喜びすぎてニヤニヤが止まりません。喜びの投稿です。
100越えたら番外編でも書いた方がいいですかね?
そして不定期とは何だっけ?
デスゲームへと向かう言葉は
今日の1時からSAOの正式サービスが始まる。確か17時から茅場のデスゲーム宣言があったはずだ。
つまり、その時間までは必死に狩りをしている人間はいない。……俺以外に転生者がいなければ。
ただ、俺には普通にほあり得ないほどのアドバンテージが存在する。転生者だからこそ知っているSAOがデスゲームということ、そしてβテスターだからこそ知っている情報。
知ってるぞ、ビーターなんかも知らない情報もな。
…………自分でも思う。こんなんテスターどころやない、チートや、チーターや!
閑話休題
俺は他のβテスターに比べてやっていた時間は少ない。妹に貸していることがあったからだ。つまり、経験は一般プレイヤー以上、テスター未満(妹もそうだが)なのだ。
それでも俺は情報がある。ボスは絶対にβ時代とは変化していることなど。
だから一応は心配することはない、はずだ。なのに嫌な予感がする。なぜか予想外のことが起きている予感がするのだ。
まずは妹がβテストの時にごねたのにおとなしい。
……そもそも、妹もドはまりしたのだ。替わってと言いに来るはずだ。なのに来ない。
現在時刻、13時。SAO正式サービスのスタート時刻だ。
俺は一度ナーヴギアを脱ぎ、優歌の部屋をノックする。
返事はない。部屋にいるはずなのに。
「優歌、入るぞ」
そしてドアを開けると妹の頭にはナーヴギア、そして机の上にSAOのパッケージ。
デスゲームに囚われることが決定した妹の姿が俺の目の前にあった。
部屋に戻ってナーヴギアを着けなおす。不安だが、妹もβテスト経験者だ。チュートリアルが始まるまでは生き残るだろう。茅場の宣言の途中に探せば見つけれるだろう。
そんな不安を抱えながら俺はデスゲームに向かう言葉を口にする。
「リンク・スタート」
Side明日奈
目の前には兄の置いていったナーヴギアとソードアート・オンライン。
優歌ちゃんが教えてくれたのだが、晃太君もはまったらしい。
兄の浩一郎が行っている間は使っても良いと言ってくれたので借りているのだ。
ゲームなんて下らない。でも、晃太君がはまるほどのゲーム。そんな葛藤をしているうちに正式サービスの時間になっていた。
「……ちょっとなら、大丈夫よね?」
そう、大丈夫。晃太君もゲームをしているわけだし。体感するくらいは大丈夫。お母さんも文句は言わない、はず。兄が買うのを文句言わなかったし。
それに、知ってみたい。幼馴染みの見ている世界を、少しでも。
「リンク・スタート」
この言葉で私は人生が変わる。そんな不思議な予感が私の中にあった。
もう引き返せない。この世界で私は変わる。
黒髪で黒一色の装備、そして二つの剣を持つ《黒の剣士》と、茶色っぽい髪の白色の装備、白い剣を持つ幼馴染み《白の剣士》、二人のお陰で。
《閃光》の前を行く二つの色の剣士たち。彼らのお陰で私の人生観が変わることを私はまだ、知らない。
彼らが私の世界を変えてくれた。
これは閃光の前を行く、黒と白の二重奏。
または、閃光を交えた三重奏だ。
私の、私たちがここで生きたことの証明を。
どんなに辛くても終わりの見えないこの世界を私たちは生き続ける。
この世界が終わるまで。