閃光の幼馴染みに転生しました。   作:ピリの唄

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最新刊を読んだからですかね。
急いで書かないといけない気がする。

……アリシゼーションも書きたくなってきたけどさすがにアインクラッド終わらせないと……


今回はコウ目線だけです。他の人がタイミング的に書けない。


事件が起こった時には

 

どうやらキリトに対するお礼ということで夕食を奢るらしい。しかし嫉妬は起こらない。

アスナから

 

「後で少しオハナシがあるから」

 

と囁かれたからだ。おそるおそるアスナの顔を見ると満面の笑みだった。

恐怖で嫉妬は引っ込んだ。アスナの笑顔は可愛いこともあるけどやっぱり怖い。

 

そういう訳で俺はアスナとキリトの二人と転移門で別れ、所持アイテムの整理と売却の為に第五十層の主街区《アルゲード》まで移動した。

このアルゲードは転移門がアクティベートされてからそれほど経っていないがプレイヤーショップが他の層よりも多い。つまり値引き交渉や買い取り金額の交渉ができる。NPC相手には絶対に出来ないことだ。

これから俺が行く店では交渉の必要はないけどな。一層からの知り合いだし。お得意様でもあるわけだしな。

 

雑貨屋に着くと店主が厳つい笑顔で買い取りの交渉中だった。

哀れなり、見知らぬプレイヤー君。

笑顔が怖かったのか、NPC店よりは高く、しかし他の店に比べれば安く素材を買われていた。

 

「おっす。交渉は終わったか」

「おう、コウじゃねぇか。いらっしゃい」

 

かなり渋い声で笑いかけられた。

 

「……その顔やめろよ、怖がられて客が減るぞ」

「そりゃねぇだろ」

「事実だよ……」

 

最近は素材を売りに来てなかったからストレージに結構な量が貯まっている。

しかも最前線で取れている素材が。だから

 

「なるべく高く買い取ってくれよ?」

「悪どい真似だけはしねえよ」

「色をつけてくれよ」

「素材によるな」

 

リアルでも商売してたんじゃないか?付け入れねぇ。

 

「……わかった。頼んだ」

「おう。そんじゃ査定している間、店の中でも見て時間を潰してくれ。買っていってもいいんだぜ」

「良いのがあればな」

「お前といい、キリトといい厳しいな」

「仕方ないだろ」

 

いつでも気を抜けない状況が続くのが攻略だ。自分に合う物を使わないと死ぬかも知れないのだ。厳しくしない訳がない。

 

「そういえば、ユウちゃんはどうした。今日は一緒じゃないんだな」

「下の層まで強化素材を取りに行ってるらしいよ。知り合いの鍛冶職人と一緒らしい」

 

店の中にある串焼きを買って食べながら話を続ける。

 

そんなときだった。

 

「悪いな、キリトからメールだ」

「おう。気にするな」

 

エギルの顔がメールを読んだあとにしかめられた。

……アスナと違う意味で恐い。

いったいどんなメールを読んだ?

 

「悪いな。全部の査定は今日中には出来そうにない」

「他の客の相手もあるからな。俺はここでのんびり待つから気にしないで大丈夫だ」

「……確かにお前もいた方がいいかもな」

 

エギルの最後の言葉の意味がわかったのはキリトとアスナがこの場にやって来て圏内事件のことを知った時だった。




次回から本格的な圏内事件です。
頑張らねば……
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