遅くなってしまいました。
なのに文字数も少なく、内容も薄いです。
誠に申し訳ございません。
「……あふぁ」
思わず出てきたあくびをかみ殺す。眠れていないのだ。
アスナさんはどうやらベッドが硬くて痛くてホテルで眠れなかったらしい。
そのため、
「眠れてないなら泊まって下さい!ここのベッドはふかふかなんですよ?」
という再びのユウの発言により俺達の宿に泊まることになった。
理由はお分かりいただけただろうか?
想像してほしい。
俺のベッドで――昨日までは俺が寝ていたベッドである。勿論その時は床で寝ましたよ?――寝ている美少女な幼馴染みを。
無防備に眠った姿を。
この状況で眠れる男は恐らく性に目覚めていないのか、もしくは薔薇が咲くのだろう。……鈍感系の主人公もここにいれておこう。
しかし、手を出せばハラスメントコードで黒鉄宮に飛ばされる。社会的なPKである。
結果として俺は女子二人――妹含む――が眠りについた後、起きるより少し早いだろう五時まで、煩悩を消すようにモンスター相手に剣を振り続けた。
閑話休題
現在は二度目の攻略会議中である。
どうやら前回の会議は――俺は全く覚えていないが恐らく誰かが揉め事を起こしていたはず――プレイヤー達のヤル気を上げたらしく、ボス部屋が発見されたのだ。
そのため、今回こそが第一層の本当の攻略会議だろう。
会議の内容を聴くのをユウに任せ、――街を出たときに別れた幼馴染みがジト目で睨んでいるが気のせいだと思いたい――うとうとしながら待ってると嫌な言葉が聞こえた気がした。
「……お兄ちゃん、重大な問題が」
「……聞こえてた」
そう、好きな人とのグループを組むことである。
誇ったらダメなことだが、俺は妹をパシリにしていたことに気づかない程余裕がなく、ユウは兄にパシリにされていることに気づかない程余裕がなかった。
つまり、周りの人との最近のコミュニケーションはアスナだけである。……鼠なアルゴもいた気がする。多分。
「……そうだ、アスナだ!アスナとならパーティーを組めるだろ?」
「なるほど!流石お兄ちゃん!」
Sideキリト
どうやら俺とレイピア使い以外にもあぶれた奴らは居たらしく――かなり騒がしそうだが――レイピア使いとともにそちらに接近した。
「……コウ達もアブレたのか」
「キリトか。久しぶりだな。まあ、その通りだけど」
「……キリトもアブレ組だよね?一緒に組もうよ!」
ユウのテンションはいつも高いな。隣のアスナと違って。
「それじゃ、そっちのパーティーに入れてくれよ。レイドに参加出来なくなりそうだからな。頼むキリト」
「ああ、よろしくな。コウ、ユウ」
こうして俺は神速の《リニアー》を操る、不思議なフェンサーとテンションが高い剣士、そして結構絡むことになる不思議な雰囲気の剣士とパーティーを組むことになった。
今回の話の内容のまとめです。
キリト、アスナとパーティーを組む。
これだけの話です。
本当にごめんなさい。