(僕の艦これ(PC,AC)での初期艦です。)
提督(司令官さん)が鎮守府に着任しました。ナノデス
1月10日 13:00
大本営
まだ少し肌寒い空の下俺は大本営に来ていた、なぜなら
今日僕は新しい職場となる鎮守府に行くためだ、午前中はここ大本営で書類の確認等をしこれから担当する鎮守府への移動、
そのために今は海岸沿いを歩いている。
しばらく歩くと、手紙に書かれていた集合場所、防波堤が見えてきた。
既にそこには大佐さんと隣には背の高い女性が立っていた。
おそらく秘書艦だろうか?
朝日で反射し判断しずらいが長い黒髪、いや茶色か?
桜のヘアピンに傘のような物、
俺の記憶が確かなら戦艦大和だろうか?
「おーい、こっちだ提督。」
「すみません、大佐さん、少し荷物が多く時間がかかってしまいました」
「大丈夫だ、私達もさほど待ってはいないよ、それでもう準備はできてるのか?」
「はい!後は出発するだけです。」
「いい返事だ、それでだ……今回君が乗る船はこれだ。」
大佐が指を指した方を見ると木造の小舟が存在した、
新品では無いがボロボロでもないしかし少しの波で転覆してしまいそうなそんな小舟だ。
「えっと、これですか?」
見た目の衝撃で少し顔に出てしまう。
「うむそれだ、それをここの艦娘に向こうまで引っ張ってもらうはずなのだが……
彼女達も準備に手間取っているようだな」
すると後ろからこちらに向かってくる足音がする。
「ようやく来たか、おーいこっちだ。」
振り向くと三人の艦娘が走って来た
「おい、お前らもう少し早くこれないのか?」
「すいません。」
「す、すいません。」
「すいません司令官。」
「まぁいい、今回君を鎮守府まで護衛させる艦娘達だ、自己紹介をしなさい。」
「「「はい」」」
「今回あなたを護衛する軽巡洋艦の五十鈴よ、よろしく」
「お、同じく軽巡洋艦の名取と言います」
「駆逐艦 吹雪です!」
3人は深々と頭を下げたので。
「今日はよろしくお願いします」
俺も頭を下げた。
「君、艦娘に頭を下げる事なんて───」
大佐はそこまで言いかけて口を閉ざす。
「失礼今のは気にしないでくれ」
「はあ、分かりました」
「よし、あちらも待っているだろうからな提督乗ってくれ」
「は、はい」
恐る恐る船の上へ足を乗せる、少し揺れたが転覆はしなかった。
「五十鈴の力見せてあげるわ。」
「はは、あんまり飛ばさないでね?」
「それじゃあ提督、頑張れよ。」
3人の艦娘がそれぞれ俺が乗る船を三角形の頂点のになる位置に着く、
海の上に立っている、水の上で浮いていると言うのに重力に従い水の中に沈むことは無い、
これが艦娘が着ける特殊な"艤装"のお陰なのだろうか。
「はい、大佐さんも大和さんもまた。」
「おう」
「提督さんも頑張ってください。」
何も言われなかったので大和さんで確定だ。
「はい。」
俺はもう一度頭を下げ2人に見送られる。
「じゃあ行くわよ?」
先頭に立つ五十鈴さんがこちらを見きそう言った。
「お願いします。」
こうして俺は鎮守府へ向けて出発した。
1月10日 16:30
鎮守府正面海域
「提督、もうすぐ鎮守府が見えてくるはずだわ。」
「ありがとうございます、五十鈴さん。」
水平線の奥から前方に島、その上に建物のようなものが見えてきた。
「つ、疲れましたぁ。」
「やっとつきましたね。」
「ありがとうございます、五十鈴さん名取さん吹雪さん。」
「無事に送り届けられて良かったです。」
「なーにしてるの?着いたのだからさっさと降りなさいよ?」
「すいません。」
提督は一歩足を鎮守府に踏み入れた
「五十鈴さん俺はこれからどうしたら?」
「……おかしいわね?たしかここの艦娘が迎えに来るって大佐は言ってたけど。」
「迎え?」
「そう、確か駆逐艦の──」
「ごめんなさいなのです!!」
五十鈴さんが何か言おうとすると慌てた声と共に前方から女の子が走ってきた。
「ご、ごめんなさいなのです。電が最も早く行動していれば、本当に申し訳ないのです」アワアワ
女の子は慌てふためき手をブンブンと振り回している
「そんなに慌てなくても大丈夫だよ?まずゆっくり深呼吸、吸って、吐いて」
「すぅ……はぁ──ありがとうなのです、それであなたが私達の司令官さんなのです?」
「うん俺が今日からこの鎮守府に着任した提督だよ。君は?」
「電は電なのです。」
「そっか電ちゃんかよろしくね」
「はいなのです」
「少しいいかしら?」
「どうしました五十鈴さん。」
「ちゃんと迎えが来たようだし五十鈴達は帰るわ、あとはその子に任せるわ、案内とか手続きとかきちんとできるわよね?」
「電に任せてくださいなのです」
女の子、いや電ちゃんは胸を張りに手を当ててそう答えた
「3人ともここまでありがとうございました。」
「ん、それじゃあまたね。」
「ま、また。」
「では、お元気で!」
彼女たちが水平線の向こうに消えていくまで俺たちは見送った。
「んで、電ちゃん。」
「電ちゃんじゃなくて電と呼んでくださいなのです」
「わかった、電」
「なのです、それでどうしました?指令官さん。」
「今日からよろしくね?」
「はいなのです。」
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時は少し戻り電視点
1月10日 7:00
鎮守府 駆逐艦寮にて
ジリリリリリリリリリリ ピィ
目覚ましが鳴り響く音で少女は目を覚ます。
駆逐艦電の朝は早い(と思っている)
まずは顔を洗い、髪を整え後ろで髪留めを使い何時もの髪型にセットする、
その次に朝食を食べた、今朝のメニューはトーストに目玉焼きだ、ちなみに少女は目玉焼きは醤油派である。
窓から差し込む日光に目を細めながら少女はふとカレンダーを見る。
1月10日、今日は赤いペンで大きくまるで囲まれておりその横に「司令官さん着任」と書かれている、
朝食を食べ終わり電はまだ途中だった提督室の掃除をしようと思った。
09:00
提督室
少女は掃除用具を持って提督室にやって来た、
「失礼しますなのです。」
誰がいる訳では無いが少女は習慣のように一言言ってから部屋のドアを開ける薄暗い部屋の分厚いカーテンと窓を開けて空気を入れ替える。
「今日もいい天気なのです」
彼女はいつ司令官が来てもいいようにいつも通り掃除を始めた。
13:30
提督室にて
昼食を終え彼女は誰も居ない部屋のソファーの上で1人今日のシュミレーションをしていた、第一声はどうするのかだとかどの順番で案内するだとかそんなものだ、
時間が近づいて行くにつれ緊張し始めて居るのがわかる。
しかし彼女は逆らえなかった、
食後の満腹時における暖かい太陽、窓から入る心地よい風、
そしてふわふわなソファー。
彼女は睡魔には勝てず寝息を立てるのであった。
16:10
提督室ソファーの上
はわわわ大変なのです、あと20分しかないのです、掃除用具をかたずけて
ふと窓から見える海の方に目線をやると一隻のボートと三人の艦娘が来るのがわかった。
はわわわ、急がなきゃなのです
電は大急ぎで防波堤に迎えに行った
16:30
電が迎えにいくともうすでに船から降りてきていた。
電はどう謝ろうかと考えながら
四人の所へと走っていった
「ご、ごめんなさいなのです。電がもっと早く行動していれば」
すると男の人が
「そんなに慌てなくて大丈夫だよ?ほら深呼吸。」
優しくそういってくれたのです、しかも白い軍服を来ているので
「ありがとうなのです。それであなたは司令官さんなのです?」
「そう僕が今日からこの鎮守府に着任した提督だよ、君は?」
「電は電なのです」
司令官さんは優しそう、そう思った電だった。
電目線でのまるやしれいかんなどのひらがなは仕様ですので。
無事に一話かけたぁ。