しかし……やっぱり出来がひどい……
時間がないから書く時間も少ないし……
その上短いという……
良い所全くないなぁ……
どうか暖かい目で見てください。
「それでその子さ!俺の姿が見えなくなるまで見送っててくれたんだよ!
マジで可愛い子が俺の姿が見えなくなるまでだぜ!?
もしかしてあの子俺に一目惚れしたのかな!?」
聞いてもいないことをハイテンションで報告する兄弟。
今は昼休み。午前の授業が全て終わったと同時に俺達は朝食をとる為に屋上に来た。
そこで兄弟は聞いてもいないのに昨日のことを語り始めたということだ。
「寝言は寝てから言え」
「イッセー、それは本当に現実だったの?」
「夢だった確率の方が高いわね」
「お前等酷いよ……」
俺達三人の心無い冷たい言葉に涙目になりorz状態になる兄弟。
若干涙目のような気がするけど気のせいだろう。
「あ、そう言えばさ」
復活速いな。
「そのシスターなんだけどさ。
男の子治す時に
―――
特定の人間に与えられる規格外の力。
歴史上に名を残している人物の多くがこれを身に宿していた。
大半は人間社会規模でしか機能しないものばかりだが中には例外もある。
「多分、
あれはどんな傷でも治すことのできる
「ボクもそうだと思うな。でも、あれって中々レアじゃなかったっけ?」
俺の方を向いてそう言う美紀。
俺は弁当を食べながら答える。
「ああ、
―――
現時点で13種が確認されていて、持ち主が所持しているか「生きている」限り、同じ能力を持つ物は存在しないと言う唯一無二の
「どんな怪我でも治せる
「あぁ、便利だろうな。教会関係者にとっては」
「は?」
俺の言葉を聞いてきょとんとした顔になる兄弟。
「良いか?
「それじゃ……」
「そのシスターも随分良い様に利用されただろうな。道具として」
「あの子は道具じゃないだろ!」
俺の言葉を聞いた瞬間に勢いよく立ち上がる兄弟。
その時、弁当箱が転げ落ちるが兄弟は気にせず俺に言う。
「あの子は人間だ!それを―――」
「そんなこと分かってる」
俺がそう言うと兄弟はハッと我に返ったのか俺に謝罪した。
「わ、悪い……お前に言っても仕方のないことだっていうのに」
「良いって、お前はそう言う奴だからな」
そう、兄弟はそう言う奴だ。
理不尽なことに対して激怒する真直ぐな性格。
他人を思いやれる心。
それらこそ、『兵藤一誠』を構成するものだ。
それが無ければ兵藤一誠ではない。
「で、俺の話しを聞いてお前はどうしたいと思った?」
答えなんて分かりきっている。
だけど、敢えて聞く。
「そんなの決まってる!」
あぁ、決まってるよな?
「あの子は多分、今も苦しんでる筈だ!」
なら、どうする?お前は黙って見てるのか?
「俺は黙って見てるなんてことはしない!」
そうだよな、お前はそんなことできるような奴じゃない。
「俺はあの子を助けたい!人間としての生を全うさせてあげたい!」
ふっ、そう言うと思ってたよ……
「やっぱり、変わらないんだな……分かった。それじゃ、放課後に行こうぜ」
「どこへ?」
兄弟がそう尋ねてくる。
俺はニヤリと笑いながら答えた。
「シスターを助ける為の一歩を踏み出せる場所へさ」