

浮いていた感覚の正体は茜の重力制御(グラビティコア)で持ち上げられていたからだ。痛みが無いのも寸前で助けられたからだ。

そのままゆっくりと下降し、着陸した。そして茜はガッチリと昴の肩を掴んだ。

 

「なんでこんな無茶を・・・」

 

「無茶をってお前そりゃあの子を助けるためだよ、まぁうまくいって良かった良かった」

 

「よくないよ・・・」

 

「え?」

 

「よくないよっ!!」

 

突然大声を上げた茜に昴は驚いた。

 

「分かってるの?もう少し死ぬ所だったんだよ!」

 

「まぁ実際死ななかったからいいじゃん」

 

「それは私が昴を助けたからでしょ!」

 

肩を掴む手が震えていた。

もし間に合わなかったら・・・そう思うと耐えられない気持ちになった。

 

「もっと自分の事を守ってよ昴!!」

 

「・・・ごめん」

 

手の震えを感じた昴もこの時はふざけている場合じゃないと素直に謝った。

 

「でも・・・」

 

「?」

 

茜は昴に聞こえないように小声で言った。

 

「ちょっとかっこよかった・・・」

 

「え、やっぱり?お前も俺の魅力に気づいたんだな茜」

 

「ってなんで聞こえてるの!?」

 

「残念だったなぁ!昴イヤーは地獄耳なのさ!さぁもっと俺を褒めるがよいぞ!」

 

茜は赤面し、今まで装備していた肉まん二つを昴の口の中に詰め込んだ。

 

「ふがもごっ!?」

 

「昴のバカ!もう知らない!」

 

そう言って茜は走り去っていった。

なおこのことは当然カメラにも映り、茜が胸に装備していた肉まんを昴の口に詰め込む部分まで放送され、昴は修に「何味だ!茜の肉まんは何味だったんだ!?うらやまけしからん!」とチョークスリーパーを受けたのは別の話である。

 

 

 

町はずれの廃校内

 

戦いに敗れたトータスロード テストゥード・オケアヌスはよれよれになりながら歩いていた。

 

『アギトとの戦いに敗れたようですね・・・』

 

オケアヌスに話しかける者がいた。真っ黒な服に男性とも女性ともとれる不思議な顔の人物だ。いやそもそも彼が『人』なのかも解らない。

 

『あなたに力を授けましょう・・・その力を持ってアギトとアギトになろうとするものを抹殺するのです・・・!』

 

謎の青年がオケアヌスに手を翳すとオケアヌスは次第に変貌し、刺々しい姿になり、雄叫びを上げ地中へ潜っていく。

その姿を見届け、青年は呟いた。

 

『人は・・・人のままで・・・いればいい・・・』

 

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