…………第14幕…………
「月下為君かすが覚醒」
ある日の森の中
佐助はかすがに呼び出されいつも忍連合が集まる森に来ていた
佐助『どうしたの?かすがちゃん?』
かすが『実はな…前からお前に言いたい事があってな……』
佐助『えぇ~!何々?もしかして告白っていうの?』
かすがは佐助の言葉にドキッとしてしまうが
顔を赤くしながら数回頷く
かすが『あ…あぁ…』
佐助『え…マジで…?いや…俺様こーゆーの初めてだからな…』
二人は思わず顔を赤くしてしまう
かすが『お前は…いつも私を助けてくれたな……』
佐助『いやいや!他の皆も助けてるぜ?俺様』
かすが『トドメはこないだの言葉だ……そのせいでお前が頭から離れんでは無いか!』
佐助『えぇ~!それ俺様に言う?』
かすが『だ…だから…責任を取れ!』
佐助『責任って……』
かすが『私と……め、夫婦になれ!』
佐助『ちょ!はぁ…あのねかすがちゃん?……そう言うのは男から言うもんだよ?』
かすが『それはどういう……』
佐助『……かすがちゃん…俺様と…夫婦になってくれないか?』
かすが『…喜んで』
二人は再び顔を赤くしてしまう
すると佐助がある物を取り出す
佐助『そういやかすがちゃん、前に徳川の旦那が俺にこんなもんくれたんだけど……』
佐助が取り出した物は
黒いめつけであった
かすが『これ……』
するとめつけが無幻と同じ蛇の頭の形をとる
牙龍『我が名は龍刀・牙龍(りゅうとう・がりゅう)我と契約せぬか?』
かすが『契約……?』
佐助『俺がしたみたいにさ?』
かすがが悩んでいると
再び光秀がやって来た
光秀『おや?お久しぶりですね…猿飛さん』
佐助『やれやれ…ちょいと手荒な祝言だな明智の旦那!…かすが…俺様ちょっと闘ってくるから…ちょっと待ってて』
光秀『私は待ちませんよ!』
光秀がいきなり攻撃を仕掛ける
佐助『おっと!この間みたいにはならねぇよ!』
光秀『ふふふふふ!いいですねぇ!』
光秀は再び佐助に斬りかかる
佐助『明智の旦那!なんで織田の魔王につくんだよ!?』
光秀『簡単です…あの方を私の手でお守りしたいのです』
二人は間合いをとる
佐助『あんた……おかしい奴だな!』
光秀『こう見えて私は織田軍の中でも一番まともなんですよ!』
光秀は鎌を振り下ろすと
真空の斬撃が佐助に襲い掛かる
佐助『っ…!なら俺様の必殺忍術!甲賀流抜刀術!真空懺斬り!(しんくうざんぎり)』
光秀『斬海!(ざんかい)』
無数の斬撃が二人に降り掛かる
しかし佐助の腕に切り傷が出来てしまう
佐助『ッて!』
かすが『佐助!』
光秀『トドメです!』
光秀が鎌の先端を佐助の首に突き刺そうとしたその時
光秀の目の前に変わった刀を持ったかすがが立っていた
光秀『!!』
かすがの刀の刀身には
黒い龍の顔と体が彫られていた
かすがは牙龍と契約したのだ
光秀『……少し歩が悪いですね…一旦退きましょう』
そのまま光秀は何処かに消えてしまう
かすが『佐助!大丈夫か?』
佐助『あぁ…大丈夫だ……』
かすが『これを飲め、痛み止だ』
かすがは腰に着けていた竹筒の中ね水を飲ませる
佐助『ありがとう、かすがちゃん……』
かすが『?どうした?』
佐助『いや…役得だなと思って』
佐助の目線はかすがの下半身に集中していた
かすが『……き、きゃぁぁぁ!』
かすがは思わず佐助に平手打ちをしてしまう
佐助『へぶ!とりあえずこれ……下に着な』
佐助はかすがに自身の身に付けていたポンチョを渡す
かすが『あぁ…』
佐助『さぁて幸村の旦那に報告でもするか!』
佐助とかすがはそのまま
躑躅ヶ崎館に戻った