頭が性感帯のショタがオラリオで撫でくりまわされるのは間違いだろうか   作:キャラメリゼ

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ぼーなすすてーじ

 

 

 

 

 

 良い匂いに良い抱き心地、思わずぎゅっと引き寄せて顔を擦り付け、温かい所を探して無意識に手を動かす……なんだろうここ温かい

      

「んあっ…………チロル君っ」

 

「…………?」

 

「そ、そんなに甘えられると流石のボクもちょっと恥ずかしいかも」

 

 一気に覚醒していく意識、それとともに顔に血液が集まって熱を発していく。

 

「いやぁああぁぁあぁ」

 

「それ多分ボクのセリフだよ」

 

 廃墟の教会に響く絶叫は朝の静寂に飲み込まれていった。

 

 まだ赤みが抜け切ってない状態でとりあえずのステイタスを更新をしようと言う事になり、上着を脱いでベットに横になる。

 先ほどの状況を思い出しまた恥ずかしくなって枕に顔を押し付ける、なんだか今日は神様が妙に触ってくる。

 

「チロル君も男の子だったんだね」

 

「神様っ!」

 

「ふふふ……ごめんって、今日は口頭でステイタスを伝えても良いかい?」

 

 神様の話すステイタスの内容に驚く、成長?いやこんなんじゃ飛躍だ。確かに昨日はすごく濃密な生死をかけた戦いだったが。

 

「――と言う感じで、()()()()()すごく成長しているんだけど心当たりはあるかい?」

 

「っ……じ、実は昨日……いや、わかんないかも」

 

「…………」

 

 神様怖いっ、無言で睨みつけてくる目、ツインテールを動かし僕に「言え」とにょんにょんと動かしている……器用だなぁ

 

「昨日実は6階層まで行きましたっ」

 

「チロルくうぅぅんん」

 

「ごごごめんなさいぃぃぃ」

 

 限りなく小声、聞こえなければいいのにと言う思いを乗せて伝えると、しっかり聞こえていた神様は一瞬呆けた後バッと立ち上がる、全身から黒いオーラを出しながら。

 撫でくりまわされるッそう全身で感じて立ち上がり、神様と一緒に机の周りをぐるぐると回る。

 

「はぁ……はぁ、まあいいよ」

 

「ごめんなさい」

 

「ふぅ……これはボクの勝手な思いなんだけど、君にはたぶん才能があると思う、器量も素質も君は兼ね備えている。君が強くなりたいと望めばその努力は必ず報われると思うんだ」

 

 片鱗はあった……ソロでダンジョンに潜るチロル君に戦い方を教える者は居ない、そんな中一人で戦い方を模索していくのは時間が掛かるだろう。

 確かに恩恵の力もあるかも知れないが、体の使い方、戦術はチロル君一人で考えなければいけない、しかしこの子は半月でそれを組み立てている。

 

「ただねチロル君、ボクは……ボクは怖いんだ、チロル君が居なくなっちゃう事がたまらなく怖い」

 

「で、でも神様……」

 

「分かってるよ。君の思いに邪魔はしないさ、君も冒険者だからね……でも、一つだけお願いだ……」

 

 泣きそうになっている神様、取り繕っていてもやっぱりすごい心配を掛けたんだと、遅まきながらに感じる。

 神様の重い言葉が僕の胸に刺さる。

 

『……お願いだから、ボクを一人にしないでおくれ』

 

 その言葉に感極まる、涙が溢れる。僕の焦りや無茶な考えがパッと消えていき思わず神様の抱きつき胸に顔をうずめる。

 こんなに僕を愛してくれる人は初めてで、それと同様に僕も神様のことが好きだ

 

「か、かみさまぁ……ぼくもう無理しません神様を一人にしませんっ」

 

 抱きつき、泣き笑いしながら神様をしたから見上げると、うっと顔を赤くしてからやさしく抱きしめ返してくれる。

 

「かみさまぁ……その……撫でてください」

 

「ッ……にゃにおっ!?」

 

「その……あたまを……だ、だめですか?」

 

 涙は止まっているが、可愛いおめめをうるうるさせながら、少し照れた赤い顔に笑みを浮べながらヘスティアの胸から上目遣いのお願い。

 

(なんだなんだ!?これはあれかい?やっちゃって良いのか!?)

 

 フリーズしているヘスティアに顔をこてん、と傾け不思議そうな顔をするチロルに、決心のついたヘスティアが震える手を伸ばす

 

「んんンッ……ん……んあ……えへへっ、神様。きもちいいです」

 

「っ~~~!!」

 

 可愛い、可愛すぎだろこの生物、それをボク一人で占領してしまっていることに胸を一杯にさせる……てゆうかこれ以上はヤバイ、ボクの理性が持たない。

 そんなことを思うヘスティアは断腸の思いでチロルを剥がし最後にぽんぽんとあたまを軽く撫でる

 

「そ、それがき聞ければ、ももう安心かな」

 

 ボクの声に少し冷静になってきたチロル君の顔から煙が吹き出るのを見て、安堵を浮かべると同時に少しの後悔とともに立ち上がる。

 

「チロル君ボクはちょっと夜……いや二三日ホームを空けるけどいい?」

 

「えっ……うん、分かりました」

 

 本当はチロルを置いて行きたくはないヘスティアだが、この空間に居続けるのも理性的な意味でつらい、それにチロル君にやってあげたい事が出来た。

 名残惜しい行ってきますを最後に部屋を後にするのだった。

 

 

 神様が出て行ったあと、僕のやってしまった恥ずかしい行動を思い出し、しばらくの間火を噴くような熱さを冷ましていたが、はっと思い出す。

 

(僕お金はらってないっ)

 

 返したあとはダンジョンに行こうと考え、痛む足を労わりながら装備を着込むと、神様の後に続くようにホームを飛び出していく。

 

 

 

 

 




ちょっと少ないですが、実は昨日2話書いたんだよね、もっと褒めてください。
てか、ヘスティア様そこ代わって下さい…………はぁ
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