相も変わらず至らない点や誤字脱字が多いですが、それでも良ければどうぞ。
「明日から遂に、夏休みだよ!」
「イェー!」
「なんだか楽しそうですね、先輩方」
午前中に終業式が終わり、午後からは授業が無いため、生徒たちは下校を始めていた。
のだが、生徒会役員はそう言う訳には行かず、生徒会室に集まっていた。
「そりゃあ、祭りとか色々とあるからだろ?如月さんは知らないけど、柑條は好きだからな、そう言うの」
俺がそう言うと柑條は嬉しそうに話を続ける。
「そうだよ~。花火だよ、祭りだよ!今から楽しみだね!」
「それは良いのだけど美玖、あなた休みの間も生徒会の仕事があるの、忘れている訳ないわよね?」
すると今まで浮かれていた柑條が、うって変わって真剣な表情をして、全員を見つめて言う。
「そうなんだよ。って事で、夏休みの仕事の詳細を伝えるよ」
そう言って、ホワイトボードにスケジュール表を貼り出した。
「取り敢えず、私と雪乃、月ちゃんはリーダー研修会に行くでしょ?その間にミー君、天音、風ちゃんと一応莉桜は、平和慰霊祭用に折り鶴を折っておいてね」
「えぇ」「はい」「分かったよ~」「了解です」
あー、あったなそんなの。
「次に、全員でサマーフェスティバルの清掃活動と見回りをするよ」
サマーフェスティバルかー。
「…そう言えば、仕事の合間に一緒に回る約束だったな…」
「「「‼」」」
ん?今何人か、俺の呟きに反応したか?
「あとは折り鶴を持って、慰霊祭に参加かな?」
柑條が言うと、歌ちゃんがホワイトボードを見ながら答えた。
「そう見たいですね。あ、会長、この予定表のコピーってありますか?」
「えーっと、確か莉桜が任せろ、って言っていたけど…」
柑條がそう言うといつもの様に、タイミングよくチャットが届いた。
『柑條の製作した予定表は、共通掲示板とそれぞれの携帯端末に、送って置いたぞ。Ps:サマーフェスティバルには、僕も参加する。当日は案内を頼む』
うん、相変わらず手際が良い事で。
にしてもアイツ、サマーフェスティバルには来るのか。何か意外だな。
「さっすが、チータ。便利だね~」
「だね。それじゃあ、予定についての話はこれぐらいで良いかな?」
「えぇ、問題ないわ」
「ユッキーに同じくだよ~」
「私も、姉さまと同じくです」
「はい、異論有りません」
「俺も無いよ。って事で、もう帰っていいか?」
俺が帰っていいか聞くと、柑條は待ったをかけた。
「ミー君は下校時間ギリギリまで、ここで勉強だよ。今年は生徒会の仕事もあるんだから、早めに課題を終わらせないとね」
「いや、間に合ってます。って事で、帰らせろ」
「いつも計画的にやっているのは知っているけど、生徒会の仕事もあるんだからそうは言っていられないよ」
如何やら、どうやっても帰らせてはくれないらしい。面倒見がいいのは知っているが、お節介が過ぎる気もするんだよな。とは言っても今回は、柑條の言い分が正しいのは分かるがな。
「それなら、これからみんなで勉強会をするのは如何かしら?」
「良いね、賛成だよ~」
「さすが、姉さまです」
「良いでですね。丁度分からない問題が合ったんで、先輩方に聞きたいと思っていたんです」
そんな俺と柑條の言い合いを聞いていた雪姫さんたちは、良い事を思い付いたと言う風に柑條に提案した。
「ちょっと待て、これじゃあ勉強会をする流れじゃないか!」
「え?良いじゃない。それにほら」
そう言って雪姫さんは、携帯端末のチャットを見せてきた。
「『勉強会をするなら、暁荘に来ると良い。冷房環境も整っているからな』……赤城の奴まで、乗り気かよ」
「じゃあ暁荘に行って、これから勉強会だね。雪乃、莉桜にこれから行くからよろしくって、言っておいて」
柑條が雪姫さんに指示を出すがその必要は無かったらしく、チャットが更新される。
「『了解した』だそうよ」
「よ~し、楽しい夏休みに向けて、頑張るぞー!」
「「「「おー!」」」」
「はぁ、またも拒否権は無い様だな。これ」
結局、観念して暁荘で勉強をする事になりました。
やっぱり、女子には弱いな……
ゆっくり、まったりと書き進めていき、気付けば一年が経っていましたね。
作中の季節は、夏。始まってからまだ半年分しか、書き上げてなかったのですね……
まだまだ夏休みの出来事や、体育祭などプロットは有りますし、完結はいつになるのやら…
そんな訳で、不定期更新(基本11日更新予定)ですが、今後ともよろしくお願いいたします。
キャラエピソードのリクエストを受付ています。(リクエストを頂いたキャラの日常を描きます。)その際は、活動報告のリクエストへ送ってください。
今後も気長に待っていただけると助かります。