私こと上条当麻は不幸である。
どれだけ不幸かといえば道を歩けば財布を落とし、
自動販売機を使えばその金を呑まれ、
銀行に行けば銀行強盗に会い、
少し路地裏を歩けばかなりの高確率で、スキルアウトとエンカウント
する。
バスに乗れば何故か毎回バスジャックにでくわす。
なので俺はいつも一人だった、一緒にいたら不幸が移ると言われ
挙げ句の果てには厄病神と呼ばれ石を投げ付けられる。
そんな俺を両親が、心配し、不幸などオカルトめいた事を信じない
此処学園都市に来たのだった。
だが当然ながら俺の不幸が治るはずも無く相も変わらずに
不幸のままだった。
だがまぁ今はそれなりに幸せだ。
昔のように厄病神と呼ばれ石を投げ付けられることも無いし
アレ、自分で言ってて涙出てきた。グスッ
まぁそれはさておき俺は今絶賛逃走中であった。テヘ☆
テヘっじゃねぇぇぇ思わず現実逃避しちまったよ、
どーすんだよ後ろからめっちゃガラのワルイお兄さん方がおかっけて
くるよ!何でこんな路地裏でリアル鬼ごっこしなくちゃいけねえんだ
よ。
何故こんなことになったかというと、
今日は補習が思ったよりも時間がかかったので特売に間に合わせよう
と路地裏を突っ切りコースカットをしようとしたんだが、まぁそこは
上条クオリティー見事に、女の子がスキルアウトに絡まれており、困
っている人を見捨てれる訳も無く、女の子を助けれたのは良かった
が、まぁ当然といえば当然か、俺をフルボッコにしょうとしてきたの
で只今絶賛リアル鬼ごっこ中なのであった。
そんなこんなで遂に行き止まりに追い詰められた。
『ハァハァやっと追い付いたぞこの野郎』
『こんなに走らせるとは、絶対半殺しにしてやる。』
『ヒャッハーミンチにしてやるぜー』
なんか、ものすっごい物騒な事をつぶやいているのですが、あと、最
後の人は何処の世紀末出身ですか?
ハァしかしまぁホントにめんどうなことになったなぁ。
仕方ないアレを使うか。
『ハァ出来れば平和的に終わらしたかったが仕方ないか。』
『ハァ?
今の状況分かってんのかテメェ?』
『分かってねぇのなら余程のバカだぜこいつ。』
『ヒャッハー覚悟出来てんだろうなコラ。』
だから最後の奴は何処の世紀末出身だっての!
『たくもーホント不幸だぜ、、、、オマエら』
上条の雰囲気が変わった。
ゾクっ、
な、何だ今の、今、一瞬何か途轍もなく
恐ろしい物に睨まれた気がした。
何でだ、何でこんなガキに俺はビビってるんだ?
何で、一歩も動けねぇんだ?
スキルアウト達は全てヘビに睨まれたカエルのように一歩も動けれな
かった、『何で体が動かないんだ?』
『クソッ』
そこでスキルアウト達は上条の目がさっきと変わっていることに気が
ついた。
眼の色は黒だったが今は、鬼灯のように紅くその眼はまるで、、、龍の眼のようだった。
『チ、チクショーォォォォ』
スキルアウトの一人が炎を投げ付けたがその炎は次の瞬間消えた、
その瞬間スキルアウト達の意識はなくなった。
数分後アンチスキルにスキルアウト達を任せ歩いていると、
『あぁっそういえば、すっかり忘れてたけど特売!!』
慌てて時計を見たがもう既に終わっていた。
『不幸だぁぁぁぁ』
こうして上条の1日は終わったのであった。
小説を書くのって意外と難しいですね( ̄Д ̄)ノ