fate/stay hero′s   作:是・射殺す百頭

16 / 30
文の最後の描き方がよくわからないんですよね。やっぱり文を考えるのって難しいな。


本編 聖杯戦争一日目
ビル街の狩人ロビンフッド:アーチャー陣営


「あれは違う。あれも、あれも違う。あの人は…違うな」

今、樹崎幸助は使い魔の鳩を介してマスターと思わしき人間を捜索していた。

「う〜ん、取り敢えず探しては見るけど見つかるわけもない…か」

サーヴァントであるロビンフッドにも手伝っては貰っているが、それでも見つからない。

「(おい、ロビン。見つかったか?)」

念話を通して、ロビンフッドに話しかける。

「(いや、見つからねえ。やっぱり敵さんもマスターと同じ考えしてんじゃねえか?)」

「(ああ、そうかもな。よし、そろそろ帰ってきていいぞ)」

「(了解っと。ん?なんだあいつ?なあマスター)」

「(ん?なんだロビン?)」

「(なんか花屋でバイトしてるサーヴァント見つけたんだが…)」

「(はあ!?花屋だぁ!?何考えてんだそいつ!?ちょっと待ってろ!今使い魔そっちに飛ばすから!)」

そう、バイトだ。サーヴァントがバイト。これ程異常な光景はなかなか見れないだろう。サーヴァントがバイトしているという事は、自分の姿を他のマスターに知らしめる事とほぼ変わりないと言ってもいいだろう。

「(よし、着いたぞ。どいつだ?)」

「(あの、青髪の奴だ)」

使い魔を通して見ても、その男は屈強な戦士というのがわかった。引き締まった身体に、無駄の無い動きだけで理解するには充分だ。

「(ステータスはっと……ッ!?)」

「(どうした?マスター?)」

「(………逃げろロビン!その場から今すぐに!)」

「(おいおい!どうしたんだよ!?イキナリ!?)」

その男のステータスは、ロビンフッドが相手にするには有り余る程の実力だった。逃げるのが正しいと幸助は判断したのだ。

「(あいつのステータス、かなり高い。お前じゃ見られた瞬間ヤバイ。逃げようとしても恐らく令呪使わなきゃ逃げられない。)」

「(そういうことね…そいじゃ俺はバレる前にドロンさせていただきますか)」

「(あんなんと戦っても勝てる気しないんだけど…他の陣営に任せたいところだね)」

「(ふーん、そんなに強いのあいつ?)」

「(逆にお前があいつと戦っても、勝算を見つける方が困難なレベル)」

「(それってどういう理由で?)」

いつもならそれで食いさがる筈のロビンフッドが今日は何故か、その理由についてかなり掘り下げてくる。

「(いろいろだよ。まずあいつ、敏捷がAとかある。それに矢避けの加護まで持ってやがる)」

「(はは!そりゃ確かに俺じゃ無理ですわ!矢が当たらねえんじゃもうどうしようもねえ!)」

幸助は幸いにも、堅実的な性格だった。ここでいきなり「よし!じゃあ戦って来い!」なんて言う馬鹿な人間では無い。もっと、作戦を綿密に計画し、確実性を増した戦法をとるタイプの人間だ。

「(取りあえず今日は帰って来い。それと次からはその花屋のところは避けて通ってくれよ?)」

「(わかってますよ。俺はマスターと同じで、計画的に戦う人間なんでね。無鉄砲に突っ込んだりはしませんよ)」

やれやれ、と首を振りながら幸助は明日からの作戦を考えるのだった。

 




彼の導入で描かれていたバイトと言うのは花屋です。経験を生かしてやっています。よくよく考えるとホロウとかのバイトしてるサーヴァントって結構変な光景ですよね。もし貴方の身の周りにある店でサーヴァントがバイトしてたらどうします?僕は腰抜かしそうです。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。