まぁ、ダークファルスに対して只の人間が勝てる訳がないのですが(笑)
ISを纏ってない【仮面】が、Mを、黒騎士を圧倒しているのだ。
「バカなっ!こんな筈ではっ!?」
黒騎士の得物である
ならばと左腕に装備された速射砲を叩き込むも、【仮面】は何事も無かったかのように耐えてしまう。
生身の人間に直撃すれば一瞬で命を刈り取られる攻撃、しかし【仮面】には全く効果がない。
そもそも勝敗は既に決していたのだ。
只の人間に、フォトンを使えない人間に、勝てる道理など無かったのだ。
最初は攻勢に出ていたMも次第に【仮面】の攻勢に押され、防戦一方になっていく。
単純な能力では【仮面】が上、空を飛べるという黒騎士のアドバンテージも、所謂『ダーカーワープ』と呼ばれる移動技法によって無いも同然。
そして、何よりも【仮面】の意志がMを上回っていた。
「終わりだ」
袈裟懸けに降り下ろされたコートエッジDが黒騎士の胸部装甲を破壊し、そこからペンダントが弾け飛ぶ。
「ああっ……」
彼女が持つ、たった一枚の千冬の写真。
それが納められたペンダントを回収しようとして……
「…………」
回収したのは【仮面】だった。
しばし、それを見つめ、Mへと投げ返す。
投げ返されたペンダントを掴もうとするM。
だが、彼女がそれを掴むことはなかった。
「……あっ!?」
【仮面】が放った神速の突き。
彼の意思にフォトンが呼応し、破滅の力を帯びたコートエッジDがペンダントを粉砕し、そのままMの胸へと突き刺さった。
「絶望に飲まれて、死ね」
冷酷な宣言と共にコートエッジDを引き抜き、そして横凪ぎに振るい、Mの首を斬り落としたのだった。
「つまり、未来から来たということでいいのね」
「厳密には違うが、まぁそういう認識でいいだろう」
瓦礫の山と化した京都の町で語り合う【仮面】と一年生専用機パイロット達。
【仮面】は仮面を外して素面を晒している。
その表情は、少しだけ喜んでいるようにも見えた。
「でも、嬉しいかな。『私達』が死んだ未来を変えるために、助けるために駆けつけてくれたのが」
それは、彼女達の紛れもない本音だった。
「…………」
不意に、【仮面】が、今も眠り続ける一夏を見つめる。
「どうしたの、一夏?」
「……ずっと明日を待っていた」
「えっ?」
【仮面】の意味深な発言。
「私が、この地に来たのは、お前達を助けるためだけではない」
「どういう事だ、一夏?」
「始まりを、見届けに来たんだ。そう、私達の廻ってきた悠久の輪廻の終わりの始まりを」
今回短いのは、複数のEDに分岐するからです
わかりやすく言うのなら、IS×PSO2で収まるか、それ以外の作品も混ざるか、一夏だけオラクル船団がある宇宙に往くのか、箒達も往くのかといった感じですね
因みに、『全ては答えの為に』の続編も制作します
いつになるかはわかりませんが……(汗)