「貴殿がこの村を...救ってくれたのか」
馬上の男が言った。精悍な顔つき、一見してよく鍛え上げられていると分かる肉体、そして実際ゲーム序盤めいた装備。
モモンガが抱いた第一印象は、強そうな男、だった。彼の引き連れる戦士達は武装の統一性もなく、歴戦の傭兵団めいたアトモスフィアを漂わせている。
「ドーモ、リ・エスティーゼ王国所属!王国戦士長のガゼフ・ストロノーフです!」
先手をとって電撃的にアイサツだ!
「ドーモ、我々はアインズ・ウール・ゴウンです!こちらは私の友人と、執事です。実際私達は遠方よりやって来たのでカルネ村とは無関係だが、襲われていたので助けてやった格好だ。わかりますね?」
やや、威圧的だが奥ゆかしさに欠けているわけではない!サラリマン特有のバランス感覚だ!
「私は上意を受けて、この近隣を荒らしているという帝国兵の討伐のため、辺りの村を回っている。この村を救っていただき、感謝の言葉もない」
ガゼフは躊躇わずに頭を深々と下げ、謝意を示した。実際奥ゆかしい。
「フフ...実際私は遠方から来たので、この辺りの貨幣を持っていないのです。要は報酬目当てですよ、お気になさらず」
「ところで、敵はすべて貴殿が?」
視線の先には赤黒い血が染み込んだ形跡のある土が、そして装備を剥がれた帝国兵の死体が一ヵ所に積み上がっている。帝国兵の死体は欠損が酷く、村人達の怒りの捌け口になったのは明らかだった。
しかし何より目をひくのは、この魔法詠唱者の後ろに聳え立つように控えるアンデッドの姿だ。ガゼフをして、恐ろしいまでのパワを感じる。
「まさか!私が操るこのデスナイトが半分...後は我が友の戦果ですよ...魔法詠唱者とて万能ではありませんからな」
ガゼフはなおも何か言いたげであったが、年若い戦士が告げる急報に口を閉ざした。
「伝令!周囲に複数の人影!村を包囲する形で接近しつつあります!」
「...どうだ?」
「確かにいるな、これは。しかも結構な数だ。」
サワタリのニンジャ知覚にも、既に村の周囲に複数の人間が展開しているのが感じ取れた。先ほどの戦闘でこの地の戦士存在の力量は大体理解したが、敵の接近に気付かないのは実際油断だ。美味い食事に、普通の人間とのコミュニケーションが沢渡森としての精神を表出させ、精神の弛緩を生み出していた。
「スウーッ!ハァーッ!」
ゲーム中ではただの回復スキルだったチャドー呼吸だが、現実となった今ではマインドセットの効果ももつ、極めて実用的かつ実戦的なスキルとなっていた。
意図して、カルネ村周囲の森林をバンブージャングルだと思い込む。空には軍用ヘリコプター・イロコイが飛び交い、ワーグナーのワルキューレの騎行が大音量で流れる。ナパーム掃討が行われる予兆だ。数秒後には、サラリマンの沢渡森から、狂気の邪悪ニンジャ存在フォレスト・サワタリへと変貌していた。
「斥候の情報によれば、天使を召喚する魔法詠唱者が多数いるようだ。それを考えると、相手はスレイン法国のトクシュブタイだろうな。恐らく狙いは私だ」
「戦士長殿は憎まれているのですね」
「ははは!この地位に就いている以上は、受けて立つまでのことだ」
「ところで、アインズ・ウール・ゴウンと言ったな。執事の方はともかく、そちらのお二人。我々に雇われる気はないか?」
モモンガとガゼフの視線が交錯する。
「我々は実際無関係だ。お断りさせていただきます」
「まぁ...仕方ないだろうな、では御元気で。この村を守ってくれたこと、感謝しよう。それと、我が儘を言うようで申し訳ないのだが、もう一度村人達を守ってやって欲しい。その間に我々は囮となり、解囲を試みる。何とぞ、このストロノーフの願いを聞き入れてもらいたい。」
「我らアインズ・ウール・ゴウンにお任せあれ。村人は必ず守りましょう。それと...こちらをお持ち下さい」
モモンガは懐から木彫りのタリスマンを取り出した。これは実際500円ガチャのハズレ品で、全く痛手ではない。
「後顧の憂いもなく、腕の立つ魔法詠唱者からタリスマンまで貰えるとは、今日はついてるな!ではサラバ!」
そうしてガゼフ・ストロノーフ戦士長以下勇敢な戦士達は騎乗し、去っていった。
「モモンガ様、この後はいかが致しますか?」
「なかなかどうして熱い男じゃないか、彼は。彼奴との約束を守ってやろう。フォレスト=サンも構わないな?」
「畏まりました」
「ヨロコンデー!」
ガゼフ率いる戦士団の行く手には、既に多数の天使が展開を終えていた。これではファイア・イン・サマーバグだ!
ガゼフは何体もの天使を切り伏せるが多勢に無勢だ。勇敢な戦士達が次々と負傷し、大地に伏していく。
「イヤーッ!〈六光連斬〉〈即応反射〉〈流水加速〉〈能力向上〉!」
一体、二体、三体、四体もの天使を瞬く間に切り伏せる!ゴウランガ!ガゼフ!
「ゴウランガ...だが、それだけだ。マジック・アロー!イヤーッ!」
「イヤーッ!」
「イヤーッ!」
「イヤーッ!」
おぉ、ナムアミダブツ!ガゼフに四本ものマジック・アローが着弾!ブッダよ!起きて下さい!
当然の如くブッダは目覚めない。ガゼフは血を吐き、仲間の戦士達のように崩れ落ちる。が、何とか剣を支えに戦闘体勢維持!
「ア、アバッ...!」
「ドーモ、陽光聖典のニグンです!愚か者のガゼフ=サン初めまして。」
シツレイだ!もはや何がとかいうレベルではなくシツレイだ!あまりにも奥ゆかしさを失ったアイサツにガゼフは怒り、吼えた!
「ドーモ!俺は王国戦士長にしてこの国の守護者!ガゼフ・ストロノーフです!この国を汚し、民を傷つける貴様らを許しはしない!」
「おぉ、愚か愚か。良いことを教えてやろうか?私たちはお前を殺した後、生き残りの村人を無惨に皆殺しにする。もちろん慈悲はない。無駄な足掻きは止めろ、ガゼフ=サン。せめてもの情けだ、ハイクを読め。カイシャクしてやろう」
(そろそろ交代だ、ガゼフ=サン!我々の堪忍袋がばくはつしたぞ!)
「この声は...!?」
次の瞬間、ガゼフは屋内にいて、天井を見上げていた。周囲の村人が心配そうにガゼフを覗き込み、何か言っている。ガゼフの身体はもう既に限界を迎えていた。徐々に視界がボヤけ、ガゼフの意識は安堵と共に暗転した。
「ドーモ、初めまして。スレイン法国の皆さん。我々はアインズ・ウール・ゴウンです!武器を捨てろ、我々は何をするかわからないぞ?」
モモンガは誇り高く名乗った!彼らのギルドの名を!
「ふん、武器を捨てろだと?無知蒙昧もここまで来ると憐みすら感じるな。たかが三人に何ができる!やれるものならやってみるがいい!」
ニグンは吐き捨てるようにいい、三人のナザリック者を睨み付けた。その瞳はどこまでも純粋で、どこまでも信仰心に満ちていたが、それゆえにかなり邪悪でもあった。彼らは自分たちの行いを神の名のもとにすべて正当化するだろう。
「ところで、ニグン=サン。実は我々は、先ほどのあなたと戦士長の会話を聞いていたのですが、あなたは言いましたね?・・・我々が!手間をかけて!救った村人を!無慈悲に皆殺しにすると、そう言ったな!」
モモンガから吹き出すオーラはまるで、絶望を可視化したようなそれだ!陽光聖典の隊員の中でも修練の足りていないものは既に失禁している!
「それがどうした!?私たちの行動は全て人類のため。それを邪魔立てする貴様らこそがパブリック・エネミーなのだ!貴様らを殺してガゼフも殺す、当然村人も殺す!」
モモンガは既にひかる寸前だ。冷たく残酷な怒りの炎が燃え上がる!
「フォレスト=サン!セバス!ナザリックの威を示せ!」
そしてついに死刑宣告めいた一言が発された!セバスは右側面、サワタリは左側面から猛烈な勢いで接近する!アークエンジェル・フレイム程度では足止めにもならない!
「イヤーッ!イヤーッ!イヤーッ!」「アバーッ!?」「アバーッ!?」「アバーッ!?」
おお、ガイキ!気の力で強化された拳の一撃が脆弱な魔法詠唱者の頭蓋を粉砕!粉砕!粉砕!
「サイゴン!サイゴン!サイゴン!サイゴン!」「アバーッ!?」「アバーッ!?」「アバーッ!?」「グワーッ、アババーッ!?」
ニンジャ脚力で迎撃のホノオ・ノ・アメやマジック・アローをかわし、マジックシールドをダブル・イアイドで切り裂く!二刀のマチェーテをクロスさせ、ギロチンめいて魔法詠唱者の脆弱な肉体をキリミにする!
恐怖のあまり失禁し、後ずさった魔法詠唱者は何かに足を取られて尻餅をついた。トラバサミだ!何故こんな場所にトラバサミが?その答えは明白だ!手練れのレンジャーが使用するスキル<上位罠設置>だ!トラバサミについて非常に熟練したサワタリは、視界内なら五個までトラバサミを設置することができる!
「アイエエエエ!?ナンデ!?トラバサミナンデ!?」
「それは俺がベトコンだからだ!」
純粋な信仰に染まった薄汚い返り血に、その身を真紅に染めたサワタリが威圧的に言った。
「ベトコンなんて知らない!死にたくない死にたくない!」
「説明はせぬ!ジェロニモ!」
「ソンナ!?アバババーッ!?」
陽光聖典の隊員は急所を破壊されショック死だ!恐怖のあまり固まっている者も、戦う姿勢を見せるものも、みな等しくニンジャと竜人にその命を刈り取られた。
「さて、ニグン=サン。先ほどあなたは言いました、出来るものならやってみろと。今の気分はいかがですか?私は実際かなりスカッとした!」
モモンガがひかる!よっぽどニグンの振る舞いがかつての異形種PK者めいて腹に据えかねたのだろう!
「こんな・・・こんなバカな!我々は人類の守護者、陽光聖典だぞ!こうなればしかたあるまい!最上位天使で貴様らを滅ぼす!シナバモロトモー!」
ヤバレカバレだ!ニグンはローブの懐から魔法封じの水晶を取り出した!右手で!しかし、右手が肩口から引き千切れ、地面に落ちる!何が起こったのだろうか?
「ドラゴン・ヒノクルマ・アシ!イヤーッ!」
見よ!セバスの飛び込み前転からの踵落としだ!あれこそまさに、ドラゴン・ニンジャ・クランに伝わるカラテ技、ドラゴン・ヒノクルマ・アシである!真の姿は竜人であるセバスがこのカラテ技を使用できることはなんらおかしなことではない!ドラゴン!
「グワーッ!?オノレー!」
ニグンは鍛え上げた身体能力でもって、瞬時に魔法封じの水晶を拾い上げる!左手で!しかし、左手が肩口から引き千切れ、地面に落ちる!何が起こったのだろうか?
「サイゴン!」
それはベーシックなカラテアーツ、カワラワリ・パンチだ!セバスの蹴撃にあわせ、音もなく飛び上がっていたサワタリの、無慈悲かつ精密な一撃だ!いわゆるゲームでいうところのSTRとAGI全振りであるサワタリの一撃は、人体ですらトウフにハシを入れるがごとく、容易く破壊する!しかも実際のところモモンガがバフの重ね掛けを後ろから飛ばしているので、サワタリのカラテ段位は現在1.8倍近い!
「アババババーッ!?」
サワタリのカワラワリの一撃が巻き起こした衝撃波でニグンは吹き飛ばされ、三回バウンドした後に失禁し、気絶した。
「モモンガ様、奴めが所持していたマジックアイテムにございます」
奥ゆかしく魔法封じの水晶を手渡すセバス。これは衝撃波で吹き飛んだニグンの左手から、素早くセバスが回収したものだ。
「フゥーム、せっかくの魔法封じの水晶に第七位階の魔法を込めるなど正気ではないな」
「至高の御方々を害そうなどとは、許しがたいことにございます。奴めをニューロニストに引き渡しては如何でしょうか?」
両手を肩口から失ったニグンから、さらに両足を切り飛ばし、サワタリがニグンの頭を掴んで引きずり戻ってきた。
「フォレスト=サンありがとうございます。でも足を切り飛ばす必要性は・・・?」
「特にはない」
「アッハイ」
邪悪!ヘビめいた目つきが狂気によってグルグルし、アブナイな殺人衝動に駆られていたのだ!
「フォレスト様、お持ちいたします」
「ありがとうセバス。だが、このようなモノを手袋だけで触っては手が汚れる。先ほど見事なカラテ技を見せてもらった褒美だ、受け取れ。」
そう言うと、サワタリは自身の手首をリストカットめいて切り裂いた!血飛沫!ついに完全な発狂マニアックになってしまったのだろうか!?セバスとモモンガは非常に動揺した。モモンガはひかった。
だが、動揺する二人をよそに、サワタリは血を操作し何かを形作っている!
ここで読者の皆様の中に、古代ニンジャ考古学に深い見識をお持ちの方がいればサワタリが何をしようとしているのかお気付きなのではないだろうか。説明しよう!真なるニンジャの血液は鉄と硫黄で出来ているのだ!つまりサワタリの体を流れるのはモータルめいた赤い血ではなく、赤黒く熱された最硬級の鋳鉄物質なのだ!
そして真なるニンジャは、自身の血を防具に成形することも可能だ。さらには神話存在のニンジャ(100レベル)の血から作り出された防具である。その性能は神器級にも匹敵するだろう!ただしこのブレーサーはサワタリの死亡とともに崩壊するので、サワタリという神(ニンジャ)がセバス(信仰者)に力を与える代わりに、セバス(信仰者)はサワタリの力となる原始的信仰契約関係が成立したことをも意味するのだ!
ちなみにサワタリはそこまで考えていない!ご褒美感覚だ!オヤツ!
「ありがたき幸せ。このセバス・チャン、命尽き、永遠に滅び果てるその瞬間まで、たっち・みー様の後継たるフォレスト様にお仕えいたしますぞ」
「え、アッハイ」
「アッハイ」
思わぬ激烈な反応にサワタリの狂気も覚めるというもの。モモンガはひかり、サワタリも少し狼狽した。
「先ずは、我々が皆に何かを伝えることもなく動いたことを詫びよう!」
ここはナザリック地下大墳墓、その玉座の間だ。玉座にはその王権の象徴たるスタッフ・オブ・アインズ・ウール・ゴウンを持つモモンガが、玉座の真横にはアグラ姿勢でモモンガの言葉を傾聴するサワタリがいる。
当然のように守護者たち、そして全てのシモベは跪き、モモンガの言葉に緊張感をもって聞き入っている。
「詳しいことは同行したセバスに聞け。ただ、一つだけ緊急に伝えるべきことがある!」
「今日、我々は外の大地において記念すべき一歩を踏み出した!それはこの地にアインズ・ウール・ゴウンの名を知らしめる第一歩だ!今後はナザリックに所属するもの全てが、自身をアインズ・ウール・ゴウンの栄光を分かち合う者だと自覚し、アインズ・ウール・ゴウンの名を高めることを至上の目的として行動するように!」
「ご尊命伺いました。いと尊き御方、絶対の忠誠を!アインズ・ウール・ゴウン万歳!」
全てのシモベがアルベドに続きアインズ・ウール・ゴウンを讃える言葉を口にする。
「この世のすべての者が御方々の力の偉大さを知り、その神話を崇めるようになるでしょう!」
デミウルゴスが感動したように、体の震えを抑えながら言葉を発した。
「お前たちに厳命する!アインズ・ウール・ゴウンを不変の伝説にせよ!」
「ハイ!ヨロコンデー!」
(この世界に来ているかもしれないみんなの為にも、ギルドの名を広めなくては。ガンバルゾー!)
「デミウルゴス、御方々と話した際にモモンガ様が仰ったことを皆に伝えてちょうだい」
既にモモンガの去った玉座の間に、守護者たちとその他のシモベの姿がある。
「モモンガ様はこう仰いました。世界征服なんて面白いかもしれない、と」
「各員!ナザリックの最終目的は至高の御方々にこの世界のすべてをお渡しすることだと知れ!ガンバルゾー!ガンバルゾー!ガンバルゾー!」
「ガンバルゾー!ガンバルゾー!ガンバルゾー!」
「ガンバルゾー!ガンバルゾー!ガンバルゾー!」
「ガンバルゾー!ガンバルゾー!ガンバルゾー!」
シモベたちの雄叫びは玉座の間に響き渡り、その本気の度合いを明白に示していた。
守護者以外のシモベが持ち場に戻った後。
「ところでセバス、なぜ貴方はそのようなブレーサーを右腕に装備しているのかしら?」
アルベドが訝しげに問う。それはカルネ村よりの帰還の際から皆が気になっていたことだった。
「まさか、セバス。君は至高の御方から頂いたその在り方、姿形や衣服、装備までもそうだが、それを変えようというのかね?」
デミウルゴスが若干の失望と怒りを込めて問う。
「こちらはフォレスト様より頂いたもの。それもこの品はフォレスト様御自らの手で、その貴い血を形成し作られたもの。偉大なる御方はこの強大なるブレーサーとご尊名を略してお呼びする名誉を私めにお与えになることで、たっち・みー様の後継として正義を実現し、アインズ・ウール・ゴウンの剣となり盾となる御覚悟を示してくださったのです。」
不思議なことに、このブレーサーはセバスが右腕を本来の姿に戻しても、それに応じて形を変えあつらえたようにセバスの腕を保護した。今もセバスにはサワタリとの間に何らかの魔法的ラインが形成されていることを確認できる。
「何ト!?フォレスト・サワタリ様ノ血液カラ・・・道理デ凄マジイ力ヲ感ジル訳ダ」
「ずるいよセバスばっかり~!アタシもフォレスト・サワタリ様とお話ししたいよ~」
「私もペロロンチーノ様がどうしておられるかお聞きしとう存じんす・・・」
「なるほどね。モモンガ様はフォレスト・サワタリ様に対して対等に振る舞われるのに、敢えてモモンガ様の下に自分を位置されるのにはそういった理由が・・・そして、やはり大きな目的のために指揮系統を一本化する御積りでもあるのだね。流石は闘争の化身にして至高の御方々の古くからの友であられ、今は我らの主として君臨される御方だ」
そんなことはない!サワタリはモモンガにだいたい支配者ロールをぶん投げているだけだ!誤解!
「私もモモンガ様の肋骨から作られた杖とかいただきたいわ、もしそんなことになったら・・・なったら・・・くふーっ!くふふ!くふふふ・・・」
「やれやれ・・・私達もフォレスト・サワタリ様の御覚悟にふさわしい働きをみせなくてはね」
サワタリの意図した以上の効果が実際起きている。これはモモンガが肋骨を狙われる日も近いかもしれない。
執事には勝てなかったよ・・・