先生と私だけ   作:歩実

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先生と私だけ

私は何処にでもいる普通の、月森学園の生徒だ。

 

毎日毎日くっそつまんない教師の授業受けて、それから夜は遅くまでゲームして常時寝不足。

 

そんな感じの、普通な女子生徒。

 

けど、私は一つだけ、少し普通とはいえないことがある。それは、私が月森学園の理事長、月森明正の一人娘だということ。

 

名前は月森美加。

 

その御蔭で、友達作るのにも一苦労。だって理事長の娘ってだけでなんか避けられるし、しかも「あなたお嬢様なんでしょ?だったらゲーセンなんか行かないでしょう?無理について来なくっていいわよ」とまで言われたことがある。

 

私自身この学園から抜けだして、別の学校に通いたい!と理事長、つまり私の父に言ってみたけど、駄目だって何回も連呼されたし。なんかお父さん泣きそうだったし。

 

・・・というわけで月森学園から逃げることもできないで高校生活に突入しました。

 

あんまりだよ私の人生。

 

昔から遠足なんかあってもいつも一人でお弁当食べてたし、思い返せばまともに友達なんかいたことなかった。

いくら私が理事長の娘だからって、さすがに私の事避けすぎじゃないかな・・・

 

月森学園の高等部は、中等部よりも環境が良くて、エアコンも暖房もついてるし、更には部屋が幾つもあって、入浴だとか、図書室で漫画読んだりとか、本当に設備が整ってる。

 

・・・お金大丈夫なのかな・・・?

 

まあ、そんな感じで私の高校生活はスタートするんです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

自己紹介ぷりーず!

 

 

 

 

 

 

月森学園は高等部からとか外部からくる人は極端に少ない。

 

だから高等部になってもおんなじ顔ぶれだし、正直つまらない。

 

今は、高等部になってからのはじめての授業で、数学の先生がいま自己紹介してる。

 

「僕の名前は紫雨 恭弥。君たちの数学を教えていくよ。」

 

・・・自己紹介短っ。もっと趣味とかしゃべらないのかな。

 

「せんせー、趣味はなんですかー?」

 

お、私が思ってたことを質問してくれた生徒がいた。

 

「あいにく僕は他人にプライベートを明かすような真似はしないよ。」

 

「・・・・」

 

わあ。質問した生徒、立ったままポカーンとしてる。面白いな。

 

にしてもまた変な先生が来たな。なんか閉鎖的?な感じ。

生徒のことおもいっきり他人って言っちゃってるし。先生らしくない先生だね。

 

「さて、もう授業を始めるよ。教科書開いて。」

 

・・・これからの私の生活、友達いなくてもなんか面白くなりそう。

 

先生の観察をしてみよう。

 

 

 

?月¥日

 

今日は数学の紫雨先生が教室に入ってきていきなり、居眠りしてた男子に殺気向けてた。

その男子ってば跳ね起きて、こっちに殺気向けて睨んでる紫雨先生に顔を青くしてた。

 

 

!月;日

 

紫雨先生の授業はわかりやすいけど、殺気が怖い。だって、紫雨先生はだれとも仲良くしなくって、常に敵対的。

他の先生達も触らぬ神にたたりなしって感じで、あんまり近づこうともしない。

ちなみに今日は先生が出した問題がわからなかった生徒を放課後呼び出してた。

いろんな憶測が飛び交ってる。

 

 

 

 

 

・・・いろいろ観察してみた結果。

 

紫雨先生はどうやら、人と協力とか仲良くすることをひどく嫌っていて、厳しい。

 

質問に答えられなかった生徒にはプリント身長半分まで在るくらいの量を課題に出してた。

 

 

やっぱり、紫雨先生には要注意しなければ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

<キャラクター>

 

月森 美加(15)

 

ぼっちの高校生。理事長の娘という以外平凡の中の平凡を行く少女。

ちょっとオチビ。低身長。だけど所謂美少女に属する人間である。

 

 

紫雨 恭弥 (27)

 

月森学園最年少の教師。超一流の大学を出ている。美青年、高身長。

 

 

 






恋愛ジャンルには意識して初めて書きました。
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