アカメが斬る!~狼少年と嘘つき少女~   作:クラッシックス

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お久しぶりです。アカウントのパスワード忘れてました。あと書きたくてもかけない症候群に襲われています。


第三話:実力を喰う ~中編~

「…………」

「………………」

「…………」

 

ここに居る人達は皆、ただその様子を見て唖然とするばかりだった。

 

――想像以上。いや、想定内ではあったが想定外でもあったのだろう。

 

「次、誰かこないのか~?」

 

アーツェ将軍がまるで動物のえさでもあげた後の様につまらなくあくびを挙げながら、氷のようにカチンコチンに固まった少年少女ら10名にさりげなく呼び掛ける。

 

正直に言おう。無理だ。こんなの勝てるわけがない。いや、現にクランは勝ったのだが、あれは上級者だからであって、初心者みたいな偶然選ばれた様な俺らには当然無理な話であって、正直こんな天才肌とは話が別物である。他にクラン見たいな奴は居るのか……少なくとも俺ら以上に余裕を持っている奴が居るのかどうか……と思うばかりである。

 

「あ、もう終わりですか」

「早いっすね」

 

居た。

 

足組みながら立って寝てたレーズが居た。その次に赤毛の子は適当に流した。そんな俺は思わずびっくり仰天。つかお前ら有名な将軍様の前で大分余裕ぶってるんだな。赤毛の子の腕の先を見てるとなんか落書きしてるからね。余裕しかないと言う事なんだろうね。書いてる絵は何かと思えばもはや原形をとどめていない絵、もはや絵として成り立ってるのかと思うほど不安定で何も想像できない絵が、赤毛の子の腕の先の地面に刻まれていた。ちなみに、刻まれていたと言っても床は木材なので……いや、余計にダメだろ。自分の武器で掘ってるんだもん。人の家の床を掘るなよ刻むなよ落書きするなよ。まずそこからだろ。そしてお前らの謎の精神力にある意味びっくりだわ!

 

と、心の中で「お前らはいったい何者なんだ」と呟いていると、全く違う余裕ぶったの入った声が聞こえてくる。

 

「あ~面白かった」

 

「面白かった!?」

 

思わずツッコミを入れた。

 

もちろん声の主はクランである。

 

いや、あの戦闘が面白いって、どこの戦闘狂ですか。一体どこのベジー〇様ですかアンタは。確かに戦闘終わって勝ったからと言えど、それは楽しみ過ぎじゃありませんかね。アンタの出身地は戦闘民族の地かなにかでしょうか?北の異民族にパルタス族とか居ましたよね?そこの民族じゃありませんか?

 

そう言えば、クランと一緒に初めて戦った時、アイツなんか色々戦闘に馴れてたな……そもそもなんで土竜が痺れるようなツボの場所を知ってるんだよ。人間ならまだしも危険種のツボの位置覚えて誰が得するんだよ。得するのって戦闘以外無いだろ。もっとさ、そんな才能あって、まだ嘘をつくことを除けば可愛げがある少女なんだから、別のところに才能使おう。ね?今なら美容師かハリ師目指せるよ!!

 

と、問いかけても意味が無いわけで

 

「ルート、アンタさっきから思ってる事が口に漏れてるわよ」

 

「嘘!?マジで!?どこのガチムチマッチョって言ったのバレた!?」

 

「あ、勝手になんか一人で喋り出した」

 

「畜生!!」

 

さり気なく入った嘘に騙され、悲痛の声を上げる。

 

いや、ガチムチマッチョとは言ってないが、〇ジータ様と言った時点でそれとはあまり変わらないだろう。あと戦闘狂だし。それならガチムチマッチョと言っても特別問題ないわけで。結論でいえば、クランはガチムチマッチョ。胸がペッタンコなんだから、それは間違いない。多分胸筋が凄い事になっているのであろう。ペッタンコなのだから。

 

「もうガチムチマッチョ合計四回言ったので、あとでルートにはキツイお仕置きね。あとペッタンコは禁句なのでそれもプラス」

 

「……嘘だよね?」

 

そうだよね。流石にさっきの思っている事が口に出てるみたいなんてこと、こんな時に限ってありはしませんよね?クランさん。

 

そんな期待を込めて、クランに向けて満面の笑みを

 

「…………嘘」

 

「今の間何!?」

 

ねぇ今の間なんですか!?もしかして俺の考えている事とは真逆の様なことになっているのですか!?ねぇ本当だと言ってよ!クランさん!!

 

「ごめん嘘」

 

「デスヨネー」

 

お仕置きが確定しました。俺の生命時間は今日一日で終わりの様です。

 

「あとでくすぐりの刑を二時間ね。あと黒板爪でひっかくの刑」

 

うわ、一番嫌な奴来た。くすぐりも嫌だが黒板を爪でひっかくのはその十倍は嫌だ。これは非常にまずい。早く話をそらさないと……

 

「いや~流石クランさん!こんな時でも堂々と嘘を言ってのける!!そこに痺れるけど憧れない!!」

 

真っ先に思いつき、口から飛び出してきたのがこの言葉である。

 

「なんなら今この場でくすぐりの刑に処してあげてもいいけど?」

 

デスヨネ。俺ももう少しまともな事喋れよ。ご機嫌ナナメどころかこれじゃあ真っ逆さまだよ。

 

そしてクランが両手をワキワキしながらこっちに近づいてきたので、これ以上慈悲を求めるのは止めます。やはり、俺の生命時間は今日一日だけだそうです。くすぐりの刑二時間とか、余裕で死ねる。笑いすぎて窒息死の域だね。笑い袋の音声に入れてくれたらそれはそれで面白いけど、途中で笑い死んじゃうね。どこのグロ製品だそれは。

 

あ、出来ればせめて先にくすぐりの刑に処してほしいな。それで死ねるなら黒板を爪でひっかく音を聞く前に死にたい。天国と言う名の池に飛び込んでヘブンしたい。地獄はお帰り。

 

それはそうと、他の奴らは皆凍りついていると言うのに、本当に俺らはさっきから何なんだと言いたい。俺は叫ぶわ一人は寝るわ嘘つきさんはこう言う時に限って本当の事言うわ赤毛はマイペースだわと、突っ込みどころしか無い。

 

いや、むしろ誰かが突っ込んでくっれた方がありがたい。俺の精神が持たない。そしてくすぐりの刑嫌だ。

 

「あ、それこの前移動させたらビターゴキブリが二十匹くらい住み着いてたぞ」

 

「うぇ!?」

 

気がつけばクランは移動していたようで、近くにあった長椅子に腰かけていたところをアーツェ将軍の一言にクランは勢いよく跳ね上がる。ちなみにビターゴキブリと言うのは、通常のゴキブリの1.5倍大きいゴキブリで、見た目は気持ち悪い物の、その光沢のある真っ黒の殻は染色剤の一部として扱われている。が、害虫の一種のため汚い。そしてそんなの染色剤に使うなよ。気持ち悪い

 

そして触りたくない。カサカサッて音が耳に響くから。特に飛んで来た時の音はもはや最悪の気分になるレベルである。飛んでいるところを見た者はすかさず避ける事をお勧めする。

 

いや、好んでも触る奴は居ないだろうが、念には念を。

 

そして触るな。

 

ゴキブリ三原則に乗せましょう。

 

・飛ぶな

・触るな

・つまり死ね

 

よし。完璧。え?理不尽?何を言ってるのかな?これをゴキブリ撲滅委員会に出せば間違いなく採用されるに決まってる。なんてったって、人類の敵だ。最後に死ねと言ったって、なにも問題ないだろう。むしろ死ね。

 

そんなクソ見たいな三原則を作っているのを無視するかのように、間の抜けたような声がゴキブリ三原則に割って入ってくる。

 

「さて、改めて聞くが、俺と戦う奴は他に居ないか?」

 

ガタッ、

 

アーツェ将軍が呼びかけた瞬間、勢いよく後方から音がしたかと思うと、一人の少年が立って手を勢いよく上げていた。

 

……赤毛の少年。あの時にアーツェ将軍に対して質問した子だ。そしてその下には、あの下手な絵にまた何かを付け足したのか、見るも無残な絵(切り傷)が残っている。できれば(切り傷)ではなく、切り傷にしたいのだが、まぁ必死に書いた傑作みたいなので、ここは彼に免じて絵(切り傷)と言う事にしておく。そうさ。下手なピカソと考えれば問題ないだろう。そうと信じたい。彼にだって才能はあるのだ。

 

そうとでも思い込まないと切り傷と思ってしまうので、必死にそう思い込む。

 

「ああ、お前か……」

 

が、しかし、この発言によって俺の必死な思い込みは全て無かったことになり、脳内ではただの切り傷へと変換された。

 

「質問しておいてそれは無くない!?」

 

赤毛の可哀そうな少年が悲痛の声を上げる。

 

 

まぁ、今のはアーツェ将軍が悪い。まだそんなに会話もしていないのに、いきなり性格を知っているように面倒くさそうな顔をするのは流石に無い。俺でも悲しくなるわ。

 

「なんで俺の姉の子供がこんなに変な子に育ってしまったんだか……親の顔が見て見たいぜ」

 

いやアンタの姉がこの子の親ですよ。

 

「ってアーツェ将軍、この子のおじさんだったんですか!?」

 

今日一日、多分一番驚いた衝撃のカミングアウトである。

 

マジか!道理で最初赤毛の子が将軍の名前を聞いてきた時に「なんでお前が俺の名前を知らないんだ」みたいな顔してたわけだ!!

 

「そうだぞー。だから俺の名前を聞いてきた時はホント驚いたわ。てっきり知らされてるものだと」

 

「え、今初めて聞いた」

 

「知らなかったのかよ!!」

 

本当に知らないような顔をする赤毛の子。とても惚けているようには見えなかった。いや、なんなんだよこの赤毛の子。せめて自分のおじさんに当たる人の名前くらい知っておけよ。親の顔が見てみたいよ。この将軍の姉だけどさ。

 

「あ、そもそも俺の姉、帝都に居ないんだった」

 

「俺の出身帝都なんですけど」

 

なんか二人の意見が食い違ってきたよ!と言うか帝都に居ない姉がその子供に自分の名前を知らせるって言うのは結構無理があるな!おい!!伝書バトの役割を果たす獣が居たら話は別だけどね!!それでもあんまり意味のない情報だけど!!

 

「あ、俺の姉今天国に居るんだった」

 

もはや伝書バトもクソもないな!!

 

存在するかも分からない国にハト使って手紙なんか飛ばせるか!!ハトに死〇って言ってるのか!〇ねって言ってるのかそれは!!

 

姉の顔の代わりにアンタの顔を処刑台に晒したいわ!と思ってしまうレベルの適当さ。これで将軍なのだから、正直いつもこんな感じなのだと思うと、好まれそうで使えない上司である。

 

「さーてとりあえずやるぞー」

 

そう言ってポリポリと頭を掻き移動するアーツェ将軍。そして目の前には段々顔が引きつり始めてる少年。

 

……なんか、こちらから見たら中々シュールな状況である。

 

「武器は準備してるのか?」

 

「勿論ここに……ってあれ?」

 

そう言って赤毛の少年は、自分の短剣用ケースをガサゴソと弄るが、短剣の「柄」の字も存在しないケースをこっちから見れば勝手にガサゴソしているだけだ。こっちから見ればシュールでしか無い。

 

普通短剣のケースなんだから、柄が無いかあるかでスグに有るか無いかがが分かるだろ。普通。

 

暫く少年はケースを十秒間程度漁った後、「あ」と言いながら自分の元居た席に戻り、床に刺さっている赤黒いタガーを引き抜いた。

 

……うん。突っ込みどころ満載だけど、あえて突っ込まないでおこう。うん。

 

と思ったその先、その赤黒いタガーの匂いに鼻が反応する。

 

(……?)

 

腕を組みながら、あまりにも馴れているニオイに耳ならぬ、鼻を疑う。

 

(あれ……?このニオイ、随分と馴染みがあるような……)

 

「お前……その武器どこで手に入れた?」

 

アーツェ将軍が眉間にしわを寄せながら、睨むようにその武器を見つめる。なんか険悪な雰囲気である。ちょっと、二人の間に黒いオーラが漂ってる。そんな気がしてならないんだけど。

 

赤毛の少年はただ、あははと笑った。

 

「闇市で。そんなに警戒しなくても特に何も起きないと思います」

 

「いや、視力が悪いだけだ」

 

ついさっきの黒い雰囲気が一瞬にして台無しになった瞬間である。ってか睨んでたんじゃないのかよ。それよりも先に突っ込むところ別にあるだろ。健全な子供じゃないだろ闇市行ったら。アンタ血がつながってるのであれば同じ血族同士としてそれを正してやれよ。間違った方向に進んでしまうだろ。

 

「メガネは?」

 

正論出た。

 

「無い」

 

無いじゃねえよ。お前の目は視力の悪さも見切れないほど節穴なのか。

 

アーツェ将軍は、「スマンスマン」と適当に会話を有耶無耶にし、クランと戦った時と同様、同じ位置に同じように行動した。

 

「本当にその武器に心当たりはないんだな」

 

「多分普通の武器だと思いますよ。見た目が赤黒いだけで、他に何にも取り柄が無いですし」

 

いや闇市で取り寄せてるだろお前。危ないものだったらどうするんだよ。見た目普通の短剣でも、性能が危なく無かろうともその入手ルートが危ないんだよ。

 

アーツェ将軍は「そうか……」と呟くと、右手を懐に突っ込み、コインを取り出す。

 

「アンタ、名前は?」

 

いやちょっと待て。あれだけ自分の名前にしつこく問い詰めていたのに、アンタが赤毛の子の名前を知らないのかよ。お前らどっちもどっちだろ。

 

「ズレータです」

 

「そうか。ダッサい名前だな」

 

うわ酷ェ。

 

ピィン……

 

コインをはじく音が聞こえた。弾かれた戦闘へのカウントダウン。

 

3、2、1……

 

チャリィン

 

 

 

 

 

 

 

ダァアアン!!!!

 

 

 

 

 

凄まじい音が響くと同時に、振動が会場内にカタカタと唸る。

 

 

 

 

「よいしょっと」

 

あまりにも凄まじい音に、目を閉じ耳をふさいでいた中、ただ一人呑気な声が聞こえる。

 

 

アーツェ将軍の声なのはスグに分かった。

 

ホントは目を開けるのが怖かった。少なからずとも、俺の予想は当たっているから。出来れば目を背けたい。

 

が、恐る恐る目を開く。

 

 

 

 

案の定、アーツェ将軍の下には寝転がった赤毛の子が居る。

 

意識はあるようだった。呻いてるのは見て分かる。ただ、痛そう。

 

「ガッ……アッ……ゲホ、グッ……」

 

「スマンな~。お前はちょっと手加減なしだわ」

 

ヒデェ……。血がつながっているのに容赦ないと言うのは酷いと言う文字以外かける言葉が無い。これは俺の処刑タイムより先に犠牲者が出てしまったのではないのだろうか。ご愁傷様。そしてこの床の修理代金はアーツェ将軍のところへ飛ぶのであった。やったね。修理代金が全部吹っ飛ぶよ!まぁその代償に死ぬんだけどさ。

 

「ちょっと武器借りるぞー」

 

先ほどの事がまるでなかったかのような声でそう言い、アーツェ将軍は赤毛の子の短剣用ケースに手を伸ばし、赤黒いタガーを手に取る。

 

それと同時に、何かしら『黒い憎悪の塊』の様なものがタガーから出てきた。

 

アーツェ将軍はそれをマジマジと見つめ、呟く。

 

「……拒絶反応……だよな?」

 

拒絶反応と聞こえたが、何の事だかわからない。むしろ、その黒いオーラ的なものが凄く気になる。

 

「ホント……いきなり酷いですね……」

 

イタタ……と呟き、苦しみから解放され起き上がる赤毛の子。なんだ。死んでなかったのか。死んでればその床を傷つけた代金はすべてアーツェ将軍のところに行ったのに、残念だったね。それを見たアーツェ将軍が、赤毛の子をにらみながら言う。

 

「お前さん……これ、知ってて使ったのか?」

 

「いや、普通に『カッコ良い』タガーだと思いません?それと、さっきから睨んでますけど俺の顔になんかついてます?」

 

「いや、視力が悪いだけだ」

 

またかよ!メガネかけろよ!!かけたらアンタの理解力の低い頭もちょっとは知的に見えるかもよ!?中身は変わらないけど。中身は変わらないけど。

 

「コンタクトレンズははめてるんだが」

 

じゃあ何故見えないの!!

 

「伊達コンタクトレンズってね」

 

知るかお前のコンタクトレンズ事情とか!!伊達メガネみたいに言うけどそれ一番意味無いからね!?透明だから意味無いじゃん!!近づいてやっと気付くレベルだよ!!それならまだカラコンはめろ!!痛い人だと見られるだけだけどね!!

 

「しじみ」

 

いきなりどうした赤毛の子!?

 

「しじみのエキス飲めば視力良くなるそうですよ」

 

凄くウソ臭いね!

 

「毎日Gエキスを飲んでる俺に追加してんじゃねえよ」

 

え!?Gって何!?もしかして、あのG!?検索エンジン:もしかして『ゴキ〇リ』のG!?もしそうなら気持ち悪ッ!!今すぐこの人にゴキブリ三原則を使ってあげよう。=死ね。

 

「ゴジラエキス」

 

違うのかよ!しかももっと凄いのきちゃった!!予想を180°ひっくり返さずともその一言で地球一周回った凄さだよ!!

 

「国産のゴジラから取り寄せたエキスを飲めば視力が良くなるって聞いたんだけどな」

 

うわぁウソ臭いね。パチモン臭がパナいね。つーか国産のゴジラってなんだよ。あんな伝説級のバケモノを国産扱いしちゃダメだろ帝国。そんなのがあったらエキス取り出すより見世物にした方が絶対早いから。まぁどうせニセモノだから見世物にならないんだろうけど。

 

いや、そもそも伊達コンタクトレンズをコンタクトレンズに変えた方が早いから。なに無駄な方向でお金使ってんだよ。メガネ買えよコンタクトレンズ買えよ。お金が泣くぞ。

 

「まぁとりあえずだ。ズベッタ君」

 

「ズレータです」

 

いきなり名前を間違えるとは一体何事か。名前ぐらい一発で覚えようかと思っていたが、隣に居るクランから痛い視線を感じるのでこれ以上はよしておこう。処刑が増えるだけだろうし。

 

「そうそうズレェタ君。君、この武器を一時期預ける代わりに合格ってことで承諾してくれないかな?」

 

「え~嫌です。このタガー結構気に入ってるんですよ。手放したら俺が怒ります。俺とソイツの絆は切っても切れないんです」

 

「仕方が無いな~。俺の権限で君を兵士から落として一章一般市民にするしかないかなぁ~」

 

「是非!!俺を合格にしてください!!」

 

切っても切れない絆が一瞬にしてブチキレた瞬間である。アーツェ将軍もなかなか酷いが、あれだけ言ったズレータもなかなか酷い。本当に、クランはまだ良いけどズレータは例外だろ。こんなんで良いのかよ試験って。

 

「と言う訳で、ズベッタ君合格!!」

 

「ズレータです!!」

 

……ホント、後先不安だなぁ……

 

まだまだ試験は続きそうです。




投稿遅れてすみません。

それしかもう言えません。
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