閃光の幼馴染みに転生しました。   作:ピリの唄

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久しぶりの週投稿です。


そしてようやく、ボス戦闘が終了です!!


ボス戦闘の結末は

吹き飛ばされたキリトに変わってアスナがコボルド王に突っ込んだ。

しかしコボルド王の行動はまだ終わっていない。

先程ディアベルを殺した攻撃があの体勢から行われるからだ。

鎧装備のディアベルですら殺した三連撃技、《緋扇》、アスナが喰らえば―

 

「……ッ!!」

 

咄嗟にソニックリープを発動して―踏み込みや身体の動かしかたでブーストをかけはしたが―太刀からアスナを守ろうとする。

しかし、俺の攻撃が刀に当たる前に

 

「ぬ……おおおッ!!」

 

太い雄叫びと共に巨大な斧が緑色の光芒を引きながら野太刀の初撃と激突する。

結果として俺のソニックリープは刀に対する追撃になったのだが、そこまで意味のある行動では無くなっていた。

……うん、気まずいね。

本当に意味のない行動をしてしまった感がある。

 

「……コウ君。ありがと」

「……おう」

 

どうやら俺の行動の意味はバレていたようだ。

照れ臭い。

 

「あんたも攻撃だけに集中してくれ。ダメージディーラーが壁なんてするもんじゃない」

「了解」

「……わかったわ」

 

キリトと話終えたのか、エギルがこちらに話しかけてきた。

俺とアスナも気持ちを切り替えて再びボスと向かい合う。

 

キリトの叫ぶ指示に応える俺たち―アスナは除く―の声と苛立ちの混ざったように聞こえるコボルド王の雄叫びが重なった。

 

キリトが壁まで下がり、HPの回復を待っている間はエギル率いるB隊が先程までキリトが請け負っていた刀スキルの防御を、俺とアスナがコボルド王に対する攻撃を繰り返す。

キリトの役割はただ回復を待つだけではなく刀スキルを見切って指示を出すことだ。

この状態で上手く進んではいるのだが、何処かが一つでも破綻すればすぐに瓦解することになるだろう。

 

そんな戦闘が二分程続いた時にそれが起こった。コボルド王のHPの最後のゲージが赤く染まった時だ。

気が緩んでしまったのか、壁役の一人が脚をもつれさせた。倒れはしなかったがよろめき、立ち止まったのはコボルド王の真後ろだった。

 

コボルド王がひときわ獰猛に吼え、全身のバネを使った垂直ジャンプ。

その瞬間に俺とキリトは同じモーションを取っていた。

距離的に近い俺の方が先に当てられる。ジャンプが頂点にたどり着く前に先程も当てた《ソニックリープ》がコボルド王の左腕に当たり、ジャンプ中だったコボルド王の体勢が僅かに崩れる。そこに叫びながらソードスキルを発動したキリトの攻撃が脇腹を切り裂く。

完全に体勢が崩れたコボルド王は落下し、転倒状態になっていた。

 

Sideユウ

止むことなく出てくるセンチネルをキバオウ?さんが率いるE隊、長物系装備のG隊と遊撃している私で抑えきる。

 

「全員――全力攻撃!!囲んでいい!!」

 

そんなキリトの叫びが聞こえ、私はボスの方へと目を向けた。

 

そこでは倒れたボスを囲んで全力のソードスキルを放っている光景が合った。

 

「終わるのかな……?」

 

思わず言葉が口からこぼれる。

センチネル相手には余裕があり、少しの間なら私が遊撃しなくても大丈夫だろう。

そう結論付けた私はそのままボスの方を見続けた。

兄とアスナさんが削りきれなかったHPをキリトの二連撃技、《バーチカル・アーク》が削りきるのを。

ボスの体がポリゴンの欠片になる瞬間を私はじっと見ていた。




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プーカ 3
ウンディーネ 2
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