「おい、アサシン」
「ん?なんだ?マスター?」
「情報収集はどうなっているんだ?」
「呵々!そう焦るでない!しっかりやっている」
「そうか、それならいいが」
「しかしマスターよ、一つ訪ねたい事がある」
「なんだ?」
「お主は儂の実力を随分と評価しておったが、それなら何故すぐにも敵を襲わせない?儂にはそれが不思議でならん」
「そんな事か?貴様だってわかっているだろう。戦いに重要なのは実力や自信だけでは無い。情報だ。情報さえあれば、戦いを有利にする事だって容易だ」
「呵々々!それでこそ我がマスターよ!実力を見極め、最強と言っておきながらも基本に徹する!それでこそだぞ!」
「ふん、御託はいい。さっさと情報収集に戻れ」
「まあ、待て。儂もただ時間を潰しに来た訳では無いぞ?」
「その口ぶりでは何か収穫があった様だな」
「ああ、サーヴァント二騎の真名がわかった」
「なに!?大手柄じゃないか!それで?どのクラスのサーヴァントの真名だ?」
「会話を聞く限り、セイバーとライダーの二騎だ」
「よし、良くやった。それで真名は?」
「セイバーはランスロット、ライダーがゲオルギウスと言っておった」
「ライダーはとにかく、セイバーの真名がわかったのはデカイな。それにしても、随分と有名な英雄二人だな。円卓最強の騎士と、聖ゲオルギウスか」
「うむ、ますます戦う時が楽しみだわ」
「まあ、今回の手柄に免じて、二回までなら正面から勝負を挑む事を許可しよう。優良なサーヴァントを持てて俺は幸せだぞ」
「呵々!儂も物分かりの良いマスターを持てて幸せだ!お主の為なら儂も全力で八極を振るおう!」
「ああ、援護は任せて貰おう。代わりに貴様には戦闘は任せたぞ」
俺は、影蔵 秀(かげくら しゅう)今回の聖杯戦争においてアサシンのサーヴァントのマスターだ。俺は聖堂教会からの視察として、この聖杯戦争に参加している。俺は『埋葬機関』という組織に所属していて、なんでも土地の浄化という名目で聖杯を獲得し、破壊しろという事らしい。
俺のサーヴァントは『李書文』。武術の達人にして、最強の八極拳の使い手だ。
………確かに俺も埋葬機関の一員だが、その中でも武闘派では無い方だと思ったのだが…
俺の使う武術は八極拳、その因果で李書文を呼んでしまったらしい。まあ嬉しい誤算だが。それにしても優秀なサーヴァントだ。ステータス面でも、スキル面でもアサシンとは思えない強さだ。コンセプト的には最強クラスの攻撃力を気付かれずに敵に叩き込むのがベストだろう。これを優良サーヴァントと言わず何というのだ。そして本人も自信の腕を過信し過ぎず、命令はしっかりやり遂げる事が出来る。勝つのには充分な力だ。まあ、受けた仕事は最後までやり遂げる性格だからな。俺はこの力を使い必ず完遂してみせる。
はい!アサシンはextraで登場した李老師でした。本当にキャスターが誰か決まらない〜!まあ一人候補いるんでこのまま行けばその人になると思うんですけどね?