艦隊これくしょん ~未来への希望を求めて~   作:鏡月 空

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最近艦これ小説を再び書き始めるために、他の方のssやら艦これ小説読み始めてますが、思ったのは
森きのこ、エレファントまだ存在してるんですね、
約7年前くらいかなssと言うもの艦これと言うものを初めて知った場所だったので思い出深いですね、

あとは楽園が1000話超えてたのがびっくりしたなー追えるかな?




他のこと長々話しても怒られるので本編どうぞ


提督と艦娘達の日常①

コツコツコツと木の床を歩く軍靴の音が響く

この靴とも随分長い付き合いだ

海軍に、海軍士官学校に入隊する前日に元帥さんから送られた物だ

あの人には色々とお世話になったからな、そろそろ鎮守府近海も安定してきたから

挨拶に行かなければと思ってはいるのだが、なかなか事務仕事が忙しくて連絡する暇がない

 

艦隊を動かしたら、誰が何処に動いただの艤装はなんだの、消費燃料はどれ程か、当日の体調はどうだ、

海域に出たら今の位置はだいたい何処かを1時間づつ、敵発見したら編成とか

 

建造なら、、、、もういい考えただけで頭が痛くなってきた、

 

艦娘が増えれば増えるほど施設が豊かになればなるほど書かなければならない書類が多くなる、

疲れ果てて寝て聞いた内容を忘れる時もあるが大体勘で書けばどうにかなる、

今までどうにかなってきたからな

 

最終的には上層部、大本営に送る訳だが、、

絶対にまともに読んでないと思う

俺だったら絶対に読まない、呼んでも保有艦娘と資材、損害、海域解放範囲くらいだ

 

書類はだいたい出撃関係、建造、施設、資材に別れているだけマシか

これが艦娘が1日何をしていたかとかもあったら配属初日で辞めてたな

 

そして「お前は娘を心配するオヤジかとツッコミ」を入れると思う

 

 

 

 

そんなくだらない事を考えると作戦司令部に到着する

 

重たい扉を開けると鉄の匂いが鼻につく

鎮守府前の海を調べるレーダーや心電図のようなものが映し出されているモニター

スイッチが沢山着いているツマミなどが着いている機会が所狭しと壁の方に並べられている

 

正直何がどんな役割を持っているかわからん

電に案内してもらった時にふと触れたら何やら画面が暗くなり止まってしまった

騒ぎを聞きつけた妖精さんに「今後無闇に触るな」と割と強く怒られたのはまだ記憶に新しい

 

 

 

「大淀、調子はどうだ?」

 

 

軽巡洋艦 大淀

 

長い黒髪に水色のカチューシャ、そして知的なメガネをかけてる大淀に声をかける

彼女は元は出撃部隊として働いてくれていたのだが、性にあっていなかったらしく

試しに作戦司令部での通信係をやらせてみたら、手際がよくそれ以来ここで働いて貰っている、

 

大淀が来る前は俺と電2人でやっていたからなあ、触れてもいないのに電源が切れたり、

床に這っている配線に電が転んで運んできたお茶を俺と機械にぶっかけたり、

妖精さんに「これで十何回目ですか?」と般若と見間違うほど恐ろしい形相で怒られた

懐かしいな、まあそれは1ヶ月ほど前の話なのだが

 

大淀がここに配属されてから、機械が突然赤く光り暴走することも、妖精さんに怒られることも無くなったので、

感謝している

 

「提督お疲れ様です!」

 

俺が声をかけるとにっこりと笑う

 

「何か楽しい事でもあったのか?」

 

「いえ今日も平和だなと」

 

ふむ、まあ無線で出撃している艦娘か遠征に出ている艦娘と何か話していたのだろう、

無線そ私的に利用するのはあまりよろしくはないが、

仕事をしっかりしているのなら何も言わない、俺ルールだ、

まあ流石に酷い場合には辞めるように注意するが、

敵艦と戦闘中に通信するほどアホの子だとは思わないし、

真面目でいい子だ

 

「出撃している第一艦隊に繋げてくれ」

 

「わかりましたーー『ピピーザザッ』こちら艦隊司令部、第一艦隊聞こえますか?

 

『感度良好、こちら第一艦隊旗艦由良』

 

「俺だ、現在地を報告しろ」

 

 

『てっ提督さん!?ちょっと待ってね?ーーーーそうね笑だいたいーーのーーの位置ですっ!』

 

 

となるともうすぐ北方海域に入るな、北方海域の攻略を初めてはいるがまだ不安定要素が大きい、

今回は哨戒任務だ、ここは素直に帰還が正解か。

 

「うし、今日はここまでだ直ちに回れ右して鎮守府に帰投せよ、ただし索敵は怠なるなよ?」

 

『わかりました、あっそうだ提督さんいい緑茶の葉が手に入ったんですよ!帰ったら良かったらどうですか?』

 

そんな1杯飲みに行かない?みたいなノリで誘われても、

鎮守府に着くのは夕日が沈む頃か、多少は時間があるか

 

 

「わかった、由良が選んだ緑茶なら相当美味しいんだろうな、楽しみに待ってるよ」

 

通信裏で「やった!」と小さな声が聞こえた気がするが気にしないでおこう

 

 

「作戦司令部、通信終了」

 

『第一艦隊、通信終了』

 

無線を所定の位置に戻すと、大淀が俺の顔をじっと見ていた

 

「ん、どうした?」

 

「提督は毎回のように艦娘にお茶のお誘いをされているなーと思いまして」

 

「?そう思うと確かにそうかもしれないーーなんだ、羨ましいのか?」

 

 

最初は出撃帰りの金剛たちのティーパーティに付き合っていたら、それを見た他の艦娘たちが真似し始めたのが原因だろう、

お茶に誘われるということは嫌われてないとは思う、、、、それだけが救いだ、

強いて言うなら1回仕事があり誘いを断った時の寂しそうな表情をされそれを思い出す度辛いので、

多少無理してでも誘われた時は必ず参加している事くらいか、

艦娘との交流も俺の仕事だ、

 

 

 

 

「いえ別にそういう訳じゃ、、、、」

 

ふむ、これは明らかに羨ましがっている顔だな

 

「それなら大淀の方から誘って見るのはどうだ?」

 

「え?」

 

「皆大淀には感謝しているだろうし、誘われて困るやつはいないと思うぞ?」

 

「あっそっちですかーーーーわかりました考えてみます」

 

 

「そっちってどっちだ?」

 

 

「いえあの、そっそうです!そろそろ蛇遠征に出ていた第二艦隊が帰還する頃じゃないですか!?行かなくていいんですか?」

 

 

「あっああ」

 

 

明らかな誤魔化しを感じる、いったい何がそっちでどっちなのだろうか

 

「んじゃ行ってくる」

 

「行ってらっしゃい」

 

俺は作戦司令部を後にし外に歩みを進める、

換気用に空けられた窓からは冷たい風が吹き込み体温を軽く奪っていく

 

季節は夏から秋に移り変わる時期だ、あいつはあの薄着でよく外で元気に遊べるもんだ

窓の外で元気に駆け回っているオウ!、、、、島風を見てそう思う

 

俺は冬より夏の方が嫌いだ、寒さは重ね着すれば何とか耐えられるが、

暑さは全裸になる以上の調節が出来ないからな、

まあ流石にならないが蚊も多いし気が滅入る条件がピッタリ揃っている

 

 

「ぴょーん♪」

 

腰に何かが突撃する

もう慣れた物だ、声が聞こえた瞬間重心を下に下げ堪える、最初の頃は腰が砕けるかと思ったな、

子供は恐ろしい、

 

「どしたぷっぷくぷぅー、今日も元気だな」

 

オレンジよりも赤やピンクの色が強い長いくせっ毛の艦娘卯月が満面の笑みで腰に抱きついている

 

「うーちゃんはいつも元気だぴょん!司令官は〜元気じゃないぴょん?」

 

駆逐艦だからか背が低い彼女は俺を見上げ問う

 

「ん?少し疲れてたけど卯月の元気な姿を見て元気を貰ったから元気いっぱいかな」

 

「さすがうーちゃんぱわーだぴょん」

 

「んで?何してたんだ?」

 

「忘れるところだったぴょん!司令官ちょっとここに立ってぴょん」

 

俺は言われるがままに通路の端に立たされ壁と俺の間に卯月が入り込む

シャンプーの匂いかと思われる花の香りが鼻を通り抜ける、

 

何やら遠くからこちらに向かって駆けてくる足音が聞こえる

 

少し待つとうさ耳のようなカチューシャをつけた金髪の艦娘が近づいてくる

向こうも俺に気がついたのか一瞬ちらっと見て駆け足で通り過ぎようとする

 

「待て島風」

 

そう呼ぶと島風はビクッっと方を震わせこちらを向く

 

「なんですか提督」

 

「なんですかじゃない、廊下を走るなと何回言ったらわかるんだ」

 

「走ってないもん!歩いてたもん!」

 

「お前は早いから早歩きはもはや走りだ、俺で良かったな他のやつに見つかったら怒られてたぞ?朝潮とか鳥海とかな、それに誰かとぶつかったら危ないだろ?だから歩くんだ」

 

 

「はーい、あっそうだ卯月ちゃん見なかったですか?」

 

サラッと話を変えたなこいつ

 

 

「ああ卯月か、さっき俺に突撃してって向こうに行ったぞ」

 

「ありがとー」

 

島風は早歩きという名の走りで向こうに駆けていく、

 

うんもうあいつには注意するだけダメな気がする、

 

そして目の前には小さな生物が1匹

確か島風がいつも連れている連装砲ちゃんだ、

連装砲ちゃんが俺、正確には後ろに隠れている卯月を見ていた

俺は指を口の前に持っていき黙っているように伝えると、

連装砲ちゃんは頷き島風を追いかける

 

今度オイルでも持って言ってやるか

 

 

「卯月もう大丈夫だぞ」

 

「司令官ありがとだぴょーん」

 

卯月は島風とは反対方向へ"駆けていく"

 

俺はもう何も言わない事にした

 




何故だろう卯月の口調を書いている時脳内できらりボイスが再生されていたのは、、、
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