ぶっちゃけスキル説明が一番時間かかった。
アカネ
Lv:9
HP:62/96
MP:26/41
打撃:―
貫通:―
斬撃:―
火炎:―
氷結:―
電撃:―
衝撃:―
破魔:―
呪殺:―
力:104(324)
魔:31(151)
技:83(203)
速:95(215)
運:107(327)
称号:落とされし者
サバイバー
スナイパー
魔を狩る者
ボーンブレイカー
トリガーハッピー
帰還兵
勝者(勝利数:2)
刈り取る者(奪命数:1)
スキル: 銃技:Ⅳ
護身:Ⅲ
外道:Ⅲ
索敵:Ⅱ
危機察知:Ⅲ
魔力操作:Ⅳ
MP攻撃加算:―
翻訳:―
汎用:―
――――――――――――――――――――
善
Lv:8
HP:151/151
MP:49/49
打撃:耐性
貫通:耐性
斬撃:耐性
火炎:―
氷結:―
電撃:―
衝撃:―
破魔:―
呪殺:―
力:210(310)
魔:21
技:130
速:194
運:56(156)
称号:落とされし者
守護者
スナイパー
運命を越えて
帰還兵
スキル: 魔弓:Ⅵ
護身:Ⅱ
魔法付与:Ⅲ
危機察知:Ⅲ
索敵:Ⅳ
隠密:Ⅲ
未来視:Ⅰ
翻訳:―
汎用:―
――――――――――――――――――――
玲
Lv:5
HP:139/49(90)
MP:80/80
打撃:(耐性)
貫通:―
斬撃:―
火炎:(弱点)
氷結:―
電撃:―
衝撃:―
破魔:―
呪殺:―
力:41(341)
魔:80(180)
技:34(334)
速:21(321)
運:79(179)
称号:落とされし者
暴食者
食いしん坊万歳
ルナの主
運命を越えて
帰還兵
スキル: 騎獣:Ⅲ
使役:Ⅲ
治療:Ⅱ
支援:Ⅱ
過食:Ⅴ
吸血:Ⅰ
暴走:―
瞬間回復:―
翻訳:―
汎用:―
従魔:ルナ(鳥獣類)
HP:380/380
MP:41/41
力:300
魔:100
技:300
速:300
運:100
スキル: 魔獣
打撃耐性
火炎弱点
――――――――――――――――――――
以上、三人のステータスでした。
「ツッコミどころが満載じゃねーか」
紅音ちゃん、スキル欄の『外道』ってなに?人の道でも外してんのお前?
護身の後に表記されてるとどうしても過剰防衛って単語が浮かんでくるんだけど。
次に善くん。称号の『守護者』ってなにさ?それに運命を越えてって…ログインして三日でしょ?どんな冒険してきたの君、重いよなんか。
最後に…玲ちゃん…体力(HP)からすでに変だよ!なんで限界値超えてんの!?
称号もスキルも…お前食ってばっかやないか!
みんな等しくおかしいよ!
「あんたが一番じゃないすか…」
聞こえんな。
☆ ★ ☆
「ナツル様、アカネ様、善様、玲様。ギルドカードができましたので、お越しください」
丁度いいタイミングでカウンターから声がかかる。
メンバー全員(+1)を促して再び受け付けへと足を運ぶ…とすぐに行く手を俺たちと同じ格好した奴ら二・三人に塞がれる。
構うのも面倒なので、即座に(軽く)威圧をかけたら顔を青くして引き下がった。なにがしたかったんだお前ら。
「はい、こちらが皆様4人のギルドカードとなります。お確かめください」
そう言われて差し出されたカードは、トランプほどの大きさをした金属製の物だった。
材質は…銅か?異世界だから未知の金属かもしれないけど。
「記載内容に間違いがなければ、ギルドについての説明をさせていただきますがよろしいですか?」
「ああ」
「はい!」「異論はない」
「俺は前に聞いて「お願いします」」
あ、袋がいじけた。
まあどうでもいいか。
どうでもいいで思ったんだがこの受け付け嬢、こんなに同じ格好(サムライ制服姿)した連中がいて変に思わないんだろうか。見たとこギルド内の八割はお揃いだぞ。
まあどうでもいいけど。
「まず、ギルドに登録された冒険者はFからAまでランク付けされる決まりとなっております。一応その上にSというランクもございますが、これは例外のようなものでAランクに見合わない高い能力を持っている場合に付けられます。
ただよほどのことでもない限り、それこそおとぎ話の勇者や魔王といった者でもなければ付けられない称号。それがSランクです」
「ほー」
すげーんだなーSランクって。正直全く興味ないけど。
…なんだろう。なんか、「戦闘能力(&危険度)を見ればすでにSランクがここにいる」的な視線をひしひしと感じる。
「次にランクについてですが、最下位のFランクの冒険者は街の外で行う討伐依頼を受けることができません。これは規則であり、駆け出しの冒険者を守るための措置ですので、ご了承ください」
なんと、じゃあ俺たちこの街から出られないのか。
「Eランク以上になると街の外でのモンスター討伐依頼も受けることができるようになります。依頼の受け方としては、あちらのボードに貼られている依頼用紙を受付に持ってきていただき、皆さまの現在のランク等を照らし合わせて不備がなければ、そのまま受領完了となります。依頼用紙に書かれている報酬金額は既に街に収める税金やギルド側の手数料といった諸経費を抜いた額を表示しておりますので、そのまま全額が依頼を受けた者の報酬です。また、中には日数に期限のある依頼もごさいまして、依頼が期日内に達成出来なかった場合には報酬の3割を違約金として冒険者ギルドに支払わなければいけませんので、ご注意ください」
手で差された方向に目を向けると、駅の案内掲示板くらいの大きさのコルクボードにA4サイズの紙が所狭しと貼り付けられていた。
要は現実でよくあるエクスプローラーなゲームと同じなんだな。もっとも向こうは受け付けに話しかければいいだけだし、面倒な手続きとかはいらないけど。
「尚、依頼については自分のランクの一段階上まで受けることは可能で下限はありません。例えばDランクの冒険者なら、受けられる依頼はC・D・E・Fとなります」
「ランクを上げる方法は?」
「ギルドカードをご覧ください。そちらにランクアップまでに必要なポイントが記載されております」
言われてに持ってるカードを見ると、『次のランクまで:100』と書かれてる項目を見つけた。
…多いのか少ないのかよく分からん。
「ポイントは依頼を達成させると自動的に振り込まれます。どの依頼でいくらポイントが貰えるか、それも依頼用紙に記載されておりますので、ご安心ください」
不安になることってなんだろう。
「皆さまはパーティを組まれていますか?」
「はい。四人パーティです」
「おぉーい!俺、俺も入れて!」
『プレイヤーからパーティ申請が届いています。許可しまs「Noで」パーティ申請が却下されました』
「食い気味に!?」
「パーティ登録をギルドで申請していただくと、その旨がギルドカードに明記されます。又メンバーの平均ランクがそのパーティのランクとなります。一人一人が個別に依頼を受けるのが基本ですが、中にはパーティでしか受けられない特殊な依頼もあります。申請をこの場でいたしますか?」
「あー…じゃ、お願いします」
「はい、かしこまりました。それでは、パーティとなる方々のギルドカードと、パーティ名をお願いします」
そう言われて、俺を含むメンバー全員がカードを受け付けに差し出す。
ちゃっかり袋もカウンターにカードを置いてきたので、素早く手で払って机から放り出す。
「ちょっ、そこまでするっ!?」
慌てて飛んでったカードを拾いに走る袋。なんか言ってるけど無視。
んー、名前…名前か……適当でいっか。
「パーティ名はノーネームで」
「ノー…?いえ、かしこまりました」
「いいのそれで!?いやピッタリだけど!」
この場合ジンくんは誰になるんだろう。ルナかな。(リーダーだし)
「他になにか注意しといた方がいいことってあります?」
「あ、はい。冒険者登録は無料ですが、ギルドカードを紛失し、再発行する場合は手数料として50000エンをいただきます」
高っ。再発行高っ。ギルドカードは無くさんようにせんとな。
「それと、モンスターから取れる素材はギルド内の買取り窓口で売却することができます。勿論皆さまの判断で得意先等に販売しても問題はありませんが、その際に何らかのトラブルがあっても冒険者ギルドは関知いたしません。あらかじめご了承ください」
街に来たばっかで得意先もクソもないんだけどな。
「最後に、依頼やその他の関係で冒険者同士が何らかの揉め事を起こしたとしても冒険者ギルドは一切関知いたしません。ご自分で解決してください。 ただしあまりにも大きな騒動を起こしますと、罰則を与えるなどの名目でギルドが介入することもあります。ちゃんと言いましたからね?あとで聞いてないとか言っても駄目ですからね?」
「念押しするってことは誤魔化す奴がいたんですね」
「そう言う人が数回に一度は必ずいますから…」
バカだろそいつら。
ちなみに罰則の主な内容は、軽いやつで数度の無償奉仕。少し重くなってランクダウン。それ以上になるとギルドカード剥奪の上、登録自体ができなくなるらしい。オプションで賞金も付くとか。
どうせそいつら、『これはゲームだから〜』とか調子乗って好き勝手やったんだろ。仮想
…低脳共に突っ掛かられても返り討ちにすることは容易い。それは紅音や善も同じだろう。(袋はビミョー)
しかし玲ちゃんはそうもいかない。撃退どころか逃げるのも難しいだろう。
一応ルナっていう対抗手段があるにはあるが、街中で問題起こしたら彼女の責任になるので少々使いづらい。それにデカいから四六時中張り付かせとくわけにもいかない。
しょうがない…今のところはなるべく俺か善と一緒に行動してもらうようにしてもらって、そのうちなんかいい案考えよう。
「…ってオイ。なんで玲ちゃんフリーズしてんの?」
注意しようと振り返ってみると、件の少女がアメリカンドッグとアイスを両手に一つづつ持ったまま虚ろな表情で虚空を見つめていた。
なにこれ。もしかしてもうバッテリー(食料)切れ?燃費悪すぎだろ。またギョライのくだりやんの?
「玲には少し難しかったようだ。心配しなくてもじきに元に戻るだろう」
「説明始まって十分も経ってないんですけど」
この子学校の授業についていけてるの?いや、俺が言えたことじゃないんだけどさ。
はるかさん(真夜中グレムリンVar)みたいな顔して微動だにしない玲ちゃんを前に、思わず頭を抱える。
ダメだこいつ…早くなんとかしないと。
これから先人数が増えるたびにこんな問題点が出てくるんだろうか。人手不足が問題だから仲間を増やすのに、それで厄介事が浮上するとはこれいかに。
パーティって大変だな。サブでこれなんだからリーダーとか絶対やりたくねえ。
■ノーネーム
問題児たちが異世界から来るそうですよ?
袋くんは誰ポジションなんだろうか。
■はるかさん
プチます。夜にご飯を与えると凶暴化する。
玲ちゃんは水をかけても増えません。
〜スキル〜
銃技
・銃器を要いたスキル。
護身
・遠距離攻撃武器(銃や弓等)を使用する職業《ジョブ》の持ち主が、道具を使わずに敵を攻撃することで覚えるスキル。近接戦闘を行う際に攻撃力に+補正が入る。
外道
・武器を本来と違う使い方をすることで覚えるスキル。進化すると…?
索敵
・集中することで周囲の状況をある程度把握できるようになる。ただし結構曖昧。
危機察知
・危険を察知しやすくなる。ただしたまに外れる。
魔弓
・職業《ジョブ》:弓士専用スキル『弓術』が特殊変化を起こし発生した上位のレアスキル。撃ち出す矢に属性魔法が付く。
魔法付与
・無機物に属性魔力を付けることができる。ただし付与するだけ。
※例えば普通の鉄の剣に、火属性の魔力を付与しても炎が出るわけではない。魔剣などを作るためには他に工作や鍛冶スキルが必要。
隠密
・存在感を薄くして周りに気付かれ難くすることができる。ただし気を抜くとすぐに解ける。
騎獣
・文字通り、獣に乗るスキル。騎乗時ステータスアップ。
使役
・テイムしたモンスターに行動を起こさせるスキル。意思の疎通がしやすい。
治療
・怪我・状態異常を治す魔法を覚えるスキル。効果・威力はレベルによる。
支援
・対象(自分含む)を弱体・強化させる魔法を覚えるスキル。効果・威力はレベルによる。
過食
・食料を許容量を超えて摂取することができる。食べた分は体力(HP)にプラスされるが、時間経過でその分は徐々に失われる。
吸血
・他プレイヤーの体力を吸収するスキル。吸った分は自分の体力にプラスされる。このスキルで得た分は失われることはない。
暴走
・『過食』スキルとセットで覚えるスキル。過食で得た分が失われると、我を忘れて周りにあるものに襲いかかる。
魔獣
・モンスター専用スキル。それぞれの特性に合わせた技を覚える。
打撃耐性
・打撃に耐性が付く、モンスター固有のスキル。テイムされていると主人にも耐性が付く。
火炎弱点
・火炎属性に弱くなる、モンスター固有のスキル。テイムされていると主人も弱くなる。
〜称号〜
・暴食者…
見境なく、食欲のままに行動した証。お客さん、それは食べられませんよ。
・食いしん坊万歳…
一定時間、一定量食べ続けた場合に付く称号。スキル・"過食""暴走"を覚える。
・○○の主…
あるもの(モンスター等)の主人になった証。スキル・"使役"を覚える。
・運命を越えて…
???
・守護者…
他者を守り、代わりに戦う者。物理攻撃に耐性が付く。
・職業《ジョブ》:
弓・ボウガンでの戦闘を得意とする遠距離攻撃界の古参。弓術スキルを覚える。
・職業《ジョブ》:
モンスターと心を通わせ、共に歩み戦うことで発生するユニークジョブ。配下モンスターのスキルを一部使用可能。
※前話のスキル説明を変更しました。