とある科学の別途視点   作:ものぐさ レオ

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こんにちは!
瑞樹レオです!

うーん…最近、前書きに書く話題がなかなか見つからなくてですね~笑
何かいいアイディアがあったらぜひ教えてください!!


第6話 マンション

「いつからここに住んでるの?」

翼紗は叶の背中に質問を投げかけた。

叶が振り返る。

「確か5年前からだったと思います。当時はまだ7歳で親離れ出来ていなかったものですから、寂しさのあまり、毎日部屋で一人泣いていましたね。あの頃が懐かしいです」

叶がニコリと微笑む。

「そうなんだ」

エレベーターの上昇する速度が落ちた。

チンと。

音が鳴って、扉が開いた。

18階に着いたのだ。

「さあ、こちらですわ」

叶がエレベーターを出て歩き出す。

209号室。

その部屋の前で叶は足を止めた。

マンションの玄関ロックを解除した後ずっと握っていた鍵で扉を開ける。

「狭くて申し訳ありません」

案内され、リビングらしき部屋に入る。

ピンクを基調とした、女の子らしい部屋だった。

真っ白なテーブルと椅子が部屋の真ん中に置いてある。

「そちらの椅子を使っていただいてかまいませんので」

先に台所に向かっていた叶に言われたとおり、翼紗は真っ白な椅子に腰掛けた。

しばらくボーっとして待っていた翼紗だったが、パタパタと小走りでこちらに向かってくる足音を聞いて我に返る。

「大変お待たせいたしました。本当に申し訳ありません。翼紗さまの前にお出しするようなものではないのですが、どうぞ」

淡いピンクのティーカップがテーブルに置かれる。

「ありがと」

叶が座るのを確認して、翼紗は紅茶に口をつける。

「……うん、おいしいわ」

よく味わってから翼紗は叶に微笑みかけた。

「そんな、滅相もございません。わたくしにはもったいないお言葉ですわ。……そういえば、翼紗さまはストレートでお召し上がりになるのですね」

顔の前で両手をブンブンと振っていた叶だったが、カップに目を向けた。

「ん?まあね。叶……は甘くするのが好きなの?」

まだ自然に呼び捨てにするのは難しかったりする翼紗である。

「甘くしたいというわけではないのですが、ミルクを入れたことにより、ほのかな甘さの加わったミルクティーは絶品なのです」

自分のカップに手を添えながら叶は言った。

「へえ。紅茶の楽しみ方って人それぞれなのね。私も今度やってみようかな。……あれ?今って何時?」

時計を探してキョロキョロする翼紗を見て、叶は足元に置いてあった鞄から携帯を取り出す。

「申し訳ございません。この部屋には時計を置いていないものですから……。現在の時刻は20時10分です」

そう言って微笑む。

「長居してごめんなさい、夜なのをすっかり忘れてたわ。私、帰るわね。今度ゆっくり話しましょう」

席を立ち、鞄を手に取る翼紗。

叶も立ち上がり、玄関に向かう。

「本日は本当にありがとうございました。またいらしてくださいね」

「こちらこそありがとう。今日は楽しかったわ。じゃあ、また明日ね。おやすみなさい!」

手を振って走っていく翼紗を確認して、叶はそっと扉を閉めた。

 




はい、お疲れ様でした!
今回はいつもより少しだけ長い文章だったかと思います。
叶はふんわりとした雰囲気の部屋に住んでそうだなーと思ったので書いてみました。
実は叶の元ネタは『白井黒子』です。
…え?全然似てない?
そりゃそうですよー。さすがにあの特徴的なキャラだと誰が主人公か分からなくなりそうだったし、原作に近くなりすぎちゃうので。
それに、あんなスゴイ人が学園都市に2人もいるのか?と思うと、ちょっと書けませんでした汗
あ、でも『お嬢様』っていうのはそのまま使っています。
ちなみに口調を参考にしたのは『湾内絹保』さんです。


…さて次回!
次回は一旦本編から離れます。(多分)
お楽しみに!
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