閃光の幼馴染みに転生しました。   作:ピリの唄

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……あと74層、クリアが遠い。
そういえば、タグに新たに載せましたが、予定は未定です。
変わるかも知れません。


髭の理由は(もしくはちょっとした幕間)

アルゴの髭の理由を俺とキリトは身をもって理解した。

体術スキルを手に入れるために受けたクエストにより、厳ついおっさんに案内された場所はそのNPCの家の裏だった。

そこにおいてある岩を砕く。ただし、両手の拳だけで。

岩を砕くまでは顔に描かれた落書きが落ちることはない。

そんなクエストを俺とキリトは受けてしまった。

 

一度冷静に考えるべきだった。

思えばアルゴは最初から言っていた。

 

「オイラを恨むなヨ」

 

と。

それだけで嫌な予感がしていてもおかしくはなかったのに、俺とキリトという二人のゲーマーはエクストラスキルという言葉に思考能力を失っていた。

置いてあった岩は二つとも難易度が鬼だった。システム的には破壊不可能な強度ではない。

だが、《破壊不能オブジェクト一歩出前》の超絶的な硬度である。

実質的にベータ時代だと不可能なクエストじゃないだろうか。籠らないといけないだろうし。

 

「――お祝いに、二人にもう一つ教えてあげるヨ。その岩……マジで鬼だヨ!」

「…………だろうな」

「……なんでこんなクエストを考えたんだよ。茅場は……」

 

俺の疑問には誰も答えることができなかった。

 

 

ちなみに俺とキリえもんが必死に殴っていたためか、岩は三日間で砕くことが出来た。

アルゴを恨むことにならなくて、そして記録結晶が無くて本当に良かった。

 

俺の顔の落書きについては教えるつもりはない。墓場まで持っていくつもりだ。

だが、アルゴとキリト――キリえもんだったがな――が俺の顔を見て大爆笑していたとだけ言っておく。

 

Sideユウ

 

あの波乱万丈ともいえる一層のボス戦から数日たった今、お兄ちゃんとキリトの行方がわからない。アスナさんとはたまに遭遇するけど。

いや、場所を探さないだけで無事なのは知っている。

それどころかフレンドメッセージで探しに来るなとも言われている。しかも二人ともに。

仲良くなったのかな。

 

まあ、ボス戦前には集まって会議をするからそのときまで待てばいいかな?

あれだけのことを言っても何事も無かったかのように参加するだろうし。

 

そうして私はこの二層をソロ攻略することになった。

三人が集まって強化詐欺のトリックを暴こうと頑張っている間も、その事を知らずに。

 

私が気付いたのは本当に直前、詐欺の方法を見抜き、お兄ちゃんとキリトが《クイックチェンジ》を修得するべく迷宮ぐらしでスキルとレベルを上げているときだった。

 

そうしてお兄ちゃんとキリト、そしてアスナさんは攻略組の中でも抜き出たレベルをもつ三人になった。

 

このしばらくあと、ギルド《血盟騎士団》こと《Kob》の団長、《ヒースクリフ》がこの最強プレイヤーたちと並ぶことになるが、それは本当に下層ではなく中層になってからの話である。




今回の話は何故か完全にダイジェストです。

ユウ目線でしたらまさかの二層が一話で終了。ボス戦は残ってますけど。
書いてた本人もビックリしてます。

どうしましょうか。二層の詳しい内容――もちろんコウ目線でアスナも出てきます――を書くべきか、それとも階層を進めるか。

お化けに怖がる可愛いアスナを書きたい。
でも二層で下着姿を見られて恥ずかしがるアスナも書きたい。


どうしましょうかね?

圏内事件までとばせばいいのか??(錯乱)
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