…………第22幕…………
「水と獣と独眼竜と若虎」
一方で
海と虎はと言うと
儂姫の放つ超連射銃の攻撃を巨大鉄扇で防いでいた
虎『ちょっと!全く隙が無いじゃん!』
海『超連射銃って反則でしょ』
しばらくして超連射銃の攻撃が止む
儂姫『さぁて!消し炭にしてあげるわ!』
お市『さっきは遊び…』
海『……なめられたものね……』
虎『さぁて!反撃反撃ぃ!』
虎と海は反撃を開始する
しかし儂姫の腰から小銃が飛び出し
虎と海に打ち始める
だが虎の巨大鉄扇が
それを弾く
虎&海『おりゃおりゃおりゃおりゃおりゃおりゃおりゃおりゃぁ!』
海と虎は斬撃をむちゃくちゃに繰り出すが
全てかわされる
お市『貴女達…兄様の敵…これも市のせい……』
儂姫『……!…そうよ?あれも貴女のせいよ?』
すると儂姫は近くにいた足軽を呼び出し
小銃で撃ち抜き
殺した
その遺体を
市の前に横たわらせる
すると市の様子がおかしくなり突然笑い始めた
お市『ふふふ…あははははは!……是非も無し…!』
虎『ッ!戦極疾走…!』
お市は戦極疾走を発動させいつの間にか
虎と海の目の前にまで来ていた
虎は本能的に察知し鉄扇で防いだ
海『…!いつの間に!』
虎『大丈夫?海ちゃん』
海『うん!戦極疾走……さすがは第5天魔王…!』
儂姫『これが愛の力よ!?』
お市『天魔連撃!(てんまれんげき)』
お市は連続して
突きを放つ
が
お市の攻撃を交わし
虎がお市に攻撃を仕掛ける
儂姫『好きな人もいないあなた達に私達は倒せないわ!』
その言葉を聞いた海は
脳裏に幻太郎の顔と佐助のあの言葉が浮かぶ
海『わ…私だって好きな人ぐらいいるわよ!』
と海が叫んだ直後
ドドドドド
と何かがこちらに向かってくる
幸村『うぅぅぅみぃぃぃぁぁぁあああ!』
その音の正体は幸村であった
海『兄上!?』
幸村『海!お主今なんと言った!?』
海『あ、兄上には関係ありませぬ!って兄上はなぜここに居られるのですか!』
すると政宗がその場に現れる
政宗『HEY!真田幸村!てめぇ何自分の持ち場離れてんだよ!』
幸村『し…しかし……』
政宗『しかしもへったくれもねぇ!』
政宗と幸村が口喧嘩をしていると
足軽達に囲まれていた
幸村『む!海!お虎殿!出来るだけ高く跳べ!』
海と虎が高くジャンプすると幸村の背に政宗がくっつく
政宗『アーユーレディ?』
幸村『あぁ!』
幸&政『うぉぉぉぉおおお!蒼紅決戦婆裟羅ぁ!』
幸村の必殺技
真田火炎駒(さなだかえんごま)と政宗の必殺技
六爪龍閃(ドラゴンフライ)
が合体した技である
そして海と虎が地上に見事な着地をみせるも
幸村と政宗の技に圧倒されていた
海『あ…兄上…いつの間に…』
幸村『政宗殿とはよき友でありよき敵でもある!それゆえの技だ』
政宗『話してるとこ悪ぃんだけどよまた敵さんのお出ましだぜ?アーユーレディ?』
幸村『言うまでもござらぬ!』
政宗『OK!真田の妹!今川!ここは俺達に任せろ!』
海&虎『はい!』
海と虎は儂姫とお市の元に向かう
政宗と幸村は背中を合わせ互いの名を叫ぶ
政宗『真田幸村ぁ!』
幸村『伊達政宗ぇ!』
政宗『死ぬんじゃねぇぞ!』
幸村『無論!』
政&幸『うぉぉぉぉおおお!』
そして幸村と政宗は足軽の大群に突撃する
一方
海と虎は儂姫とお市の元にたどり着いていた
しかし
海『なっ…!』
虎『これは反則でしょ…』
海と虎の目の前には
巨大な人形のカラクリが立っていた
儂姫とお市はそのカラクリの肩に乗っていた
カラクリはそのまま
超連射銃を打ち始める
しかし超連射銃の
射撃範囲は小さく
少し離れればかわせる程度だった
虎『まだまだぁ!』
虎が余裕の顔を見せたその瞬間
棍棒らしき物が虎の体にヒットする
虎『がっ!…』
海『!虎ちゃん!』
海にも同じ攻撃がヒットしてしまう
海『ッ!』
儂姫『うふふ…いつ見ても飽きないわね…余裕の顔が絶望に変わるのは』
お市『……是非も無し』
再びカラクリが
海と虎を襲い始める
超連射銃と棍棒の連続攻撃に防戦一方になってしまう
その時
海と虎に話し掛ける声が聞こえた
蛇と撫子である
蛇『……ボロクソじゃねぇか…あぁ?』
撫子『大丈夫?』
海と虎の意識が遠のく
遠のいた意識に
二人の人物が姿を現す
海『あなた達は!?』
虎『まさか織田の!?』
撫子『私は撫子…でこっちが蛇』
蛇『さぁて……てめぇらに問う……好きな奴を守れる力が欲しいか?』
海&虎『欲しい!』
蛇の問いに海と虎は即答する
蛇『……わかった…撫子』
撫子『じゃあ私達と本当の契約を結びましょう!そうすれば永遠の命と絶対的な水の力を得ることが出来る!』
海『でも…どうすれば……?』
撫子『さぁ!』
蛇『叫べ!』
撫子『私の!』
蛇『俺の!』
蛇&撫子『名を!』
海と虎は刀の名を叫ぶ
海『水神撫子!(すいじんなでしこ)』
虎『獣王蛇!(じゅうおうくちなわ)』
海のまわりには水たまりが出来ており
虎の背には気迫で出来た巨大な白蛇がとぐろを巻いていた
虎『九蛇戦乱!(くじゃせんらん)』
虎は刀を脇に構え
高くジャンプし、カラクリの頭部を破壊する
儂姫『そんな!』
お市『カラクリが…』
カラクリが破壊され
戸惑う儂姫とお市
その一瞬を逃がさず
海と虎はいつの間にか
二人の間合いに入っていた
しかしお市の黒い手が
お市と儂姫を守る
儂姫『無駄な事よ!』
海『無駄かどうかもう一度試してみたら!?虎ちゃん!』
虎『えぇ!』
虎と海の婆裟羅技が儂姫とお市に炸裂する
海&虎『戦乙女婆裟羅!(いくさおとめバサラ)』
儂姫とお市は耐えきれず倒れてしまう
海『ふぅ…終わったわね…』
虎『早くみんなの所に行こ!』
海と虎はその場を去る