A.やっべこれは万仙陣にかかっている可能性が…夢から醒めなきゃ(使命感)
皆様本当にありがとうございます。これからもこのような駄文で申し訳ありませんが精一杯頑張らせて戴く所存です。
あっ後何時もより少ないです。
えっ?何時も少ないって?…仰る通りで。
「……ここは?」
僕が目を覚ますとそこは見たことのない部屋で壁には沢山の武器が立て掛けられている部屋だった。
「僕は…確かあの時ヘファイストスに連れられて……確か下界に行くって…それでどうだったんだっけ?」
記憶が覚束無い所々の記憶がスッポリと無くなってる、そんな感じだ。
「うーん…分からない……まぁいいか忘れるって事はあんまり意味の無い事なんだろうし。」
そう結論づけて部屋にある武器を眺める。
辺り一面に飾られている武器はどれも見たことの無い形ばっかりで僕の心を躍らせる。
なんかバネみたいな形をした剣や大きな黒色の筒、なんか錘と鎌が合体したものがあり、それらは僕の時間を忘れさせた。
「…凄い。」
格好いい形の武器に変な形の武器、それらを見ていると一つその場所に合ってない武器を見つける。
「……何これ?」
赤く、先が少し小さくて大きな剣。其を見た瞬間、僕はこれに既視感を感じた。見たことのない武器の筈なのに何処かで見たことのある様な……。
「触ってみようかな……。」
触ろうと考えたらふとヘファイストスが言っていた言葉を思い出す。
「いい?ヘスティア。武器には魂が宿るの」
「魂?」
「そう、魂。私みたいな職人は武器一つ一つに自らの魂を込めて作るの。」
「例えば…これ何か分かる?」
そう言ってヘファイストスは僕に黒色のナイフを見せる。
「ただのナイフ…かな?」
「そう、ただのナイフ。本当になんの事のないナイフ。」
「こんなナイフ一つ一つに私の様な職人は自らの魂を込めながら打つのよ。」
「ふーん…込めたらどうなるの?」
そう僕が聞くとヘファイストスは苦笑しながら返事をする。
「どうにもならない。」
「えっ?」
「不思議な力なんてつかないわ…いくら私でもね。」
「じゃあなんの為に魂を込めるの?」
「そうね……強いて言うならば…使う人に対してかしらね。この武器を使うんなら必ず生きて帰ってきなさいってね。」
「魂を込めたら生きて帰ってくるの?」
そう聞くと何かを噛み締めながらヘファイストスは返事をする
「……分からない。帰ってくる時もあるし帰ってこない時もある。」
「じゃあ魂を込めたって何も意味はない?」
「あるわ。絶対に。」
そう言うとヘファイストスはナイフを強く握りしめ言葉を続ける。
「私が魂をかけれるのはここだけだから。言葉では全て伝える事は出来ない。だけど何かを通してなら私の気持ちを全て伝えれる。」
「だから…あげる。私の気持ち…貴女に対して伝えたい事全てを込めたこれを。」
そう言いながら僕に包装された箱を渡してくる。
「これは?」
「開けてみて。」
言われた通りに開けてみるとそこには一つのブローチがあった。
「それには私の気持ちが全部詰まってる。お守り替わりでもいいから貴女につけていて欲しいの。」
「ヘファイストスの気持ち……。」
思わずブローチを見つめる。まるでセージの花の様な形をしている。
「ヘスティア…忘れないでいつかひとりぼっちになったとしても貴女は一人じゃない。」
「どんな時も必ず私が見守ってるから。」
そう微笑みながら言うヘファイストスの顔はなんだか何時もより赤くなっている様に見えて
「うっ…うん。…大切にするね。」
なんだか僕の顔まで赤くなってくるように感じた。
「……ヘファイストス。」
思わず首にかけていたブローチを探す。
「良かった……あった。」
ブローチを握りしめながらその赤い剣を見る。
「これも…誰かが魂を込めて作ったのかな?」
赤い剣に少し触れてヘファイストスの言葉を繰り返す。
「どんな時も私が見守ってるから…か。」
「貴方の持ち主も貴方を作った人からそんな事を思われていたのかな?」
だったら…いいな。
それから暫く探索していると急に扉が開く。
「ヘスティアー?……起きてたの?」
ヘファイストスが部屋に入ってきて僕を見つめる。
「…どうしたの?」
「ブローチ、ちゃんとつけてるわね。」
「うん…。」
「どうしたの?もしかして…何処か壊れたかしら?」
「いっいや…そうじゃないんだ。…ただ」
「…どうしたのよ?神妙な顔をして。」
ヘファイストスは不思議そうな顔をして僕を見つめる。
あぁッ!!もうなんで言えないんだ僕はッ!!!覚悟を決めろッ!!!。
「あのねっ!!僕も……僕も……」
「私もよ。」
そう言うと僕の頭を撫でながら言葉を続ける。
「言わなくたって貴女の気持ちは全部伝わっているから。…大丈夫。」
「貴女の事を何時も見守っているわ。…例え私がいなくなっても…必ず、何時までも。」
「うっ…うん!!」
思わずヘファイストスに抱きついてしまう。
「ちょ……もう…この子は。」
僕を抱き寄せてくれながら僕の頭を撫でてくる。
「僕も…絶対に忘れないから!!何時までも、必ず!!絶対に!!」
「そう…ありがと。」
暫くヘファイストスの体温味わいながら一緒にいた。今日の事を忘れない様に体に刻み付ける様に。
「所であそこにあるあの剣ってなんなの?」
「うーん……戦友に渡した物のスペアかしらね。」
「戦友?」
「そう共に戦った仲間の事よ。」
「そうなんだ。……ねぇ?」
「どうしたの?」
「この剣使ってた人ってどんな人?」
「そーねぇ……一人は正しく我こそが英雄たらんって奴で。」
「もう一人は?」
「うーん……世界を滅ぼそうとした前科持ちのお調子者?」
「……凄いね。」
「………ゴメンロキ…言葉にしたら弁護の必要無しの糞外道になったわ。」
「……クシュンッ!!!…誰か噂しとるなこれは…まぁこのロキ様の噂をしとるんや、間違いなく良い噂やな!!」
「どうでもいいんで仕事してください。何時も酒飲んでばっかでしょうが。」
「グッ…グワー!!」
現在までの私の個人ランキングにおいてオチに使いやすいキャラ
No.1、ロキダイン
No.2オーリ叔父さん
No.3無し
うーん…この