そろそろヤバイってイヤホント(土下座)
神界の中心。数多の神々を従える存在がいる場所、そこから二つの声が聞こえてくる。
「ふむ…やはりこうなるのか…。やはり終わりは得てしてこの様な物か。」
「□□様?」
「シヴァよ。心して聞け。」
「…はっ」
一人は尊大にかつ絶対的なカリスマを感じる声色でもう一人はそれに付き従う従者のようで。
「これより我は禁忌を犯す。」
「…そっそれは!?お止めください!今一度お考え直しを!!」
「神が自らの力で新たなヒトを創る等始まりの王たる□□□□の定めた盟約に反します!どうか…どうかお考え直しを…。」
「二度は言わぬ。」
従者の言葉をピシャリと否定する。
「これより世界に混沌が訪れる。」
「そっ…それはつまり…新たに玉座に座る者が現れたと…言う事ですか?」
「あぁ…今は我がそれを押さえてはいるが後1000年…此れが限界。見よこの腕を」
そう言いながら服の裾を捲る。そこには黒々しく光輝いている腕があった。
「そっ…それは…。」
「見れば分かるだろう。此れが新たに現れた者の理、奴の心だ」
「恐ろしい…まるで他の者を認めない…いや自分以外の全ての否定。この様な者が玉座を握れば…世界は…。」
従者の様な男が震えた声を出しながら言葉を続けようとするがそれを塞ぐように男が言葉を続ける。
「故にこれから行う事は他言無用である。そして…シヴァよお前に頼みがある。」
「…はっ仰せのままに。」
そう会話を終わらすと□□の手が光り、その光は小さな2人の赤子の様な姿で変化した。
「この赤子…一人をお前に託す。…そしてお前は下界に下りこの赤子を育てよ…そしてお前はこの世界と下界を繋げる塔を作り…そこに人々を繁栄させるのだ…それこそが人々の未来の為に…」
「はっ…必ずしや。」
シヴァは□□から与えられた子どもを抱きながら頭を垂れその場を後にする。
そうして己と赤子以外いなくなった場所で□□は言葉を発す。
「しかし…我がこの子を育てる訳にはならぬ…誰か他の…信頼できる者に託すしか。」
そう言いながら赤子を少し見る。これから己に起こりうる運命も何一つ知らない汚れなき眼。
「これからお前には戦う運命にある。我はお前の力となることは出来ぬ。…だがお前が一人前となるまで戦い続ける事は出来る。」
故にその間くらいは我に任せてくれ。何…案ずるな我はそんなに脆弱ではない。
「ここにお前に名を与えよう。奴の同位体にして我の造り出したヒトよ、お前の咒はヘスティア。人々に慈愛を持ち奴と対極の太極に至る我が子。」
そう言いながらヘスティアを籠に入れながら口笛を吹くと外から鳥が現れ籠を持ちながら男を見る。
「ゆけ…その子の親代わりとなる者…我が臣たるヘファイストスへ運ぶのだ。」
そう言うと紙に何かを書き籠の中に入れる。
すると鳥は一鳴きしながら飛んでいく。それを見送った後再び玉座に座り込む。
そうして座り込んだ後目を閉じ己の祈りを世界に流す…どうか、どうか
「どうか黄金の光に照され未来永劫平和な世界を…」
未来永劫平和な世界…其だけが我が望み。
…………。
「朝起きたら何か変な籠が……。」
朝起きたらベットの横に何故か籠があった。
しかも何か中から音が聞こえてくる。
「何か籠の中からモゾモゾ音がしてるんだけど……。」
えっ…と何か嫌な予感しかしないんですけど
そう思いながらも籠の中を見る。
「えっ……はあああああっ!?嘘でしょ子ども!どうしてこんな所に!?」
「ウァァァァン!!」
「ちょっ…ごめんごめん驚かせたわね…。」
思わず叫んでしまいさっきまで眠ってた子どもが泣き始める。それをあやしながら籠の中にあった手紙を確認する。
「誰よ…子どもを捨てた馬鹿者は…。ってか何で神界に人の子どもが?ってどれどれ…」
我が臣たるヘファイストスにその子を託す。
その子、咒をヘスティアと言う。その子こそ世界の希望、努々無益に扱う事を許さぬ。
これが我が最後の命である。
「は…?」
いやどういう事よ…それちょっと理解が出来ない。何であの方から…?いや…え?
「つまり…どういう事なの?」
私の手の中で泣いている子の声を聞きながら思わず呆然となる。
誰か…助けてくれ。
………。
「で私達にどうしたらいいのか分からないから助けてほしいから連絡をいれたと。」
「なんや可愛い子やなー、ほーれたかいたか~い!」
「キャッキャッ」
「あら…中々上手よロキ」
「やろー?」
「あぁ…どうしたら良いのか分からず…あの方にはそんな簡単に会えるようなお方ではないのにどうしたらって…ロキ、お前あやすの上手いな。」
私は今ロキとフレイヤに助けを求めて家に来てもらった。
「ほーれいないいなーいって…あら?なぁヘファイストス?この子何かグズってきとるぞ?」
「えっ?…どっ…どうしたらいいんだ?」
「んな事私が知るか…ほら泣くな泣くな…笑っとらんと助けんかフレイヤ」
思わずロキの方を見ると確かにあの子がグズり始めている。
私達がどうしたら良いのか分からず困っているとフレイヤが笑いながらあの子を抱えながら私に言葉を発する。
「ヘファイストス…この子は今日この子にミルクを与えたかしら?」
「いっいや…。」
「…早く用意しなさい!!」
「わっ分かった!」
その言葉に慌ててミルクを用意する。
「ちゃんと人肌同じくらいにするのよ!あと小さなスプーンもね!」
「わっ…分かった。」
言われた通りにして準備をする。
「大変そうやのう…そう言えばこの子の名前ってあるんか?」
「あぁ…名前ならあの紙に…確かヘスティアだったか?ってこれでいいかフレイヤ?」
「ん?…良くできてるわね。ほらヘスティアどうぞ飲みなさい」
そう言うとフレイヤはヘスティアに小さなスプーンを使いミルクを飲まし始める。
「おぉ…飲んどる。」
「あぁ…凄いな。」
思わず二人で感動してるとフレイヤの呆れた声が聞こえてくる。
「全く…ヘファイストスはこれからこれをしなきゃ駄目なんだからね?後でミッチリ教えてあげる」
「あぁ…すまない世話になる。」
「っていうかフレイヤはどうやって知ったんやそれ?神界じゃあ赤子なんていないんやし何処で知るんや?」
そうロキが聞くとフレイヤは薄く微笑ヘスティアを見ながら答える。
「そうね…下界を見守ってたら自然と知ったの。」
「ほーん…そんなもんかね?」
「そんなものよ。」
そう話を終わらすとフレイヤは私を見ながら言葉を続ける。
「…じゃあヘファイストスはお勉強の時間ね。…取り合えずは今必要な基礎的な所をミッチリと教えてあげるわ。」
「おっ…お手やらわかに頼む。」
「駄目。」
そんな事を話した後私はミッチリとフレイヤにミッチリとしごかれた。
…………。
「首をカバーするように両手を赤ちゃんの両脇に差し込んで縦向きに抱き、肩に赤ちゃんの頭を乗せるようにして片手でお尻のあたりを支え、もう片方の手で背中を優しく叩く」
「………ケポッ。」
「フレイヤはこんな感じって言ってたよな……?」
二人が帰った後も私はこの子の世話にひっきりなしで続き子育ての大変さを味わってた
「どうして私にこの子を…?」
正直今も理解が出来ない。何故私なのか、何か大切な理由があるのだろうか?…。
そんな事を考えながらヘスティアを抱いていると腕の中から寝息が聞こえてくる。
「やっと寝たか…。」
腕の中で眠っているこの子を見ながら一息つく。…疲れた
「だけど…可愛いな。」
眠っている顔を見ながらそんな事を思う。
今日の頑張りはこの顔を見れただけでも満足と思っておこう。
「明日も頑張らなきゃな…お休みヘスティア。」
私も何故かこんな事になったのか分からないけど取り合えず…頑張るからこれから宜しくねヘスティア?
……………取り合えずのオマケ
原作アイズ&ベートとこの作品の二人が会ったらあった場合
「私は強くなりたい…。ベートに追い付きたい。皆を守れるくらい強くなりたいの…。」
「うん。私も強くなりたい。」
「「一緒に頑張ろ?」」
「いや…お前ら何共鳴してんだよ。」
「アイズが二人だとっ…!?」
「お前は何に驚愕してんだ。というか俺に聞きたいんだけどよ。levelはどの程度だ?まぁ俺が弱者なわけねぇがな。」
「6に決まってんだろ。好きな女守れるくらい強くなきゃ意味ねぇからな。なぁ俺?」
「えっ」
「えっ」
「「えっ?」」
( ∴)〈お気に入りが50件超えてこれを書いている塵が喜んでたぞ(無関心)
皆様ありがとうございます(めり込み土下座)